2008年12月3日水曜日

「ねんきん特別便」放置、指摘にも調査怠る…郵便事業会社

 約4万5000人分の「ねんきん特別便」を郵便事業会社(東京)が約2か月放置していた問題で、多数の特別便が不達になっていることを社会保険庁から11月中旬に伝えられたにもかかわらず、同社が、運送業者などへの調査を怠っていたことがわかった。
 約半月後の同27日、運送業者が特別便を入れたまま放置されたコンテナをJR貨物・梅田駅構内で発見。同社は「社内の連絡が行き届かなかったと思われる」と釈明している。
 同庁社会保険業務センター(東京)によると、昨年12月から始まった特別便(約1億800万通)の発送作業は今年10月末に終了。11月に入り、大阪、滋賀両府県の社会保険事務所に対し、「特別便が届いていない」という苦情が相次いだ。
 あて先不明の不達のケースとは異なるため、不審に思った同センターが同月14日、郵送を依頼した郵便事業会社銀座支店(東京)に「不達者」のリストを渡し、調査を求めた。
 同センターはその後も、追加リストを同支店に送付したが、同支店はこうした問題を本社に報告していなかったという。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081203-OYT1T00417.htm?from=navr
2008年12月3日付(読売新聞)

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