2008年3月31日月曜日

肝硬変の新薬実験に成功 札幌医大チーム

 根本的な治療が難しい肝硬変について、札幌医科大(第4内科)の新津洋司郎(にいつ・ようしろう)教授らのチームが新薬の動物実験に成功した。米科学誌ネイチャー・バイオテクノロジー(4月号)に発表する。年内にも臨床試験を始め、肝硬変を完治させる薬をめざす。
 肝硬変は肝臓全体が線維化して硬くなり、肝機能が衰える病気。国内では、肝がんと肝硬変で年に4万人を超える人が死亡する。肝臓で脂質やビタミンAをたくわえる星細胞が、コラーゲンをたくさんつくるようになることで起こると考えられている。
続きは・・・http://www.asahi.com/science/update/0330/TKY200803300219.html
2008年3月31日付(朝日新聞)

肝硬変、完全治療に成功 原因物質作成細胞に注目 札幌医大がラット実験

 肝臓がんを引き起こす原因となる肝硬変について、ラットを使った実験で完全に治療することに成功したと、札幌医科大学医学部の新津洋司郎教授が31日、米科学誌ネイチャー・バイオテクノロジーの電子版に発表した。  肝硬変は、肝炎などがきっかけで臓器の細胞が硬くなる病気で、進行すると肝臓がんを引き起こす危険性が高いとされている。日本では年間4万人以上が肝硬変による肝臓がんで死亡しているという。  
 同教授のグループは肝臓が硬くなる原因物資を作り出す細胞に注目。この細胞を破壊する物質をビタミンAなどと組み合わせて作成し、人為的に肝硬変を起こさせたラットのしっぽから静脈注射したところ、ラットは生き延び、肝硬変も完全に治癒した。  
 同教授はこの治療法が心筋梗塞(こうそく)などにも応用が可能としており「今後民間企業と共同で臨床試験を繰り返し、5年以内の実用化を目指したい」と話している。
続きは・・・http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200803310022a.nwc
2008年3月31日付(産経新聞)

ジェネリック医薬品 何でもQ&A ジェネリック医薬品ってご存知ですか?

 急激に進む高齢化によって医療費はどんどん増え、日本の医療保険制度は財政的に厳しい状態です。このため、平成15年の4月よりサラリーマンの自己負担が2割から3割に増え、家計への影響がとても心配されます。総医療費約30兆円で20%を占める薬剤費(約6兆円)をどうにか減らすことはできないか。そこで、注目されているのが、成分や効き目が同じで、価格が安い「ジェネリック医薬品」です。でも、皆様には聞きなれない言葉ではないでしょうか?このQ&Aは、皆様に少しでも「ジェネリック医薬品」を知っていただくために、「えっ、同じ成分の薬で値段が違うってどういうこと?」「安いお薬で、本当に効くの?」など、皆様の疑問にわかりやすく答えたものです。ジェネリック医薬品を身近なお薬と感じていただければ幸いです。
参考・・・http://www.emec.co.jp/generic/index.html

福祉施設26人が胃腸炎症状 島根・大田

 島根県薬事衛生課は30日、同県大田市の社会福祉施設の職員と入所者計26人が嘔吐(おうと)や下痢などの胃腸炎症状を訴えたと発表した。
 入院した2人のうち、90代の女性が急性呼吸不全で死亡したが、胃腸炎症状との因果関係は不明。患者は28日から症状が出始め、半数が既に回復している。
 薬事衛生課は施設内で感染症が広まったとみて原因を調べている。
続きは・・・http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080330/crm0803302140018-n1.htm
2008年3月30日付(産経新聞)

2008年3月29日土曜日

不要入れ歯 福祉に一役 白石市役所に回収箱を設置

 入れ歯のリサイクルを進め、世界の子どもたちの支援や、地域の福祉向上に役立てようと「不要入れ歯回収ボックス」が28日、宮城県白石市役所1階ロビーに県内で初めて設置された。 同市社会福祉協議会(亘理昭太郎会長)と、NPO法人「日本入れ歯リサイクル協会」(埼玉県坂戸市、三好勇夫代表理事)が設置した。回収ボックスは鉄製で幅30センチ、奥行き40センチ、高さ90センチ。
続きは・・・http://www.kahoku.co.jp/news/2008/03/20080329t11038.htm
2008年3月29日付(河北新聞)

2008年3月26日水曜日

痛み伝える仕組み解明 岡山大

神経の情報伝達物質のうち、強い痛みなどにかかわっているヌクレオチドを他の神経細胞に伝える仕組みを岡山大学の研究グループが突き止めた。発作や痛みなどを和らげる薬品の開発につながる可能性があり、製薬会社との共同研究にも乗り出す。今週の米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。
 神経細胞は、神経伝達物質をいったん小胞とよばれる微細な袋に取り込み、これを放出することで他の細胞に情報をわたしている。
 岡山大大学院医歯薬学総合研究科の森山芳則教授(生化学)と大学院生の澤田啓介さん(29)らのグループは、てんかん発作や高血圧などの血管収縮、強い痛みなどにかかわる神経伝達物質ヌクレオチドを取り込むたんぱく質を見つけた。
続きは・・・http://www.asahi.com/health/
2008年3月25日付(朝日新聞)

2008年3月25日火曜日

障害者福祉の拠点完成 福知山のホーム「ひよしの杜」で式典

 京都府福知山市堀のグループホーム・ケアホーム「ひよしの杜(もり)」のしゅん工式が23日あり、関係者が障害者福祉向上への決意を新たにした。
 社会福祉法人みつみ福祉会(婦木治理事長)が知的障害者更生施設の旧むすび育成苑跡地に、昨年11月から1億8000万円をかけて木造平屋建て計6棟約790平方メートルを建設していた。
 各棟には6畳の個室5室や食堂兼居間、調理場、浴室、トイレがあり、室内は段差のないバリアフリー構造。
 利用者は4月1日から入所する。  しゅん工式では法人や府、市、地元自治会関係者がテープカットし、婦木理事長が「日中、夜間を通じてより充実した個別サービスを提供し、府内のモデル的取り組みと評価されるよう頑張っていく」とあいさつ した。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.phpmid=P2008032400054&genre=O1&area=K50
2008年3月24日付(京都新聞)

あい&ゆうきの旅ぐるま AY-7 (歩行車椅子)



あい&ゆうきの旅ぐるまAY7(歩行車椅子)は、車椅子(車いす)が歩行器に変身!収納たっぷり、簡単操作で旅行のお供に強い味方の歩行車椅子です。
押手を回転させるだけの簡単操作で車椅子(車いす)が歩行器に変身します。標準装備のバッグは歩行器時は前に、車椅子時は後ろに掛けてお使いいただけます。
あい&ゆうきの旅ぐるまAY7(歩行車椅子)のステップは足ベルトの中に収納できるので、使わないときや、歩行器時には収納していただけます。
コンパクトに折りたたむことができ、本体重量9.9kgと軽量なので、収納や持ち運びに便利!


参考・・・http://www.scrio.co.jp/store/categories/walking-support/hokouki/1845.html

※次回から、これを使用してアイコラボレーション草津に行きますので、皆様ご理解の程よろしくお願いいたします。

2008年3月23日日曜日

電動車いす、事故9件で5人死亡…改善策まとめへ

電動車いす、事故9件で5人死亡…改善策まとめへ
 道路交通法で歩行者扱いになる電動車いすがかかわる事故が増えている。
経済産業省の調査では、昨年5月以降に9件の事故が起きて5人が死亡。ベビーカーや歩行者とぶつかって、「加害者」になるケースも相次いでいる。経産省の委託を受けた独立行政法人・製品評価技術基盤機構は電動車いすの構造上の問題点や改善策をまとめて、今月25日にも報告する方針だ。
 電動車いすには、ひじ掛けに操作用のスティックを取り付けた車いす型やハンドルで操作するカート型がある。足腰の弱くなった高齢者や身体障害者らに年々普及。メーカーで作る「電動車いす安全普及協会」(事務局・浜松市)によると2006年度は2万4200台が出荷され、国内の出荷累計は約48万台に上る。
 時速6キロまでしか出せないが、道路交通法上で歩行者として扱われ、運転免許がなくても操作できる。しかしカーブを曲がる時に体を傾けたり、ハンドルを取られそうになった時には引き戻したりするなどのコツが必要で、幅広い道路を横断するのに時間がかかるなど、速度が遅いことも事故を生む一因になっている。
 経産省によると、重大な事故が発生した場合はメーカーに10日以内の国への報告を義務付けた改正消費生活用製品安全法が昨年5月に施行されて以来、死亡事故5件、重傷事故4件の計9件の報告があった。
 昨年7月には、岩手県で63歳の女性が高さ約10センチの花壇の縁石に乗り上げて転倒して死亡。9月には、山形市で83歳の男性があぜ道を走行中に深さ約1メートルの溝に落ちて死亡した。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080321-OYT1T00629.htm?from=top
2008年3月21日付(読売新聞)

2008年3月22日土曜日

高齢・障害者に優しい社会へ…ユニバーサル法制定

 自民、公明両党は、すべての人が能力を発揮して支え合う社会の実現を目指す「ユニバーサル社会基本法」を、議員立法で制定する方針を固めた。
 少子高齢時代にあるべき国の形を示そうというもので、国や自治体の責務を明確にする。民主党も同法案に強い関心を示しており、次期国会で超党派で成立する可能性も出てきている。
 ユニバーサル社会とは、年齢や性別、障害の有無などにかかわらず、すべての人がいきいきと働き、社会参加し、暮らしやすい社会のこと。2002年に自民、公明両党の有志が勉強会を開始。03年には与党プロジェクトチームを設立して実現の方法を検討してきた。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kyousei_news/20080321-OYT8T00463.htm
2008年3月21日付(読売新聞)

07年の事故報告1,266件に

 日本医療機能評価機構が3月21日までにまとめた「医療事故情報収集等事業」の集計結果によると、全国の大学病院など273病院から2007年に報告があった医療事故の報告件数は1,266件に達し、そのうち142件(11.2%)が死亡事故だったことが分かった。
続きは・・・http://www.cabrain.net/news/article/newsId/15182.html
2008年3月21日付(CBニュース)

2008年3月21日金曜日

障害児教育現状や課題語る 大津でベトナムの医師

 滋賀大で障害児教育を学び、ベトナムの産科病院で障害児の治療や教育に取り組んでいるレ・チ・ヒエン・ニー医師(40)の講演が20日、大津市の同大で開かれた。ベトナムにおける障害児教育の現状や課題について話した。
 ニー医師は1999年、滋賀大教育学研究科で障害児教育専修を修了した。今は、ベトナム戦争での枯れ葉剤の影響とみられる結合双生児だったベトさん、ドクさんが暮らしたホーチミン市の障害児施設「ツーズ産科病院・平和村」に務める。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008032100100&genre=F1&area=S00
2008年3月21日付(京都新聞)

2008年3月17日月曜日

聴力偽り?障害手帳、北海道300人返還 同じ医師診断

 耳が聞こえるにもかかわらず、最も重度な「聴覚障害2級」の障害者手帳を受けていたとして、手帳の返還命令を受けたり自主返還したりする人が北海道で相次いでいる。
 いずれも札幌市で開業する同じ耳鼻科医(73)の診断で認定され、返還者は14日現在で約300人に及ぶ。この医師の診断で手帳を得た人は判明しただけでも他に約400人いるという。道などは大規模な福祉不正の疑いが強いとみて、取得者への確認調査を進めている。
続きは・・・http://www.asahi.com/health/news/TKY200803160169.html
2008年3月17日付(朝日新聞)

障害者権利条約学ぶ 長岡京でフォーラム、支援座談会も

 障害のある人の暮らしを考えるフォーラム「地域のまんなかで」(乙訓福祉会・乙訓圏域障害者総合相談支援センター共催)が16日、京都府長岡京市天神4丁目の市中央公民館であった。
 2006年12月に国連総会で採択された「障害者権利条約」をテーマにした講演があり、約70人が、障害者福祉を取り巻く国際的な動きを熱心に学んだ。
 NPO法人(特定非営利活動法人)「DPI日本会議」の尾上浩二事務局長が講師を務めた。
 2001年に当時のメキシコ大統領が提案した「障害者権利条約」は、障害者が地域社会で平等に生活する権利を持つことを明記、締約国に条約の実施状況の監視を求めるなど、世界の障害者がかかわる中でつくられた。
続きは・・・http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2008031700064&genre=O1&area=K30
2008年3月17日付(京都新聞)

固有植物多種、伊吹山の再生へ 滋賀県事業、NPOも参加

 滋賀県は新年度から、県内最高峰で固有の植物も多い米原市の伊吹山(1、377メートル)の自然再生に乗り出す。山頂部は年間約30万人の観光客が訪れて外来種の侵入が進みつつあり、中腹もススキや低木が繁茂して他の野草を脅かしている。県は「伊吹山環境保全協議会」を設置して自然再生の構想や計画をまとめ、植生調査や外来種の侵入対策、自然保全の財源として観光客から協力金徴収も検討する。
続きは・・・http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2008031700033&genre=H1&area=S00
2008年3月17日付(京都新聞)

介護福祉施設に車いす2台寄贈-高松・多肥小

 香川県高松市多肥上町の多肥小学校(森布枝校長、全校児童657人)の児童がこのほど、近くの介護老人福祉施設「なでしこ香川」(筒井昭博施設長)に車いす2台を寄贈した。 
 車いすは児童会が中心となってプルタブ集めの収益金で購入。4年生が総合学習の時間に交流している同施設に贈ることにした。 贈呈式では児童の代表が施設関係者に手渡し、児童会メンバーで5年の佐藤尚紀君(11)は「喜んでもらってうれしい。車いすを使っていろいろな場所へ出かけてほしい」と話していた。
続きは・・・http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/education/article.aspx?id=20080317000109
2008年3月17日付(香川ニュース)

2008年3月14日金曜日

助産所の1割が廃業危機、「嘱託医療機関」確保が難航

 助産師がお産を扱う「助産所」に4月から義務づけられる「嘱託医療機関」の確保が難航している問題で、いまだに助産所の1割近くが確保できずにいることが14日、わかった。
 今月末までに引受先が見つからなければ出産を扱えず、廃業を余儀なくされる可能性もある。
 共産党の小池晃参院議員の質問主意書に対する答弁書で明らかになった。それによると、全国284か所の助産所で今月7日現在、嘱託医療機関を確保できていないところは27か所(約9・5%)。うち9か所は、異常分娩(ぶんべん)などに対応する「嘱託医」の確保もできていない。産科医不足などが原因と見られ、都道府県別に見ると、嘱託医療機関確保ができていない助産所は、多い順に神奈川県が8か所、大分県4か所、北海道3か所――となっている。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080314-OYT1T00495.htm?from=top
2008年3月14日(読売新聞)

「挑戦できること、幸せ」 JR事故で両脚切断 同大の林さん講演 大津

 2005年4月のJR福知山線脱線事故で両脚を失った同志社大4年、林浩輝さん(22)(京都市)が3月13日、大津市本丸町の市生涯学習センターで講演した。障害を受け止められるようになるまでの苦しみ、家族や友人の支えを励みにリハビリや就職活動に臨んだ日々を振り返り、「挑戦できることが幸せ。納得のいく人生を歩めるよう頑張っていきたい」と語った。
 林さんは、通学のためJR伊丹駅から1両目に乗車、惨事に巻き込まれた。瓦礫(がれき)と化した車内から救出されたのは、22時間後。挫滅症候群(クラッシュ・シンドローム)のため両脚を切断した。7か月に及ぶリハビリを乗り越えて復学。今春、卒業し、社会人になる。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20080314-OYT8T00003.htm
2008年3月14日付(読売新聞)

通所型障害福祉事業所:働きながら地域の人たちと触れ合い 貝塚に来月開設 /大阪

◇「夢二色」
 知的障害者が共同生活する貝塚市浦田のケアホーム「森田ホーム」を運営する社会福祉法人・二色福祉会は4月1日、同市澤に通所型の障害福祉サービス事業所「夢二色」を開設する。
 今月9日に完工式を終えた建物は、鉄骨2階建て、延べ床面積約98平方メートル。1階にはおしゃれなオープンカフェを併設し、通所者が働きながら地域の人たちと触れ合える。
続きは・・・http://mainichi.jp/area/osaka/news/20080313ddlk27040215000c.html
2008年3月13日付(毎日新聞)

2008年3月13日木曜日

障害者年金の失効分 全額補てんへ 福祉医療機構が方針 道、札幌も準備

 保護者を亡くした障害者に年金を支給する「心身障害者扶養共済制度」の未払い問題で、年金を運用する独立行政法人・福祉医療機構(東京)は12日までに、「時効の壁」で一部失効した年金を障害者に全額補てんする方針を決めた。これを受け、年金の申請、交付窓口となっている札幌市や道は、道内69人の未受給者に失効分を支払うための作業に入る。
続きは・・・http://www.hokkaido-np.co.jp/news/life/81232.html
2008年3月13日付(北海道新聞)

60歳の新人介護福祉士   藤井寺の細川さん 義母の世話機に専門学校へ

 認知症になった義母の介護をきっかけに、58歳から介護の専門学校で学んだ藤井寺市の主婦細川美穂子さん(60)が、介護福祉士の資格を取得、来月から老人保健施設で働く。12日には、2年間通った関西医療技術専門学校(柏原市)で卒業式があり、「お母ちゃん」と慕ってくれた同級生37人と門出を祝い、「お年寄りが穏やかな日々を過ごせるよう、お手伝いしたい」と張り切っている。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20080313-OYT8T00095.htm
2008年3月13日付(読売新聞)

2008年3月11日火曜日

重症救急「拒否」1万4387人、都市部に集中…実態調査

 全国で昨年1年間に救急搬送された重症患者のうち、3.9%にあたる1万4387人が、医療機関に3回以上受け入れを断られていたことが3月11日、総務省消防庁の初の実態調査でわかった。
 地域別では奈良、東京、大阪の3都府県が10%を超えるなど、首都圏や近畿圏に集中。搬送先が限られる地方よりも、病院の数も質も比較的充実している都市部で受け入れ拒否が恒常化している実態が浮かび上がった。
 調査は、昨年12月に大阪府で救急患者が病院に受け入れを相次いで断られ死亡した問題を受け、全国の消防機関を通じて実施。入院3週間以上と診断された重症患者のうち、転院搬送などを除いた36万8226人について調べた。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080311-OYT1T00326.htm?from=main2
2008年3月11日付(読売新聞)

製薬3社、ヘパリン自主回収 透析用、健康被害報告なし

 厚生労働省は3月10日、人工透析などに使われる血液凝固阻止剤「ヘパリン」投与後にアレルギーなど重い副作用が米国で相次いだことを受け、日本国内でヘパリンを製造販売する3社が製品の自主回収を始めたと発表した。国内で健康被害の報告はないが、3社が原薬を輸入している米国メーカーの製品から副作用が出たための措置という。
 回収対象は扶桑薬品工業、テルモ、大塚製薬工場の3社が製造販売する17製品。ヘパリンは豚の小腸から取った成分を精製してつくる薬で、国内約27万人の透析患者ほぼ全員が使っている。
続きは・・・http://www.asahi.com/health/news/TKY200803100346.html
2008年3月11日付(朝日新聞)

高齢者ら要望で福祉タクシー

 島根県邑南町三日市の出羽運送は今月から、邑智郡で初めて福祉タクシーの営業を始めた。瑞穂地域で町営バスの運行を請け負っている同社が、バス停から遠い地区に住む足の不自由な高齢者らの声を受けて導入した。
続きは・・・http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200803110229.html
2008年3月11日付(中国新聞)

障害者手帳不正:道が保留の54人全員について不交付に

 札幌市の耳鼻咽喉(いんこう)科の男性開業医(73)が作成した聴覚障害者認定の診断書・意見書に虚偽記載の疑いがある問題で、この開業医が関与した障害者手帳の交付申請のうち、昨年12月の問題発覚後に道が取り扱いを保留していた54人全員について、「障害が認められない」と手帳を交付しなかったことが分かった。
 この問題を巡っては、開業医の診断書・意見書に基づいて手帳の交付を受けた道内の208人が既に手帳を返納している。道は開業医が関与し手帳の交付を既に受けたケースについて再調査後、開業医を指定医としている札幌市に結果を報告する方針。札幌市が職務不適当と判断すれば指定が取り消される。
続きは・・・http://mainichi.jp/hokkaido/news/20080311hog00m040005000c.html
2008年3月11日付(毎日新聞)

2008年3月10日月曜日

「得意な治療」医療機関名の公開方針は37都道府県

 国民病といわれるがんや脳卒中など4疾病、救急医療など5分野の治療すべてについて、病院ごとの得意分野や役割分担を新年度中に公表する方針なのは、37都道府県にとどまることが朝日新聞の調査でわかった。
 公表範囲も自治体ごとに差が大きく、選定方法にもばらつきがある。住民に病院情報を公表して安心してもらおうという厚生労働省方針が、全国に浸透するのは難しそうだ。
続きは・・・http://www.asahi.com/health/news/TKY200803080238.html
2008年3月9日付(朝日新聞)

2008年3月9日日曜日

乳歯の幹細胞から歯を支える骨 名古屋大が犬で成功

 子犬の乳歯からとった「歯髄幹細胞」を使って親犬の歯を支える骨を新たに形成することに、名古屋大の上田実教授(口腔(こうくう)外科学)らのチームが成功した。
 歯槽膿漏(しそうのうろう)や、様々な骨の病気の治療に応用が期待されるという。3月13日から名古屋市で開かれる日本再生医療学会で発表する。
 乳歯の中にある歯髄幹細胞は、増殖能力や骨・神経などに分化する能力が高いことがマウスの実験でわかっている。
 チームは2組の犬の親子で実験した。子の乳歯の歯髄幹細胞▽親の永久歯の歯髄幹細胞▽親の骨髄の幹細胞――の3種類をそれぞれ培養して増やし、親の歯を抜いた跡に移植したところ、いずれも4週間で歯の根本を支える「歯槽骨」が新たにできた。中でも乳歯の歯髄幹細胞では骨の増殖が著しかった。拒絶反応もなかったという。
続きは・・・http://www.asahi.com/health/news/TKY200803070283.html
2008年3月9日付(朝日新聞)

名古屋国際女子マラソン 初マラソン中村友梨香が優勝、高橋27位

北京五輪の最終代表選考会を兼ねた名古屋国際女子マラソンが9日、名古屋市の瑞穂公園陸上競技場を発着する42・195キロで行われ、21歳の中村友梨香(天満屋)が、初マラソンながら2時間25分51秒で優勝し、代表の有力候補に名乗りを挙げた。シドニー五輪金メダリストの高橋尚子(ファイテン)は9キロ手前からズルズルと後退し、結局27位に終わった。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/sports/news/20080309-OYT1T00349.htm
2008年3月9日付(読売新聞)
(中日新聞)・・・http://www.chunichi.co.jp/ee/feature/niwm_2008/marathon_f.html

内藤ドロー、次は日本人対決だ! WBC世界フライ級タイトルマッチ

 世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ12回戦は8日、東京・両国国技館で行われ、チャンピオンの内藤大助(33)=宮田=が前王者で挑戦者の同級1位ポンサクレック・ウォンジョンカム(30)=タイ=と三者三様の判定で引き分け、2度目の防衛に成功した。内藤は33歳6カ月での世界王座防衛で、自身の持つ日本のジム所属選手の年長記録を更新。今回の勝利で、世界ボクシング協会(WBA)同級王者坂田健史(28)=協栄、世界2階級制覇を目指す亀田興毅(21)=協栄=との日本人対決が実現に向けて動きだす。
続きは・・・http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/sports/news/CK2008030902093846.html
2008年3月9日付(中日スポーツ)

京大が難病解明に万能細胞、患者細胞から作成・研究を計画

 様々な細胞に変化できる新型万能細胞(iPS細胞)を開発した山中伸弥・京都大学教授らが、筋ジストロフィーなど治療の難しい約10種類の病気に苦しむ日本人患者の細胞からiPS細胞を作製する計画を進めていることが8日明らかになった。
 近く学内の倫理委員会に申請し、早ければ4月から、新薬開発などにつなげる研究に取り組む。
 これまで、病気の原因を研究するには、すでに病気の状態になった細胞を調べる方法が主流だった。だが、患者の細胞からiPS細胞を作製し、それをさらに病気の細胞に変化させれば、細胞が健康な状態から病気に変化する過程も観察でき、詳しい仕組みも明らかになると期待される。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080309-OYT8T00277.htm
2008年3月9日付(読売新聞)

障害者の就職考えるセミナー

障害者の就職問題を考える「在宅就業支援セミナー」が3月8日、大垣市のソフトピアジャパンで開かれ、障害者や福祉団体関係者ら約150人が出席した。
 NPO法人「バーチャルメディア工房ぎふ」主催。パネルディスカッションには、車いすで記者生活を送る読売新聞中部支社社会部の館林千賀子記者や、ソフト開発会社などで働く障害者の浮揚(うきあげ)玲子さんと林映二さん、雇用側の企業担当者2人が参加した。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20080308-OYT8T00623.htm
2008年3月9日付 (読売新聞)

2008年3月8日土曜日

びわ湖ホール、4億円削減は困難 嘉田知事、運営費修正で見解

 滋賀県の嘉田由紀子知事は3月7日、県議会の最大会派「自民党・湖翔クラブ」が新年度一般会計予算案の修正をにらんで約4億円の削減を検討している県立びわ湖ホールの運営費について「4億円も削りようがない」と述べ、削減は難しいとの見解を示した。
 この日、県市長会と県町村会の事務局職員2人が県庁を訪れ、県の新年度一般会計予算案で削減された乳幼児などの福祉医療費助成額を元に戻すよう求める要望書を、嘉田知事に手渡した。  これに対し、嘉田知事は県の厳しい財政状況を説明したうえで「今の時点で(助成額を)元に戻してほしいと要望されても、削れるところがない」と主張。自らびわ湖ホールの運営費削減に触れて「わたし自身も戸惑っている」と述べ、同クラブの動きに困惑している心境を明らかにした。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008030700170&genre=A2&area=S00
2008年3月7日付(京都新聞)

滋賀の18市町、自己負担増求めず 県の乳幼児福祉医療費削減で

 滋賀県が乳幼児の福祉医療費助成を削減する方針を打ち出したことについて、県内26市町のうち18市町が住民に自己負担の増加を求めない方向で検討していることが分かった。負担増を求めるとしたのは2市町にとどまっており、県の予算削減のしわ寄せが市町に押しつけられた格好となった。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008030800048&genre=O1&area=S00
2008年3月8日付(京都新聞)

2008年3月5日水曜日

路上生活の子ども支援=東北福祉大OB、カレンダー製作

 家がなく、路上で生活する子どもたちが世界に約1億人いるといわれている。彼らが描いた絵をカレンダーにする日本のプロジェクト「ストリートチルドレン芸術祭」に、このほど東北福祉大(仙台市)OBのスポーツ選手が協力した。 インド、メキシコ、カンボジアなどの現地ボランティア団体が集めた絵を、静岡県熱海市の小嵐中学校を中心とした事務局がカレンダーにし、2006年版から販売開始。収益金は子どもたちの自立支援や学費に。このほど東北福祉大の生田目学文准教授のゼミが、08年版を独自に製作。同大ゆかりの新旧トップアスリートが選者となった。 元大リーガーの佐々木主浩氏、現役プロの金本知憲外野手(阪神)、ゴルフの谷原秀人や今春卒業予定の佐伯三貴ら豪華な顔触れ。現役大リーガーの斎藤隆投手(ドジャース)は、オフの帰国中に引き受け、パイプをくわえた赤い帽子の男性を描いたブラジルの子どもの作品を選んだ。
続きは・・・http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2008030500078
2008年3月5日(時事通信)

アドバイスしたおもちゃ1962点 障害の壁払い、共に遊ぶ

 ケーキの生クリームはさわると崩れるし、空の雲は遠くにありすぎて届かない――。目の見えない子どもにとって、遠くにあるものや形のわからないものを理解するのは難しい。  「でも形のあるおもちゃなら、手でさわって分かってもらえるんです」。全盲の視覚障害者という立場から、目や耳の不自由な子どもと一緒に楽しめるおもちゃ「共遊玩具」の開発や普及活動に取り組んできた。改良点などをアドバイスしたおもちゃは、他社製品を含め1962点に及ぶ。
続きは・・・http://aspara.asahi.com/tsutomenin/login/tsutomenin.html
2008年3月5日付(朝日新聞)

お願い 情報提供をお願いします

平成20年2月11日(月曜日)午前8時ころから、行方不明となっており、現在捜しております。 お心当たりの人は、最寄りの警察か、下記の警察署などに情報をお知らせください。 
連絡先   
札幌方面伊達警察署
0142-22-0110
北海道社会福祉事業団「太陽の園」
0142-23-3549
続きは・・・http://www.police.pref.hokkaido.jp/incident/fumei-4/fumei-4.html
2008年3月5日(北海道警察)

2008年3月3日月曜日

目片・大津市長、細菌性肺炎で緊急入院

 大津市は3月3日、目片信(めかた・まこと)市長(66)が細菌性肺炎で同市民病院に緊急入院した、と発表した。
 3月2日に開催されたびわ湖毎日マラソンでスターターを務める予定だったが、体調を崩し、同日午前中に入院した。集中治療室(ICU)で人工呼吸器を付けて治療を受けている。2~3週間の入院が必要という。
続きは・・・http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200803030023.html
2008年3月3日付(朝日新聞)

2008年3月1日土曜日

32年ぶり、滋賀県予算に修正案 自民会派提出へ、「福祉不十分」と

 滋賀県議会の最大会派「自民党・湖翔クラブ」は2月29日までに、開会中の2月定例会に提出された新年度一般会計予算案を「福祉が不十分で承認できない」として、一部修正する案を3月下旬の予算特別委員会に提出する方針を固めた。
 滋賀県議会で予算修正案が提出されるのは32年ぶり。委員会で可決されれば、同24日の最終本会議に提出される。
 関係者によると、修正案は、県が財政構造改革プログラムで削減した乳幼児などの福祉医療費約4億円を増額し、前年度と同水準に引き上げる。
 その財源として、びわ湖ホール(大津市)を約半年間休館し、その間に民間会社も含めた管理者を公募して自主運営費を削減することなどを検討している、という。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008030100040&genre=A2&area=S00
2008年3月1日付(京都新聞)

知的障害者の誤認逮捕 国賠訴訟で100万円賠償命令 宇都宮地裁

 2件の強盗事件で誤って逮捕、起訴され、無罪になった宇都宮市に住む知的障害のある男性(56)が、違法捜査で精神的苦痛を受けたとして、国家賠償法に基づき国と栃木県に計500万円の慰謝料を求めた訴訟の判決が2月28日、宇都宮地裁(福島節男裁判長)であった。
 福島裁判長は原告側の訴えをほぼ認め、国と県に計100万円の支払いを命じた。
 男性側は、県警の取り調べの際、不当な誘導で虚偽の自白調書を作成されたとし、宇都宮地検についても「警察の違法捜査を追認し、男性に重度の知的障害があると知りながら起訴して拘束を続け、精神的苦痛を与えた」と主張した。
 県と国側は「適法な取り調べで嫌疑があると判断した。訴訟能力はあった」と反論した。
 訴状によると、宇都宮東署は平成16年8月、暴行事件で男性を逮捕し拘置中、強盗事件2件の自白調書を作成し、再逮捕した。
 しかし、刑事事件の判決言い渡し前に真犯人の男が判明したため、宇都宮地裁は17年3月、強盗罪について「供述は警察官に誘導されたと推察される」として無罪判決を言い渡し、確定した。
続きは・・・http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080228/trl0802281350012-n1.htm
2008年2月28日付(産経新聞)

イオン高松で県知的障害者福祉協会がバザー開催

 香川県内外の知的障害者らが丹精込めて作った作品を即売する「Pon‐Poko(ぽんぽこ)バザー」が2月29日、香川県高松市香西本町のイオン高松ショッピングセンターで始まった。
 手作りのお菓子や陶芸品のほか、パンジーなどの色とりどりの春の花の苗がずらりとならび、訪れた買い物客らの目を楽しませている。3月2日まで。 
 バザーは、障害者の自立、就労に向け、接客体験などの職業訓練を図るとともに、地域との交流の輪を広げようと、県知的障害者福祉協会(小松守会長)が初めて開催。県内外20カ所の福祉施設が出店した。 
 会場には、クッキーやシフォンケーキ、うどん、豆腐などの手作りの味がずらり。ビーズのネックレスやさをり織りのバッグなどの手芸品のほか、切り花やミニ観葉植物の寄せ植えなどもあり、来場者はじっくりと品定めをしていた。
続きは・・・http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/locality/article.aspx?id=20080229000314
2008年2月29日付(SHIKOKUNEWS)