2009年7月30日木曜日

「18歳成人」賛否 若者の自立心高める、未成熟さ年々目立つ

「18歳は大人か子どもか」――。法制審議会の部会が29日、成人年齢の18歳への引き下げを促す最終報告をまとめたことに賛否が渦巻いている。「若者の自立心や社会への参加意識を高める」という評価の声に対し「まだ未熟すぎる年齢だ」との反対論も。教育現場では「18歳の『大人』の生徒をどう指導したらいいのか」との問題に頭を悩ませそうだ。
 最終報告は、成人年齢の引き下げの狙いを「18歳、19歳を大人として扱い、社会参加を早めることで自立心を高める」と説明。「若年者が将来の国づくりの中心という、国としての強い決意を示す」とうたっている。
2009年7月30日付(日経NET)
続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090730AT1G2903B29072009.html

2009年7月28日火曜日

福祉、実習通し学ぶ 亀岡 中高生の体験学習始まる

 老人ホームや保育園、障害者福祉施設など亀岡市内の14施設で中高生が実習し、福祉について学ぶ「社会福祉体験学習事業」が27日、始まった。
 障害のある人やお年寄りたちと接し、支え合いの大切さを学んでもらおうと、市社会福祉協議会などが1990年から毎年実施している。
 今年は市内の4中学、2高校から生徒26人が参加。8月20日まで、各自が希望した施設で3日間の体験学習を行う。
 初日は京都府亀岡市☆(ひえ)田野町の太田保育園で、南丹高(同市馬路町)3年の堤ももかさん(17)が、子どもたちと遊具で遊んだり、おやつの時間に席に着かせるなど、園の保育を手伝った。堤さんは「保育士さんをしっかり観察し、子どもたちとどうやって接するのかを勉強したい」と話していた。  注=☆は草かんむりに稗の文字です。
2009年7月28日付(京都新聞)
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009072800072&genre=F1&area=K40

2009年7月25日土曜日

兵庫・丹波の小中学校でやっと終業式…新型インフル、夏休み短縮

 兵庫県丹波市内の小中学校で24日、1学期の終業式が行われた。新型インフルエンザの影響で、5月に臨時休校したため、同市では夏休みを繰り下げて授業を実施し、例年よりも遅い夏休みの始まりとなった。
 同市柏原町大新屋の市立新井小では、高橋行正校長が式で全校児童約170人を前に、「少し夏休みが短くなりました。計画を立てて勉強し、外で仲良く遊び、元気に2学期に会いましょう」と呼びかけた。
 続いて式に合わせ、「子ども見守り隊の皆さんに感謝する会」があり、児童の代表が感謝状や花束をプレゼント。地域住民の代表5人に、常岡聖さん(11)ら6年生5人が「皆さんのおかげで安心して登下校できます。これからもよろしくお願いします」と感謝状を読み上げた。
 感謝状と花束を受け取った同市柏原町母坪、徳田初治さん(70)は「歩道のない道路で横に広がって歩いている姿をよく見かけます。自分の命は自分で守ることを忘れないで」と話した。
2009年7月25日付(読売新聞)
続きは・・・http://osaka.yomiuri.co.jp/edu_news/20090725kk03.htm

2009年7月23日木曜日

SMAP草なぎさん、地デジキャラに復帰=24日に活動再開へ

 人気アイドルグループ「SMAP」の草なぎ剛さんが、地上デジタル放送(地デジ)の普及を促進する社団法人「デジタル放送推進協会」(Dpa)のメーンキャラクターに復帰することが23日、分かった。Dpaが24日に都内で開く「デジタル放送完全移行推進の集い」に出演する。 草なぎさんは4月、東京都港区の公園で全裸になったとして、公然わいせつ容疑で逮捕され、メーンキャラクターを降板していた。その後、草なぎさんが芸能活動を再開したのを踏まえ、DpaやNHKなどが復帰容認の方針に転換。7月に入り所属事務所の関係者が佐藤勉総務相に会い、謝罪していた。
2009年7月23日付(時事ドットコム)
続きは・・・http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009072300390&j1

手洗い・うがい、新型インフルエンザ予防の基本 コストかけずに感染対策

 新型の豚インフルエンザの感染が広がり続けている。世界保健機関(WHO)が世界的大流行(パンデミック)にあたる「フェーズ6」を宣言して約1カ月。国内での感染者は2千人を超えた。秋以降にあり得る「第2波」の流行では、さらに感染者が増えると心配されている。予防の基本と言われる手洗い、うがいの効果を改めて探ってみた。(小堀龍之、武田耕太)
 「とくにせっけんを用いた手洗いとうがいは重要です」
 京都大保健管理センターは4月末、今回問題になっている新型インフル対策に関する情報を同大ウェブサイトに掲載した。
 京都府内で新型インフル感染が発生し、約40大学が休講を決める中、京大は通常通り授業を続けた。感染拡大を防ぐため、教員や学生に勧めたのがうがいや手洗いだ。
 うがいの風邪予防効果については、同センターの研究グループが02~03年、約390人を無作為に「うがいしない」「水で1日3回以上うがい」「ヨード液で1日3回以上うがい」の3グループに分け、検証したことがある。
 すると、水うがいした人はうがいをしなかった人より4割も風邪にかかりにくいことがわかった。細菌やダニ由来のウイルス感染を助長する物質が、水でほこりと一緒に洗い流されたらしい。
 一方、実は「うがいはインフルエンザ予防に有効という証拠がない」と疑問視する研究者もいる。京大の研究も、風邪ではないインフルエンザについては、データが少なく効果はよくわからなかった。
 厚生労働省の新型インフルエンザ専門家会議の委員を務める北里大学医学部の和田耕治・助教(公衆衛生学)は、うがいについて「日本固有の習慣。海外のガイドラインでは推奨するような表現は出てこない」と指摘する。
 ウイルスは体に侵入すると30分程度で細胞内に入って増殖するという。このため、外出後にうがいをしても、表面を洗うだけになってしまい、「すでに侵入してしまったウイルスには効果はないのではと考えられています」。
 ただ、うがいをすることは健康に関する意識が高いことのあらわれ、ともいえる。和田さんは「科学的根拠が確立されていないからといって、うがいそのものを全否定する必要もないのではないか」と指摘する。
 うがいの効果を調べた川村孝・京大保健管理センター所長も「風邪の症状はインフルエンザと似ていてまぎらわしいが、うがいで風邪を防ぐことができればよけいな心配をしなくてすむ。コストもかからない」と話す。
 ●手洗い、最低15秒以上
 手洗いは、なぜ必要なのだろうか。
 たとえば、インフルエンザの患者がくしゃみを押さえたり鼻水をぬぐったりした手で、部屋のドアノブや電気のスイッチ、手すりなどに触れ、そこにウイルスが付いたとする。
 健康な人が、そうした患者のさわった部分に触れると、ウイルスが手にくっつくことがある。その手で自分の鼻や目などをこすると感染する可能性がある。
 北里大の滝龍雄・准教授(微生物学)は「ウイルスが手についたとしても、いつもきちんと手洗いしていれば汚れと一緒に流せる」と話す。ただの水洗いでも効果がないわけではないという。
 手洗いの効果は、薬剤の濃度や温度、手洗い時間、手の汚れ具合が影響する。つめや指の間、手の甲など、洗い残しがないよう注意が必要だ。
 手洗い時間は、家庭の場合「最低15秒以上」(国の指針)が勧められている。米疾病対策センター(CDC)も衛生的な手洗いの時間を「15~20秒」としている。イメージとしては「ハッピーバースデー」の歌を2回歌うくらいだという。正しいやり方=図=も身につけたい。
 速乾性のアルコール手指消毒剤を出入り口などに置いている企業もある。すぐに乾き、水やハンカチなども必要ない。アルコール成分が60~95%含むものに消毒作用があるという。自宅用として、ドラッグストアなどでも手に入る。
 消毒剤を使う場合、両手で手の表面全体をくまなく乾くまですり込む。乾くときにウイルスが死滅すると言われており、ぬれた手では使わないようにするほうがいいという。規定量の目安は「15秒以内に乾燥しない程度の量」。製品にもよるが、だいたい一押しでその程度の量が出るようになっているそうだ。
 通常の手洗いと一緒で、指の間や手首も忘れずに。アルコール性なので高温な場所や火気のある場所から離して保管する。水気のない外出先で使うために、消毒剤を携帯している人もいる。
2009年7月10日付(朝日新聞)
続きは・・・http://www.asahi.com/shimbun/nie/kiji/kiji/20090721.html

7月21日、衆議院解散・・・8月30日、総選挙

 【7月21日 AFP】(一部更新、写真追加)衆議院は21日午後に開かれた本会議で解散された。総選挙は8月30日に行われるが、複数の世論調査では、民主党が勝利し、半世紀以上の自民党支配政治に終止符が打たれると予測されている。
 ■両院議員懇談会で陳謝 衆院解散に先立ち、麻生太郎(Taro Aso)首相は同日午前、自民党の両院議員懇談会に出席し、自らの発言が党支持率の低下を招いたとして陳謝した。 麻生首相は「わたしの発言やぶれたといわれる言葉が国民に政治への不安と不信を与え、自民党への支持率低下につながった。深く反省している」と述べ、出席議員らに謝罪した。 その一方で、引き続き党総裁の座にとどまり、党員と一致団結して8月の衆院選に臨む決意を示した。懇談会は当初非公開で行われる予定だったが、開催直前に公開が決まり、テレビでも放映された。
続きは・・・http://www.afpbb.com/article/politics/2623177/4382635
2009年7月21日付(国際ニュース)

2009年7月22日水曜日

皆既日食:喜界島で観測 46年ぶり天文ショー

 皆既時間が6分を超える今世紀最長の皆既日食が22日午前、インドから中国、鹿児島県・トカラ列島などで起きた。国内の陸地で皆既日食が観測できるのは46年ぶりとあって、多くの人々が「世紀の天文ショー」を見守った。鹿児島県・喜界島では皆既日食が観測され、太陽が月にすべて覆い隠されると周囲は夜が来たように暗くなった。一方、6分25秒の皆既となるトカラ列島・悪石島は悪天候で、地上からの観測はできなかった。日本列島も曇りがちで、部分日食が観測できたのは沖縄、九州北部、関東北部、北海道などの一部地域に限られた。
 ◇ツアー客ら歓声
 皆既日食帯にある鹿児島県・奄美諸島の喜界島(喜界町)。22日午前10時56分ごろ、薄い雲の中、月の影から太陽の光が一部分だけ漏れて輝くダイヤモンドリングとともに「黒い太陽」が姿を現した。周囲は暗くなり、太陽の周囲のコロナのほか、太陽から炎のように立ち上がるプロミネンスも確認できた。皆既は2分15秒続き、再びダイヤモンドリングが輝き、元の昼間の明るさに戻った。息を詰めて見守った観測者らから歓喜の声や拍手がわき起こった。
 島にはツアー客ら約380人が訪れた。22日早朝は雨に見舞われたものの、その後は晴れ間ものぞき、島北東部の塩道長浜公園には天文ファン約100人が集まった。
 午前9時半過ぎ、太陽が欠け始めた。人々は日食グラスで空を見上げながら「おお、すごい」「欠けてきたよ」などと声を上げた。
 約200人が集まった奄美大島北東部の「あやまる岬観光公園」では、地元住民に交じってカメラや望遠鏡を構えた日食ハンターの姿も。上空は時折黒い雲がかかったが、欠けていく太陽が姿を見せると歓声が上がった。だが、皆既の時は雲が厚くなり、「黒い太陽」は見えなかった。
 6分25秒の皆既日食が期待された鹿児島県トカラ列島(十島村)の悪石島は土砂降りの雨で、皆既日食は観測できなかった。
2009年7月22日付(毎日新聞)
続きは・・・http://mainichi.jp/select/today/news/20090722k0000e040034000c.html?link_id=RTD02
【関連記事】
【写真特集】ついに見えた! 世界各地から皆既日食の写真が続々
<神秘に迫る>史上最大の天文ショー その仕組みは?

2009年7月20日月曜日

厚労省、感染者4千人超と再発表 新型インフル、19日分訂正

 厚生労働省は20日、国内の新型インフルエンザ感染者が4千人を超えたと発表した。同省は19日午前に4千人突破と発表していたが、計上する際に誤りがあり、19日午前段階での感染者は3987人だったと訂正した。
 金沢大の学生23人の集団感染を含め、19日の発表時点より150人以上増えた。これまでに検疫段階を含め全都道府県で感染が確認。重症例は報告されていない。
2009年7月20日付(京都新聞)
続きは・・・http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009072001000136.html

衆院解散目前 臨戦モード 滋賀、立候補予定者ら相次ぎ集会

 衆院解散を目前に控え、滋賀県内4小選挙区の立候補予定者たちが相次いで決起集会を開き、選挙戦への態勢づくりを着々と進めている。活動の拠点となる選挙事務所の準備も急ピッチになってきた。
 滋賀4区に立つ予定の自民新人は19日、近江八幡市内で党4区支部女性部主催の集いを開いた。国会議員や地元市長、県議ら約400人が集まり、さながら決起集会の様相となった。イメージカラーの青シャツ姿の新人は「自民党に逆風は吹いているが、若者に未来を託そうという流れに乗りたい。すべてをかけて、衆院選に体当たりする」と訴えた。
 3区から立つ民主現職は16日に栗東市内で千人規模の大集会を開いた。「待ちに待った選挙。日本を変えていく」と気勢を上げ、県議や国会議員からも「政権交代の歴史的な場にいる」と、勢いのある言葉が次々に飛び出した。「投票日まで1カ月半もあり、何が起こるかわからない」と、混乱する自民党の出方を警戒する声も上がった。
 20日には、1区の自民現職も大津市内で決起大会を開く。党の著名な国会議員が応援に駆けつけ、支援者ら約1300人で必勝を誓う。同じく1区の民主現職も30日に同じ会場で決起集会を開く。
 一方、選挙事務所の準備も着々と進む。
 大津市内にある1区の共産新人の事務所は党地区委員会のガレージに設置され、机や電話、パソコンなどを備え付けた。「今は扇風機で頑張ってます。エアコンさえ付ければ万全」と話す。
 長浜、彦根両市の2カ所に選挙事務所を構える2区の自民現職。長浜市の事務所には机など物品の搬入をほぼ完了し、彦根でも月内開設へ準備を急ぐ。スタッフは「気を引き締めている。準備を万全に整えたい」と言う。  同じく2区の民主現職も彦根市で選挙事務所の準備を進めており、電話の回線工事や看板設置を残すのみとなっている。事務所では「いよいよ選挙。やるしかない」と気合を入れた。
2009年7月20日付(京都新聞)
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009072000023&genre=A1&area=S00

2009年7月19日日曜日

型インフルエンザに関するお知らせ(7月17日)

  7月17日、草津市内7、8例目の新型インフルエンザが確認されました。患者さまの早期のご回復をお祈り申しあげます。
 現段階では、市の公共施設の休業や、行事等の中止などの措置は行いません。
 しかしながら、滋賀県内では感染が拡大する兆しをみせておりますことから、市民の皆様には、引き続きうがい、手洗いなどの感染防止策を励行していただきますとともに、正しい情報に基づいた冷静な対応をお願いします。
 また、今後の新型インフルエンザに関する情報につきましては、市ホームページやえふえむ草津の放送などに注意してください。

≪草津市の対応方針≫
1.幼稚園、保育所、小・中学校、児童育成クラブおよび児童デイサービスセンターの休校、休園措置は行いません。また、民間の保育所、幼稚園等や高齢者・障害者通所施設、短期入所施設等に対しても休業要請は行いません。
2.市の公共施設等の休館、閉鎖は行いません。
3.市主催のイベント・行事等については、中止・延期は行いません。また、市主催以外のイベントや行事等についても、自粛要請は行いません。
4.市の相談窓口の体制については、現状どおり勤務時間内とします。
関連記事・・・http://www.city.kusatsu.shiga.jp/www/contents/1243313843696/index.html

2009年7月18日土曜日

障害者自立支援法の凍結 民主、公約に明記へ

 民主党は衆院選のマニフェスト(政権公約)に、障害者自立支援法を凍結して、障害者が福祉サービスを利用する時の原則1割負担の撤廃を明記する方針を固めた。政権奪取初年度に実施し、支払い能力に応じて負担額を決める「応能負担」に戻す。必要な財源は約150億円と見込んでいる。
 06年度に始まった障害者自立支援法は、障害者福祉の財源不足が拡大したことから、「利用者も負担し、皆で支え合う」という「応益負担」の考え方を導入した。サービス利用の原則1割負担に加え、食費や住居の費用も原則自己負担になった。
 しかし、利用者の多くが負担増となり、低所得の人が利用の中断や制限に追い込まれるなどの事態が相次いでいる。このため民主党は「障害者自立阻害法だ」と批判。07年参院選のマニフェストにも1割負担を凍結し、自立支援法が導入される以前の「応能負担」に戻す方針を盛り込んでいる。
 同党は07年秋の臨時国会で、1割負担を廃止する同法改正案を野党多数の参院に提出したが廃案となった。今国会でも、障害者の雇用拡大や所得保障も加えた「障がい者制度改革推進法案」を参院に提出したが、廃案となる見通しだ。(蔭西晴子)
2009年7月18日付(朝日新聞)
続きは・・・http://www.asahi.com/politics/update/0716/TKY200907150449.html

「ツリーマン(樹木男)」と呼ばれた男性の奇病

 「ツリーマン(樹木男)」と呼ばれる男性は、インドネシアの首都ジャカルタの南150キロの村に住むデデさん。10代の時にひざに切り傷を負って以降、体にこぶができ始めたという。両手が使えないため仕事ができず、妻にも見放されたデデさんは、10代の娘2人とともに貧しい生活を送っている。こぶに覆われた両手足はとても重く、扱いにくいので外出もしないという。1993年に地元の病院に入院したが、医師らはデデさんの症状に対する治療法を見つけることができなかった。しかしメディアの報道によると、米メリーランド大のアンソニー・ガスパリ医師がこのたび、デデさんに対してある治療法を提案。同医師はデデさんの血液検査を行った結果、デデさんの症状は、小さなこぶを形成する感染症「ヒト乳頭腫ウィルス(HPV)」によるものだと判断したという。ガスパリ医師は、別のHPVの重症例でこぶの増殖を防ぐ効果が確認された合成型のビタミンAを毎日投与することで、デデさんの症状を完治できるとの見方を示している。彼の親族の誰にも発生していない、奇病と言わざるを得ないこの症状についてガスパリ医師は、皮膚が樹木のような状態になっているのは、いぼを発生させる乳頭腫ウイルスと遺伝性疾患によるもので、免疫力が弱いためウイルスに対抗できないのが原因だという。彼の遺伝子には非常にまれな欠陥が認められ、それが自己免疫システムを狂わせ、皮膚細胞に侵入したウィルスに対し、その奇妙な物質を細胞内に作り上げろといった誤った指令を出していると考えられるとのことで、命に別状はないものの、何回でも発生する可能性もあるとのことだ。イボ発生と手術との繰り返しとなるのであろうが、今後の彼の健康を祈り、治療が進みいつかすっかりきれいになった手指をまた披露して頂きたいと思う。
タグ:奇病 ツリーマン インドネシア ジャカルタ ウィルス
2009年7月4日付(ネットニュース)
参考資料・・・http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2317741/2400194

2009年7月16日木曜日

新型インフルエンザに関するお知らせ(7月13日)

 7月13日、草津市内4例目~6例目の新型インフルエンザが確認されました。患者さまの早期のご回復をお祈り申しあげます。
 現段階では、市の公共施設の休業や、行事等の中止などの措置は行いません。
 しかしながら、滋賀県内では感染が拡大する兆しをみせておりますことから、市民の皆様には、引き続きうがい、手洗いなどの感染防止策を励行していただきますとともに、正しい情報に基づいた冷静な対応をお願いします。
 また、今後の新型インフルエンザに関する情報につきましては、市ホームページやえふえむ草津の放送などに注意してください。

≪草津市の対応方針≫
1.幼稚園、保育所、小・中学校、児童育成クラブおよび児童デイサービスセンターの休校、休園措置は行いません。また、民間の保育所、幼稚園等や高齢者・障害者通所施設、短期入所施設等に対しても休業要請は行いません。
2.市の公共施設等の休館、閉鎖は行いません。
3.市主催のイベント・行事等については、中止・延期は行いません。また、市主催以外のイベントや行事等についても、自粛要請は行いません。
4.市の相談窓口の体制については、現状どおり勤務時間内とします。
参考・・・(草津ホームページ)
http://www.city.kusatsu.shiga.jp/www/contents/1247479684295/index.html

国会、事実上閉幕 17法案は廃案へ

 首相問責決議の可決を受け、野党が今後、衆参両院で審議に応じないため、国会は28日の会期末を待たずに事実上閉幕した。北朝鮮制裁のための貨物検査特別措置法案や国家公務員の幹部人事を一元化するための公務員制度改革関連法案など、政府提出の17法案(前国会からの継続案件も含む)が廃案になることが確実になった。
 問責決議は賛成132票、反対106票で可決された。民主、共産、社民の野党各党のほか、無所属の田中直紀氏ら3人が賛成した。内閣不信任決議案は賛成139票、反対333票で否決された。
 貨物検査特措法案は14日、野党欠席のまま、衆院海賊・テロ特別委員会と衆院本会議でそれぞれ可決され、参院に送られたが、21日にも衆院が解散されると廃案となる。審議入りが6月下旬にずれ込んだ公務員制度改革関連法案は、衆院で本格審議に入らないまま廃案となる。

 日雇い派遣を原則禁止する労働者派遣法改正案や、原則1割の自己負担を見直す障害者自立支援法改正案など、国民生活にかかわる法案のいくつかも廃案になる。政府提出法案だけではなく、与党と民主党との間で修正協議が進んでいた児童買春・ポルノ禁止法改正案などの議員立法も廃案になる。
 ただ、政府が今国会に提出した法案の成立数は69本中62本で、成立率は89.9%。衆院解散を控え、野党が修正協議に応じるなど協力姿勢を示したことから、「ねじれ国会」以前の水準(90%台)にほぼ回復した。
■廃案となる政府提出17法案
・組織的犯罪処罰法改正案(共謀罪創設法案)
・被用者年金一元化法案
・地方公務員法・地方独立行政法人法改正案
・独立行政法人統計センター法改正案
・行政不服審査法案
・行政不服審査法施行関係法整備法案
・行政手続法改正案
・独立行政法人通則法改正案
・独立行政法人通則法施行関係法整備法案
・労働者派遣法改正案
・独立行政法人気象研究所法案
・成田国際空港株式会社法改正案
・確定拠出年金法改正案
・公務員制度改革関連法案
・障害者自立支援法改正案
・小規模企業共済法改正案
・貨物検査特別措置法案
2009年7月15日付(朝日新聞)
続きは・・・http://www.asahi.com/politics/update/0715/TKY200907140474_01.html

解散するのは衆院?自民党?? 両院議員総会のゆくえ

 右往左往の自民党内紛劇の続報。
「あなたじゃ選挙は戦えない」と、中川秀直・元幹事長が中心になって総裁選前倒しを目指し両院議員総会開催を求める署名集め。7月15日夜、開催に必要な党所属議員の3分の1に当たる128人を超えた。
署名した議員の中には、現職閣僚の与謝野財務相、石破農水相も含まれており、焦点は麻生首相の手で本当に21日解散ができるのかに移ってきた。
この両院議員総会は、党所属議員の3分の2以上の出席で、党大会に代わり意思決定ができる。ただし、仮に集まったとしても議決を行うには出席議員の過半数を取る必要がある。
「麻生降ろし」に動き回っている中川元幹事長らは、この場で総裁選前倒しを可能にする党則改定を提案する考えなのだが……
リポーターの長谷川豊は「ほとんどの議員が今地元に帰っていますから、このハードルは高いという声が……」。
加えて、署名した議員の中には「麻生降ろし」派とは一線を画し「地方選挙6連敗の総括が必要だから」という議員もいる。
長谷川は「ポイントは明日17日の動きです」と次のように解説する。
「集めた署名を今日16日党に提出することによって総会開催の要求ができる。開催は7日以内に開くという決まりがあり、逆に取れば7日間無視することもできる。
開催するにしても、『21日解散』までに3連休が挟まっており、リミットは17日金曜日しかない」
小倉が「角谷さん、開催できると思いますか~」に、ゲスト出演した政治ジャーナリストの角谷浩一の答えは……
「何らかの総括をしないわけにいかないでしょう。議員は皆、休みの間地元に戻りたいので17日の夜開けば出席者が減るので、そこを狙って開催するかもしれないですね」  
もっとも仮に党執行部が両院議員総会をうまく乗り切ったとしても、与謝野財務相が解散の書類に署名するかどうか不透明。閣僚の署名拒否なら麻生首相は再び窮地に立たされる。
ノンフィクション作家の岩上安身が「本気で引きずり降ろし、次に舛添さん(厚労相)であっても、ダメージは修復できない、麻生さんに同情が集まり、よその党に入れようかとなりかねない。いいことは1つもないですよ」と。
自民党の右往左往ぶりよく表わしているのが、次の言葉。「自由民主党の解散みたいな『解散』になっちゃったね~」(国民新党の亀井静香代表代行)と。
文 モンブラン 似顔絵 池田マコト
2009年7月16日付(テレビウォッチ)
続きは・・・http://www.j-cast.com/tv/2009/07/16045459.html

脳死は「人の死」=改正臓器移植法が成立-15歳未満の提供可能に

脳死を一般に「人の死」と位置付け、臓器提供の年齢制限を撤廃する改正臓器移植法(A案)は13日午後の参院本会議で、賛成多数で可決され、成立した。1997年に施行された同法の改正は初めて。これまで禁じられていた15歳未満の子どもからの臓器提供が可能となることで、国内での臓器移植は拡大するとみられる。 改正臓器移植法は「脳死は人の死」を前提に、15歳以上となっていた脳死後の臓器提供の年齢制限を撤廃することが柱。現行法が、臓器移植する場合に限って脳死を「人の死」と認めるのに対し、改正法では条文の該当部分を削除した。 本人が生前に拒否していなければ、家族の同意で臓器提供が可能になる。親族への優先提供も認めた。自民党の中山太郎、公明党の福島豊両衆院議員らが2006年に国会提出していた。 国会審議では、脳死を原則「人の死」と認めるかどうかが最大の焦点だった。改正法は、脳死を死とすることへの慎重論がなお根強いことを考慮。本人や家族が脳死判定を断ることもできるとしており、提出者は「脳死を一律に人の死とするものではない」と説明する。 採決は押しボタン方式で行われ、共産党を除く各党は「議員個人の死生観にかかわる問題」として、党議拘束を外して採決に臨んだ。 一方、自民、民主、公明各党の有志が提出した修正A案は反対多数で否決された。同案は、年齢制限撤廃など改正法の骨格は踏襲しつつ、脳死を「人の死」と認めるのは、現行法と同様に臓器移植する場合に限るとした内容。また、子どもからの臓器摘出に慎重な野党議員が対案として提出した「子ども脳死臨調設置法案」は、A案が先に可決されたため、採決されなかった。共産党は対案に賛成する方針だった。 現行法は年齢制限が設けられていることから、心臓移植などが必要な乳幼児は海外に渡航せざるを得ず、患者団体などが法改正を求めていた。A案は先月18日の衆院本会議で採決され、賛成263票、反対167票で可決、参院に送られた。(了)
2009年7月13日付(時事通信)
続きは・・・http://book.jiji.com/kyouin/cgi-bin/edu.cgi?20090713-2

2009年7月12日日曜日

13日から全国知事会議 政党への分権促進が焦点

 全国知事会議が14、15両日、三重県伊勢市で開かれる。地方分権改革の推進をメーンテーマに、知事会の取り組みや政府などへの要望を決めるが、今年は衆院選を控えた時期の開催だけに、各政党に対して改革への大胆な取り組みを促せるかが焦点になる。
 8日に開いた知事会の政権公約評価特別委員会では、自民、公明、民主3党の衆院選マニフェスト(政権公約)が出そろった段階で採点することを決定。各党に分権への熱意を競わせ、新政権の政策に知事会の意向を反映させる考えだ。
 そこで注目されるのが、採点結果を基に、知事会として支持政党を表明すべきだとする橋下徹大阪府知事の提案の扱い。ただ、ほかの知事からは特定政党の支持に批判的な意見も相次いでおり、実現は難しい情勢だ。
 また、国の直轄事業費の一部を地元自治体が負担する制度への対応も議論される。十分な使途の説明がなく一方的に負担を求める国への反発が強いが、一方で負担金を廃止すれば、地域経済の活性化が期待できる公共事業が停滞するとの懸念の声もある。
 税財政面では、消費税の1%分を自治体に配分する地方消費税の拡充もテーマ。
2009年7月12日付(共同通信)
続きは・・・http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009071201000246.html

都議選:投票始まる 今後の政局に影響も

 衆院選の前哨戦として注目される東京都議選(定数127、42選挙区)の投票が12日午前7時から始まった。午後8時に締め切られ、即日開票される。大勢判明は深夜になる見通し。前回の投票率は43.99%。
 自民党(現有議席48)、公明(同22)両党で過半数を維持できるか、民主党(同34)が第1党に躍進するかが最大の焦点。結果次第では麻生太郎首相の政権運営に大きな影響を与えるとみられる。共産党(同13)、東京・生活者ネットワーク(同4)ともに議席の上積みを図り、社民党は議席復活を目指す。
 2日現在の有権者は過去最多の1066万4249人(男526万7859人、女539万6390人)。
2009年7月12日付(毎日新聞)
続きは・・・http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090712k0000e010001000c.html

解散か退陣か首相剣が峰=カギ握る都議選、政局流動化も

 麻生太郎首相の命運が懸かる12日投開票の東京都議選。首相は直後の衆院解散、8月上旬選挙をなお模索しているが、都議選では与党の苦戦が伝えられ、自民党内の「麻生降ろし」が本格化するのは必至だ。野党による内閣不信任決議案提出の動きも加わり、政局が一気に流動化する可能性もある。 首相は11日夜、主要国首脳会議(サミット)が開かれたイタリア・ラクイラから帰国。早速、河村建夫官房長官や麻生派の中馬弘毅元行政改革担当相、山崎派の武田良太衆院議員らと相次いで会い、党内情勢を聴取した。 首相は、現地での内外記者会見では、衆院解散・総選挙の時期について「近々判断したい」と表明。都議選に敗北しても引き続き政権を維持する考えを強調した。武田氏らに対しても、こうした方針を伝えたとみられる。 都議選で与党が過半数を維持すれば、首相は自らの解散判断にお墨付きを得る。逆に静岡県知事選に続く敗北となれば退陣論が強まるのは避けられない。首相が都議選直後の解散を狙うのは、こうした麻生降ろしを阻止する狙いもある。 野党は早期解散を促すため、週明けにも内閣不信任案を出す構えだが、首相がこれを利用する形で解散に打って出ることも想定される。 早期解散の場合、衆院選での与党の勝算は期待しにくく、実態としては「破れかぶれ解散」に近い。また、臓器移植法改正案や貨物検査特別措置法案も廃案になりかねない。反麻生勢力ばかりか首相を支えてきた派閥幹部からも解散先送りを求める声が上がるのは、こうした事情からだ。 党内の先送り論に押されて、首相が会期末の28日ぎりぎりまで解散を見合わせれば、衆院選は8月30日か9月6日となる公算が大きい。 一方、都議選を受け、一部の中堅・若手は15日の両院議員総会開催を求め、首相に辞任を迫る考えだ。仮に首相が受け入れれば、9月の総裁選が前倒して行われる。 ただ、「ポスト麻生」は混とんとしている。舛添要一厚生労働相や与謝野馨財務・金融相、石原伸晃幹事長代理、小池百合子元防衛相らの名が上がるが、いずれも決め手を欠く。首相が政権運営に強気な姿勢を崩さないのは、党内の「人材不足」が背景にあるとの指摘もある。
2009年7月12日付(時事ドットコム)
続きは・・・http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009071200005&j1

2009年7月11日土曜日

大津市が新型インフル休業補償  高齢者、障害者の福祉事業所で

 大津市は、5月の新型インフルエンザ発生の際に県の休業要請に応じた市内の高齢者、障害者の福祉事業所について、減収となった影響額の2分の1を独自に補償することを決めた。17日開会の臨時市議会に補償費用3770万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を提案する。
 対象となるのは、高齢者の通所介護や短期入所を行う事業所計110カ所(補償額計3000万円)と、障害者の就労支援などに取り組む福祉サービス事業所34カ所(同770万円)を見込んでおり、国が新型インフルエンザ対策への活用を認めた「経済危機対策臨時交付金」で全額まかなう。
 今回、県は感染拡大を防ぐ目的で、高齢者施設は5月20日から26日までの1週間、障害者施設は同21日から26日までの土日を除く4日間の休業を要請した。応じた事業者は収入減の影響をまともに受け、行政側に支援策を求める意見が数多く寄せられていた。  市は「事業者からの要望も多く、経営に与える影響が大きいと判断した。予算成立後、施設側からの減収状況の報告を受け、査定した上で速やかに対応したい」としている。
2009年7月10日付(京都新聞)
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009071000183&genre=A2&area=S00

2009年7月10日金曜日

東国原知事、衆院選出馬に弱気の発言

 宮崎県の東国原英夫知事は、自身の次期衆院選の出馬について、周りの状況が「予想以上に逆風だ」と、2009年7月9日に記者団に対し弱気の発言をした。思った以上に自民党内の反発があり、世論の支持が得られないことを認めたためで「国政転身に白旗?」と書く新聞も現れた。不出馬の場合、各党のマニフェストを検討した上で、自民党以外の政党を応援する考えも示した。
2009年7月10日(ビジネスウォッチ)
続きは・・・http://www।j-cast.com/2009/07/10045106.html

2009年7月7日火曜日

東国原知事が七夕自民会談 短冊に「国政へ」と書くか

<テレビウォッチ>混迷政局を伝える中で、赤江珠緒がニュース原稿を読みあげる――今日(7月7日)夕方、自民党本部で、東国原知事が古賀選対委員長と会い、衆院選出馬の2条件について回答を受ける予定。
このうち、全国知事会の地方分権に関する提言は7割方、自民党のマニフェストに盛り込む方向だが、総裁候補にする件は折り合いがつかない模様。今日は結論が出ない見通しだが、知事は、自民党から納得の行く回答が得られれば出馬を決断する考え――
ここからスタジオでは東国原知事に対するたな卸しが始まる。
伊藤惇夫(政治アナリスト)「東国原さんは国政に出たい思いがハッキリしているからハードルを下げて行くのでは」
鳥越俊太郎「いろいろな世論調査を見ると、東国原さんが国政へ転進することに反対意見が多い。静岡知事選で民主党が勝って、彼の出番がなくなってカゲが薄くなってきた。静岡知事選までは、いざとなれば東国原が行けば、という期待感があったけど反発が強くなってきた」
若一光司が、三反園(訓=テレ朝コメンテーター)に聞きたいと「東国原さんは『自分がつけば自民党が勝ちます』と言っていました。あれをどう思いますか」と尋ねる。
三反園「よく言うなという感じ。自民党の反発を買って反東国原の動きが広がっている。東京比例1位での出馬には平沢(勝栄)さんたち東京選出の議員が反対しているし、九州も反対している」
伊藤「東国原さんは失言が結構、多い。先日も『知事でいる方がよほど楽』と言っていたが、全国の首長さんに失礼だし、知事の仕事がそんなに楽なハズがない。あまり話題になっていないのは人徳かもしれないけど、もう少しチェックした方がいい」
鳥越が「東の風がやんできた」と、シャレてみせた。
コメント陣は東国原知事が相当お嫌いのようだ。 
2009年7月7日付(テレビウォッチ)
続きは・・・http://www.j-cast.com/tv/2009/07/07044767.html

理事長逮捕の山本病院が閉鎖に 奈良の診療報酬詐取事件

奈良県大和郡山市の「山本病院」の診療報酬詐取事件で、理事長山本文夫容疑者(51)が逮捕された医療法人雄山会は7日までに理事会を開き、同病院を15日をめどに閉鎖することを決めた。入院患者の転院を進め、近く県にも報告する。
 病院関係者によると、理事会には8人の理事のうち5人が出席。閉鎖が提案されると、井上恵介院長が「事件の影響を考えると病院経営は続けられない」と説明した。職員らが病院の将来を心配していることも報告された。
 理事からは反対意見や事件に関する質問などはなく、全員一致で閉鎖を決定。病院関係者は「病院の状況は理解している。しっかりと患者さんを見送りたい」と話している。
2009年7月7日付(共同通信)
続きは・・・http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009070701000263.html

首長連合で政党応援へ 東国原知事とは連携せず

大阪府の橋下徹知事は4日夜、「首長連合」の方針をめぐって横浜市の中田宏市長、松山市の中村時広市長と松山市内で会談し、次期衆院選で地方分権と霞が関解体、政権運営システムの3点の政策面から評価し、グループとして一致して政党を応援していくことで合意した。
 3人は会談後に記者会見。中田市長は「政党支持とは違う、政策支持という点において一致した」と表明。橋下知事は「『政党支持』と言ってしまうと、外交や教育など全部ひっくるめて認めてしまうことになりかねない」と説明した。
 「応援」の意味について中田市長は、記者団に「3点(の政策)において(投票を呼び掛けること)」と述べ、判断対象となる政策を限定し、政党への“支持”を表明するとの考えを示した。
 橋下知事は、協力を呼び掛けていた宮崎県の東国原英夫知事について「自民党との関係がうまくいかなかったから、すぐにわれわれの首長連合に参加を求めることはしない。本質的に相いれない」と述べ、次期衆院選までに連携する可能性を否定した。
2009年7月5日付(共同通信)
続きは・・・http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009070401000592.html

2009年7月5日日曜日

橋下知事ら「首かける」…支援政党表明へ

 「どちらかを選ぶ」――。次の衆院選で、首長連合として応援する「支援政党」を打ち出す方針を4日夜に固めた大阪府の橋下徹知事ら3人の首長は、「自分の首をかけてやっていく」と、強い決意を見せた。ただ、「地方分権推進」など3点に絞って政党を評価する「政策支持」という立場を強調、全国の首長らに抵抗感が強い「支持政党表明」というフレーズを封印する苦肉の策を取った。
 橋下知事、横浜市の中田宏市長、松山市の中村時広市長が4日夜、松山市内で開いた首長連合を巡る会談では、橋下知事が訴えてきた首長連合による「支持政党表明」の是非が議論の最大のテーマになった。
 既成政党から選挙で支援を受ける各地の首長らにとって、支持政党表明へのアレルギーは強く、橋下知事も「大阪府内では、首長1人しか賛同してくれなかった」とこぼしていた。
 ところが会談後、3人は松山市内のホテルで報道各社に対し、一転、衆院選で応援する政党を決める方針をぶち上げた。「どの党を応援するか、我々は割れません」と、橋下知事は団結を強調した。ただ、「支持政党表明には色々な課題がある」(中田市長)、「支持政党表明とは違う」(中村市長)などと「支持政党表明」の言葉は敬遠した。
 あくまでも、「政策支持」を訴える3人に対し、報道各社は「政党の応援は、政党支持と同じでは。他の首長の抵抗感は消えないのではないか」と質問。中田市長は「政党丸ごとの支持ではない。相当、(抵抗は)消えると思う」と反論したが、橋下知事は「抵抗は消えないでしょう」と本音を漏らした。
2009年7月5日付(読売新聞)
続きは・・・http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20090705-OYO1T00299.htm?from=main2

2009年7月2日木曜日

東国原知事:「ぼくが行くと自民負けない」入閣見送り--高千穂でフォーラム /宮崎

 「地方分権改革担当」などのポストも取りざたされた東国原英夫知事の入閣が見送られた。次期衆院選への出馬に意欲を見せていた知事は1日、高千穂町で「いきいき集落」の認定証交付式や県民フォーラムに出席。フォーラムでは「ぼくが(自民党に)行くと負けません」などと自信たっぷりに国政への思いを語っていた。【甲斐喜雄、小原擁】
 町内の公民館長ら約50人が出席したフォーラムは、観光や医師不足問題などをテーマにしたフリートークだった。知事の国政転身についての質問も出た。
 知事は次期衆院選を関ケ原の戦いに例え、「東軍の勝利を決定づけた小早川秀秋が誰かです。勝負所で行動を起こさないと歴史は変わらない」と熱弁をふるった。また、国政に転身した場合の残りの任期については「マニフェストの7割か、7割5分はやり切ったと思っている。後継が決まれば、県政のノウハウを全部教える」と国政への意欲をみなぎらせた。
 さらに「なぜ、負けそうな自民党に行くのか」との質問には、「いい質問ですね」と一拍置いた。そして「ぼくが行くと負けません」と自信たっぷりに語った。
 野党各党の幹部は知事の入閣が見送られたことに対し、「自民党も知事も県民の信頼を得られない」と冷ややかな声が相次いだ。
 社民県連の鳥飼謙二代表は「当然のこと。感想は特にない。人事についてではなく、選挙が近い今は国民、県民に政策を訴えることに専念すべきだ」と述べ、「一人の力では政治は変わらない」と知事の言動を批判した。
 また、共産党県委員会の馬場洋光書記長は「自民党の行き詰まりを象徴している。知事も大臣になれることを期待している部分も見られ、宮崎の県民を裏切る行為だ」と語った。
2009年7月2日付(毎日新聞)
続きは・・・http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090702ddlk45010632000c.html

首相、「中長期的の道筋しっかりと」 補充2閣僚、午後認証式

 麻生太郎首相は2日午前、首相官邸に林芳正前防衛相(48)と林幹雄自民党幹事長代理(62)を呼び、それぞれ経済財政担当相と国家公安委員長に起用することを伝えた。林幹雄氏は沖縄・北方担当相と防災担当相も兼務する。今回は一部閣僚の兼務を解消するための補充人事で、同日午後の皇居での認証式を経て正式に決まる。
 首相は両氏に麻生内閣の重点施策を説明。林新経財相には「経済情勢が厳しいなか、中長期的な道筋を含めてしっかりやってほしい」と指示した。この後、林新経財相は記者団に「次期衆院選では同志の皆さんの応援もしっかりやりたい。良い政策を発信していくことが大切だ」と強調した。林新国家公安委員長は「国民の安心安全の第一線だ。重要性を認識し、取り組む」と語った。
 一方、自民党の塩崎恭久元官房長官ら中堅・若手議員は同日午前、党本部に細田博之幹事長を訪ね、次期衆院選マニフェスト(政権公約)をまとめるまでは衆院を解散しないよう要請した。
2009年7月2日付(日刊NET)
続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090702AT3S0200E02072009.html