2008年1月31日木曜日

(1/30)暫定税率、つなぎ法案取り下げ・与野党が一転合意

 揮発油税などの暫定税率の取り扱いに関連し、与野党は30日、「年度内に一定の結論を得る」とする衆参両院議長のあっせんを受け入れた。税率維持を盛り込んだ租税特別措置法改正案などは年度内に成立し、3月末の税率の期限切れは回避される公算が大きい。これにより、与党は暫定税率の期限を5月末まで延長するため国会に提出した「つなぎ法案」が不要になったと判断、1月31日に取り下げる。

続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt215/20080131NT003Y68330012008.html

2008年1月31日付(日経NET)

福祉医療費問題 県、新年度分削減へ

今年度見送り 広島市と合意

 県が2007年度から広島市に対する福祉医療費約20億円のうち、乳幼児医療費など約5億円削減し、市が反発していた問題で、県は29日、07年度の削減を取りやめ、08年度分を削減することを明らかにした。厳しい財政事情の中で行う新年度予算編成を前に双方が妥協した形で、県は補正予算で削減分の約5億円を積む。2009年度以降の取り扱いについては協議を継続するとしている。

 藤田知事がこの日の定例記者会見で「我々も、市側も譲歩し、落ち着くところに落ち着いたということ」と述べ、市と合意したことを明らかにした。

続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20080129-OYT8T00638.htm

2008年1月30日付 (読売新聞)

2008年1月29日火曜日

高校生に「がん」基礎知識…放射線科医が母校で特別授業

 がん放射線治療の第一人者である東大病院放射線科の中川恵一准教授が15日、東京都千代田区の私立暁星高校で、がんについて特別授業を行った。

 これまで、厚生労働省のがん対策の会議などで、若い世代へのがん教育の必要性を訴えており、手始めに母校での授業を試みた。

 授業は「がんのひみつ」と題して行われ、2年生約180人が聴いた。
 まず、1970年代に国家がん法が施行され、がんによる死者が減っている米国に比べ、がん対策基本法が2年前にできたばかりの日本は、がん対策の後進国だと説明。スライドを使って、がんの原因やたばこの影響も解説しながら、米国やドイツで患者の6割以上が受ける放射線治療が日本では4人に1人しか受けていないことや、痛みをとる緩和ケアの普及が進んでいない現状を紹介した。

続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kyousei_news/20080129-OYT8T00212.htm

2008年1月29日付(読売新聞)

4月から信金が医療・がん保険販売

零細・中小企業など対象

 全国282の信用金庫で作る全国信用金庫協会は28日、アメリカンファミリー生命保険(アフラック)など外資系と損保系の生命保険4社と提携し、4月から各信用金庫で医療・がん保険の販売ができるようにする方針を明らかにした。

 外資系や損保系の生保が扱う簡素で割安な商品に絞り、信金の主要取引先である零細・中小企業の経営者や従業員、家族向けに販売する。

 提携するのはアフラックのほか、東京海上日動あんしん生命、損保ジャパンひまわり生命、三井住友海上きらめき生命の損保系3社。保険販売を希望する信金を協会が募り、生保4社は販売ノウハウや法令順守の体制作りを支援する。

続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kyousei_news/20080129-OYT8T00174.htm

2008年1月29日付(読売新聞)

抗がん剤使ってリウマチ治療

東京医科歯科大研究グループ

 東京医科歯科大学の上阪等准教授(膠原(こうげん)病・リウマチ内科)らの研究チームは28日、抗がん剤で関節リウマチを治療する方法を開発したと発表した。

 マウスの実験で有効性を確認しており、10年で臨床試験実施にこぎつけたいという。成果は米免疫学会誌に掲載された。

 関節リウマチは、過剰な免疫反応が原因で分泌された物質が、関節内にある滑膜細胞を異常に増殖させ、骨の破壊、関節の変形などを起こす病気。国内に60~80万人の患者がいると推定される。

続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080129-OYT8T00175.htm

2008年1月29日付(読売新聞)

新型インフルエンザ 与党対策チーム発足へ

 自民、公明両党は28日、新型インフルエンザ対策を議論するための「鳥由来新型インフルエンザ対策プロジェクトチーム」を発足させることを決めた。29日に国会内で初会合を開く。

 同チームでは、〈1〉ワクチンの備蓄量の積み増しの見通し〈2〉外国で新型インフルエンザが発生した場合の国内の空港や港での対応〈3〉国内で大量感染が起き、病院などで対処し切れない場合の対策――などについて関係各省からヒアリングを行い、対策強化に着手する。

 発生から約6か月かかるとされる新型インフルエンザ用のワクチン開発期間の短縮に関しても、政府と協議する。座長には、自民党の川崎二郎・元厚生労働相が就任する見通しだ。

 新型インフルエンザの大流行(パンデミック)が起きると、最悪の場合、国内で約64万人が死亡、入院患者数は約200万人に上ると政府は推定している。現在、予防ワクチンの備蓄は約1000万人分、新型インフルエンザに効果があるとされる治療薬「タミフル」は約3000万人分がある。

2008年1月29日付(読売新聞)

続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080129-OYT8T00178.htm

大阪府知事に橋下氏 38歳、現職最年少

 任期満了に伴う大阪府知事選は27日投票、即日開票の結果、無所属新人の弁護士でタレント橋下徹氏(38)が、いずれも無所属新人の弁護士の梅田章二氏(57)=共産推薦=と元大阪大大学院教授熊谷貞俊氏(63)=民主、社民、国民新推薦=ら4人を破り、初当選を果たした。投票率は48・95%で過去最低だった前回を8・46ポイント上回った。

 全国知事会によると戦後30代で知事に初当選するのは、1951年に38歳で佐賀県知事となった故鍋島直紹氏以来4人目。現職では40歳の尾崎正直・高知県知事を抜いて最年少となる。

 橋下氏は自民党府連が推薦し公明党府本部が支持。33年ぶりに国政の与野党が実質的に激突した知事選となった。自民、公明両党は昨年11月の大阪市長選敗北からの巻き返しに成功、次期衆院選に向け追い風となりそうだ。(共同通信)

続きは・・・http://www।kyoto-np।co.jp/article.phpmid=P2008012700114&genre=A2&area=O10

20008年1月27日付(京都新聞)

2008年1月27日日曜日

電動車いす『リラクルカート(BH-RC41)』の無償修理について

 パナソニック サイクルテック株式会社は、『リラクルカート(BH-RC41)』(製造元スズキ株式会社)において製品に構造上の不具合があり、2008年1月16日より無償修理を行います。

 ご愛用の皆さまには、大変ご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。対象となるお客様は、お早めにお問合せ先にご連絡いただき、修理(無料)をお受けいただきますようお願い申し上げます。 なお、電動車いす『リラクルカート』は、スズキ株式会社が製造し、パナソニック サイクルテック株式会社(旧社名 ナショナル自転車工業株式会社)にて販売した商品です。

続きは・・・http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn080115-4/jn080115-4.html

電動車いす『リラクルカート』ご愛用の皆様へ

 日頃は、弊社製品をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。
パナソニック サイクルテック株式会社は、『リラクルカート(BH-RC41)』(製造元スズキ株式会社)において製品に構造上の不具合があり、1月16日より無償修理を行います。
 
 ご愛用の皆さまには、大変ご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。対象となるお客様は、お早めにお問い合わせ先へご連絡いただき、修理(無料)をお受けいただきますようお願い申し上げます。

 なお、『リラクルカート』はスズキ株式会社が製造し、パナソニック サイクルテック株式会社(旧社名 ナショナル自転車工業株式会社)にて販売した商品です。

2008年1月15日付(パナソニック サイクルテック株式会社)

続きは・・・http://www.panabyc.co.jp/info/rc41_2/index.html

病院に未熟児置き去り 埼玉・越谷 「名前は愛助」

 1月27日午前2時ごろ、埼玉県越谷市の独協医大越谷病院から「敷地内に乳児が置き去りにされていた」と110番通報があった。乳児は同病院で治療、命に別条はないという。越谷署が保護責任者遺棄の疑いで調べている。

 調べでは、乳児は生後2日ぐらいの男児で、身長34センチ、体重1000gの未熟児。乳児用の灰色の袖なしトレーナーを着て、産着やバスタオルにくるまれていた。産着の中にメモがあり、「平成20年1月24日11時10分に生まれ、名前が愛助くん どうかこの子をよろしくお願い致します」などと書かれていた。

続きは・・・http://www.asahi.com/national/update/0127/TKY200801270037.html

2008年1月27日付(朝日新聞)

年金記録 勤務先名を窓口で伝達

特別便見直し 高齢者に出張相談も

 舛添厚生労働相は1月25日、厚生労働省内で記者会見し、年金記録の確認を求める「ねんきん特別便」の見直し策を発表した。

 社会保険事務所に相談に来た人が記録の持ち主であることがほぼ確実な場合、過去の勤務先の名称を含め、必要な情報をすべて窓口で伝えることを認めた。

 社会保険庁は21日の通達で、持ち主がほぼ確実な記録について、加入期間や勤務先の所在地などの「ヒント」を教えることを許可したが、今回、勤務先の名称に広げたことで、相談者の記憶があいまいであっても記録の統合が容易になる。ただ、持ち主の可能性がある人が複数いる場合は、事業所名を教えないとした。

 全国の社会保険事務所は週明けから新たな対応を実施する。舛添厚労相は「(記録の統合ができなかった人は)もう一度(事務所に)来てほしい」と呼び掛けた。

 一方、厚労相は、高齢や病気などで特別便に回答したり、相談したりできない人のため、社保庁職員が自宅などに出向く出張相談を実施する考えを示した。

 近くに社会保険事務所がない人のために、年金に詳しい社会保険労務士が無料で相談を受け付ける体制を整える。全国に社会保険事務所が約300あるのに対し、現役の社労士は2万人程度とされ、相談先が大幅に増えることになる。

続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kaigo_news/20080126-OYT8T00200.htm

2008年1月26日付 (読売新聞)

大阪府知事選、午後2時現在の投票率22・76%

大阪府知事選は、27日午前7時から府内1784か所で投票が行われている。午後2時現在の投票率は22・76%で、前回同時刻(19・76%)を3ポイント上回っている。
 
 投票は午後8時までで締め切られ、即日開票のうえ、同日深夜には大勢が判明する見通し。

 立候補しているのは、弁護士の梅田章二氏(57)(共産推薦)、自民党府連と公明党府本部が推薦・支持する弁護士でタレントの橋下徹氏(38)、元大阪大教授の熊谷貞俊氏(63)(民主、社民、国民推薦)、保護司の杉浦清一氏(59)、町会自治会長の高橋正明氏(65)の無所属新人5人。

 33年ぶりに与野党が3極に分かれて激突。「大阪再生」に向けた取り組みや、府財政の立て直しなどが争点となっている。

続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080127-OYT1T00310.htm?from=navr

2008年1月27日付(読売新聞)

灯油助成券「使えない」 草津市に苦情100件 宅配業者、適用せず

 草津市が高齢者や身体障害者を対象に3000円分の灯油助成券を配布している事業で、灯油を巡回販売している宅配専門業者には助成券が適用されないため、26日までに高齢者などから「利用できない」などの苦情が100件近く同市に寄せられていることが分かった。
 
市は原油価格高騰への対策として、15日から助成券の交付を始めた。高齢者世帯などからすでに1000件を超える申請を受け、順次配っている。しかし、交付直後から、市長寿福祉・介護課などに「車がない」「一人暮らしで体力もない」などの理由で「助成券が使えず不便」「買い出しを頼めないか」といった苦情や要望が相次いで寄せられた。
 
市は助成券による灯油販売を、市内の主要ガソリンスタンドが加盟している滋賀県石油商業組合草津支部に依頼した。ところが、宅配専門業者は同組合に加盟していないため、巡回販売の灯油を購入した場合、助成券は利用できないという。

 市の担当者は「緊急の事業で宅配業者などに依頼する時間がなかった。これから手続きをとってもシーズンが終わってしまう。家族や近所の人に買いに行ってもらうなどの対応を考えてもらうしかない」と話している。  灯油助成は大津市と高島市がすでに実施しているが、大津市は現金を振り込む方式で、高島市は「今のところ、そのような声は寄せられていない」としている。

2008年1月27日付(京都新聞)

続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008012700017&genre=A2&area=S10

大阪府知事選の投票始まる 今夜大勢判明

 任期満了に伴う大阪府知事選は、1月27日午前7時から府内1784カ所の投票所で投票が始まった。即日開票で、大勢判明は同日夜の見通し。

 立候補しているのはいずれも無所属新人で、弁護士の梅田章二氏(57)=共産推薦、弁護士でタレントの橋下徹氏(38)、元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(63)=民主、社民、国民新推薦=と、保護司杉浦清一氏(59)、元中学教諭高橋正明氏(65)の5人。

 橋下氏は自民党府連が推薦し公明党府本部が支持。33年ぶりに国政の与野党が実質的に激突した知事選で、結果は国政にも影響を与えそうだ。

 大阪府内は朝から晴れ、府選管によると、午前10時現在の投票率は4・83%で前回同時刻を0・46ポイント上回っている。

 梅田氏は大型公共工事の見直しや福祉施策の向上を訴えた。橋下氏は子育て支援策の充実、熊谷氏は産業振興による府民所得拡大を公約に掲げている。

続きは・・・http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008012701000073.html

2008年1月27日付(中日新聞)

2008年1月24日木曜日

だいすき!!:知的障害者の子育て描くドラマ 初回放送から大反響

 画面の中で、若い女性が涙をポロポロ流しながら真剣に訴えている。

「お母さんになりたいのに。なんでなれないの? なんで?」……「バカだから?」。知的障害のある女性の子育てをテーマにした連続ドラマ「だいすき!」(TBS系、木曜午後10時)が始まった。
 
香里奈さん演じる主人公柚子(ゆず)が、さまざまな困難を乗り越えながら、娘ひまわりを愛し、懸命に育てる姿を描く。初回(17日)放送後の番組ホームページへのアクセス数が24時間で約150万件となるなど大きな反響を呼んでいる。なぜ今、障害者のドラマが私たちの心を打つのだろう。

2008年1月24日付(毎日新聞)

続きは・・・http://mainichi.jp/photo/news/20080124mog00m200032000c.html

日本社会福祉士会、厚労省大臣に要望書提出

 日本社会福祉士会はこのほど、同会会長と厚労省大臣などが面談し、その際に要望書を提出したことをホームページ上で報告。面談は昨年末に行われたもので、要望書の中身も公開している。 昨年11月に「社会福祉士及び介護福祉士法等の一部を改正する法律」が成立した。

 この法改正にともなってH21年度から社会福祉士養成教育が大きく変わり、社会福祉士は国民の生活問題の解決のために今まで以上に期待されることになる。

 この法律にたいする国会の附帯決議では、社会福祉士の社会的評価に見合う処遇を求めるとともに、都道府県および市町村での社会福祉士の登用を促進し、さらに司法・教育・労働・保健医療などの領域へ職域を拡大するという決議を得ている。

 厚労相あての要望書では、下記の4点について実現されるよう努力して欲しいと訴えた。

■情報提供日本社会福祉士会・・・http://www.jacsw.or.jp/

2008年1月22日付・・・(ケアマネジメント オンライン)http://www.caremanagement.jp/news+article.storyid+1956.htm

2008年1月23日水曜日

万能細胞+細胞シート・・・京大・阪大が共同研究

心筋再生治療
京大 iPSセンター設置発表

 人間の皮膚から様々な細胞に変化できる万能細胞(iPS細胞)を作製した京都大の山中伸弥教授と、筋肉から作った細胞シートで重い心臓病の治療に成功した大阪大の澤芳樹教授が、iPS細胞を使った研究を共同で行うことが決まった。世界初の二つの成果を組み合わせ、心筋の再生治療を目指す。京都大は22日、山中教授をトップとする「iPS細胞研究センター」の設置を正式に発表。万能細胞の応用に向けた研究が大きく動き出した。

山中伸弥・京大教授
澤芳樹・阪大教授

 澤教授らは昨年、患者の足の筋肉の細胞をもとにシートを作製。心臓移植が必要だった患者の心臓の周囲に張り付けて機能を回復させることに成功した。
 このシートは心筋にはなっていないため、iPS細胞を心筋細胞に変化させ、治療に生かしたい考えだ。 澤教授は「iPS細胞を使った新しい材料のシートを作り、多くの症例に使えるようにして実用性を高めたい」としている。

 京大の研究センターは、昨年10月に開設された世界トップレベル研究拠点「物質―細胞統合システム拠点」(中辻憲夫拠点長)の一部門。教授や准教授、研究員、技術職員ら10~20人でつくる「専任チーム」と、京大再生医科学研究所などから参画する「兼任チーム」数チームで構成される。

 iPS細胞を目的の細胞に変化させる技術や特殊な能力を獲得するメカニズムの解明、安全性の確認、より安全な作製方法の開発など、情報を共有しながら研究を進める。

 山中教授は記者会見で「基礎から臨床までカバーする、世界に開かれた研究施設にしたい。iPS研究は10年、20年と息の長い取り組みが必要なので、若い研究者を積極的に育てたい」と語った。
 当面は京都市下京区の民間研究施設「京都リサーチパーク」内の研究室を借り、2年後をめどに専用の研究棟を建設する。

 iPS細胞の研究は、国内の研究者を結集したコンソーシアム(共同体)を設け、オールジャパン体制で取り組む予定で、京大のセンターがその中心になる。

2008年 1月22日付(読売新聞)

続きは・・・http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20080122ke05.htm?from=goo

「iPS細胞で心筋再生」始動、京大と阪大が共同研究へ

 人間の皮膚から様々な細胞に変化できる万能細胞(iPS細胞)を作製した京都大の山中伸弥教授と、筋肉から作った細胞シートで重い心臓病の治療に成功した大阪大の澤芳樹教授が、iPS細胞を使った共同研究を始めることになった。

 世界初の二つの成果を組み合わせ、心筋の再生医療を目指す。

 一方、京都大は22日、山中教授をトップとする「iPS細胞研究センター」の設置を正式に発表、再生医療の実現に向け、万能細胞研究が大きく動き出した。

 澤教授らは昨年、患者の足の筋肉の細胞をもとにシートを作製。心臓移植が必要だった患者の心臓の周囲に張り付け、心機能の回復に成功した。シートは心筋にはなっていないため、iPS細胞から変化させた心筋でシートを作り、治療に生かしたい考えだ。

 京大の研究センターは、昨年10月に開設された「物質―細胞統合システム拠点」の一部門。教授や研究員、技術職員ら10~20人でつくる「専任チーム」と、京大再生医科学研究所などから参画する「兼任チーム」数チームで構成される。

 当面は、京都市内にある民間研究施設「京都リサーチパーク」内の研究室を借り、2年後をめどに専用研究棟を建設する。iPS細胞の研究は、国内の研究者を結集したコンソーシアム(共同体)を設け、オールジャパン体制で取り組む予定で、京大のセンターがその中心になる。

 山中教授はこの日の記者会見で「世界に開かれた研究施設にしたい。iPS研究は10年、20年と息の長い取り組みが必要なので、若い研究者を積極的に育てたい」と語った。

2008年1月22日付(読売新聞)

続きは・・・・http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080122-OYT1T00307.htm

2008年1月22日火曜日

近江八幡市、PFI病院の経営見直し──契約解除も

 全国で初めて本格的なPFI(民間資金を活用した社会資本整備)方式で開業した近江八幡市立総合医療センターについて、同市は経営形態の抜本的な見直しに乗り出す。市長の諮問機関が1月21日、経営改善策を提言したのを受け、同市は市本体の財政破綻の恐れがあるとしてPFI契約解除も視野に検討に入った。経営効率化が期待されたPFI事業の頓挫は今後、全国の公立病院経営のあり方に影響を与えそうだ。

 同医療センターは旧市民病院の老朽化に伴い、移転・新築が計画され、2004年10月に着工。
2006年10月に開院した。大林組が全額出資するSPC(特別目的会社)のPFI近江八幡が市と契約を結んで設計・建設を担当。医療業務を除く維持管理、リネン、給食などの業務を30年間手がける。その後、病院は市に無償譲渡される。

2008年1月22日付(日経NET)

続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news002149.html

大阪府知事選、「福祉」「子育て」に期待──本社世論調査、「投票行く」前回上回る

 大阪府知事選について日本経済新聞社が実施した世論調査で、9割が投票に「行く」または「行くつもり」と答え、選挙への関心が高いことが分かった。医療費や社会保障費などの負担感が増す中で、福祉施策や教育・子育て支援の拡充を望む声が強い一方で、財政再建団体に転落する危険性を心配してか財政再建への期待も高い。新知事は待ったなしの重い課題を背負うことになりそうだ。

2008年1月21日付(日経NET)

続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news002133.html

福祉施設の送迎ガソリン代を補助

 滋賀県湖南市は1月10日、原油高騰を受けた緊急対策として、通所事業を行っている市内の福祉施設に対し、送迎車のガソリン代を補助すると発表した。

 対象は共同作業所など障害者施設6カ所と高齢者の通所サービスを提供している事業所13カ所。走行距離などを基に、ガソリン高騰分として送迎車1台当たり5000円-1万円を補助し、総額では約60万円になるという。2月上旬に交付する。

 滋賀県内では高島、大津、草津の3市が生活困窮者を対象に灯油助成券の支給を決めている。

2008年1月10日付(京都新聞

続きは・・・http://kaigonetwork.blog100.fc2.com/blog-entry-2042.html

2008年1月21日月曜日

「再診料引き下げは第一線医療を崩壊」

 厚生労働省が、厚労相の諮問機関・中央社会保険医療協議会に診療所(開業医)の再診料を今年4月の診療報酬改定で引き下げる案を正式に示したことなどに対し、神奈川県保険医協会は1月17日までに「再診料引き下げに断固抗議する」といった声明を発表した。

 同協会は「昨春から繰り広げられている厚労省による診療所の再診料引き下げキャンペーンは、あまりにも情報操作が目に余る」と指摘。そのうえで「第一線医療を崩壊させる再診料引き下げの策動に断固抗議する」と訴えている。 

 厚労省は1月16日の中医協で診療所の再診料710円を引き下げる案を提示。今年3月末までに下げ幅を決定し、それに伴って浮いた財源を医師不足が特に深刻な病院の産科・小児科・救急に配分することにしている。 再診料については現在、病院が570円、診療所710円。

 同省の説明に基づく各種報道では「再診料が安い病院に患者が集中。多くの勤務医が疲弊して病院を辞め、開業医に転身、勤務医不足を生じさせたとの指摘もある」と紹介している。また、政管健保の国庫負担分の健保組合による肩代わりに関しても、「会社員の中には医療保険料が上がる人もおり、『これが医師の技術料をプラス改定に導いた』(同省幹部)面もあることから、診療所の再診料を引き下げて開業医にも痛みを分かち合わせる」という報道が相次いだ。

2008年1月18日付(CBニュース)

続きは・・・http://www.cabrain.net/news/article/newsId/14044.html;jsessionid=EF637523A9C2872CCD5748C3A03F6610

骨髄細胞であごの骨再生 重い歯周病 対策で東大医科研

 重い歯周病でひどくやせたあごの骨に骨髄の細胞を入れ、骨を再生させる治療が成果をあげている。東京大医科学研究所の各務(かがみ)秀明客員准教授らの臨床試験で、10人中8人でインプラント(埋め込み型の義歯)を入れられる状態まで骨が厚くなった。有力な治療法の一つになりそうだ。20日開かれた歯科インプラント治療のシンポジウムで成果が報告された。
  
2008年1月21日付(朝日新聞)

続きは・・・http://www.asahi.com/health/news/TKY200801200170.html

何故、気づかなかった! 『うつ病に立ち向かう、たった1つの方法』

 あなたは 今、どんな苦しみの中にいるのでしょう?

 「もしかして、自分は鬱病かもしれない。そんな予感にも似た感じ・感覚の中」それとも・・・・・「どうにもやる気がない、体調さえも優れず、うつ病を強く自覚している。会社にも行きたくない」あるいは・・・・・「大切な家族の誰かが鬱病に苦しんでいる。うつ病を何とかしてあげたい」「会社、子育て、恋愛。女性として、うつ病という病魔にむしばまれている」 そうです。うつ病の症状のレベルは男性、女性それぞれに様々。しかも、うつ病はとてもやっかいで治りにくい病気。うつ病と聞いただけで誰もが、気持ちが暗くなります。でも、うつ病をあきらめる必要も、絶望することもありません。ここではっきりとうつ病を認識して欲しいのです。

 「うつ病は治療で必ず治る病気なのだということを」私はこの悪魔のようなうつ病と20年間苦闘しました。はじめの10年は一人で、そしてもう10年はあるドクターと共にうつ病に立ち向かったと言っていいでしょう。それはあまりに長く、辛い治療の経験でした。 しかし、その時間は私に、うつ病に対する 深い知恵とうつ病の対処法、そして不屈の勇気を与えてくれたのです。今、うつ病の治療に悩まれているあなた。男性も女性もどうか苦しい遠回りをせずに、私の開発したうつ病からの脱出法・治療法を活用してください。そして、うつ病にさよならしてください。

2008年1月21日付(朝日新聞)

続きは・・・・http://www.sayonara-utsu.com/?gclid=CNfGsdrBhpECFQZLbwodyQqdHQ

2008年1月20日日曜日

大災害時の負傷者受け入れ万全に 京都医療センター、初の訓練

 大規模災害発生時の負傷者への対応を円滑に進めるため、京都市伏見区の国立病院機構京都医療センターは19日、院内で訓練を行った。負傷の具合で治療の優先順位を決める「トリアージ」をもとに、医師や看護師らが適切な処置を取った。

 同センターは救命救急センターがあり、地震などの災害が起きた場合、多くの負傷者を受け入れることになる。医師や職員の意識を高めようと、初めて訓練を実施した。

 訓練は、午前9時ごろ、府南部を震源地とした震度6強の地震が発生し、多数の負傷者が来院していると想定。医師、看護師、事務職員のほか、負傷者役の同センター附属看護助産学校の生徒ら約200人が参加した。

 災害対策本部を立ち上げた後、病院の玄関前にトリアージセンターを設けた。運び込まれてくる負傷者に対し、けがの程度が重い順に黒、赤、黄、緑に割り振り、それぞれの治療場所に搬送。待機した医師が診察し、看護師は脈拍をとったり、点滴を打つ用意をした。現場は本番さながらの緊張感に包まれていた。

 反省会では、参加者たちが「搬送用のストレッチャーが足りなくなった」「負傷者を待たせてしまった」などと意見を述べ、全員で問題点を共有した。

2008年1月20日付(京都新聞)

続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008012000021&genre=C4&area=K1I

厚労省が納入医療機関公表 C型肝炎感染原因の血液製剤

 薬害肝炎問題で厚生労働省は18日までに、C型肝炎の感染原因となった血液製剤を納入するなどした全国の医療機関名を公表した。同じ情報は同省のホームページ(http://www।mhlw.go.jp/)でも公開している。

 1994(平成6)年以前にフィブリノゲン製剤の投与を受けた場合、肝炎ウイルスに感染している可能性が一般より高いと考えられている。厚労省は政府広報を17日付の新聞各紙の折り込み広告として読者に配布したが、部数が足りず、一部からは届かないとの苦情も出ていた。

続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/yakugai/

MS、e-AT利用促進協会、日本NPOセンター、ITを活用した社会貢献プログラムを共同で実施

 マイクロソフトは1月18日、特定非営利活動法人(NPO法人)e-AT利用促進協会および特定非営利活動法人日本NPOセンターと協力することで、ITを活用した「障害者の就労支援のためのコミュニティITスキルプログラム」およびNPOの組織強化支援である「NPOのためのUPプログラム」を、2008年1月より実施することを発表した。

 「障害者の就労支援のためのコミュニティITスキルプログラム」は、2005年度よりNPO法人e-AT利用促進協会と共同で実施してきた「障害者のIT利用支援のためのUPプログラム」の発展形となるもの。今後2年間で、全国各地の障害者就労支援団体約100団体に対し、障害者の就労に役立つ中古PCやソフトウェア、AT(アクセシビリティテクノロジ)機器、ITスキル研修などを提供。約1000人の障害者へのIT活用支援を目指している。

2008年1月18日付(Net Japan)

続きは・・・http://japan.zdnet.com/news/ir/story/0,2000056187,20365209,00.htm
博物館美術館/視障者向け鑑賞会

 県立博物館・美術館が十九日、視覚障害者がボランティアガイドと対話しながら展示作品を楽しむ鑑賞会「百聞は一見をしのぐ」を開催した。県内各地から十三人の視覚障害者が参加して、彫刻に触ったり、ガイドに絵画の構図や色合い、表情の説明を求めたりしながら、心の中で作品のイメージを膨らませた。

 県立博物館・美術館は「誰もが楽しめる施設」を目指して、ボランティアの展示解説ガイドの育成など、ソフト面でのバリアフリー化にも備えてきた。この日は県視覚障害者福祉協会(山田親幸会長)の呼び掛けに応募した希望者が、彫刻や絵画などの現代美術を鑑賞した。

2008年1月20日付(沖縄タイムス)

続きは・・・http://www.okinawatimes.co.jp/day/200801201300_04.html

施設内虐待に通知義務 児童福祉法の改正案提出へ

 厚生労働省は、児童福祉施設での虐待を発見した職員らに都道府県への通告を義務づけたり、親と一緒に暮らせない子どもたちを養育する里親に研修を行ったりする制度を設ける。これらを盛り込んだ児童福祉法改正案を通常国会に提出する。

 虐待などで親と暮らせない子どもは全国で約4万人。預けられた先の児童福祉施設の職員や里親から暴力やわいせつ行為などの虐待を受けるケースが問題となっている。

 しかし、報告のあり方が確立されていないため、国や自治体は施設内などで起きた虐待を把握できておらず、事件化してから知ることも少なくない。このため、施設職員らが虐待を見つけた時には都道府県への通告を義務づけ、早めの対応や再発防止に役立てる。

 また、里親制度については、養子を前提とする「養子縁組里親」と、それ以外の「養育里親」に区別するとともに、養育里親には一定期間の研修を義務化し、充実させる。月額3万4000円だった手当(子ども1人の場合)も、養育里親は7万8000円にする。養子縁組里親には支給しない。

2008年1月19日付(朝日新聞)

続きは・・・http://www.asahi.com/life/update/0119/TKY200801190162.html

2008年1月18日金曜日

「ねんきん特別便」48万人中→14万人「訂正なし」

厚労相「再確認を」

 舛添厚生労働相は18日午前の閣議後の記者会見で、昨年12月中に約48万人に送付した「ねんきん特別便」に関し、回答を返送した約16万人のうち、約14万人が「訂正がない」と答えていたことを明らかにした。

 厚生労働省によると、この約48万人分は、該当者不明の約5000万件の年金記録の持ち主の可能性が極めて高いという。特別便は、今年10月までに年金受給・加入者全員の約1億人に送る計画だが、このうち、該当者不明の記録の持ち主である可能性が特に高い約850万人には、昨年12月から今年3月まで集中的に送られている。

 特別便には記録漏れの記録が記載されておらず、同封はがきに記載された「訂正がある」「訂正がない」の個所を選ぶだけのため、本人が詳細に確認せず、間違いに気付いていない恐れがある。このため、厚労相は「訂正なしと回答した全員が、(記録を再確認するため)窓口に来たり、電話を下さらないといけない」と、協力を呼びかけた。

 過去の年金の加入履歴を記載した特別便は、内容が複雑なうえ、5000万件をコンピューター上で名寄せした結果、見つかった記録を記していない。このため、「お年寄りには見方が難しく、わかりにくい」との指摘があった。

 厚労相によると、約48万人のうち、「訂正がある」と回答した人は約2万人いた。

2008年1月18日付 (読売新聞)

続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kaigo_news/20080118-OYT8T00433.htm

被災地離れ10年 「命」生徒に語り続ける

教え子亡くした玉川高・前畑教諭 映像流し授業

 阪神大震災の当時、兵庫県西宮市の中学校で教え子を亡くし、その後、県内の高校に職場を移してからも教壇で震災を語り続けている教諭がいる。県立玉川高校(草津市)の前畑聡さん(39)(大津市)。被災地を離れて10年余りが過ぎたが、1月になると生徒たちにあの惨禍を伝えてきた。今年も担任する2年生34人に、あの時学んだ命の重みについて語った。

 授業は15日、同高の視聴覚室で行われた。前畑さんはまず、被災直後の街の様子をとらえた映像を流した。猛火に包まれる商店街、横倒しになった高速道路、肉親が家屋の下敷きになりながら何もできずに打ちひしがれる被災者の姿……。その後、西宮市立瓦木中に勤務していた自らの震災体験を語った。

 当時顧問だった吹奏楽部で、2年藤原安希子さん(当時14歳)と、姉で同部OBの睦子さん(同17歳)の2人を亡くした。「2人の遺体と対面した時、生まれて初めて、代わってやりたいという感情を知った」。その言葉に静かに聞いていた生徒たちは息をのんだ。

 西宮市を離れて、滋賀県で高校教諭になったのは1997年春から。「被災地を離れたのに震災にこだわり続ける自分は、周囲にどう映るだろう」。当初はそんな不安もあったが、そのうち時がたっても、震災の話を聞く生徒の真剣な表情に変わりはないと感じた。「命の尊さを考えるのに、被災地の内も外もない」。そう思い、続けてきた。

 前畑さんは「震災では生きたくても生きられなかった人が大勢いる。どうか君たちは命を大事にして、毎日を一生懸命に生きていってほしい」と力を込めた。

 授業を聞いた武田絵理さん(17)は「滋賀でもタンスが倒れそうになったと親から聞かされていたけれど、衝撃のすさまじさがよく分かった」と言い、初宿(しやけ)未優さん(16)は「平穏に過ごせるありがたさをかみしめたいと思う」と話していた。

2008年1月18日付 (読売新聞)

続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20080117-OYT8T00646.htm

命語る 震災知らない子へ教材ビデオ

芦屋・教諭グループ、遺族の声交え制作


 阪神大震災で22人の園児や児童、生徒が亡くなった兵庫県芦屋市で、教諭たちのグループが、震災を知らない子どもたちに被害の実相を伝えようと、教材用のビデオを完成させた。

 1月8日から始まる新学期に市内11の小中学校の授業で活用される。市広報課や地元のケーブルテレビから当時の映像の提供を受け、遺族らへのインタビューも収録。遺族らは「芦屋の未来を担う子どもたちに聞いてもらえるなら」と快く引き受け、我が子を失った父や、父を亡くした女子高校生らが命の尊さを語っている。

2008年1月7日付(読売新聞)

続きは・・・http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/shinsai13/si80107b.htm?from=goo

2008年1月16日水曜日

福祉交流センター完成 延岡市富美山地区 住民の力結集し整備 元会社寮 災害時、避難所に

 住民の力で地域福祉の拠点を設けようと、延岡市の富美山地区社会福祉協議会(古川澄雄会長)が整備を進めていた同地区福祉交流センターが完成した。同社協が印刷会社の元独身寮を無償で借り、地元住民が約3カ月かけて、天井や床の張り替えからブロック塀の設置まで改修作業に携わった。

 関係者は「お年寄りから子どもまで住民全員の財産。地域で自由に使ってもらえる施設にしたい」としている。

2008年1月16付(西日本新聞)

続きは・・・http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20080116/20080116_002.shtml

障害者支援、介護予防一体で 古平福祉会が複合施設開設

【古平】社会福祉法人古平福祉会(木村輔宏理事長)が運営する障害・老人福祉サービス事業所「ぷらっとほーむ」がこのほど、中心部の浜町106にオープンした。

旧病院施設を改修し、障害者向けグループホーム、介護予防などの機能を併せ持つ複合施設に生まれ変わった。

2008年1月16日付(北海道新聞)

続きは・・・http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/70842.html

2008年1月15日火曜日

障害者自立支援法早わかりガイド

 障害者に関する施策は、2003年4月に身体障害者、知的障害者、障害児に対する「支援費制度」の導入が決まり、従来の措置制度から大きく転換しました。

 しかし、支援費制度の導入によってサービス利用者が急増し、国と地方自治体の費用負担だけではサービス利用に対する財源確保が困難になっています。

 また、サービス提供に関して、これまで身体障害、知的障害、精神障害という障害種別ごとに縦割りで整備が進められてきたことから「格差」が生じ、事業体系がわかりにくい状況となっています。

 精神障害者は支援費制度にすら入っていない状況の改善が必要であることも指摘されていました。

障害者自立支援法早わかりガイド・・・http://www.wam.jp/shienhou_guide/category1/index.html

2008年1月14日月曜日

自立支援法見直しで7月から利用者負担が軽減

 与党のプロジェクトチームが昨年12月に示した「障害者自立支援法の抜本的見直し」の報告を受けて、厚生労働省は今年7月から、さらなる利用者の負担軽減を実施する。

 対象になるのは低所得の障害者や障害児を抱える世帯で、ホームヘルプなど障害福祉サービスの負担上限額が半額以下になることもある。昨年12月末に閣議決定された厚労省の予算案に示されている具体的な軽減措置をまとめた。

2008年1月8日付(医療・介護情報CBニュース

続きは・・・http://www.cabrain.net/news/article/newsId/13907.html

病院の再診料引き上げ…政府・与党調整

診療所との価格差解消で勤務医の負担軽減

 政府・与党は2008年度の診療報酬改定で、現在、病院が570円、個人経営の医院などを含む診療所が710円と異なる価格に設定されている再診料を、同じ価格に統一する方向で調整に入った。

 統一した再診料は650円~700円程度とする案が有力だ。再診料を病院で引き上げ、診療所で引き下げることにより、医師不足問題の原因となっている病院の勤務医の負担を軽減する狙いがある。

 来年度の診療報酬改定は、2月中旬に厚生労働相の諮問機関「中央社会保険医療協議会(中医協)」が決定する。

 再診料は病床数200未満の医療機関での2回目以降の受診の際にかかる費用。病院(病床数20以上、200未満)よりも診療所(同20未満)の再診料が高い理由について、厚生労働省は「継続的に地域の医療を支える『かかりつけ医』としての診療所の役割が、入院や救急が中心となる病院よりも、診療報酬上では重視されてきたため」と説明してきた。

 しかし、1回目の受診にかかる初診料については、前回06年度の診療報酬改定で、それまで病院が2550円、診療所が2740円と異なっていた価格を2700円に統一しており、「再診料に関しては病院と診療所で違うという理由がわからない」との声があった。

 また、病院の再診料が診療所よりも安いことが、患者が診療所よりも病院に通う傾向を助長し、病院勤務医の過剰な負担やそれに伴う勤務医不足の要因になっているとの指摘もある。政府・与党は、再診料の統一により診療所に患者が振り分けられる効果のほか、病院の再診料の引き上げが勤務医の待遇改善につながることも期待している。

 ただ、診療所の再診料引き下げについては、開業医らの影響力が強い日本医師会(日医)などが、医院の経営悪化につながるとして反対している。前回の診療報酬改定で初診料だけの価格統一にとどまったのも、日医に配慮したという側面がある。

 08年度診療報酬改定では、8年ぶりに医師の技術料を引き上げること(0・38%増)がすでに決まっており、政府・与党は、日医などに対し〈1〉再診料引き下げで、診療所の患者が増える〈2〉診療所による夜間など時間外診療や開業医による往診への診療報酬を手厚くする――などとして説得していく方針だ。

2008年1月14日付 (読売新聞)

続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080114-OYT8T00196.htm

<浜崎あゆみ>衝撃告白「突発性難聴」 典型的な職業病? 

 歌手の浜崎あゆみさん(29)が自身のブログで、左耳が完全に聞こえなくなったと告白した。

 「突発性難聴」とされるが、どういう病気なのか。音楽活動への影響はあるのか。

2008年1月12日付(毎日新聞)

浜崎あゆみファンブログ・・・http://ayumihamasaki.biz/

2008年1月13日日曜日

障害者支援団体などが見直し要望 滋賀県の財政構造改革プログラム

 滋賀県内の障害者支援団体など3団体が去年の12月26日に相次いで県庁を訪れ、福祉や教育に事業費削減のメスを入れた県の財政構造改革プログラムを見直すよう要望した。

 要望したのは、障害者支援団体「障害者の滋賀の共同行動実行委員会」、全教滋賀教職員組合などでつくる「ゆきとどいた教育をすすめる会」、私立高校などで構成する「滋賀の私学助成をすすめる会」。

 要望では、プログラムに盛り込んでいる福祉医療費や私学助成の事業費削減を撤回し、障害者福祉や教育関連の予算を充実させるよう求めている。

2007年12月26日付(京都新聞)

続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007122600167&genre=A2&area=S00

阿部「1発!1万円基金」…7日訪問の福祉施設へ寄付

【グアム(米国)12日】巨人・阿部慎之助捕手(28)が今季の本塁打数に応じて、寄付金を積み立てる「シンノスケ基金」を導入することを明かした。

 「やっぱり本塁打が一番喜んでもらえるんだな、と思いました」昨季は盗塁阻止数に応じ寄付金を積み立ててきた主将。人一倍ファンサービスを大切にする男は今季、そのファンが一番喜ぶ一発を基金の対象とした。

 きっかけはファンの大歓声だった。グアム入り直前の7日、阿部は千葉・浦安市内の福祉施設を訪問した。今年で5年連続となった交流の中、特設スクリーンに昨季、自己最多タイとなる33本塁打の映像がすべて流された。ド派手なアーチ一発ごとに、歓喜するファンの姿が忘れられない。「すごく応援してもらっているのが分かりました」今季は本塁打数×1万円を同施設に寄付することを決めた。

 この日は午前中に坂本にティー打撃で自身の練習法、打撃理論を教えた。午後にはグアム日本人学校の生徒、地元の少年野球チームを招いて野球教室を開催した。「少しでも野球を好きになってほしい。野球教室なんて、僕が小さいころにはなかったから」と走り回った。終了後、グアム日本人学校の体育館建設のための1ドル募金箱に、手持ちの計8ドルを入れるなど、現地でも社会奉仕に努めていた。

2008年1月13日(報知新聞)

続きは・・・http://hochi.yomiuri.co.jp/giants/news/20080113-OHT1T00051.htm

鳥取、島根、佐賀の3県知事対談 福祉フォーラム

 官民で福祉の在り方を考える「福祉フォーラム8inとっとり」(同実行委員会主催、新日本海新聞社など後援)が1月12日、鳥取県のJR米子駅前米子コンベンションセンターで始まり、初日は鳥取、島根、佐賀の三県知事が地域の諸問題について意見交換を行った。フォーラムは1月13日まで。

 障害者が地域でどう生活していくのかを考えるために毎年開催。初日のこの日は約六百五十人が来場し、福祉関係者らが障害者自立支援法や在宅介護などをテーマに対談した。

2008年1月13日付(日本海新聞)

続きは・・・http://www.nnn.co.jp/news/080113/20080113001.html

2008年1月12日土曜日

知的障害者が主人公のドラマ・・・1月17日より始まります

2008年1月17日木曜日夜10時TBSで放映するドラマ

 第1回目のあらすじは・・・・
主人公・福原柚子 (香里奈) は軽度の知的障害がある23歳。父親亡きあと、女手ひとつで子供達を育ててきた母・美代子 (岸本加世子) と、ぶっきらぼうだがいつも姉を見守る弟・蓮 (平岡祐太) の愛情に包まれて、柚子はのびのびと育ってきた。

 ある日、柚子は同じ職業センターで働く 沢田草介 (中村俊介) が亡くなったという知らせを受け、センターのスタッフ・安西 (紺野まひる) と病院へ駆けつける。

続きは・・・ http://www.tbs.co.jp/daisuki2008/

「社会福祉法人 日本聴導犬協会」が新施設の建設を発表、2008年夏完成へ

 ユーザーの度合いに応じて聴導犬・介助犬を無料で貸与する「身体障害者福祉」を行なう「社会福祉法人 日本聴導犬協会(長野県上伊那郡)」が、訓練センターの新施設「日本聴導犬・介助犬元気いっぱい訓練センター」を今年夏の完成をめどに、3月31日から着工する計画を発表した。

 同会は、昨年12月で自己資金の目標額 (不足分は日本自転車振興会の補助金)を達成。すでに工事の工程として、入札や工務店等との打ち合わせを開始している。

2008年1月12日付(社会福祉法人 日本聴導犬協会)

続きは・・・http://www.petwalker.jp/news/story.php?sNum=666

福祉車両などを贈呈~24時間テレビ募金でNIB

 2007年8月に日本テレビ系列で放送されたチャリティー番組「24時間テレビ30 愛は地球を救う」の募金で購入した福祉車両や電動車いすの贈呈式が2008年1月11日、長崎市出島町のNIB長崎国際テレビで行われた。

 式では、川口勉NIB会長から、県内の社会福祉法人6団体と5人にスロープ付き自動車やリフト付バスなど車両6台と電動車いす5台の目録が贈られた。電動車いすを贈られた江迎町栗越免の作業所勤務藤村スマ子さん(60)は「脳こうそくで左半身が不自由になって以来、普通の車いすでは自由に出かけることもできなかった。これで買い物にも一人で行けます」と声を弾ませていた。

 募金は、全国で約10億円が集まり、県内では約1600万円が寄せられた。

2008年1月12日付 (読売新聞)

続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20080111-OYT8T00632.htm

2008年1月11日金曜日

医療情報をデータベース化=11年度利用開始、メタボ対策にも-政府

 政府が病歴や健康診断の結果など個人の医療・健康情報を蓄積するデータベースの構築に乗り出すことが8日、明らかになった。インターネットを通じてデータにアクセスすれば、医師が患者の過去の診療実績を参考に治療方針を決められるようになるなど、医療の質向上が期待できる。2008年度に厚生労働、総務、経済産業の3省共同で実証実験を開始し、11年度の利用開始を目指す。

続きは・・・http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080108-00000174-jij-pol

2008年1月9日付(時事通信)

薬害肝炎:救済法が参院で可決・成立 全会一致

 薬害C型肝炎被害者全員の一律救済を目指す「感染被害者救済給付金支給法案」が11日午前、参院本会議で採決され、全会一致で可決、成立した。

 同法は前文で原告側が求めていた国の責任と謝罪に触れ、被害者には症状に応じ1200万~4000万円を支給する内容。法成立を受け、原告・弁護団と政府は15日、和解基本合意書を締結する。全国10裁判所で係争中のC型肝炎訴訟は、順次和解に向かう運びだ。

2008年1月11日付(毎日新聞)

続きは・・・http://mainichi.jp/select/today/news/20080111k0000e010020000c.html

「役割果たした」びわ湖会議解散へ 「せっけん運動」先駆け

 琵琶湖の水質改善を目指した「せっけん運動」の中心となり、住民中心の環境保全活動の先駆けとなった「びわ湖を守る水環境保全県民運動県連絡会議」(びわ湖会議)は10日、今春にも解散する方針を固めた。結成から30年目を迎え、「一定の役割は果たした」として歴史に幕を閉じる。 

 1977年5月に琵琶湖で赤潮が大発生したのを機に、リンを含む家庭用合成洗剤から粉せっけんへの切り替えを呼び掛けた「せっけん運動」。翌年には県内の主婦が同会議の前身組織を結成して運動を引っ張り、有リン洗剤の使用などを禁じる県琵琶湖富栄養化防止条例の制定(80年)などに結実した。 結成から10年を迎えた88年に現在の名称に変更し、構成団体は最多で139を数えた。しかし近年は構成団体数が減少し、中心メンバーも高齢化している。

 この日県庁内で開いた三役会議で、5月ごろに開催する総会で解散を図ることを決めた。 同会議の吉良龍夫議長(88)は「家庭と琵琶湖の環境がつながっていることを訴えた点で、非常に意義の大きい運動だった。だが同じ趣旨で活動するNPOや住民活動も出てきて、びわ湖会議はある点で役割を終えた」と話している。 解散の方針を受け、嘉田由紀子知事は「びわ湖会議の真髄は『私の暮らし』を『私たちの川』『みんなの琵琶湖』につなげた広がりとつながりであり、この精神と経験を引き継がないともったいないかぎりです」とのコメントを発表した。

2008年1月11日付(京都新聞)

続きは・・・http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080111-00000023-kyt-l25

2008年1月10日木曜日

草津市長選、橋川氏を推薦  民主党滋賀県連、連合滋賀、対話の会

 来月17日に告示される滋賀県草津市長選に向けて、民主党滋賀県連と連合滋賀、「対話でつなごう滋賀の会」が7日、無所属で立候補を表明している元市政策推進部長の橋川渉氏(58)を推薦すると発表した。

 3団体は同日、草津市役所で会見し、推薦理由について「現市政の予算の使い方や施策の進め方などに疑問が残る。透明性の高い、開かれた市政を目指す橋川氏の考え方と近い」と説明した。

 今後、橋川氏と選挙公約について具体的な協議を進める。草津市長選で民主県連が特定候補を推薦するのは初めて。  同市長選には、現職の伊庭嘉兵衛氏(65)も無所属での立候補を表明している。

2008年1月7日付(京都新聞)

続きは・・・http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2008010700129&genre=A2&area=S10

2008年1月9日水曜日

西村真議員の長男転落死 赤坂議員宿舎20階から飛び降り?

 1月9日午前10時35分ごろ、東京都港区赤坂2の衆議院赤坂議員宿舎(28階建て)で、男性が1階の入り口付近のひさしの上に倒れているのが見つかった。東京消防庁が病院に搬送したが、約1時間半後に死亡が確認された。警視庁によると男性は西村真悟衆議院議員(59)=無所属、当選5回、比例近畿=の長男で、会社員の林太郎(りんたろう)さん(26)。

 警視庁赤坂署などの調べでは、西村議員は妻、長女とともに20階の部屋に入居。今月初めから林太郎さんが同居していた。

 転落する数分前に母親が林太郎さんの姿を見ているという。搬送された際、林太郎さんはジーンズにはだしだった。

 西村議員の秘書によると、林太郎さんは学習院大法学部卒で、司法試験に2回失敗。都内の出版社に就職し、1月4日に初出社したばかりだったという。同署は林太郎さんが、20階のベランダから飛び降り自殺を図ったか、誤って転落したとみて調べている。

 西村議員は昨年2月、弁護士法違反などの罪で懲役2年、執行猶予5年の有罪判決を受け、民主党から除籍された。議員辞職はしていない。

2008年1月9日付(中日新聞)

続きは・・・http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008010902078215.html

障害者支援 (下)手厚い福祉で 住民不安も解消

知的障害者の再犯防止

 障害者就労支援施設の農場で作業をする男性(右)。2006年12月に刑務所を出所し、南高愛隣会で支援を受けている

刑務所

 「刑務所が、障害を持つ人のセーフティーネット(安全網)になっている」
 昨年10月、長崎県島原市で開かれたシンポジウムで、我が国の知的障害者支援の草分けとして知られる社会福祉法人「南高(なんこう)愛隣会」の田島良昭理事長は、こう語った。障害者福祉の向上を目指したこのシンポでは、障害者の自立を促す就労支援とともに、罪を犯した障害者の地域生活支援をどうするかが大きな議論となった。

 ――これまでの人生の中で、刑務所が一番暮らしやすかった……こんな恵まれた生活は、生まれて以来、初めてだよ――

 一緒に登壇した大塚晃・厚生労働省障害福祉専門官は、ノンフィクション作家山本譲司さんの著書『獄窓記』から、刑務所に入っている障害者の言葉を引用し、「(福祉に携わる者として)非常に複雑な思いを抱く」と明かした。

 椿百合子・法務省成人矯正課課長補佐も、「刑務所を出ても、帰りを待っている人がいない、帰る場所がない、働く場所もない。そういう環境で、『刑務所のほうがよかった』と思ってしまうのだろう」と語った。

再犯の構図
 家族から見放され、福祉の支援も十分に受けられない知的障害者は少なくない。生活に困り、盗みや無銭飲食などを重ね、刑務所に入る人もいる。法務省の統計では、毎年、新受刑者の2割程度、約7000人に知的障害があるとされる。

 厚労省の研究事業で行ったサンプル調査では、知的障害やその疑いのある受刑者410人のうち、知的障害者に都道府県から交付される「療育手帳」を持っていたのは、たったの26人だった。通常、手帳がないと、出所後に福祉サービスを受けられない。

 2001年に都内で女性が刺殺された事件や、06年に山口県下関市内でJR下関駅舎が放火された事件の犯人は、いずれも知的障害があるとされた。都内の事件は無銭飲食で服役、下関市の事件は放火未遂で服役し、出所後間もなくの犯行だった。障害者福祉の関係者の間では、「福祉の支援があれば防げたのではないか」という見方が強い。

橋渡し
 南高愛隣会では、06年12月、厚労省の委託で、知的障害者を対象にした再犯防止のモデル事業をスタートさせた。地域社会で暮らせるよう、状態や能力に応じた訓練をするだけでなく、生活保護の受給や療育手帳の取得など、必要な福祉サービスとの橋渡しをしようというものだ。

 現在、受け入れているのは、窃盗などで服役していた男性(45)、覚せい剤の常習者だった女性(29)、放火などの犯罪歴のある女性(56)の3人。松村真美・同会常務理事は、「3人とも家族の支援が期待できない。犯行に至った背景を見極めながら、本人に最適な支援方法を見つけるには2~3年かかる」と話す。

 障害者の就労支援を行っている東京都世田谷区立砧(きぬた)工房の中野雅義施設長(51)は、「支援が行き届かない障害者が、罪を犯してしまう状況に追い込まれている」と指摘する。知的、精神障害者の施設が、近隣住民にとって不安要因であり続ける背景には、日本の福祉の貧困さがある。
 南高愛隣会の田島理事長は、「知的障害者や精神障害者の中に、反社会的な行為をする人がいるという事実に目をつぶってはいけない。福祉がセーフティーネットを張って防ぐことができれば、住民の不安も解消されていくはずだ」と強調する。

2008年1月9日付(読売新聞)

続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kyousei/saizensen/20080109-OYT8T00296.htm

障害者支援 (上)排除から共生へ 医療・福祉充実を

「我が身になって考えて」「複雑な思い」

 名古屋市昭和区の住宅街に張られた施設建設反対のポスター
 
 精神・知的障害者の福祉施設建設に反対する住民運動について、昨年11月に紹介したところ、読者から多数の意見や感想をいただいた。反響を手がかりに、だれもが安心して暮らせる社会のあり方を模索した。(安田武晴、写真も)


思い
 
 「反対する人たちは、自分や我が子に障害があったら、どうするのでしょうか?」(富山市の増井久代さん、46歳)
 寄せられたお便りは、精神、知的障害者を地域から排除すべきではないという意見が大半を占めた。

 怖いと言って反対する人の不安に対して「一般の人が考えるほど心配はない。施設に通える人は、まず大丈夫」とメールをくれたのは、岩手県奥州市の精神科医、胡青余(こせいよ)さん(38)。医師になって6年たつが、アルコール依存症患者や知的障害者から暴力を受けたことは一度もない。
 胡さんは、中国・上海の出身。「少数の在日中国人が悪いことをしても、中国人を街から締め出すことはあってはいけない。障害者の福祉施設も同じではないか」と話した。


 知的発達障害のある娘を持つ横浜市の西田正子さん(50)も、「すべての人が安心して生活できる世の中になってほしい」と切望する。


 一方、関東地方に住む女性は、障害者施設の建設について「私は反対です」と断言する。
 近所に住む精神障害者から、「出てこい」とどなられるなどしたという。警察や役所、保健所にも相談したが何もしてもらえず、「今もおびえながら暮らしている」と話す。
 精神科に通院している福井県内の女性は、「精神障害者が引き起こした事件の報道が、不安を与えていると思う。私自身も、親から『怖い』と言われたことがある」と打ち明ける。
 自閉症の子を持つ親から来たメールでは、「もし自分の子どもに障害がなかったら、反対する人たちと同じ考えを持ったかもしれません。でも、子どもの将来を考えた時、この子たちが地域から孤立したらと思うと……」と複雑な気持ちをつづった。

孤立

 精神、知的障害者の施設建設反対についての記事(昨年11月)に、読者からたくさんの反響が寄せられた

 精神障害者の立場で、厚生労働省社会保障審議会の部会委員を務めた経験を持つ広田和子さん(61)は、「犯罪や自殺、他人に迷惑をかけるケースでは、精神障害者が地域社会から孤立している場合が多い」と指摘する。

 入院する必要がない精神障害者の中には、だれにも相談できず、支援が受けられずに困っている人もいる。福祉施設は、こうした人たちを支える役割があるが、地域住民の反対で建設が進まない状況が続けば、社会全体にもマイナスだ。

 施設整備も重要だが、それだけでは不十分だ。広田さんは、「高齢者の孤独死も、背景には社会からの孤立がある。精神障害者や一人暮らしのお年寄りに、『こんにちは』と声をかけるなど、地域の“温かいまなざし”が必要ではないか」と話す。

社会復帰

 見ず知らずの男(38)に息子を殺害された高知市の矢野千恵さん(58)もメールを送ってくれた。
 長男の真木人さん(当時28歳)は、2005年12月、高松市内で、男に突然、包丁で胸を刺され、死亡した。男は、同市内の精神科病院に統合失調症で入院していたが、医師の許可を得て外出中だった。

 「二度と同じ悲劇を繰り返してほしくない」。悲しみと怒りを感じながらも、矢野さんは、日本の精神障害者の置かれた現状を調べた。「精神、知的障害者は、できる限り健常者とともに社会で生きていけることが必要だと思います」と矢野さん。「そのためには、重い患者が適切な治療を受けられるよう、医療の質を高めてほしい。同時に、軽い人の社会復帰を促進する医療、福祉サービスも充実させてほしい」と訴える。

2008年1月8日付 ( 読売新聞)

続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kyousei/saizensen/20080108-OYT8T00393.htm

2008年1月7日月曜日

浜崎あゆみさん衝撃告白「もう左耳が聞こえないんだ」

 今年10周年を迎える歌手、浜崎あゆみさん(29)が、以前から抱えていた左耳の突発性内耳障害が悪化し、左耳が完全に機能不全であることが6日、分かった。 

2008年1月7日付。(産経新聞)

続きは・・・http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080106-00000943-san-ent

2008年1月5日土曜日

福田内閣改造見送り、余裕がない?

 福田康夫首相(71)が1月4日、今月中旬の内閣改造を一転、見送る考えを表明した。臨時国会閉幕と通常国会召集の間が短い日程的な理由を挙げたが、昨年末の訪中時には可能性を否定しておらず、判断のぶれは否めない。閣僚候補の「身体検査」の時間が確保できず、安倍内閣の二の舞いになるのを恐れたとの見方が有力だ。

 一方、ねじれ国会克服に向けて民主党との「大連立」はなお模索する意向。年男福田首相の政権運営は、08年も守勢から抜け出せないようだ。

 福田氏は年頭会見で、「今の閣僚は一生懸命政策課題に取り組んでいる。引き続いてやっていただきたい。通常国会もすぐ開会する時に、改造すべきかどうかいろいろ考えた」と述べ、内閣改造見送りを表明した。今の臨時国会は15日に閉会するが、通常国会は18日召集予定。時間的余裕のなさを理由に挙げた。

2008年1月5日付(日刊スポーツ)

続きは・・・http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20080105-303300.html

「琵琶湖を世界遺産に」 知事、年頭会見で意欲

 嘉田由紀子知事は1月4日、県庁で年頭の記者会見に臨み、琵琶湖の世界遺産登録を目指す考えを明言した。「(2010年までの)任期内には見通しを立てたい」と述べ、早急に県庁内で準備チームを立ち上げる考えを示した。

 知事は、琵琶湖について「近代的文明が発達した場所で、古代湖としての生態系と古い文化を維持している湖は、世界的にもまれ」と指摘。世界遺産登録を「ハードルは高いが、高いからこそ、挑戦する価値がある」との意気込みを示した。

 世界遺産には、建造物群や遺跡などの「文化遺産」と、地形や生態系の「自然遺産」、2つの要素を併せ持った「複合遺産」の3種類がある。

 琵琶湖は、複合遺産を目指す方針だが、知事は「準備チームで(方向性を)検討してもらいたい」とした。

 また、県の「財政構造改革プログラム」について、市町からの批判を受け、「歳入の見通しを立て、見直し可能な点があれば1月中、下旬には示したい」と述べた。

2008年1月5日付(中日新聞)

続きは・・・http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20080105/CK2008010502076994.html

2008年1月4日金曜日

車いす修理で国際貢献、未使用はがき・切手募る…浮羽工高

 壊れた車いすを修理し、アジア各地に送る「空飛ぶ車いす」活動に取り組んでいる久留米市田主丸町の浮羽工高自動車研究部(9人)が、車いすの輸送費に充てるため、書き損じの年賀状など未使用はがきや切手の提供を呼びかけている。

 「空飛ぶ車いす」活動はもともと、財団法人・日本社会福祉弘済会(東京)の取り組みで、同部も「自分たちのものづくりの知識を生かし、国際貢献を果たしたい」と賛同し、2005年6月から不要になった車いすの修理を始めた。車いすは同校から福岡空港に発送、旅行者などがボランティアとなって手荷物として預かり、現地の空港に運ぶ。

 これまでにインドネシア・スマトラ沖地震の被災地を始め、マレーシア、スリランカなど6か国に約70台を送り出した。活動は認められ、昨年11月には、企業主催のボランティア団体を表彰する賞を受けた。

2008年1月3日付(読売新聞)

続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20080102-OYT8T00299.htm

2008年1月3日木曜日

年末年始の救急医療体制について

年末年始の医療機関の休診期間中における県下の救急医療体制を次によりお知らせします。
病状やケガの程度が比較的軽い場合に診療を受けられる医療機関
(1)休日夜間診療所 ・・・ 県下 4箇所(2)在宅当番医制による診療所 ・・・ 県下 2地域(3)休日歯科救急在宅当番医制による診療所・・・ 県下 7地区

続きは・・・http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/eh00/20071225.html

難聴者恐喝事件 塀の上を歩かせる判決 /滋賀

1000万円以上脅し取った被告、被害者が望んだ「執行猶予付き」
 三つの偽名を使い、暴力団を名乗って執ように電話を繰り返す--。10月末、女性から1000万円以上を脅し取った恐喝事件の判決公判が大津地裁であった。2年近くも女性を脅し続け、実刑が相当との見方もあった被告。しかし、被害者側が望み、司法が選択したのは「執行猶予付き判決」だった。事件の裏側に、いったい何が隠れていたのだろうか。【近藤希実】
 ◇一歩間違えれば、内側へ--罪の重さをかみしめて
 ◆裁判官の沈黙◆
 10月30日午後3時すぎ。大津地裁の第21号法廷で、大崎良信裁判官は求刑通り「被告人を懲役3年に処する」と告げたきり、押し黙った。約30秒。ようやく「刑の執行を5年間猶予する」と言い渡した。
 被告は、恐喝と同未遂罪に問われたトラック運転手の男(38)。
 男は約5年前、携帯電話の友人募集サイトで自分を女性と偽り、会社員の女性(26)と友人に。しばらくして「いい男友達がいる」と紹介し、男自身が二つ目の偽名を使って女性と会い、交際するようになった。さらに、女性が交際を他人に知られるのを嫌がっていることを知ると、男は第三の名前で暴力団を装い、恐喝した。
 脅し取った金は約1年9カ月で計1300万円。「ヤクザ行かすぞ」「親分に渡す金がいるんや」。1月の逮捕直前まで、恐喝電話は続いたという。
 ◆難聴の被害者◆
 職に就き社会経験も長い女性が、なぜ大金をだまし取られたか。不思議がる捜査員に、父親(48)は「娘は難聴だ」と告げた。補聴器を着けていても、女性は偽名を使う男が同一人物だと、電話では判別できなかった。
 公判で男は知らなかったと主張したが、女性が常に着けている補聴器に本当に気付かなかったのか、疑問が残る。
 さらに、父親は「突然『自分はヤクザ』と言われても普通は信じない。でも、ろうの人はそんな悪意に接する機会も少なく、驚いて信じてしまいやすい」と約1時間かけて捜査員に説明したという。
 実際、県立聴覚障害者センター(草津市)には、家庭も仕事もある男性が弁護士を名乗る男に大金を払わされたなど、相談が時折寄せられる。また、インターネット上の「オンラインゲーム」の広告収入をうたうマルチ商法や、福祉機器販売会社による出資金詐欺など聴覚障害者を狙った事件が近年、相次いで表面化。手話で勧誘する悪質な手口が多かった。
 しかし、同センターは「警察や教師が『社会ルールを知らないことや、手話だけで信じること自体、理解できない』と言うのをよく聞く」と理解が浸透しない現状を嘆く。
 ◆早期決別の願い◆
 そんな中、被害者側が選んだのは、早期の弁償と事件との決別だった。男の両親が工面し、1100万円は既に弁償されたが、残額は男が働いて毎月10万円ずつ支払う約束に。父親は「服役後の弁償では、付き合いが長くなってしまう」と検察官に伝える一方で、心境は複雑だった。「決して許せない。なのに執行猶予を望まざるを得ないなんて」
 判決文の冒頭で沈黙した大崎裁判官は、判決理由を述べた後、男に言った。「被害者の苦痛を思うと、『刑務所に入れずに済ますのは、いけないことでは』との思いが今も消えない。決して許しているわけではない」
 執行猶予の5年間。ひとたび愚行に走れば、「塀の中」に落ちる。それは長い間、細い塀の上を歩かせ、罪の重さを知らしめる判決だった。
毎日新聞 2007年12月15日付
http://mainichi.jp/area/shiga/report/news/20071215ddlk25040574000c.html

第84回 東京箱根間往復大学駅伝競走 波乱あり

 新春恒例の第84回東京箱根間往復大学駅伝最終日は3日、神奈川県箱根町から東京・大手町までの復路5区間、109・9キロで関東の19校(往路途中棄権の順大はオープン参加)と関東学連選抜の計20チームが争い、駒大が3年ぶり6度目の総合優勝を果たした。

 往路優勝の早大が2位。3位は中央学院大で、関東学連選抜が過去最高の4位と健闘した。前日の順大に続いて9区で大東大、10区では東海大がレースを中止し、史上初めて3校が途中棄権となった。

http://www.sapporobeer.jp/hakone/

第84回 東京箱根間往復大学駅伝競走

昨日の東京箱根間往復大学駅伝競走の往路優勝は、早稲田大学でした。去年の総合優勝飾った順天堂大学、惜しくも棄権し、今日の順天堂大の6区から10区走る選手は、オープン記録のみとなり、次回の箱根駅伝は、予選からとなった。

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008010200034&genre=L1&area=Z100

http://www.sapporobeer.jp/hakone/

2008年1月3日(サッポロビール・箱根駅伝HP)

2008年1月2日水曜日

入居者が施設長?を刺殺=民間福祉施設で-東京

 2008年1月2日午前零時半ごろ、東京都練馬区関町南の民間福祉施設「さくら関町南ハウス」で、「男が刃物を持って暴れている」と110番があった。

 警視庁石神井署員が駆け付けたところ、施設長(60)とみられる男性が部屋で腹を刺され倒れていた。男性を包丁で刺したと認めたため、同署は殺人未遂の現行犯で、施設で生活する自称アルバイト岡部行進容疑者(55)を逮捕した。 男性は搬送先の病院で出血性ショックで死亡。岡部容疑者は「1日に施設長から退寮しろと言われ頭にきて刺した」と供述しており、同署は容疑を殺人に切り替えて調べる。

 調べによると、岡部容疑者は2日午前零時25分ごろ、施設1階にある施設長の部屋で男性の腹部を包丁で刺した。

2008年1月2日

第84回 東京箱根間往復大学駅伝競走

 第84回東京箱根間往復駅伝競走の予選会は、東京・立川市の「陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園」を走る20kmコースにて、2007年10月20日土曜日に行われた。2008年1月2、3日の本大会の出場枠を目指して、42大学487選手が出場し、本大会出場校の9校が決定した。

http://www.sapporobeer.jp/hakone/

2008年1月 2日(サッポロビール・箱根駅伝HP)

2008年1月1日火曜日

2008年の知事選、大阪府を皮切りに8府県

 総務省は31日、2008年中に任期満了を迎える地方自治体の首長と議員の調査結果(2007年11月1日現在)を発表した。

 首長では知事が栃木、新潟、富山、大阪、岡山、山口、熊本、鹿児島の8府県。

 市区町村長は、351団体に上る。地方議会では沖縄県と183の市町村が任期を迎える。
 
 いずれも無投票の場合を除いて同年中に任期満了に伴う選挙が行われる見通しだ。

 最も多くの自治体の長が任期を迎えるのは11月。市区町村長は50団体、知事も富山、岡山の2県が任期を迎える。

 2月の現職の任期切れに先立ち、今月27日に投開票となる大阪府知事選が今年初めての知事選になる。2月10日投開票の山口県岩国市長選は任期満了による選挙ではないため、統計には含まれていない。

2008年1月1日付(日経NET)

続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080101AT3S3000631122007.html

改正最低賃金法が成立・民主要求入れ修正

 地域別に最低賃金の引き上げを促す改正最低賃金法と雇用条件や転籍などの雇用ルールを明文化する労働契約法が28日午前の参院本会議で、与党と民主党などの賛成多数で可決、成立した。

 参院での与野党逆転後、政府提出の重要法案が成立するのは初めて。与党が民主の修正要求を受け入れたためで、政府・与党はねじれ国会での法案処理のモデルケースとしたい考えだ。

 改正最賃法は地域別に定める最低賃金が生活保護の給付水準を下回る逆転現象の解消を目指すのが主な内容。民主の意向に沿い、憲法が保障する「健康で文化的な最低限度の生活」に配慮する文言を加えた。労働契約法は就業の実態に応じた均衡待遇を求めており、正規雇用と非正規雇用の格差を是正する狙いだ。

 政府が一括処理を期待していた労働基準法改正案は、残業代の割増率引き上げに伴う企業の負担増に与党内からも懸念する声が出て、今国会での採決は見送る方向だ。

続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20071128AT3S2800A28112007.html

生活保護4年ぶり減額、引き下げ幅焦点

 生活保護制度の生活費にあたる生活扶助が2008年度に4年ぶりに下がることが固まったが、どの程度下がるかが今後の焦点だ。比較する生活費の対象を3人世帯にするか、単身世帯にするかで下げ幅が大きく変わるからだ。厚生労働省は年内をメドに決める方針だ。

 生活扶助の引き下げは2003、2004年と2年連続で下げて以来。
生活扶助の水準を測る基準は夫婦と子供1人の3人世帯で、収入が下から1割にあたる「低所得世帯」の生活費。厚労省の「生活扶助基準に関する検討会」がまとめた報告書では、3人世帯の生活扶助は生活費の水準を約1600円上回っている。

 生活費水準にあわせようとすれば、約1600円の生活扶助引き下げが必要になる。一方、60歳意上の単身者では生活扶助が約8,400円上回る。
これを基準にすればさらに大きな下げ幅になる。

2008年1月1日付(日経NET)

続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/news/main/20071201AT3S3002H30112007.html

2008年幕開け!

今年2008年鼠年がやってまいりました。

昨日のNHK紅白歌合戦見ていましたか?
紅組キャプテンの中居(SMAP)と白組キャップテンの笑福亭 鶴瓶の戦い。
結局は、白組が勝ったんです。

続きは・・・http://www3.nhk.or.jp/kouhaku/flash/index.html

NHK紅白歌合戦終了後、各局で逝く年来る年を放映。それとあわすように僕のマンションの近くのお寺で除夜の鐘がなり響きました。
テレビ の除夜の鐘と重なりはじめての体験でした。

除夜の鐘のホームページ → http://www.echizenya.co.jp/mini/colum/joyanokane.htm