2008年10月30日木曜日

産科医、55%が定数割れ 総合母子医療センター

 緊急処置の必要な妊婦や赤ちゃんを受け入れる全国の「総合周産期母子医療センター」(計75施設)のうち、共同通信の緊急調査に回答した60施設中55%は必要な産科の常勤医数を確保できずに定数割れに陥っていることが29日、分かった。
 当直の産科医が1人態勢のセンターが半数を占め、全体の90%以上が産科医確保に「苦労している」とした。
 センターに指定されている東京都立墨東病院など8病院に受け入れを断られた妊婦の死亡判明から1週間。母子の命を救う「最後のとりで」ともいえるセンターの中には、東京以外でも綱渡り診療を余儀なくされているところが少なくない現状が浮かんだ。
 調査は23日から全センターを対象に質問用紙を配布して実施。匿名を条件に医師数や診療上の不安を尋ね、60施設(回答率80%)からファクスで回答を得た。
続きは・・・http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008102901000521.html
2008年10月30日付(共同通信)

2008年10月29日水曜日

自主回収:「ボルヴィック」57万本を回収へ--キリンビバレッジ

 キリンホールディングス傘下のキリンビバレッジ(東京都千代田区)は29日、フランスから輸入しているミネラルウオーター「ボルヴィック」(ペットボトル500ミリリットル入り)57万本を自主回収すると発表した。ペンキのにおいが付着している商品が見つかったため。健康に影響はないという。
 対象商品は賞味期限が11年6月18日、同6月21日、同7月1日の3種。今年7月以降に関東、中部の1都12県で販売した。今月20日以降、消費者から「異臭がする」との苦情が28件寄せられた。同社は「輸入の際、コンテナ内のペンキのにおいが商品に移った」と説明している。問い合わせは0120・886408。
続きは・・・http://mainichi.jp/select/biz/news/20081029dde041040040000c.html
2008年10月29日付(毎日新聞)

高橋尚子引退会見、一問一答

 陸上人生に悔いなし! 高橋尚子(36=ファイテン)が28日、引退会見で「完全燃焼」を強調した。北京五輪出場の夢を失った後も、新たな目標に果敢に挑み続け、最後は燃え尽きた。97年の大阪国際でデビューして12年。国民的ヒロインは栄光と挫折のマラソン人生に笑顔で別れを告げた。
 高橋 本日をもちまして現役引退を決意しました。中学から陸上を始めて多くの経験をする中で、いろんなことが台風のように過ぎ去って、今は台風の後のさわやかな風が吹いていると感じています。自分の中では完全燃焼して、さわやかな気持ちです。
続きは・・・http://www.nikkansports.com/sports/news/p-sp-tp0-20081029-423936.html
2008年10月29日付(日刊新聞)

2008年10月27日月曜日

円、一時93円台後半 財務相、円高の動きけん制

 27日の東京外国為替市場で、円相場は1ドル=93円台後半で取引されている。前週末の東京市場の終値に比べ1円以上円高・ドル安だが、一時1ドル=90円台まで進んだ海外市場に比べると下落しており、94円台半ばを付ける場面もあった。日経平均株価の動向をにらんで値動きはやや不安定だが、最近の急激な円高進行を受けて、ひとまずドルを買い戻す動きが優勢となった。
 中川昭一財務・金融担当相が同日午前に、円相場の動きについて「過度の動きが見られる」と指摘したうえで、「重大な関心を持って引き続き注目していきたい」との考えを強調。「この無秩序な動きが経済や金融の安定に悪影響を与えるという認識を持っている」などと円高進行をけん制したことも、円売りの背景とみられる。市場では「取引参加者の様子見ムードが強い」(三菱東京UFJ銀行)との声も出ている。
 円は対ユーロで一ユーロ=117円台で推移している。
続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081027AT2C2700B27102008.html
2008年10月27日付(日刊NET)

【ゆうゆうLife】「60歳からの主張」募集 全国老人福祉施設協議会

 60歳以上を対象に、自由課題の小論文と川柳による「60歳からの主張」を、全国老人福祉施設協議会が募集している。小論文は1500字以内。川柳は用紙1枚またははがき。複数応募可。締め切りは11月14日。
 審査基準は現代を問う姿勢と提言があること▽同時代に生きるものとして経験にもとづく内容があること▽具体的な改革につながりそうな提言があること、など。
 小論文、川柳とも優秀作1人、入賞作4人を表彰。10作品の賞金総額は100万円。発表は1月12日、「もうひとつの成人式」として、東京都千代田区の灘尾ホールで行われる。
 応募は、住所、氏名、性別、生年月日、電話番号、略歴、表彰式への参加の有無を明記し、封書またははがきで〒104-0041東京都中央区新富1の14の8松永新富ビル4階「60歳からの主張」事務局。問い合わせは(電)03・3555・2727(同事務局)。
続きは・・・http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/081027/wlf0810270808001-n1.htm
2008年10月27日付(産経新聞)

伊藤ハム、新たに13品目回収…生協など委託商品

 大手食肉加工メーカー「伊藤ハム」(兵庫県西宮市)の東京工場(千葉県柏市)で製造された商品に有害なシアン化合物に汚染された地下水が混入した問題で、同社が自主回収を発表した194万点に加え、13品目31万点の商品が回収対象になっていることが26日、明らかになった。いずれも日本生活協同組合連合会(日生協)など10社・団体が伊藤ハムに製造を委託し、独自の商品名で販売する「プライベートブランド商品」。25日の発表に含めなかった理由を、同社では「委託を受けている商品名を勝手に発表できないと判断した」としている。
続きは・・・http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20081027-OYO1T00211.htm?from=main2
2008年10月27日付(読売新聞)

2008年10月26日日曜日

伊藤ハム回収の商品、撤去相次ぐ 大手スーパーなど流通各社

 伊藤ハム東京工場の地下水源の一部から基準値以上の化学物質が検出された問題を受けて、大手スーパー、コンビニなどの流通各社は25日、該当する商品を撤去した。 イオンは、全国のジャスコやダイエーなどの傘下スーパーの店舗で伊藤ハムが回収を発表した該当商品の在庫を確認、店頭にある商品は撤去した。イトーヨーカドーも同様の対応をした。 一方、ローソンは自社で企画開発し、傘下の低価格店舗「ローソンストア100」「ショップ99」で販売していた低価格のプライベートブランド商品のウインナー2種類が伊藤ハムの東京工場で製造されていたため、店頭に置いていた商品を撤去した。
続きは・・・http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/2008102501000681.htm
2008年10月26日付(河北新聞)

2008年10月24日金曜日

カップめんに防虫剤成分 藤沢・日清製、横須賀は明星製から

 神奈川県藤沢市と横須賀市で、消費者が購入したカップめんから防虫剤などに含まれる成分「パラジクロロベンゼン」が相次ぎ検出されていたことが23日、分かった。藤沢市の女性(67)は食後に嘔吐(おうと)など症状が出た。両市から連絡を受けた県警は流通経路を追跡するとともに、検出された成分の種類が共通することから、人為的な混入の可能性もあるとみて関連性を調べる。
 藤沢市によると、同市の女性が20日夕、日清食品の「カップヌードル」のしょうゆ味を三口食べたところ、薬品臭や舌に刺激を感じた。女性は食べるのをやめたが、約5分後に嘔吐し、約2時間、舌が腫れるなどの症状が出たという。現在は回復している。別のカップめんを食べた夫(75)に異常はなかった。
 女性は翌21日に夫とともに市保健所に相談。保健所が残ったカップめんを検査し、スープから衣類の防虫剤などに使うパラジクロロベンゼンを検出した。容器に穴などは見つかっていないという。
続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20081024AT1G2304023102008.html
2008年10月24日付(日経新聞)

2008年10月20日月曜日

年金についていろいろなコラム

 【新潟日報のコラム】 …厚生年金の記録改ざんは百万件を超えそうだ。昨年「宙に浮いた」記録が5千万件発覚し、社保庁職員らの年金横領も百件を超えている。お役所仕事のお粗末は、少しくらいではもう驚かない。だが、今回は事情が違う。勤め先が犯罪行為に手を染めていた可能性があるからだ……事は年金の受給権だけでなく、受給額そのものを疑わなければならなくなった。その作業はどれほど煩わしく膨大になることか。「ご破算で願いましては…」。もう勘弁してほしい。(10月6日付「日報抄」)全文
続きは・・・http://www.47news.jp/47topics/2008/09/post_138.php
2008年10月20日付(47NEWS)

2008年10月19日日曜日

介護予防知識学ぼう 指導員の養成講座、向日で参加募る

 京都府の向日市は、11月21日から同市寺戸町の市民会館で始める「高齢者健康指導員養成講座」の参加者を募集している。
 講座は11月21日、28日、12月5日、12日、来年3月13日の計5回で、いずれも午後1時半-3時半。介護予防の知識を学ぶ講義やストレッチ体操などの簡単な運動を行う。
 対象はおおむね50歳以上の市民。受講後は、将来的に市内で高齢者健康指導員としてボランティアや介護予防のサポートスタッフとして活動する。  無料。定員は30人(申し込み先着順)。
申し込みは10月31日までに市障害高齢福祉課 TEL(931)1111。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008101900042&genre=O1&area=K30
2008年10月19日付(京都新聞)

2008年10月18日土曜日

農薬インゲン、袋に1ミリの穴 輸入元「考えられぬ」

 中国製冷凍インゲンを食べた東京都八王子市の女性(56)が農薬ジクロルボスによる中毒を起こした問題で、警視庁は17日、インゲンの袋を科学捜査研究所で調べた結果、左端に1ミリほどの穴があったと発表した。同庁は、人為的に開けられた穴かどうかや、ジクロルボス混入と関連があるのかを調べる。
 輸入元のニチレイフーズは「製造段階で袋に穴が開くことは考えられない」としている。今回の穴は輸送中に開くとは考えにくく、中国で段ボール箱に入れられる前か、販売された同市のイトーヨーカドー南大沢店で梱包(こんぽう)が解かれた後に開いた可能性が高い。
続きは・・・http://www.asahi.com/national/update/1017/TKY200810170292.html
2008年10月18日付(朝日新聞)

振り込め詐欺:2金融機関の窓口で阻止 岐阜南署、4人に感謝状 /岐阜

◇その振り込み、待った!!
岐阜南署は17日、振り込め詐欺を未然に防いだ岐阜信用金庫城東支店の川尻博之副支店長(42)と居波由起さん(23)▽大垣共立銀行笠松支店の座馬伸和次長(39)と花村里美さん(51)の4人に感謝状を贈った。
 岐阜信用金庫城東支店では今月8日、社保庁を名乗る者から「還付金が戻る」と電話を受けた女性(78)が窓口で100万円を引き出した際、窓口にいた居波さんが用途を尋ね、川尻副支店長と協力して振り込み直前で防いだ。大垣共立銀行笠松支店では、9月25日、息子を名乗る男から指示され、300万円を振り込もうとした女性(62)に花村さんが気づき、座馬次長が説得して未然に防いだ。丹羽修署長は「銀行窓口は最後のとりで。素晴らしい対応だった」とたたえた。【石山絵歩】
続きは・・・http://mainichi.jp/area/gifu/news/20081018ddlk21040012000c.html
2008年10月18日付(毎日新聞)

振り込め詐欺:被害7億1331万円、有人ATM盲点に--今月中間集計

10月を振り込め詐欺「撲滅強化推進月間」として被害防止に取り組んでいる警察庁は17日、1~14日の被害状況の中間集計を発表した。認知件数は621件、被害総額は約7億1331万円。被害が集中するとみられた無人のATM(現金自動受払機)やコンビニに比べ、行員らがいる有人ATMでの被害が全体の40・4%を占め、盲点になっていた。警察庁は金融機関へさらに協力要請するなど対策を強化する。
 このままのペースで推移すれば、昨年10月(1760件、約25億9638万円)や、今年に入って最も被害が大きかった4月(2218件、約33億2661万円)に比べ、被害は減少する見込み。警察庁は「まだ予断を許さない状況」と結果を深刻に受け止めている。
 警察庁は今年1~8月の被害状況(1万5301件、約213億9626万円)と中間集計を比較分析した。手口別ではATMが事件の舞台となる還付金詐欺の割合が25・9%から9・0%と減った。送金手段別にみるとATM利用の割合が71・2%から60・5%に減少。さらに中間集計を有人、無人、コンビニ別に分析したところ、有人が最も多く全体の40・4%を占めていることが分かった。【河嶋浩司】
続きは・・・http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081018ddm012040039000c.html
2008年10月18日付(毎日新聞)

2008年10月17日金曜日

学生無年金訴訟、最高裁で原告側初勝訴

 国民年金が任意加入だった学生時代(20歳1カ月)に統合失調症と診断されながら、障害基礎年金の支給要件である「20歳前の診断」を受けていなかったとして年金を支給されなかった岩手県の男性が国に支給を求めた訴訟で、最高裁第二小法廷(古田佑紀裁判長)は15日、国側の上告を退ける決定をした。男性側の主張を認め、不支給処分を取り消した一、二審判決が確定した。
 一連の学生無年金訴訟で、最高裁で原告側の勝訴が確定したのは初めて。第二小法廷は10日、同じ争点の別の訴訟で、国民年金法が20歳前の診断を規定しているのは認定の客観性を担保するために必要だとして、原告側敗訴の判決を言い渡していた。
 15日の決定は上告を退ける理由を示していないが、二審・仙台高裁判決が、男性が20歳になる前に、統合失調症が原因と思われる胃腸の不調で診断を受けていることを指摘しており、「20歳前の診断」という要件を満たしていると判断したとみられる。
 一、二審判決によると、63年生まれの男性は大学入学後に体調不良を訴え、20歳1カ月の時に統合失調症(当時は精神分裂病)の疑いと診断された。98年に年金支給を求めたが、認められなかったために提訴していた。男性は二審判決前の07年に死亡しており、訴訟を引き継いだ父親が死亡時までの障害年金を受け取る権利を得る。
 学生無年金訴訟は計30人が9地裁に提訴。このうち、2人は一審で20歳前に診断を受けたと認定され、国が控訴せずに確定している。一方、12人は最高裁で敗訴が確定している。(中井大助)
続きは・・・http://www.asahi.com/national/update/1015/TKY200810150297.html
2008年10月15日付(朝日新聞)

学生無年金訴訟、元学生の敗訴確定…最高裁判決

 学生時代に統合失調症と診断された元大学生の男性2人が、20歳になる前に診察を受けなかったことを理由に障害基礎年金を受け取れないのは違法だとして、社会保険庁長官に年金の不支給処分の取り消しを求めた2件の訴訟の上告審判決が10日、最高裁第2小法廷であった。
 古田佑紀裁判長は「支給の要件を満たしていない」として、原告の請求をいずれも棄却。元学生の敗訴が確定した。
 原告は、東京都青梅市の男性(48)と板橋区の男性(40)。
 国民年金法は、初診日が20歳未満の時点ならば、国民年金に未加入でも障害基礎年金を受け取れると規定している。2人は21~20歳だった大学生時代に精神科を初めて受診し、統合失調症と診断されたが、受給できなかった。このため、「実際には20歳前に発病しており、初診日で画一的に受給資格を判断するのは不合理」と訴えていた。
 この日の判決は、「国民年金法が初診日を基準としたのは、支給するかどうかの認定の客観性を確保し、判断を公平にするためで、原告の解釈は採用できない」と述べた。
 裁判官3人の多数意見。今井功裁判官は「国民年金法の支給要件を拡張解釈し、支給するかどうかは発病時を基準にすべきだ」とする反対意見を述べた。

 2件の訴訟は1、2審では別々に審理され、1審・東京地裁はいずれも請求を認めて不支給処分を取り消したが、2審・東京高裁では原告勝訴と敗訴に分かれていた。
 「学生無年金訴訟」は2001年7月、身体・精神障害者計30人が9地裁に提訴。障害基礎年金の違憲性が争われた訴訟で最高裁が昨年9月、合憲判断を示し、既に元学生計10人の敗訴が確定している。
 厚生労働省によると、障害基礎年金(月額約8万2000円~約6万6000円)を受給できない元学生には05年以降、特別障害給付金(月額5万~4万円)が支給されている。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081010-OYT1T00476.htm
2008年10月11日付(読売新聞)

2008年10月16日木曜日

後期高齢者医療制度めぐり県内政党が火花

 解散時期が定まらないながらも、青森県内の各政党は次期衆院選を見据え、後期高齢者医療制度についてそれぞれの立場をアピール、高齢者の支持獲得を狙っている。保険料を年金から差し引く“天引き”の対象者が拡大した十五日、共産党が県内各地で街頭演説を展開するなど同制度を廃止へ追い込む動きを強化。一方、与党の自民党は社会保障の財源問題を含め、責任政党を強調した。  共産党の高橋千鶴子衆院議員(49)は同日、青森市や弘前市などで街頭演説。青森市古川の市場付近では同党県委員会書記長で青森1区候補予定者の吉俣洋氏(34)と並んでマイクを握り、「文字通り天引きショックだ」と同制度を批判。 「何としても廃止に持っていきたい」と野党共闘で廃止を目指す姿勢を見せた。 社民党県連代表で連日のように街頭運動に立つ青森1区候補者の渡辺英彦氏(68)。取材に対し「医療を年齢で区切るのはおかしい。自民政権の最も悪い法律だ」と切り捨て、「与野党逆転で変わるのがこの制度」と総選挙での大きな争点になるとの認識を強調した。 民主党も同制度に反対だ。県議会の同党系会派、新政会は十月定例会に同制度廃止の意見書を提出。賛成少数で否決されたものの、県議会レベルでも対決色を鮮明にしている。同党県連の田名部定男幹事長は「今後も争点にしたい」と攻勢を強める構えだ。 一方、支持率回復に向けて県内一円で街頭演説を続ける自民党県連。十五日は青森3区のうち、五戸町や三戸町など郡部を巡回。 夏堀浩一県議は、政局より政策の実行を優先する姿勢を強調。市町村財政の悪化など同制度創設の背景を踏まえ、「少子高齢化社会の中、皆さんから少しずつ負担をいただきながら、納得できないところは十分に説明し、直すべきところは直し、この制度を守っていかねばならない」と理解を求めた。
続きは・・・http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2008/10/16/new0810161101.htm
2008年10月16日付(京都新聞)

福祉医療費助成削減など盛り込む 滋賀県、収支改善案で歳出抑制へ

 滋賀県は15日、財源不足額の拡大見通しに伴ってまとめた2009年度と10年度の収支改善案を明らかにした。福祉医療費助成事業の削減や小学1年での複数指導廃止、県立病院への繰り出し金縮減などで歳出を抑制する。
 福祉医療費助成では、乳幼児分で保護者の所得制限額を年570万円から339万円に引き下げ、助成対象世帯を絞り込む。
 また65歳から69歳で住民税が非課税になっている低所得の高齢者や1人暮らしの高齢女性などの自己負担額を医療費の1割から2割に拡大。これらの見直しで、09年度に約1億円、10年度に約5億円の事業費を減らす。
 教育関連では、小学1年での複数指導廃止(09年度)と中学校での習熟度別など少人数指導の縮小(10年度から順次)により、県が単独負担で配置している教員を減らして、2年間で人件費を約5億8000万円削減する。
 このほか、県立病院への県からの繰り出し金を減らしたり、市町への一部補助金を減額。携帯電話のワンセグ放送向けに本年度から始めたばかりの県政情報の発信も休止する。
 造林公社の債務肩代わり確定などによって生じた収支改善の必要額は2年間で80億円に上るが、歳出削減でまかなえるのは29億3000万円余り。残りは県土地開発公社への貸付金償還など一時的な歳入確保で埋める。  県は収支改善案以外にも財政再建に向けた中長期的な取り組みとして、滋賀会館や厚生会館、武徳殿など県庁周辺施設の処分検討や県下水道公社など外郭団体の存廃や見直しなどを示した。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008101500162&genre=A2&area=S00
2008年10月15日付(京都新聞)

2008年10月15日水曜日

Windows 7を正式名称に決定、マイクロソフト

 米マイクロソフトは10月13日、Windows Vistaの後継となる次期バージョンのクライアント向けWindows製品の名称を、これまでコードネームとして使ってきた「Windows 7」に決定したことを明らかにした。公式ブログでWindows製品担当のバイスプレジデント、マイク・ナッシュ氏が明かしたところによれば、それぞれ10月末、11月頭に開催予定のPDC 2008やWinHEC 2008で開発者向けのプレ・ベータ版を配布予定という。
 これまで同社ではコードネームをそのまま製品名とすることはあったが、Windows製品では初めて。Windowsの製品名として同社は、これまでWindows 3.11、Windows 98、Windows XPなど、バージョン番号、年号、略称のような名称など、さまざまな命名方法を切り替えてきた。例えば、開発コード名Chicagoと呼ばれたバージョンはWindows 4に相当するが、Windows 95と命名された。その後はWindows 95、98、Me、2000と進んだ後に、今度はXPとなるなど、一貫性に欠けた。Whistlerと呼ばれたOSは、クライアント版がWINDOWS XP、サーバ版がWindows Server 2003の製品名になった。
 今回のWINDOWS 7という製品名の決定は「シンプルさ」を重視したものだという。「単純にいって、今度のものが7番目のWindowsのリリースとなる、だから“Windows 7”。いたって合理的だ」(マイク・ナッシュ氏)。

振り込め詐欺「集中警戒日」、ATM周辺に警察官5万人超

 年金振込日の15日、警察庁は振り込め詐欺の「集中警戒日」として、全国で約5万6000人の警察官を動員し、現金自動預け払い機(ATM)周辺の警戒を強化している。
 東京都杉並区のみずほ銀行阿佐ヶ谷支店では、午前9時ごろから制服姿の警視庁の警察官が入り口付近に張り付き、利用客に注意を呼びかけた。
 全国約8万1000か所のATM周辺でも同様に警戒が強化されており、警察庁は「被害ゼロを目指したい」としている。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081015-OYT1T00280.htm?from=main2
2008年10月15日付(読売新聞)

【中国製インゲン】ギョーザ事件もまだ未解決

 中国製冷凍インゲンから殺虫剤ジクロルボスが検出されたが、中国製の冷凍食品では、今年1月末に発覚したギョーザ中毒事件が未解決になっている。ギョーザ事件でも有機リン系殺虫剤のメタミドホスのほか、ジクロルボスも検出されている。
 ギョーザ中毒事件のメタミドホスは、千葉県と兵庫県で中毒被害を出した冷凍ギョーザから検出。ジクロルボスは、福島県の盛況が仕入れた冷凍ギョーザから検出されている。いずれも中国の「天洋食品」が製造したギョーザからの検出だ。
続きは・・・http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081015/crm0810151032007-n1.htm
2008年10月15日付(産経新聞)

【三浦元社長自殺】訴追を取り下げ、終結 近く検視結果を公表

 【ロサンゼルス=松尾理也米ロサンゼルス銃撃事件で、ロス郡地裁は14日、三浦和義元社長(61)の留置場内での自殺を受け、検察側の訴追取り下げ請求を認めた。日本での無罪確定後、米当局による逮捕という異例の展開をたどった同事件は、訴追手続きとしては完全に終結した。
 この日は本来、三浦元社長が罪状認否のための初出廷が予定されていた。
 検視を行ったロス郡検視局は、近く司法解剖の結果を公表するとしている。検視局によると、元社長は二段ベッドの上部に自らのシャツをくくりつけ、首をつったという。
 二段ベッドが設置されていたものの、当時は独房として使用されており、房内部は監視カメラの範囲外だった。
 また、ロス市警は同日、事件の捜査にあたったリック・ジャクソン捜査官が、現在ロスに滞在中の遺族との面会を求めたが、遺族側は日本総領事館を通じて断ってきたことを明らかにした。
続きは・・・http://sankei.jp.msn.com/world/america/081015/amr0810151000004-n1.htm
2008年10月15日付(産経新聞)

きょう年金天引き669万人 後期高齢者医療

 75歳以上が加入する後期高齢者医療制度で15日、約669万人が年金からの保険料を天引きされた。天引きは、4月の制度開始から4回目。
 これまで会社員の子どもらに扶養されて保険料を納めなくてもよかった約200万人が今回、初めて保険料を負担。国民健康保険(国保)に加入する65-74歳の約188万人と合わせ、計約857万人が天引き対象になる。
 政府・与党の運用見直しで、天引きの停止や、条件を満たした人に対する口座振替への変更が可能になった。だが市町村の手続きミスなどで、誤って天引きされる高齢者は多数に上り、4月に続いて混乱が予想される。
続きは・・・http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008101501000093.html
2008年10月15日付(共同通信)

中国産インゲンから農薬、1人体調不良 東京・八王子

 厚生労働省は15日、東京都八王子市内のスーパーで販売された中国産冷凍インゲンを食べた同市の女性(56)が体調不良を訴えたと発表した。インゲンからは基準値を最大で約3万4500倍上回る高濃度の有機リン系農薬ジクロルボスが検出されたという。同省は「残留ではなく、混入の疑いが高い」として注意を呼びかけるとともに、自治体を通じて商品の販売中止と回収を指示した。
 八王子市保健所は警視庁八王子署に通報。同署は、何者かが混入した疑いもあるとみて捜査を始めた。
 同省によると、女性は11日に八王子市のイトーヨーカドー南大沢店で購入し、12日夜に調理。味見したところ味に異変を感じ、石油のようなにおいを感じたという。女性は舌のしびれやむかつきを感じ、東京都町田市内の病院を受診。一晩入院したが退院し、回復したという。
続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20081014AS1G1403S14102008.html
2008年10月15日付(日刊新聞)

2008年10月14日火曜日

後期高齢者医療制度、未納が続出 督促で混乱

 4月に始まった後期高齢者医療制度を巡り、高齢者が行政への不信感を強めている。年金からの保険料天引きを15日から始める5都道県の一部自治体で半年分の保険料未納者が続出。突然「督促状」を受け取った高齢者が役所の窓口に殺到する騒ぎが各地で起きた。「制度が難解で分からない」という高齢者に対し行政は「きちんと周知している」。両者の溝は深まるばかりだ。
 後期高齢者医療制度導入に伴い、全国の大半の自治体は4月、保険料徴収を年金からの天引きで始めたが、東京都や神奈川県などの29市区町村は「準備が間に合わない」などの理由で10月15日に延期。この間の保険料は7月意降、高齢者が金融機関などで直接納める必要がある。
続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20081014AT1G1101E14102008.html
2008年10月14日付(日刊新聞)

2008年10月12日日曜日

キヨは永遠のヒーロー…兵庫・姫路の山本さん

事故で意識不明、激励受け回復
 オリックス・清原和博内野手(41)=写真=の引退セレモニーが1日、本拠地・京セラドーム大阪での今季最終試合、ソフトバンク戦後に行われる。その式を、特別な思いで待つ男性がいる。
 兵庫県姫路市の山本一真(かずま)さん(18)。6年前に交通事故で意識不明となったが、巨人時代の清原選手からユニホームを贈られるなど励まされ、つえを使ってゆっくりと歩けるまでに回復した。山本さんは「(引退は)とても寂しいけど、いつまでも僕のヒーローです」と、“最後”の雄姿を目に焼き付けるつもりだ。
続きは・・・http://osaka.yomiuri.co.jp/sp_baseball/20081001ks05.htm
2008年10月1日付(読売新聞)

臓器移植で感謝状 ローソンへ

 厚生労働省は、臓器提供意思表示カードの普及に協力した大手コンビニエンスストアチェーンのローソン(本社・東京)に、舛添厚労相の感謝状を贈ることを決めた。
 ローソンは1999年1月から全国約7000店のレジ脇などに意思表示カードを置き、今年3月までに計680万枚を配布した。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20081012-OYT8T00259.htm
2008年10月12日付(読売新聞)

【三浦元社長自殺】遺書なし、10分ごとの見回りで防げず…ロス市警会見詳報

 三浦和義元社長(61)が拘置中に自殺したことを受け、ロス市警のチャーリー・ベック刑事部長が11日午前、同市警本部で会見し、「もし、自殺の可能性があれば、ロス市警本部内の留置施設ではなく、常時監視できる適当な施設に収容されていただろう」などと語った。三浦元社長の逮捕を指揮したリック・ジャクソン捜査官も同席したが、質問には答えなかった。市警が配布した説明資料の要旨と、ベック刑事部長と報道陣との主なやりとりは次の通り。(ロサンゼルス 松尾理也
続きは・・・http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081012/crm0810121021009-n1.htm
2008年10月12日付(日経ニュース)

2008年10月9日木曜日

ピアノパラリンピック

 こんにちは!はじめまして。

 私たちは、特定非営利活動法人(NPO法人)日本障害者ピアノ指導者研究会です。
I.P.D(アイ・ピーディー)と呼んで下さい。
手や身体が不自由だということで、ピアノが弾けないとあきらめていませんか?ハンディーがあっても、実際に立派に活躍しているピアニストはいます。それぞれのハンディーを工夫して楽しくピアノを学んでいる人たちもいます。

 私たちは、2005年1月に、横浜で、世界15カ国から集まった、約120名にもおよぶ参加者とともに、“第1回ピアノパラリンピックin JAPAN”を開催しました。

 2006年にはNPO法人として認証、法人格を取得し、さらに第2回ピアノパラリンピック開催をめざして、 開催地の交渉、支援コンサートの開催、定期的な研究会や情報発信を中心に活動しています。

 このホームページを通して、私たちの活動や理念、これからの予定と目標を、多くの方々に知っていただき、応援していただきたいと考えます。
続きは・・・http://ipd-piano.sakura.ne.jp/

2008年10月7日火曜日

高齢者虐待、家庭内6%増…施設内は15%増

 2007年度の高齢者への虐待件数は、家庭内で1万3273件(前年度比6%増)、介護施設内で62件(同15%増)あったことが、6日公表された厚生労働省の調査でわかった。
 いずれの場合も被害者の8割が女性。家庭内虐待では、4割が息子による虐待だった。
 調査は、高齢者虐待を見つけた人に通報を義務付けた高齢者虐待防止法(06年度施行)に基づくもの。全区市町村、都道府県に、虐待件数や対応状況を聞いた。
 それによると、家庭内虐待の被害者は77%が女性で、40%が80歳代。認知症の症状が認められた人が少なくとも4割いた。加害者は息子(41%)が最も多く、次いで夫(16%)、娘(15%)の順だった。
 虐待の種類では、暴力を加えるなどの「身体的虐待」(64%)、暴言を吐くなどの「心理的虐待」(38%)、「介護放棄」(28%)、財産を奪うなどの「経済的虐待」(26%)の順で多かった。
 一方、施設での虐待は、グループホーム、特別養護老人ホームで発生した事例がそれぞれ3割を占め、虐待者の84%が介護職員だった。
 区市町村が把握した虐待による死亡例は、前年度より4件減って27件に。13件が介護者による殺人で、7件が介護放棄による死亡、4件が心中によるものだった。
 自治体での取り組み状況では、ほぼすべての区市町村で、窓口の設置が完了した。この結果、通報件数が増え、家庭内虐待の通報は1万9971件(前年度比9%増)、施設内虐待は379件(同39%増)となった。
 虐待件数の増加について、厚労省認知症・虐待防止対策推進室は、「法施行から2年が過ぎ、高齢者虐待防止法への理解が進んだため」としている。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kaigo_news/20081007-OYT8T00227.htm
2008年10月7日付(読売新聞)

2008年10月6日月曜日

東国原知事、衆院選不出馬を表明

 次期衆院選の宮崎1区で、中山成彬・前国土交通相(65)の後継候補として自民党からの立候補が取りざたされている東国原英夫・宮崎県知事(51)は6日、自民党県連の候補者公募に応じるつもりはない考えを示した。
 さらに「解散されても、公示になっても、『今のところ(出馬は)ありません』と、ずっと言っていこうと思う」と語り、事実上の不出馬を表明した。
 同党県連は7~15日に候補者を募り、18日にも選ぶ方針だった。知事は、公募に否定的な見解を示したうえで、「いつかは(国政に転身することは)ある」と付け加えた。 知事は、国会議員を通じて先週、自民党側から後援会に、出馬についての考えを尋ねる申し出があったことも説明。地元紙が有権者100人を対象に行った知事の出馬についての調査で、約8割が反対と報じたことを問われ、「(反対の声を)真摯(しんし)に受け止めたい」と語った。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081006-OYT1T00377.htm
2008年10月6日付(読売新聞)

宮崎県民101人にきいた東国原知事の「進路」 「国政」派は…

 <テレビウォッチ>失言で国交相をやめた中山成彬議員が、次の選挙にも出ないといったことから、宮崎1区が生臭いことになった。後釜に名前があがったのが、東国原知事だが、これが何とも煮え切らないからだ。
きのう(10月5日)の日曜日、東京から宮崎と飛び回った知事は、いたるところでカメラの放列と同じ質問、「選挙にでるんですか?」にさらされた。なぜかといえば、「(出馬は)ありません」という一方で、「宮崎を代表して、国で汗をかけという、県民のみなさまの意向が把握された時点で」と、妙ないい方をしたからだ。
アホか、先にいっちゃってどうする?
いじわる「朝ズバッ!」は、早速県民101人にアンケート。知事にのぞむのは「県政」か「国政」かをきいた。結果は、101人全員が「県政」で、「国政」はゼロ。
当然だろう。「どげんかせんといかん」で当選した一期目がまだ終わっていないのだから。「あれはウソだったのか」となるのは必定。
だが、周囲はまことに騒々しい。自民党の菅義偉・選対副委員長は「知事が自民党から立候補していただければ、大歓迎」といい、これに民主党の鳩山幹事長は「福田さんも中山さんも途中で投げ出した。あなたも投げ出すのか?」と牽制する。ん? 東国原知事はいつから自民党になったんだ?
末吉竹二郎は、「県民に推されれば、といったのは、下心が見え見え。出る意志がなければはっきりいえばいい。やっぱり動揺してるなぁと思う」
杉尾秀哉も、「まだ1年半でしょう。1期4年くらいはやってというのが県民の思いなんでしょう」。
みのもんたは、「ここまで存在感を大きくするのは大変なものですね」と何やら他人事みたいないい方。「ただ、どげんかせんと……の『せ』までもまだいってないかな」
杉尾は、「タネをまいて、4年間で刈り取らないといけないから、タネまいただけで国政というのもちょっとね」という。
末吉も、「結果責任が問われるまでは踏みとどまるべきです」
みのは、「いずれにしても県民が選ぶことでしょうが」
分かってるのかな。知事は一国一城の主。衆院議員は480分の1。どげんもこげんもできるものか。だいいち、もう宮崎にテレビ取材はこなくなる。
続きは・・・http://www.j-cast.com/tv/2008/10/06028049.html
2008年10月6日付(テレビウォッチ)

2008年10月5日日曜日

愛と勇気」レーナ・マリアコンサート

 世界中の人に生きる勇気と希望を与え続けるスウェーデンの歌姫レーナ・マリアが、今、神戸の地で、温かくて深い魂を、澄み渡る歌声に乗せて、あなたに贈ります。両腕が無いことを「神の恵み」と受け止め、音楽だけでなく、絵画やスポーツにも挑戦し続けてきたレーナ・マリア。「どんな時も笑顔を絶やさない」レーナ・マリア。チャレンジド~挑戦する使命やチャンスを与えられた人~レーナマリアの歌声から、あなたも愛と勇気を受け取って下さい。
続きは・・・http://www.prop.or.jp/lena/index.हटमल
2008年10月5日付(プロップステーション)

「宮崎は非常事態」 東国原知事、国政転身か

 東国原知事は4日夜、都内のホテルで記者団の取材に応じ、次期衆院選で宮崎1区からの出馬について「今この瞬間は考えていない」とする一方で、「宮崎は今、非常事態だ。自民党の中山成彬氏が国交相を辞任し選挙に出ない。2年前、前知事が逮捕され辞職したときと同じような危機的状況」と話した。
 知事はこれまで「非常事態になれば県民の声を聞きながら行動を決める。現在は非常事態ではない」と繰り返していただけに、国政転身へ一歩踏み込んだ発言とみられる。 知事は「現職大臣が失言を謝罪し辞職したことで、宮崎のイメージが失墜している。宮崎を一度立て直さねばならないと思うのは当然だ」と語り「九州の中でも社会資本整備や経済面で遅れている宮崎から国政、大臣などを担う人材が出ないことは宮崎にとってマイナス」と主張。
続きは・・・http://www.47news.jp/news/2008/10/post_3278.html
2008年10月5日付(共同通信)

2008年10月4日土曜日

悪性リンパ腫も労災対象に 厚労省検討会が方針

 厚生労働省の検討会は4日までに、原子力発電所や使用済み核燃料再処理工場での業務に従事し悪性リンパ腫を発症した労働者について、業務との因果関係が認められれば、肺がんや白血病などと同様に放射線業務の労災対象疾患とする方針を固めた。近く正式に報告書をまとめる。
 放射線医学の専門家らでつくる検討会は、放射線業務に従事し、3年半前に悪性リンパ腫で亡くなった沖縄県うるま市の喜友名正さん=当時(53)=の遺族や支援者らの訴えを機に、昨年秋から検討を重ねていた。
 喜友名さんの遺族は大阪市の淀川労働基準監督署に労災申請したが、同労基署は2006年9月、「対象疾患ではない」として労災補償を不支給とする決定をした。
 大阪労働局は喜友名さんの件についてあらためて判断する。労災と認められれば、原発労働者が悪性リンパ腫で労災認定される初のケースとなる。
続きは・・・http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008100401000242.html
2008年10月4日付(共同通信)

2008年10月3日金曜日

元小結・板井氏が証言へ 大相撲の八百長疑惑訴訟

 週刊現代の八百長疑惑記事をめぐり、日本相撲協会と横綱朝青龍ら力士が名誉を傷つけられたとして、発行元の講談社や当時の編集長らに損害賠償と謝罪広告を求めた訴訟の口頭弁論が3日、東京地裁(中村也寸志裁判長)で開かれた。
 被告の1人で記事を執筆したノンフィクションライター武田頼政氏と、過去に八百長問題を同誌などで告発した元小結板井圭介氏が出廷。午後には、記事で八百長の中心人物とされた原告の朝青龍関も現役横綱では異例の出廷をして証言。
 大麻所持容疑で逮捕され、協会を解雇された元幕内若ノ鵬のガグロエフ・ソスラン元力士も9月の記者会見で「アンフェアな取組を強いられた」と、講談社側に立ち証言する意向を示している。
 板井氏は1991年に現役を引退。2000年、週刊現代や日本外国特派員協会での会見で「(当時の横綱)曙に40万円で白星を買ってもらった」などと力士約20人の名前を挙げ八百長を告発していた。
続きは・・・http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008100301000025.html
2008年10月3日付(共同通信)

栗東市がプラン策定へ 新駅土地利用 県進展なく

 新幹線新駅建設が中止になった問題で滋賀県栗東市は2日、新駅予定地周辺で進めてきた土地区画整理事業区域の今後の利用について、滋賀県によるプラン策定が進まないため、市が代わってプランづくりに着手する方針を明らかにした。市は県に策定費用の負担を求めていく。
 国松正一市長が同日の定例記者会見で「県の取り組みが遅く、施工者(市)の責任ある対応として、まずは市が出資してプラン作りをすることにした」と述べた。
 県と市は今年3月以降、新駅建設中止後の土地利用について対応策を協議してきた。市は県に対し「中止の責任は県にある」としてプラン提示を求めてきた。市によると、県は「まちづくりは地域と市が行うこと」とする姿勢を崩さないため、市が独自にプラン策定に当たることにしたという。  近くプロジェクトチームを発足させ、来年度中に構想をまとめたい、としている。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008100200130&genre=A2&area=S00
2008年10月2日付(京都新聞)

2008年10月1日水曜日

麻生・小沢両党首が全面対決、代表質問は所信表明合戦に

国会は1日午後の衆院本会議で、麻生太郎首相の所信表明演説に対する各党代表質問が行われた。しかし、トップバッターにたった民主党の小沢一郎代表は、麻生首相が民主党に逆質問を展開した所信表明演説を批判。
 「明白な理念も具体なビジョンや政策も全く示されていない。唯一、具体的なものは民主党に対する誹謗(ひぼう)中傷だけだ」とした上で「(自身の)所信を申し上げることにより総理への答弁としたい」と述べ、政治理念と政権構想を語る異例の所信表明合戦となった。
 <小沢「速やかに総選挙を」 VS 麻生「解散は私が決める」>
 小沢代表は質問の冒頭から、安倍・福田両政権が1年足らずで政権を投げ出したとし「与党が政権を担う能力を失ったならば、直ちに野党に政権を渡し、総選挙を行うのが議会制民主主義の道筋だ」として衆院解散・総選挙を迫った。
 自公政権による政策で「格差大国」になったと糾弾し「小泉(純一郎)政権以来の市場万能と、弱肉強食の政治で生じたこの格差と不公正を放置すれば、日本の経済・社会は根底から崩れ、国民生活が崩壊する。だからこそ、今、日本を変えなければならない」と強調。そのための新しい仕組み作りの核心は「税金の無駄使いを際限なく再生産している官僚任せの財政運営構造を大転換し、国の予算の総組み替えを断行すること」と語った。
 その上で小沢代表は総選挙の最大の争点は「無駄遣いを続ける今の税金の使い方を許すのか、民主党を中心とする政権に代え税金の使い方を根本的に変えるのか。その選択だ」と主張した。
 これに対して麻生首相は、首相が短期間で交代したことで国民に迷惑をかけたと陳謝しながらも「そのことと自民党が政権担当能力を失ったがどうかは全く別の話だ。日本の未来に責任を持てるのは自民党であると固く信じている」と反論。
 所信表明演説で喫緊の課題として質した「補正予算案、消費者庁法案、インド洋での補給支援活動継続」への賛否に対して、小沢代表が立場を明確にしないことを批判。「いたずらに審議を長引かせ、結論を先送りするのは国民に対する責任の不履行だ」と語った。
 小沢代表が「速やかに総選挙を実施し主権者たる国民の審判を仰ぐのが常道だ」と迫ったのに対し、麻生首相は「解散は、私が決める」とはねつけた。
 <民主の政権公約実現には20.5兆円の財源要>
 小沢代表はこの日の代表質問の中で、民主党の政権構想の実行手順(工程表)と財源を説明し、財源の裏付けがないとの批判に対抗した。
 小沢代表によると、政権構想実現に必要な経費は、初年度の2009年度が8.4兆円、4年後の2012年度には20.5兆円になるとし、その財源は税金の無駄の排除や「埋蔵金」も活用し、一般会計と特別会計をあわせた国の予算212兆円の組み換えでねん出するとした。
 政策実現は3段階に分け、第1段階の2009年度にはガソリン税などの暫定税率を廃止し、2.6兆円の減税を実施。さらに高速道路の無料化や子供手当ての創設、医療改革などは2009年度から一部実施し、第2段階(2010年度─2011年度)に完全実施するとした。
 農業の個別所得補償は2009年度に法律を制定し2012年度に完全実施することや、消費税の税収全額を年金財源とする最低保障年金制度は、制度設計、法案化、法律制定を行い、2012年度に実施することなども明らかにした。
続きは・・・http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-34039020081001
2008年10月1日付(REUTERS)

後継者選び難航必至 自民支部、岩永氏引退で公募へ

 元農相の岩永峯一衆院議員(滋賀4区)の突然の引退表明から一夜明けた30日、焦点は後継者選びに移った。早期の解散、総選挙が予想される中、自民党支部は、地区内の27支部を通じて後継者を公募することを決めた。支部が定めたタイムリミットは10月5日。国会議員経験者や岩永氏の三男らの名前が挙がるが、「逆風かつ時間不足」(地方議員)という厳しい状況で、擁立は難航しそうだ。
 岩永氏が次期衆院選への不出馬を伝えた会合は29日夜、近江八幡市内のホテルであった。体調不良と不出馬の理由を説明する岩永氏に対し、出席者からは「命がけで倒れるまでやってほしい」「政治家なら後継指名をすべき」などの厳しい意見も出た。
続きは・・・http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20081001/CK2008100102000025.html
2008年10月1日付(中日新聞)

国保交付金68億円を過大受給 437市町村、返還準備

 国から市区町村に渡される国民健康保険の財政調整交付金について、会計検査院が全市区町村の02年度からの5年分を調べ、437市町村に対し、総額68億円の過大受給を指摘していたことが分かった。各市町村は過大受給分の返還を進めているが、突然の財政負担は大きく、県が設けた無利子貸付制度を利用するなど、対応に追われている。
 会計検査院は同交付金について、毎年調査しているが、総額約68億円もの過大受給が見つかったのは過去最大。市町村は国に返還を求められるが、新たに発生する住民負担はないという。
 厚生労働省や各自治体の担当者の話によると、老人保健法改正に伴って02年10月から交付金の算定基準に一部変更があり、各医療保険者が診療報酬支払基金に納めた老人医療費の負担金を、本来は5カ月分積算して交付金を申請するべきなのに、399市町村は12カ月分積算して申請していた。負担金が多いほど交付額も多くなるため、市町村が受け取った交付額が過大になったという。
続きは・・・http://www.asahi.com/politics/update/1001/TKY200809300408.html
2008年10月1日付(朝日新聞)

さよなら ナショナル…「昭和の記憶そのもの」「経営哲学不変」

 親しまれてきた家電ブランド「ナショナル」が30日、松下電器産業の社名とともに姿を消した。1日から社名、ブランドは「パナソニック」に統一される。創業者・松下幸之助氏が「国民の必需品にしたい」と願い、名付けたナショナル。高度経済成長期、庶民のあこがれだった冷蔵庫や洗濯機は全国で飛ぶように売れた。当時の思い出と重なるブランドだけに、惜しむ声は多い。耳になじんだCMソング「あ・か・るーいナショナール」はもう、聞けない。
続きは・・・http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20081001ke05.htm
2008年10月1日付(読売新聞)