2008年12月30日火曜日

年末緊急職業相談に115件 京のハローワーク、住宅不安多く

 非正規労働者などの労働相談に応じる年末緊急職業相談が29日、京都市中京区のハローワークプラザ烏丸御池で始まった。新年からの求職相談や住宅確保に向けた相談が115件あり、職員が対応に追われていた。
 京都労働局が深刻化する景気後退に伴う雇用不安に対応しようと、通常と変わらない10人体制で開設した。
 年明けに派遣期間が切れる自動車製造工場の従業員からの求職相談や、雇用期間を残して年内で解雇された契約社員から「不当ではないか」との相談もあったという。
 相談に訪れた府内の男性(50)は、半年前から日雇い労働で生活を維持しながら求職活動を続けているといい、「最近は求職の競争が激しくなり、仕事探しは厳しくなっている」と話していた。  京都労働局は、来年3月までに府内の事業所で職を失う非正規労働者が約1600人に上ると見込んでおり、ハローワークプラザ烏丸御池で30日午後5時まで相談に応じる。また、京都下労働基準監督署(下京区)や府の京都ジョブパーク(南区)でも30日まで労働相談を受け付ける。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008122900127&genre=C4&area=K00
2008年12月29日付(京都新聞)

2008年12月3日水曜日

「ねんきん特別便」放置、指摘にも調査怠る…郵便事業会社

 約4万5000人分の「ねんきん特別便」を郵便事業会社(東京)が約2か月放置していた問題で、多数の特別便が不達になっていることを社会保険庁から11月中旬に伝えられたにもかかわらず、同社が、運送業者などへの調査を怠っていたことがわかった。
 約半月後の同27日、運送業者が特別便を入れたまま放置されたコンテナをJR貨物・梅田駅構内で発見。同社は「社内の連絡が行き届かなかったと思われる」と釈明している。
 同庁社会保険業務センター(東京)によると、昨年12月から始まった特別便(約1億800万通)の発送作業は今年10月末に終了。11月に入り、大阪、滋賀両府県の社会保険事務所に対し、「特別便が届いていない」という苦情が相次いだ。
 あて先不明の不達のケースとは異なるため、不審に思った同センターが同月14日、郵送を依頼した郵便事業会社銀座支店(東京)に「不達者」のリストを渡し、調査を求めた。
 同センターはその後も、追加リストを同支店に送付したが、同支店はこうした問題を本社に報告していなかったという。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081203-OYT1T00417.htm?from=navr
2008年12月3日付(読売新聞)

全盲落語家、使い慣れた駅で事故に遭遇

 全盲の落語家、笑福亭伯鶴(はっかく=51、本名・丹羽透)が1日夜、大阪市淀川区三国本町の阪急宝塚線三国駅ホームで普通電車と接触して引きずられ、脳挫傷と両脚骨折で重体となった。伯鶴は落語会の打ち合わせで飲食した帰りで、淀川署は誤って電車と接触した可能性があるとみている。
 目の不自由な落語家が、不運な事故に遭った。伯鶴は1日夜、大阪・梅田で落語会の打ち合わせを行い、その帰り道のアクシデントだった。午後11時ごろ、いつものように三国駅で電車を降りた後、脚をホームと電車にはさまれ、約15メートルにわたって引きずられたという。病院に運ばれたが、脳挫傷と両足骨折で重体。
 事故の直前まで一緒にいた知人によると、打ち合わせではビールや焼酎を飲んだが、酩酊(めいてい)するほどではなかった。足取りもふだんと変わらなかったという。ただ、目の見えない伯鶴は通常、決まった車両の座席に座るが、このときはいつもと違う車両だった。心配する知人に「大丈夫ですよ」と声をかけ、自宅のある三国駅で下車。ホームから出口に向かう途中で柱にぶつかり、違う方向に歩きだすのを知人は電車内から見たという。
 調べなどによると、電車が動きだした際、先頭車両付近のホーム上をふらふらと歩いていた伯鶴が車両側面にぶつかって引きずられた。ホーム端のフェンスを乗り越えたところで倒れていた。車両側面には血痕が付着し、ホーム下には視覚障害者用のつえが落ちていた。
 社団法人大阪市視覚障害者福祉協会の政所章理事(63)は「こういう事故を防ぐのは難しい。ホームに駅員を置くしかない」と指摘した。
 同駅のホームには視覚障害者用のタイルが敷かれていたが、事故当時、駅員はいなかった。運転士(31)や車掌(28)は事故に気づかず、そのまま通常運転を続けた。三国駅のホームはカーブしており、電車最後部の車掌から事故現場が見えにくくなっている。
 伯鶴は8日夜に大阪市北区の天満天神繁昌亭で「お笑い人権寄席」に、また15~21日は同所で昼席に出演予定だった。知人は「早く元気になってほしい」と心配そう。事務所では「飲んだお酒は通常の量と思う。使い慣れた駅なので心配していなかったのですが…」と話した。
続きは・・・http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20081203-436088.html
2008年12月3日付(日刊スポーツ)

2008年11月30日日曜日

障害者自立支援法訴訟の勝利めざす会

 「障害者自立支援法」は、「障害」があることによる社会的な支援を「益」であるとし、必要なサービスに「応益」負担を強制します。「障害があることは個人の責任」なんでしょうか。地域で普通にくらしたい! はたらきたい! 社会に参加したい! そんなささやかな願いや希望をかなえるのがめざすべき方向であり、それを実現させる法律であるべきではないでしょうか。 私たちは、この自立支援法の根幹の考え方をどうしても許せません。日本国憲法、障害者権利条約に反するこの法律を司法の場に訴えます。真の障害者福祉の実現をめざしてともに立ち上がりましょう
続きは・・・http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
障害者自立支援法 早わかりガイド・・・http://www.wam.jp/shienhou_guide/

裁判員候補者から戸惑いの声

 来年、裁判員になる可能性がある候補者に29日から通知が届き始め、受け取った人からは戸惑いの声も聞かれました。
裁判員制度が来年の5月に始まるのを前に、有権者から無作為に選ばれた全国のおよそ29万5000人の候補者にはきのうから通知が届き始めました。このうち、東京・江東区に住む40代の会社員の男性は通知が来たことを夕方、外出先で妻からのメールで知りました。帰宅した男性は封筒を開けると、一つ一つの書類に真剣な様子で目を通していました。男性は「自信はありません。自分は人を裁けるような人間じゃないと思いますが、やるしかありませんね」と不安そうな様子で話していました。通知の発送にあわせて最高裁判所が東京・赤坂に設けたコールセンターには初日の29日、全国の候補者からおよそ870件の問い合わせや相談がありました。寄せられた中では辞退についてのものがおよそ半数と最も多く、中には「裁判員なんかやりたくない」といった苦情も40件ほどあったということです。コールセンターではこれから2か月間、日曜日と祝日を除く午前9時から午後6時まで候補者からの問い合わせや相談に応じます。
続きは・・・http://www3.nhk.or.jp/news/t10015692451000.html
2008年11月30日(NHK)

介護保険料、180円アップ

65歳以上来年度から
 来年度から3年間の市区町村の介護保険料(65歳以上)が全国平均で月額約180円(約4%)引き上げられ、月額約4,270円になる見通しであることが厚生労働省の集計でわかった。
 政府は来年度から、介護報酬を3%引き上げる方針だが、これに伴う保険料値上げ分の一部を公費で肩代わりするほか、多くの市区町村で介護給付費などにあてる積立金に余裕があるため、保険料引き上げは過去2回の見直しに比べて小幅になる。
 各市区町村が高齢化を考慮して算出した上昇分と、介護報酬引き上げに伴う保険料の増加分を加味し、中間集計としてまとめた。実際の保険料は来年2~3月に各市区町村議会で正式に決められる。
 介護保険料は3年に1度、介護報酬改定に合わせて見直されている。保険料は2003年度改定では全国平均で約13%、06年度改定で約24%と大幅に引き上げられた。現在は全国平均で月額4090円。
 一方、過去2回マイナス改定だった介護報酬については、政府が介護人材の確保を目指し来年度から3%引き上げる方針。同時に1200億円の公費を投入し、改定に伴う保険料値上げ分を半分程度に抑えることにしている。
続きは・・・ http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kaigo_news/20081127-OYT8T00180.htm
2008年11月27日付(読売新聞)

2008年11月28日金曜日

元職員が770万円着服

 滋賀県草津市山寺町の社会福祉法人「若竹会」で、女性職員が現金約770万円を着服していたことが、26日までに分かった。同会はすでに女性を解雇している。金は返還されており、刑事告訴はしないという。
 若竹会によると、着服していたのは40代の女性で、5月に自分から着服していたことを申し出て発覚したという。女性は事務員として6年ほど勤務し、会計業務などを担当していた。昨年1年間に渡って、法人の口座から断続的に現金を引き出したとみられる。
 現金は返還され、若竹会は経緯を滋賀県に報告するとともに、女性を解雇したという。町田慶子理事長は「起きてはならないことで再発防止に努めたい」としている。  若竹会は、草津市で精神障害者らの共同作業所を運営している。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008112600217&genre=C4&area=S00
2008年11月26日付(京都新聞)

裁判員候補へ通知発送 5月開始へ準備本格化

来年5月から始まる裁判員制度で、最高裁は28日、来年の裁判員候補者として名簿に記載された全国約29万5000人に通知書を発送する作業を始めた。29日以降に候補者に順次郵便で届く。
 通知書には制度を漫画で説明した小冊子やパンフレットのほか、調査票を同封。(1)警察官や自衛官など候補者が裁判員に就くことが禁じられている職業かどうか(2)70歳以上や学生など、裁判員を辞退できる条件に当てはまるか(3)裁判員になることが難しい時期やその理由-などを記入し、該当項目があれば12月15日までに回答する。
 候補者になる確率は全国平均で352人に1人。裁判所別では、大阪地裁(211人に1人)が最も高く、最も低い秋田地裁(786人に1人)と3・7倍の格差がある。
 名古屋地裁本庁分は1万6000人に発送され確率249分の1。同岡崎支部は5600人で321分の1。岐阜地裁は3400人、499分の1、津地裁は6000人で251分の1。
 裁判員裁判が行われるのは全国60カ所の地裁本庁と支部。裁判員候補者名簿は、市区町村選挙管理委員会が選挙人名簿から無作為抽出したリストを基に各地裁が作成。来年5月以降、裁判員裁判の対象事件が起訴されると、各地裁が名簿から100人程度をくじで選び「裁判員候補者選任手続き期日のお知らせ(呼び出し状)」を送付。裁判長による質問やくじで最終的に裁判員6人(原則)と、欠員に備えた補充裁判員が選ばれる。
続きは・・・http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008112802000227.html
2008年11月28日付(中日新聞)

2008年11月26日水曜日

三洋株TOB、希望価格と2倍の開き

大株主の先買権が焦点
 三洋電機の子会社化を目指すパナソニックが、三洋の大株主である米証券大手、ゴールドマン・サックス(GS)グループなど金融3社に対し、1株あたり120円で三洋株の株式公開買い付け(TOB)を行う意向を提示した。GSが希望しているとされる「250円程度」との開きは2倍以上もある。今後の交渉の焦点をまとめた。
続きは・・・http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/mega/me81126a.htm?from=tokusyu
2008年11月26日付(読売新聞)

2008年11月25日火曜日

薬害肝炎訴訟終結へ、来月にも日本製薬と基本合意

 薬害C型肝炎訴訟の全国原告・弁護団は24日、大阪市内で会合を開き、被告企業である日本製薬との訴訟終結に向けた基本合意書案を了承した。
 同社側もほぼ同意しているという。来月にも基本合意が交わされる見通しで、国、製薬3社の全被告との訴訟が終結することになる。
 弁護団によると、日本製薬との基本合意は、9月に田辺三菱製薬や子会社ベネシスと締結したものと同様で、被告企業側が薬害を起こした責任を認めて謝罪し、再発防止に取り組むことが主な内容となる。この基本合意を結んだ上で、裁判上の和解はせず、各地の地裁・高裁で国と和解した原告が、日本製薬への請求を放棄し、訴訟を終結させる形をとる。
 日本製薬が製造・販売した血液製剤「PPSB―ニチヤク」を投与された原告は全国で約30人。来月14日をめどに合意書の調印式を行う方向で調整が進められている。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20081125-OYT8T00214.htm
2008年11月25日付(読売新聞)

2008年11月23日日曜日

【元厚生次官ら連続殺傷】出頭の男を銃刀法違反容疑で逮捕

 元厚生次官ら連続殺傷事件で、警視庁は23日未明、銃刀法違反容疑で、「おれが事務次官を殺した」と出頭したさいたま市北区、無職、小泉毅(たけし)容疑者(46)を逮捕した。小泉容疑者は出頭時、血の付いたナイフやスニーカー、段ボール箱を所持。供述や所持品が連続殺傷事件の犯行状況と一致することから、警視庁は小泉容疑者が連続殺傷事件の犯人との見方を強め、今後殺人容疑などでも追及する方針。
 小泉容疑者は調べにナイフについて「自分の物で間違いない」と供述している。
 調べでは、小泉容疑者は22日午後9時20分ごろ、東京・霞が関の警視庁本部に、軽乗用車のレンタカーで乗り付け、警備していた機動隊員に「おれが事務次官を殺した」と話した。その際、車の中には血の付いた全長33センチ、刃渡り20センチのナイフなど刃物8本が見つかった。血の付いた刃物は2本だった。血の付いたスニーカーもあった。また、後部座席には段ボール箱が2個置かれていた。住民票と免許証を持参していた。
 元厚生次官ら連続殺傷事件は、18日午前10時15分ごろ、さいたま市南区の山口剛彦さん(66)夫妻が自宅玄関で血まみれで倒れて死亡しているのが見つかり、発覚した。
続きは・・・http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081123/crm0811230318009-n1.htm
2008年11月23日付(産経新聞)

2008年11月22日土曜日

電動車椅子 エブリデー

 エブリデーは運転免許不要の電動車椅子。前後にサスペンションが付き、快適シートで乗り心地は、抜群。オシャレなデザインが人気の商品です。
http://www।rakuten।co.jp/ev-coms/377005/#422300

障害者の初雇用に奨励金支給 中小企業対象、100万円

障害者を雇った経験のない中小企業に第一歩を踏み出してもらおうと、厚生労働省は障害者を初めて雇った中小企業に100万円を支給する「ファースト・ステップ奨励金」を創設することを決めた。早ければ本年度内に導入する。
 障害者雇用促進法では、従業員56人以上の企業は1・8%以上、障害者を雇うことが義務付けられている。厚労省によると、昨年6月時点で法定率に達していない中小企業は約3万3000社。そのうち、障害者を1人も雇っていない企業が約2万5000社と、4分の3を占める。奨励金の創設で雇用のすそ野を広げる狙いだ。
 奨励金の対象は56人以上300人以下の企業。人数にかかわらず一律100万円で、支給は1回限り。車いす用のスロープ設置や援助者の配置など、使途は限定していない。厚労省は事業費として約7億5000万円を見込んでいる。
 厚労省はこのほか、障害者雇用に特別の配慮をした「特例子会社」や「重度障害者多数雇用事業所」を設立した企業に、新たに助成金を支給する方針。今後3年間限定で、10人以上の障害者を雇って特例子会社などを設立した場合に、4000万円を助成する。
続きは・・・http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008111301000509.html
2008年11月13日付(共同通信)

ネットで購入の薬で肝障害 女性入院、厚労省調査

 インターネットで買った一般用医薬品(大衆薬)を服用した30代の女性が昨年8月、肝障害を起こして入院していたことが21日、厚生労働省の調査で分かった。
 ネット販売の大衆薬による副作用被害が確認されたのは初めて。前原誠司衆院議員(民主)の質問主意書への答弁書で、同省が明らかにした。
 医薬品のネット販売をめぐっては、厚労省が来年6月の改正薬事法施行に伴い、規制する方針を明らかにしているのに対し、政府の規制改革会議や業者は容認すべきだと主張している。副作用の確認は、今後の議論に影響する可能性もある。
 厚労省によると女性が服用したのは、植物から抽出された「カシュウ」と呼ばれる物質が主成分の滋養強壮薬。女性は肝障害で2-3週間入院し、回復した。
続きは・・・http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008112101000890.html
2008年11月21日付(共同通信)

障害者施設職員確保へ合同説明会 丹波地域、人材掘り起こし狙う

 丹波地域の障害者施設が参加する合同事業所説明会「なんたん福祉職場フェア」が12月6日、亀岡市役所で開かれる。府福祉人材・研修センター(京都市中京区)によると、福祉の現場で職員不足が深刻な中、障害者福祉の事業所が圏域単位で合同の職場説明会を開くのは府内初の試みという。
 障害者施設で近年、非正規採用の増加や障害者自立支援法施行に伴う報酬額減少の影響を受け、職員確保が難しいとの声が上がっている。障害者を支えるマンパワー不足への懸念から、南丹圏域障害者総合相談支援センター「結丹(ゆに)」の主催で、丹波の施設が連携して圏域単位で求人活動に乗り出すことを決めた。新卒者、転職者、Uターン組、子育てを終えた主婦など、丹波の圏域内外を問わず人材を掘り起こす狙いだ。
 亀岡市と南丹市の9事業者がブースを設けて来場者に説明する。募集職種は、支援員、介護職員、介助員、看護師、グループホーム世話人、ホームヘルパーなど。「福祉職を志したきっかけと今」をテーマに、華頂短大の武田康晴准教授と丹波の障害者施設で働く5人が座談会を開く。
 事務局を務める「みずのき」(亀岡市河原林町)の和田誠司さん(39)は「福祉の職場に気軽に触れることができる場にしたい。最近は『3K』のイメージで見られることが多いが、障害がある人の生を支え、共に生きる、人間味あふれる仕事だと知ってほしい」と話している。  午後1時-4時。無料。事前申し込みや履歴書は要らない。問い合わせはみずのきTEL0771(23)2101。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008112200068&genre=C4&area=K40
2008年11月22日付(京都新聞)

2008年11月21日金曜日

京都市、介護保険料下げ 来年度から260円減の見通し

 京都市の門川大作市長は20日の市議会代表質問の答弁で、来年度に改定される65歳以上の介護保険料を引き下げる方針を明らかにした。介護サービスの利用減少で生じた剰余金32億円の全額を充てることで、保険料は現行より260円減の4500円程度となる見通し。保険料の引き下げは京都市では初めてとなる。
 65歳以上の介護保険料は3年ごとに市町村が改定し、来年度が3回目となる。介護保険制度が2000年度にスタートして以来、京都市の保険料は当初の月額2958円から、3866円、4760円と増え続け、現在は全国平均より約700円も高くなっている。
 市が保険料引き下げに充てる剰余金は、国が06年度から介護給付費の抑制に乗り出したことで、介護サービスの利用実績が計画を下回ったために生じたものだ。全国でも同様の現象が起きており、06年度末時点で全国の市町村が積み立てた基金は約2140億円に上る。
 ただ、高齢者人口の増加に伴い、介護給付費の支出が増えることも予想される。このため、剰余金は将来に備え、基金として取り置くという選択肢もあったが、市介護保険課は「中期的に考えて運営に問題はないと判断した」としている。
 この日の代表質問の答弁で、門川市長は「経済が悪化するなか、社会の礎を築いてきた高齢者の保険料増加(の負担)は避けるべきと考えた」と述べた。
続きは・・・http://www।kyoto-np.co.jp/article.phpmid=P2008112000166&genre=A2&area=K00
2008年11月21日付(京都新聞)

障害福祉事業者経営実態調査:常勤職員1人当たりの年収、大半が400万円未満

 厚生労働省は20日、身体障害者の入所施設など障害福祉事業者の経営実態調査結果を発表した。それによると、常勤職員1人当たりの年収は約225万~415万円で、大半は400万円未満。このうちホームヘルパーは平均約258万円、障害者支援施設の生活支援員は同約339万円、相談支援専門員は同約415万円。調査は無作為抽出した約1万7000施設・事業所を対象とし、約5000カ所から有効回答を得た。
続きは・・・http://mainichi.jp/life/money/news/20081121ddm002020142000c.html
2008年11月21日付(毎日新聞)

2008年11月19日水曜日

「主人が狙われる」 元厚生次官の妻で重傷の吉原さん

 二つの事件を結ぶ線の先に浮かび上がるものは何なのか。さいたま市と東京都中野区で18日に狙われたのは、2人の元厚生事務次官の自宅だった。捜査当局は「連続テロ」との見方を強めている。誰が、何のために――。絶対に許されない暴力の連鎖に、憤りと不安の声が上がった。
 「年金問題と関係があるのだろうか」。東京都中野区の現場付近では、近所の人の多くが、吉原健二さんが厚生省の事務次官や社会保険庁の長官を務めたことを知っていた。「こんな静かなところで事件が起きるなんて」と不安を語った。
 付近は西武池袋線富士見台駅の南側の住宅街で、マンションや戸建て住宅が密集している。
 吉原さん宅から数軒離れた無職男性(70)によると、午後6時半ごろ、男性の妻が犬の散歩に出かけようとしたところ、近くの女性が「大変だ。吉原さん(の妻)が倒れている」と言っていた。
 男性が駆けつけると、吉原さん宅の玄関先から5メートル離れたところに吉原さんの妻靖子さんが歩道に仰向けに倒れていた。右胸付近は血だらけで、靴は履いていなかったようだったという。
 男性が「大丈夫か」と声をかけると、靖子さんはうなずいた。その後、「主人が狙われているのかもしれない」と話し、自宅にいなかった吉原さんの安全を気にしていた。
 男性が近所の人から聞いた話によると、「宅配便です」と言われて出たところを、侵入してきた男に刺されたという。「吉原さんが厚生省の事務次官だったことは知っていた。直感で、さいたま市の事件の犯人と同じかな、と思った」と話した。
 近所に住む会社員の男性(61)は「事務次官ということは有名だった。吉原さんは十数年ぐらい前、退職する少し前に、引っ越してきたのではないか」。現場は午後6時半ごろでも人通りは多いという。
 現場から約200メートルのところに住む男性会社員(41)は「昨今、年金問題などいろいろな問題が起きていたので、厚生労働省に恨みを持っている人がいるのかもしれない」と推測した。
 近所の主婦は「吉原さんの奥さんはとても感じのいい方で、なにか恨まれることがあるとは思えない」と話す。「年金問題で社保庁がたたかれているので、気の毒だなと思っていた」
続きは・・・http://www.asahi.com/national/update/1119/TKY200811180353.html
2008年11月19日付(朝日新聞)

元厚生次官夫妻、自宅で刺され死亡 さいたま

 18日午前10時20分ごろ、さいたま市南区別所2丁目の民家で、男女2人が上半身から血を流して倒れているのを、近所の人が見つけて110番通報した。浦和署員が駆けつけると、2人はすでに死亡していた。死亡したのはこの家に住む、元厚生事務次官の山口剛彦さん(66)と妻の美知子さん(61)で、同署は殺人事件とみて調べている。
 同署などによると、2人は玄関で仰向けに倒れており、2人とも服の上から胸の付近を刺されたとみられる。男性は玄関から部屋に上がるところで倒れており、女性は玄関の床に倒れていたという。同署は事件に巻き込まれたとみて調べている。男性はシャツにズボン姿。女性はスカートをはいていたという。玄関付近からは、凶器とみられるものは見つかっていないという。
 玄関のドア付近に血が流れていたため、近所の人が不審に思い、ドアをあけたところ、2人が倒れていたという。玄関は無施錠だった。山口さん宅は2人暮らしだったという。17日の午前中、2人を近所の人が見かけていたという。
 現場はJR武蔵浦和駅から徒歩5分ほどの閑静な住宅街。付近の住民によると、昔から住む人が多く、現場周辺は住民以外人通りの少ない場所だったという。
 山口さんは東京都の出身。65年4月に厚生省に入省。88年会計課長、92年年金局長、94年官房長、96年保険局長を歴任後、96年11月に事務次官に就任した。99年8月に同省を退任し、00年1月に社会福祉・医療事業団に入り、01年2月に同事業団理事長に就き、今年3月に辞職した。
続きは・・・http://www.asahi.com/national/update/1118/TKY200811180170.html
2008年11月18日付(朝日新聞)

2008年11月18日火曜日

年金記録回復、1千万円以上4人 最高は1622万円

 「宙に浮いた年金記録」から自分の記録が見つかり、年金受給に必要な加入期間を満たして年金を受け取れるようになった35人のうち、これまでに受給するはずだった年金が1千万円を超える人が4人いることが18日わかった。民主党が同日午前開いた会合で社会保険庁が明らかにした。74歳の男性は9年5カ月分の記録が見つかり、社会保険庁が約1622万円を本人に支払ったという。
 35人の記録は5~6月に見つかった。うち29人には、時効にかからない過去5年分と、時効特例法に基づき5年より前の分とを合わせた全額をすでに社会保険庁が支払っている。1千万円を超えた4例は最高額となった74歳男性のほか、71歳男性の約1448万円、66歳男性の約1235万円、79歳女性の約1149万円で、6年5カ月~32年9カ月の記録が見つかった。
 1千万円以下では、約980万円が1人、約880万円2人など。29人のうち3人はすでに死亡している。
続きは・・・http://www.asahi.com/national/update/1118/TKY200811180126.html
2008年11月18日付(朝日新聞)

2008年11月17日月曜日

クリスタルガイザー回収 異臭で、4717万本出荷

 大塚ベバレジ(東京)は17日、同社が米国から輸入し販売するミネラルウオーター「クリスタルガイザー 500ミリリットルペットボトル」の一部商品で「異臭がする」との苦情があり、自主回収すると発表した。出荷したのは4717万本で、店頭に残っているとみられるのは約800万本。購入後に家庭に残っている商品も回収対象。
 同社の調査では、内容成分には問題はなく、夏場に倉庫に長期間保管した結果、何らかのにおいが移ったとみられるという。飲んでも人体に害はないとしている。
 苦情は9月から10月に販売した商品に集中していた。ふたをあけた瞬間に、芳香剤や薬品、殺虫剤のにおいがするというものが多かった。同社は「安全性や健康に影響はないが、消費者の心配を取り除くために回収を決めた」と説明している。
問い合わせは同社お客様相談室、フリーダイヤル(0120)778669。
続きは・・・http://sankei.jp.msn.com/economy/business/081117/biz0811171327005-n1.htm
2008年11月17日付(読売新聞)

介護の質向上・医療費無料に・障害者支援を/市民 期待と注文

 那覇市長選に勝利し三期目の信任を得た翁長雄志さんと市政への期待を市民に聞いた。
介護の質の向上を目指している「市民介護相談員なは」代表の仲本しのぶさん(50)は「ボランティアやNPOのネットワーク化が今後必要になる。活動をコーディネートする力を行政に期待したい。介護保険で言えば何かと締め付けが厳しくなっているが国に従うだけでなく、市として対策を打ち出してほしい」と話した。 
 ホームレスや生活困窮者を支援するNPO法人みのりの会の玉木勉理事長も「身寄りのない障害者や高齢者らが安心して生活できる場をつくってほしい。支援制度や事業はあっても条件に合わなかったり、手続きに時間がかかる場合も多く、行政とNPOなどが協力し合って取り組むことが大事だ」と、連携強化に期待する。 
 那覇市おもろまちの高層マンション建設をめぐり、近隣住民でつくる「おもろまち一丁目住環境を考える会」の知念徹治代表は「協働の街づくりを掲げて三選を決めたのだから、未解決の問題に真剣に向き合い、住民の悩みや不安を解決する努力をしほしい」と注文した。 
 建設業で働く与座俊さん(32)は公共工事の激減に不安を感じている「国策として減少の方向なのだが、国に提言できる、アピールする市長になってもらいたい」と話した。 
 二人の子を持つ主婦大城百合香さん(31)は、求職中だが、なかなか仕事が見つからない。「夫は、建設業で不景気で急に休みになったり、給料の遅配もある。生活は、いっぱいいっぱい。せめて医療費を小学校六年生まで無料化してほしい。病院窓口でカードを見せれば、現金負担なしですむような措置をとってほしい」と期待した。
 タクシー運転手の山口貞一さん(53)は「夜間に子どもの急病患者を時々乗せるが、小禄地域だと最寄りの救急病院まで早くても十分はかかる。もっと救急病院の充実を図ってほしい」と話した。
続きは・・・http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-11-17-E_1-004-2_001.html?PSID=9716cfe07d7ccd6972137d5bfa8757c4
2008年11月17日付(読売新聞)

参加しやすい裁判員制度に

加藤大分地裁所長が着任会見
 大分地裁所長に就任した加藤誠氏(59)が、着任の記者会見を開き、来年5月に始まる裁判員制度について「視聴覚障害者への支援など、多くの人が安心して参加出来る環境を整えたい」と抱負を語った。
 愛媛県出身。愛媛大文理学部在学中の1971年に司法試験に合格。広島高裁判事部総括から10月31日付で大分地裁所長に就任した。
 多くの民事事件に携わったことを踏まえ、「裁判員制度によって裁判所と県民の距離は必ず近くなる。刑事裁判だけでなく民事裁判や調停制度への理解が広がることも期待したい」と述べた。
 本県に対しては「自然が豊かで人柄が温和なところは、どこか自分の古里に似ている。休日は趣味の魚釣りに出かけたい」と笑顔で語った。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20081116-OYT8T00549.htm
2008年11月17日付(読売新聞)

2008年11月16日日曜日

“座り心地”で動き制御、東大が車いすロボット開発

 座った人の体重移動を感知して進む、高齢者や障害者用の「車いすロボット」を、東京大とトヨタ自動車などが開発、15日披露した。
 いすと足置きに埋め込まれた464個のセンサーが、座った人の重心が動く方向を追いかける。体を右に少し傾けると、ロボットは右に進み始める仕組み。動きはスムーズで、静か。歩く速さで進み、足置きから足を外せばぴたっと止まる。
 また、背もたれの最上部に設けられた二つのカメラが、目の役割をし、手招きをすると画像の分析から「呼ばれている」と判断、方向と距離を計算して近づいてくる。
 5年後の市販を目指しており、価格は10万~20万円程度になるという。
続きは・・http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20081115-OYT1T00570.htm
2008年11月15日付(読売新聞)

高齢者の犯罪―孤立させない手助けを

 耳の遠い人、軽い認知症が見られる人がいる。食べやすい刻み食が欠かせない人もいる。
 どこかの老人ホームの話ではない。いまの刑務所の実情だ。そこに入る高齢者が増え続けているのだ。
 昨年、交通事故を除く刑法犯罪で検挙された約37万人のうち、65歳以上の人は約4万8600人だった。10年間で4倍近くに跳ね上がった。お年寄りの人口の伸びをはるかに上回っている。
 何がお年寄りを犯罪に走らせるのか。今年の犯罪白書から二つの大きな要因が浮かぶ。
 まず経済的な苦しさだ。
 お金と住む家に事欠いて、盗みに走る高齢者がいる。お年寄りは、働きたくてもなかなか雇ってもらえず、アパートも借りにくい。そんな暮らしにくさが、時に事件の引き金ともなる。
 もう一つは社会での孤立だ。
 白書によると、罪を重ねた高齢者ほど独り身の割合が高く、親族との音信も途絶えがちだという。
 家族や地域とのつながりを失った高齢者は、追いつめられやすい。孤独や喪失感が募る。困ったことがあっても、だれにも相談できない。
 ある67歳の男性は、刑務所を出て所持金が底をついたとき、「福祉に頼ろうとしても、どこに相談したらいいのかわからない」と盗みをした。
 路上生活のはてに万引きや無銭飲食で捕まり、「刑務所なら寝床と食事がある」と語った70代や80代もいる。
 残念で、やりきれない現実だ。もしも誰かが親身になって相談に乗っていたら。そう考えずにはいられない。
 犯罪は社会を不安にする。犯罪が増えれば、それだけ多くの被害者が生まれる。受刑者の更生にかけるコストも膨らむ。
 塀の中の高齢化は、本人にとっても社会にとっても不幸なことだ。
 高齢者の犯罪を防ぐには、摘発や防犯対策だけでは足りない。
 かぎを握るのは、刑務所と医療・福祉関係者との緊密な連携だ。
 受刑中から出所後の住まいや生活手段について、もっと手厚く相談に乗らねばならない。福祉担当者も加わって、職探しを手伝い、身よりがない人には老人ホームや更生保護施設を探してほしい。
 地域社会でもできることはある。
 民生委員だけでなく、住民もお年寄りが孤立しないよう目配りする。生活に困っていないか声をかけ、生活保護など福祉への橋渡しをする。NPOの力を借りる手もある。
 手間はかかるが、高齢者の暮らしを安定させることで犯罪を防げるなら、世の中にとっても望ましい。
 日本社会の高齢化はますます進む。対策は待ったなしだ。
続きは・・・http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1
2008年11月16日付(朝日新聞)

2008年11月15日土曜日

脳障害:フラワーアレンジメントがリハビリ効果 特許申請

 生花を飾り付けるフラワーアレンジメントが、アルツハイマー病など脳の病気のリハビリ効果を高める--。独立行政法人・花き研究所(茨城県つくば市)の望月寛子研究員(33)らのグループがこんな可能性を突き止め、このほど特許を申請した。脳障害を持つ人の心を癒やすことも確認され、望月さんは「バランスに気を配りながら花を挿すことが、脳を活性化させるのでは。さらに新しい活用法や効果を実証したい」と意気込む。
 望月さんは神経科学と心理学が専門で、別の施設で記憶障害のリハビリを研究していたが、花き研の研究内容に興味があったため移り、花を使ったリハビリを考案した。
 障害者は指導者の説明を受けて、スポンジに付けられた丸や三角などの印に従って順番に切り花を挿したり、工程図を頼りに独力で作品を完成させる。精神科デイケアに通う10~50代の統合失調症患者約10人を対象に2週間で4回、この手法を実施したところ、聴覚と視覚の短期記憶の成績が大きく向上した。
 茨城県美浦(みほ)村のケアステーション・コナンでは、10月から高次脳機能障害のある通所者18人にこのリハビリを始めた。望月さんの指導で、赤いカーネーションとピンクの菊の切り花、濃い緑と薄い緑の葉を順番に挿すと、普段は表情を示さない患者が笑顔を見せた。望月さんは「通常のリハビリでは、無気力感や絶望感を抱くこともあるが、この手法では楽しい、うれしいといった気持ちを呼び起こすようだ」と話している。
続きは・・・http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081115k0000e040059000c.html
2008年11月15日付(毎日新聞)

イベント情報

第27回 エンゼルフェスティバル
 子どもたちがクリスマスを前に楽しいひとときを過ごす「第27回エンゼルフェスティバル」を開催します。(無料招待)日時12月20日(土)馬後2時-3時30分「1時30分開場) 場所京都こども文化会館大ホール(上京区一条通七本松西入ル) 内容吹奏楽・バトン=華頂女子高吹奏楽部・華頂女子中バトン部▽ゆかいなお芝居&ミュージカル=劇団ウエスト対象保護者と子ども計200人申し込みはがきに氏名、年齢、郵便番号、住所、電話番号、参加希望人数を記入し、〒604-8577京都新聞社会福祉事業団「エンゼルフェスティバル」係へ。電話:075(241)6186招待者には入場整理券を送ります。締め切り12月10日(申し込み多数の場合は抽選) 主催国際ソロプチミスト京都-みやこ、(社)京都手をつなぐ育成会、(財)京都新聞社会福祉事業団まで。

2008年11月12日水曜日

定額給付金の与党合意

与党が12日決定した定額給付金に関する合意内容は次の通り。
 1、給付金は1人1万2000円。18歳以下の子どもと65歳以上の高齢者には8000円を加算。 
 1、給付金に要する総額を各市町村に交付。 
 1、所得制限を設けるかは各市町村が実情に応じて交付要綱で決定。
   所得制限の下限は所得1800万円。
 1、所得制限を設定した市町村で、給付金が返還請求に基づき返還された場合、
   返還された給付は、返還関連事務費の一部に充てることができる。 
 (注)所得とは、収入から必要経費を控除した後の金額(給与所得者の場合は給与所得控除)。(了)
続きは・・・http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008111200263
2008年11月12日付(読売新聞)

「休業」厚生年金脱退 270か所が事業継続

 社会保険庁は11日、2000年度に休業を理由に役員・従業員全員を厚生年金から脱退させながら、実際には事業を継続していた事業所が少なくとも270か所に上ると、01年に会計検査院から指摘されていたことを明らかにした。同日の民主党の会合に、当時の検査院公表資料を提出した。
 検査院が、16都道府県93社保事務所管内で、休業を理由に厚生年金から脱退した8190事業所を抽出調査した結果、約3・3%の270事業所が事業を継続していたほか、28事業所が短期再開していたことが確認された。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kaigo_news/20081112-OYT8T00202.htm
2008年11月12日付(読売新聞)

薬の副作用 「病」と診断

 精神科の薬の副作用が原因で、統合失調症と誤診されることもある。
 国内外で水産の技術指導をしていた東京都の男性(44)は、2001年、うつ状態に陥った。
 よく眠れず、仕事が手につかない。趣味のスポーツを一緒に楽しんでいた知人が、ささいなトラブルを機に、インターネットの掲示板に男性の悪口を書き始めたことがきっかけだった。
 「仕事に追われ、ネットで中傷され、自分の居場所がなくなっていく恐怖を感じた」という。
 同じころ、父親の死も重なり、気分の落ち込みが激しく、勤務先を退職。うつ病と診断された。
 治療を受けながら、電気関係の資格を取り、04年6月、資格を生かせる会社に再就職した。ところが、抗うつ薬をやめたところ、うつ病が再び悪化した。
 不安や緊張を和らげる抗不安薬の量が増えた。すると、落ち着きなく歩き回ったり、転んだりする症状が表れた。05年秋、泊まり勤務を終えて薬を飲み、帰宅する途中の朝、地下鉄駅で“事件”を起こした。
 「なぜか無性にいら立ち、かばんからはさみを取り出して壁のポスターを切ってしまった」。たまたま近くにいた警察官に、器物損壊で現行犯逮捕された。
 この行動について、現在の主治医である三吉クリニック(神奈川県藤沢市)院長の三吉譲さんは「多量の抗不安薬を飲むと酒に酔ったような状態になり、理性や判断力を失うことがある」とみる。
 だが、事件直後に行われた精神鑑定の判断は、そうではなかった。鑑定にあたった2人の医師に、「なぜこんなことをしたのか」と聞かれ、男性は知人にネット上で中傷され、うつになった経緯を話した。
 続いて「その知人を殺したいですか」と問われた。感情が高ぶり、「殺せるものなら殺したい」と答えると、10分弱で鑑定は打ち切られた。精神科病院に強制的に入院させる措置入院が決まった。診断は「統合失調症」だった。
 措置入院は、2人以上の精神保健指定医が「自分や他人を傷つける恐れがある」と判断した場合に、都道府県知事の命令で指定病院に入院させる制度。昨年度は1774人が措置入院になった。
 三吉さんは「措置入院の鑑定では、治安の維持が最優先され、入院が選択されやすい。正確な診断は二の次になる傾向がある」と指摘する。
 男性は、鍵のかかった保護室で多量の薬を投与され、4日ほど眠り続けた。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/renai/20081105-OYT8T00195.htm
2008年11月5日付(読売新聞)

2008年11月11日火曜日

11月11日は何の日か…「介護の日」

 【神奈川新聞のコラム】 …働き盛りの人が「いい日」のために好きな仕事の手を休めることもあるだろう。人生で何を優先するのか、選択を迫られる…民間企業の意識調査では、四十代以上の人の約六割が親や配偶者の介護を経験し、その多くは精神面や体力、経済的現実を大きな負担と感じている。▼インド・ガンジス川沿いのバナラシというヒンズー教の聖地を訪れたことがある。この地で人生の最期を迎えることが幸せとされている。老婦人を連れた十人ほどの家族に出会った。死にひんした老人を囲んで安宿の一室で「そのとき」を待つ。鍋釜を持参し、いつもと同じ家族の団欒(だんらん)を過ごしていた。その光景に圧倒された▼宗教観の違いはあるにしても、家族がみんなで最期を見守る姿が心に残った。「介護の負担」という言葉とは無縁に思えた。…(11月11日付「照明灯」)全文

消費税増税の前に・・・税金を国民にばらまくのか?

 麻生太郎首相が30日の記者会見で、3年後の消費税率引き上げを明言したのは、総額2兆円規模の給付金など追加経済対策に対する「バラマキ」批判をかわすとともに、政策の財源の裏付けをきちんと示すことで民主党との違いを鮮明にする狙いがある。日本経済を「全治3年」と位置づけたことを受けての「3年後の増税」方針。しかし今回の発言によって、次期衆院選で消費税増税問題が争点となることは避けられず、首相の発言は大きな賭けと言える。
 実は、首相は16日に首相官邸で開かれた追加経済対策に関する政府・与党会議で、財政再建の観点から消費税増税方針に言及していた。自民党税調の津島雄二会長が「選挙への危機感がない」と声を荒らげるなど出席者は一様に驚き、発言内容は公表されなかった。
 09年度から基礎年金の国庫負担割合を2分の1に引き上げることが決まっており、財源には消費税1%分に相当する年間約2.5兆円が必要だ。政府は11年度までの3年間は財政投融資特別会計の積立金の流用を検討しているが、首相は、国民の年金不信を解消するためにも、恒久的な財源確保として消費税論議は避けられないと判断したとみられる。
 消費税増税派の与謝野馨経済財政担当相は記者会見で「財政再建は橋本内閣以来の課題だ。私は、正しいことをおっしゃったと評価している」と首相発言を歓迎。一方、民主党の鳩山由紀夫幹事長は記者団に「無駄遣いをなくせば消費税を増税する必要がない。新しい政権を作ることで変えていく」と批判した。
 消費税の導入が争点になった79年の衆院選で、自民党は過半数割れの敗北を喫している。
続きは・・・http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081031k0000m010163000c.html
2008年11月11日付(毎日新聞)

首相、2年後に法案提出も 消費税率上げで

 麻生太郎首相は11日昼、消費税率引き上げに関し、景気好転を条件に2年後にも関連法案を提出する考えを表明した。官邸で記者団に述べた。 首相は3年後の消費税増税に繰り返し言及しているが、法案提出時期の発言は初めて。3年後の引き上げ実施は、2年後の景気状況を踏まえて判断する必要があるとの認識を示した。 消費税増税のタイミングに関し、首相は「行政改革で無駄を省き、景気対策を打って経済のパイが大きくならない限りできない。経済情勢が2年でうまくいけば、その時出します」と述べた。 首相は先月30日の記者会見で、社会保障の安定財源確保などのため、景気動向を見極めて消費税を3年後に引き上げる考えを初めて表明。年内に策定する税制改革の「中期プログラム」で、税率引き上げの工程表を明示する方針だ。
続きは・・・http://www.topics.or.jp/worldNews/worldPolitics/2008/11/2008111101000443.html
2008年11月11日付(徳島新聞)

2008年11月9日日曜日

佐賀でカップめん食べ嘔吐 日清食品製、防虫剤検出

 佐賀県は28日、佐賀市の男性2人が県内で購入した日清食品の即席カップめんの容器などから、防虫剤成分のパラジクロロベンゼンを検出したと発表した。うち1人は食べた直後に嘔吐や下痢の症状を訴えたが、既に回復。もう1人は食べる前に異臭を訴えていた。
 日清食品によると、嘔吐の件は同日、保健所から成分検出結果が同社九州支店に伝えられたという。異臭の件は、同社が発表済みの苦情21件の1つ。
 佐賀県生活衛生課によると、同社滋賀工場で製造された「カップヌードルカレーMINI」を、佐賀市の男性会社員(64)が20日、同県神埼市の量販店で購入。23日夜に食べ、約5分後に嘔吐や下痢の症状を訴えた。
 もう1人の男性(68)は下関工場(山口県)で製造された「シーフードヌードル」を、8月に佐賀市のスーパーで購入。9月、家族がお湯を注いだ際、異臭を感じたという。
 佐賀県の調査で、容器に破損などは見つからなかった。
続きは・・・http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008102801000976.html
2008年10月28日付(共同通信)

「カップヌードル シーフードヌードル」からパラジクロロベンゼンを検出

10月28日(火』『カップヌードル シーフードヌードル」からパラジクロロベンゼンを検出したことを佐賀県が発表したことに基づき、10月29日(水) 下関保健所が当該製品を製造した弊社下関工場に立ち入り検査を実施しました。その際に同保健所が同ロット製品(同工場保管品)を収去し、山口県の環境保健センターが分析を行いましたが、麺や具材、包装容器のいずれからもパラジクロロベンゼンは検出されませんでした。
続きは・・・http://www.nissinfoods.co.jp/
2008年11月9日付(日清食品)

滋賀のダム建設、3府県が国交省に中止要請へ

 国土交通省が淀川水系で進める大戸川ダム(大津市)の建設計画について大阪府、京都府、滋賀県は中止を求める方針を固めた。11日にも3府県知事が共同で意見表明する。環境への影響や治水効果が低いとの理由に加え、自治体財政の悪化でダムに代わる治水対策の検討を求める。9月には熊本県の蒲島郁夫知事が川辺川ダム計画の白紙撤回を求めており、再び国のダムに地方がノーを突き付けることになる。
続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20081109AT3S0702207112008.html
2008年11月8日付(日刊新聞)

2008年11月7日金曜日

ヒトの大脳組織 ES細胞で作製…理研グループ

 様々な臓器の細胞に変化できる人の胚(はい)性幹細胞(ES細胞)から、大脳の組織を作り出すことに、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の笹井芳樹グループ・ディレクターらが世界で初めて成功した。
 新型万能細胞(iPS細胞)でも可能といい、アルツハイマー病などの原因解明や再生医療、新薬開発への応用が期待される。科学誌セル・ステムセル電子版で6日、発表する。
 研究グループは約3000個の人のES細胞を直径0・2ミリ・メートルの粒状に固め、神経細胞に変化しやすくなる成分を加えて50日間培養。粒は大きさ1~2ミリ・メートルのマッシュルームのような形に成長し、内側に胎児の大脳皮質と同じ4種類の神経細胞の層ができていた。大脳皮質特有の電気信号を出すなど、神経活動も自発的に行うようになった。
 今後、大人の大脳皮質と同じ6層構造の組織作製を目指す。笹井さんは「生体により近い環境で、薬の副作用やワクチン開発などの研究を進められる。将来は傷んだ神経の再生医療にもつながる」と話している。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20081106-OYT8T00244.htm
2008年11月7日付(読売新聞)

2008年11月4日火曜日

首相、定額給付金の所得制限に一定の理解 「技術的に難しい」

 麻生太郎首相は4日昼、総額2兆円の定額給付金の支給対象に所得制限を設ける案について「全然いいですよ。生活困っているところに出すんであって、豊かなところに出す必要はない。私の所に来るとは思っていない」と述べ、考え方には一定の理解を示した。ただ「どうやるか技術的に難しい。地方では所得を捕捉できない」とも指摘。地方自治体での事務作業が煩雑になり、実際には制限を設けるのは難しいとの認識も併せて示した。
続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081104NT000Y81604112008.html
2008年11月4日付(日刊NET)

介護や就労重点支援 京都市 障害者福祉計画策定

 都市は3日までに、2012年度を目標とする障害者保健福祉推進計画「支えあうまち・京のほほえみプラン」を策定した。緊急時におけるホームヘルパーの派遣や就労支援など、障害者への具体的な支援策を盛り込んだ。
 市は12年度までを計画期間とする「市障害者施策推進プラン」を03年度に策定したが、障害者自立支援法の施行などで障害者を取り巻く環境が変化したことから、計画を練り直した。
 新計画では重度障害者の家族が病気などで介護できなくなった場合、市が民間事業所に委託するなどしてホームヘルパーを派遣することや、関係機関や企業と「就労支援ネットワーク」を構築し、障害者のニーズに合った就労支援をすることなどを新たに盛り込んだ。  このほか、障害のある学生が通学しやすい道路環境のバリアフリー化や、聴覚障害者らの学習を支援するボランティアの充実も図っていく。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008110300078&genre=A2&area=K00
2008年11月3日付(京都新聞)

2008年11月1日土曜日

障害者自立支援法:全国一斉提訴 県内の原告4人、窮状や違憲性訴える /滋賀

◇「応益負担、全障害者の苦しみ」
 人間らしい生活を営む権利を政治にないがしろにされた--。障害者自立支援法は法の下の平等や生存権に反するとして国や自治体に処分取り消しなどを求めた31日の全国一斉提訴。大津地裁に提訴した原告4人は、受ける福祉サービス量に応じ、原則1割の自己負担を求める同法の違憲性を訴えた。県が独自の減免措置を講じ、国も2度の負担軽減を図るなど運用が二転三転した同法の是非は今後、司法の判断に委ねられる。【豊田将志】
4人は草津、近江八幡両市と安土町に住む20~40代の知的障害者の男女。
 このうち、中度の知的障害がある森平和也さん(28)=近江八幡市=の場合、実質的な収入は授産施設の月収約2万5000円と障害基礎年金の月額6万6000円。しかし、同法施行後は通所費用1割と給食費の実費で月約1万5000円の負担増に。7月の国の緊急措置で、今は半額程度になったが、父泰雄さん(68)は「なぜ一生懸命働く息子が、働くために金を取られなければならないのか」と窮状を訴える。
草津市野路町の橋田直子さん(45)のケースでは、母静子さん(65)は、市の福祉担当職員に世話になったこともあり、提訴にためらいもあった。それでも決断したのは「私や夫が亡くなった後、この制度下に娘を残すわけにはいかない」との一心からだ。静子さんは「応益負担は娘だけでなく、障害を持つ人すべての苦しみ。軽減措置が取られても、制度がある限り、いつ元に戻るかわからない。国が作った悪法を正したい」と思いを吐露した。
 原告団は今後、2次、3次の提訴を検討している。問い合わせは、せせらぎ法律事務所(077・511・5858)。
続きは・・・http://mainichi.jp/area/shiga/news/20081101ddlk25040569000c.html
2008年11月1日付(毎日新聞)

パナソニック:三洋買収へ 年内合意目指す

 パナソニックが三洋電機を買収する方針を固め、主要株主の三井住友銀行など金融機関3社と本格的な交渉に入ることが1日、分かった。3社が保有する三洋の優先株を取得する方向で協議を進める模様だ。大手電機メーカー同士のM&A(企業の買収・合併)は初めてで、合意すれば年間売上高は11兆円を超え、日立製作所を抜いて国内最大の電機メーカーとなる。パナソニックは年内の基本合意を目指しているが、交渉は株式数や価格を巡って時間がかかる可能性もある。
続きは・・・http://mainichi.jp/select/biz/news/20081101k0000e020022000c.html
2008年11月1日付(毎日新聞)

障害者自立支援法:来春見直しへ 負担増、根強い先行き不安

 障害者自立支援法は来年4月に施行3年となり法付則に盛り込まれた見直しが行われる。共同作業所など現場の不満が強いのは(1)障害者に原則1割の利用者負担を求める応益負担(2)施設への報酬(公費)の日割り化--だ。負担に苦しむ障害者や報酬減で厳しい経営を強いられる施設も多く、31日には1都2府5県の障害者が憲法で保障された生存権の侵害に当たるとして、集団提訴に踏み切った。「廃止」の声がやまない支援法と障害者の現状をリポートする。【亀田早苗】

◇収入減、運営に苦しむ作業所
◆我慢強いる応益負担
 東京都府中市寿町の府中共同作業所。ミシンの軽やかな音が響く仕事場では、流れ作業でふきんが作られていた。工程の最後で、仕上げをしていた小川裕子さん(43)は、脳性マヒで左手と両足が不自由だ。作業所には23年通っているベテランの一人。「働いてお給料をもらえるのが生きがい」とほほえむ。
 月給は1万1636円。支援法施行前は、障害年金と合わせた計約9万円を1カ月の生活費に充てられた。
 しかし、施行後は作業所の利用料約2万円、ホームヘルプの介助利用料約4600円の計月額2万4600円を負担しなければならなくなった。生活は苦しくなる一方だが「仲間もいるし、家にいてもつまらない」と我慢している。
 「支援法は、作業所を『働いてお金を稼ぐ場』から『お金を出して利用する居場所』に変えた。障害者は労働者としての自尊心を傷つけられた」。同作業所の安川雄二施設長はそう語る。
 支援法施行前、作業所の利用料は所得に応じた「応能負担」で、ほとんどの障害者は無料で利用できた。支援法はサービスの利用に応じた「応益負担」のため、多くの障害者は新たな支出を強いられた。政府は収入に応じた負担上限額を2回にわたり引き下げたが、「応益負担」の撤廃を求める声は依然やまない。

続きは・・・http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081101ddm013100147000c.html
2008年11月1日付(毎日新聞)

障害者「自立支援法は違憲」自己負担の撤廃求め提訴

 福祉サービスに応じて障害者に原則1割の自己負担を求める障害者自立支援法は憲法が定める「法の下の平等」に反するなどとして、全国の障害者ら30人が31日、国や各自治体に自己負担をなくすよう求め、東京、大阪、福岡など8地裁に一斉提訴した。
 原告は、障害者が地域社会で働き、生活するために必要な支援や介護は、障害者が受ける「利益」ではなく、人間らしい生活をするために、社会が広く負担して支えるべきものだと主張。支援法によって障害者だけに二重の負担を強いることで、さらに生活が不自由になったことは、生存権や幸福追求権の侵害にあたると訴えている。
 弁護団によると、八つの地裁に提訴したのは10~71歳の障害者と保護者1人。
 原告は、障害者に自己負担を求めている市区町村に対し、自己負担の免除の申請をしたが棄却されたため、提訴した。訴訟ではこの棄却処分の取り消しのほか、自己負担をしないでサービスを受けられることの確認や、これまでに支払った負担額と慰謝料、計約840万円を支払うよう求めている。
 支援法が施行された06年以前は、障害者の負担はほとんどなかったが、支援法は福祉サービスの利用という考え方から、障害者に負担を求めるようになった。負担の上限額は所得に応じて定められたが、障害が重いほど自己負担分が多くなるため、収入の少ない障害者の間にサービスの利用を控える動きも出ているという。(河原田慎一)
続きは・・・http://www.asahi.com/national/update/1031/TKY200810310282.html?ref=rss
2008年10月31日付(朝日新聞)

2008年10月30日木曜日

産科医、55%が定数割れ 総合母子医療センター

 緊急処置の必要な妊婦や赤ちゃんを受け入れる全国の「総合周産期母子医療センター」(計75施設)のうち、共同通信の緊急調査に回答した60施設中55%は必要な産科の常勤医数を確保できずに定数割れに陥っていることが29日、分かった。
 当直の産科医が1人態勢のセンターが半数を占め、全体の90%以上が産科医確保に「苦労している」とした。
 センターに指定されている東京都立墨東病院など8病院に受け入れを断られた妊婦の死亡判明から1週間。母子の命を救う「最後のとりで」ともいえるセンターの中には、東京以外でも綱渡り診療を余儀なくされているところが少なくない現状が浮かんだ。
 調査は23日から全センターを対象に質問用紙を配布して実施。匿名を条件に医師数や診療上の不安を尋ね、60施設(回答率80%)からファクスで回答を得た。
続きは・・・http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008102901000521.html
2008年10月30日付(共同通信)

2008年10月29日水曜日

自主回収:「ボルヴィック」57万本を回収へ--キリンビバレッジ

 キリンホールディングス傘下のキリンビバレッジ(東京都千代田区)は29日、フランスから輸入しているミネラルウオーター「ボルヴィック」(ペットボトル500ミリリットル入り)57万本を自主回収すると発表した。ペンキのにおいが付着している商品が見つかったため。健康に影響はないという。
 対象商品は賞味期限が11年6月18日、同6月21日、同7月1日の3種。今年7月以降に関東、中部の1都12県で販売した。今月20日以降、消費者から「異臭がする」との苦情が28件寄せられた。同社は「輸入の際、コンテナ内のペンキのにおいが商品に移った」と説明している。問い合わせは0120・886408。
続きは・・・http://mainichi.jp/select/biz/news/20081029dde041040040000c.html
2008年10月29日付(毎日新聞)

高橋尚子引退会見、一問一答

 陸上人生に悔いなし! 高橋尚子(36=ファイテン)が28日、引退会見で「完全燃焼」を強調した。北京五輪出場の夢を失った後も、新たな目標に果敢に挑み続け、最後は燃え尽きた。97年の大阪国際でデビューして12年。国民的ヒロインは栄光と挫折のマラソン人生に笑顔で別れを告げた。
 高橋 本日をもちまして現役引退を決意しました。中学から陸上を始めて多くの経験をする中で、いろんなことが台風のように過ぎ去って、今は台風の後のさわやかな風が吹いていると感じています。自分の中では完全燃焼して、さわやかな気持ちです。
続きは・・・http://www.nikkansports.com/sports/news/p-sp-tp0-20081029-423936.html
2008年10月29日付(日刊新聞)

2008年10月27日月曜日

円、一時93円台後半 財務相、円高の動きけん制

 27日の東京外国為替市場で、円相場は1ドル=93円台後半で取引されている。前週末の東京市場の終値に比べ1円以上円高・ドル安だが、一時1ドル=90円台まで進んだ海外市場に比べると下落しており、94円台半ばを付ける場面もあった。日経平均株価の動向をにらんで値動きはやや不安定だが、最近の急激な円高進行を受けて、ひとまずドルを買い戻す動きが優勢となった。
 中川昭一財務・金融担当相が同日午前に、円相場の動きについて「過度の動きが見られる」と指摘したうえで、「重大な関心を持って引き続き注目していきたい」との考えを強調。「この無秩序な動きが経済や金融の安定に悪影響を与えるという認識を持っている」などと円高進行をけん制したことも、円売りの背景とみられる。市場では「取引参加者の様子見ムードが強い」(三菱東京UFJ銀行)との声も出ている。
 円は対ユーロで一ユーロ=117円台で推移している。
続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081027AT2C2700B27102008.html
2008年10月27日付(日刊NET)

【ゆうゆうLife】「60歳からの主張」募集 全国老人福祉施設協議会

 60歳以上を対象に、自由課題の小論文と川柳による「60歳からの主張」を、全国老人福祉施設協議会が募集している。小論文は1500字以内。川柳は用紙1枚またははがき。複数応募可。締め切りは11月14日。
 審査基準は現代を問う姿勢と提言があること▽同時代に生きるものとして経験にもとづく内容があること▽具体的な改革につながりそうな提言があること、など。
 小論文、川柳とも優秀作1人、入賞作4人を表彰。10作品の賞金総額は100万円。発表は1月12日、「もうひとつの成人式」として、東京都千代田区の灘尾ホールで行われる。
 応募は、住所、氏名、性別、生年月日、電話番号、略歴、表彰式への参加の有無を明記し、封書またははがきで〒104-0041東京都中央区新富1の14の8松永新富ビル4階「60歳からの主張」事務局。問い合わせは(電)03・3555・2727(同事務局)。
続きは・・・http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/081027/wlf0810270808001-n1.htm
2008年10月27日付(産経新聞)

伊藤ハム、新たに13品目回収…生協など委託商品

 大手食肉加工メーカー「伊藤ハム」(兵庫県西宮市)の東京工場(千葉県柏市)で製造された商品に有害なシアン化合物に汚染された地下水が混入した問題で、同社が自主回収を発表した194万点に加え、13品目31万点の商品が回収対象になっていることが26日、明らかになった。いずれも日本生活協同組合連合会(日生協)など10社・団体が伊藤ハムに製造を委託し、独自の商品名で販売する「プライベートブランド商品」。25日の発表に含めなかった理由を、同社では「委託を受けている商品名を勝手に発表できないと判断した」としている。
続きは・・・http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20081027-OYO1T00211.htm?from=main2
2008年10月27日付(読売新聞)

2008年10月26日日曜日

伊藤ハム回収の商品、撤去相次ぐ 大手スーパーなど流通各社

 伊藤ハム東京工場の地下水源の一部から基準値以上の化学物質が検出された問題を受けて、大手スーパー、コンビニなどの流通各社は25日、該当する商品を撤去した。 イオンは、全国のジャスコやダイエーなどの傘下スーパーの店舗で伊藤ハムが回収を発表した該当商品の在庫を確認、店頭にある商品は撤去した。イトーヨーカドーも同様の対応をした。 一方、ローソンは自社で企画開発し、傘下の低価格店舗「ローソンストア100」「ショップ99」で販売していた低価格のプライベートブランド商品のウインナー2種類が伊藤ハムの東京工場で製造されていたため、店頭に置いていた商品を撤去した。
続きは・・・http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/2008102501000681.htm
2008年10月26日付(河北新聞)

2008年10月24日金曜日

カップめんに防虫剤成分 藤沢・日清製、横須賀は明星製から

 神奈川県藤沢市と横須賀市で、消費者が購入したカップめんから防虫剤などに含まれる成分「パラジクロロベンゼン」が相次ぎ検出されていたことが23日、分かった。藤沢市の女性(67)は食後に嘔吐(おうと)など症状が出た。両市から連絡を受けた県警は流通経路を追跡するとともに、検出された成分の種類が共通することから、人為的な混入の可能性もあるとみて関連性を調べる。
 藤沢市によると、同市の女性が20日夕、日清食品の「カップヌードル」のしょうゆ味を三口食べたところ、薬品臭や舌に刺激を感じた。女性は食べるのをやめたが、約5分後に嘔吐し、約2時間、舌が腫れるなどの症状が出たという。現在は回復している。別のカップめんを食べた夫(75)に異常はなかった。
 女性は翌21日に夫とともに市保健所に相談。保健所が残ったカップめんを検査し、スープから衣類の防虫剤などに使うパラジクロロベンゼンを検出した。容器に穴などは見つかっていないという。
続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20081024AT1G2304023102008.html
2008年10月24日付(日経新聞)

2008年10月20日月曜日

年金についていろいろなコラム

 【新潟日報のコラム】 …厚生年金の記録改ざんは百万件を超えそうだ。昨年「宙に浮いた」記録が5千万件発覚し、社保庁職員らの年金横領も百件を超えている。お役所仕事のお粗末は、少しくらいではもう驚かない。だが、今回は事情が違う。勤め先が犯罪行為に手を染めていた可能性があるからだ……事は年金の受給権だけでなく、受給額そのものを疑わなければならなくなった。その作業はどれほど煩わしく膨大になることか。「ご破算で願いましては…」。もう勘弁してほしい。(10月6日付「日報抄」)全文
続きは・・・http://www.47news.jp/47topics/2008/09/post_138.php
2008年10月20日付(47NEWS)

2008年10月19日日曜日

介護予防知識学ぼう 指導員の養成講座、向日で参加募る

 京都府の向日市は、11月21日から同市寺戸町の市民会館で始める「高齢者健康指導員養成講座」の参加者を募集している。
 講座は11月21日、28日、12月5日、12日、来年3月13日の計5回で、いずれも午後1時半-3時半。介護予防の知識を学ぶ講義やストレッチ体操などの簡単な運動を行う。
 対象はおおむね50歳以上の市民。受講後は、将来的に市内で高齢者健康指導員としてボランティアや介護予防のサポートスタッフとして活動する。  無料。定員は30人(申し込み先着順)。
申し込みは10月31日までに市障害高齢福祉課 TEL(931)1111。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008101900042&genre=O1&area=K30
2008年10月19日付(京都新聞)

2008年10月18日土曜日

農薬インゲン、袋に1ミリの穴 輸入元「考えられぬ」

 中国製冷凍インゲンを食べた東京都八王子市の女性(56)が農薬ジクロルボスによる中毒を起こした問題で、警視庁は17日、インゲンの袋を科学捜査研究所で調べた結果、左端に1ミリほどの穴があったと発表した。同庁は、人為的に開けられた穴かどうかや、ジクロルボス混入と関連があるのかを調べる。
 輸入元のニチレイフーズは「製造段階で袋に穴が開くことは考えられない」としている。今回の穴は輸送中に開くとは考えにくく、中国で段ボール箱に入れられる前か、販売された同市のイトーヨーカドー南大沢店で梱包(こんぽう)が解かれた後に開いた可能性が高い。
続きは・・・http://www.asahi.com/national/update/1017/TKY200810170292.html
2008年10月18日付(朝日新聞)

振り込め詐欺:2金融機関の窓口で阻止 岐阜南署、4人に感謝状 /岐阜

◇その振り込み、待った!!
岐阜南署は17日、振り込め詐欺を未然に防いだ岐阜信用金庫城東支店の川尻博之副支店長(42)と居波由起さん(23)▽大垣共立銀行笠松支店の座馬伸和次長(39)と花村里美さん(51)の4人に感謝状を贈った。
 岐阜信用金庫城東支店では今月8日、社保庁を名乗る者から「還付金が戻る」と電話を受けた女性(78)が窓口で100万円を引き出した際、窓口にいた居波さんが用途を尋ね、川尻副支店長と協力して振り込み直前で防いだ。大垣共立銀行笠松支店では、9月25日、息子を名乗る男から指示され、300万円を振り込もうとした女性(62)に花村さんが気づき、座馬次長が説得して未然に防いだ。丹羽修署長は「銀行窓口は最後のとりで。素晴らしい対応だった」とたたえた。【石山絵歩】
続きは・・・http://mainichi.jp/area/gifu/news/20081018ddlk21040012000c.html
2008年10月18日付(毎日新聞)

振り込め詐欺:被害7億1331万円、有人ATM盲点に--今月中間集計

10月を振り込め詐欺「撲滅強化推進月間」として被害防止に取り組んでいる警察庁は17日、1~14日の被害状況の中間集計を発表した。認知件数は621件、被害総額は約7億1331万円。被害が集中するとみられた無人のATM(現金自動受払機)やコンビニに比べ、行員らがいる有人ATMでの被害が全体の40・4%を占め、盲点になっていた。警察庁は金融機関へさらに協力要請するなど対策を強化する。
 このままのペースで推移すれば、昨年10月(1760件、約25億9638万円)や、今年に入って最も被害が大きかった4月(2218件、約33億2661万円)に比べ、被害は減少する見込み。警察庁は「まだ予断を許さない状況」と結果を深刻に受け止めている。
 警察庁は今年1~8月の被害状況(1万5301件、約213億9626万円)と中間集計を比較分析した。手口別ではATMが事件の舞台となる還付金詐欺の割合が25・9%から9・0%と減った。送金手段別にみるとATM利用の割合が71・2%から60・5%に減少。さらに中間集計を有人、無人、コンビニ別に分析したところ、有人が最も多く全体の40・4%を占めていることが分かった。【河嶋浩司】
続きは・・・http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081018ddm012040039000c.html
2008年10月18日付(毎日新聞)

2008年10月17日金曜日

学生無年金訴訟、最高裁で原告側初勝訴

 国民年金が任意加入だった学生時代(20歳1カ月)に統合失調症と診断されながら、障害基礎年金の支給要件である「20歳前の診断」を受けていなかったとして年金を支給されなかった岩手県の男性が国に支給を求めた訴訟で、最高裁第二小法廷(古田佑紀裁判長)は15日、国側の上告を退ける決定をした。男性側の主張を認め、不支給処分を取り消した一、二審判決が確定した。
 一連の学生無年金訴訟で、最高裁で原告側の勝訴が確定したのは初めて。第二小法廷は10日、同じ争点の別の訴訟で、国民年金法が20歳前の診断を規定しているのは認定の客観性を担保するために必要だとして、原告側敗訴の判決を言い渡していた。
 15日の決定は上告を退ける理由を示していないが、二審・仙台高裁判決が、男性が20歳になる前に、統合失調症が原因と思われる胃腸の不調で診断を受けていることを指摘しており、「20歳前の診断」という要件を満たしていると判断したとみられる。
 一、二審判決によると、63年生まれの男性は大学入学後に体調不良を訴え、20歳1カ月の時に統合失調症(当時は精神分裂病)の疑いと診断された。98年に年金支給を求めたが、認められなかったために提訴していた。男性は二審判決前の07年に死亡しており、訴訟を引き継いだ父親が死亡時までの障害年金を受け取る権利を得る。
 学生無年金訴訟は計30人が9地裁に提訴。このうち、2人は一審で20歳前に診断を受けたと認定され、国が控訴せずに確定している。一方、12人は最高裁で敗訴が確定している。(中井大助)
続きは・・・http://www.asahi.com/national/update/1015/TKY200810150297.html
2008年10月15日付(朝日新聞)

学生無年金訴訟、元学生の敗訴確定…最高裁判決

 学生時代に統合失調症と診断された元大学生の男性2人が、20歳になる前に診察を受けなかったことを理由に障害基礎年金を受け取れないのは違法だとして、社会保険庁長官に年金の不支給処分の取り消しを求めた2件の訴訟の上告審判決が10日、最高裁第2小法廷であった。
 古田佑紀裁判長は「支給の要件を満たしていない」として、原告の請求をいずれも棄却。元学生の敗訴が確定した。
 原告は、東京都青梅市の男性(48)と板橋区の男性(40)。
 国民年金法は、初診日が20歳未満の時点ならば、国民年金に未加入でも障害基礎年金を受け取れると規定している。2人は21~20歳だった大学生時代に精神科を初めて受診し、統合失調症と診断されたが、受給できなかった。このため、「実際には20歳前に発病しており、初診日で画一的に受給資格を判断するのは不合理」と訴えていた。
 この日の判決は、「国民年金法が初診日を基準としたのは、支給するかどうかの認定の客観性を確保し、判断を公平にするためで、原告の解釈は採用できない」と述べた。
 裁判官3人の多数意見。今井功裁判官は「国民年金法の支給要件を拡張解釈し、支給するかどうかは発病時を基準にすべきだ」とする反対意見を述べた。

 2件の訴訟は1、2審では別々に審理され、1審・東京地裁はいずれも請求を認めて不支給処分を取り消したが、2審・東京高裁では原告勝訴と敗訴に分かれていた。
 「学生無年金訴訟」は2001年7月、身体・精神障害者計30人が9地裁に提訴。障害基礎年金の違憲性が争われた訴訟で最高裁が昨年9月、合憲判断を示し、既に元学生計10人の敗訴が確定している。
 厚生労働省によると、障害基礎年金(月額約8万2000円~約6万6000円)を受給できない元学生には05年以降、特別障害給付金(月額5万~4万円)が支給されている。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081010-OYT1T00476.htm
2008年10月11日付(読売新聞)

2008年10月16日木曜日

後期高齢者医療制度めぐり県内政党が火花

 解散時期が定まらないながらも、青森県内の各政党は次期衆院選を見据え、後期高齢者医療制度についてそれぞれの立場をアピール、高齢者の支持獲得を狙っている。保険料を年金から差し引く“天引き”の対象者が拡大した十五日、共産党が県内各地で街頭演説を展開するなど同制度を廃止へ追い込む動きを強化。一方、与党の自民党は社会保障の財源問題を含め、責任政党を強調した。  共産党の高橋千鶴子衆院議員(49)は同日、青森市や弘前市などで街頭演説。青森市古川の市場付近では同党県委員会書記長で青森1区候補予定者の吉俣洋氏(34)と並んでマイクを握り、「文字通り天引きショックだ」と同制度を批判。 「何としても廃止に持っていきたい」と野党共闘で廃止を目指す姿勢を見せた。 社民党県連代表で連日のように街頭運動に立つ青森1区候補者の渡辺英彦氏(68)。取材に対し「医療を年齢で区切るのはおかしい。自民政権の最も悪い法律だ」と切り捨て、「与野党逆転で変わるのがこの制度」と総選挙での大きな争点になるとの認識を強調した。 民主党も同制度に反対だ。県議会の同党系会派、新政会は十月定例会に同制度廃止の意見書を提出。賛成少数で否決されたものの、県議会レベルでも対決色を鮮明にしている。同党県連の田名部定男幹事長は「今後も争点にしたい」と攻勢を強める構えだ。 一方、支持率回復に向けて県内一円で街頭演説を続ける自民党県連。十五日は青森3区のうち、五戸町や三戸町など郡部を巡回。 夏堀浩一県議は、政局より政策の実行を優先する姿勢を強調。市町村財政の悪化など同制度創設の背景を踏まえ、「少子高齢化社会の中、皆さんから少しずつ負担をいただきながら、納得できないところは十分に説明し、直すべきところは直し、この制度を守っていかねばならない」と理解を求めた。
続きは・・・http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2008/10/16/new0810161101.htm
2008年10月16日付(京都新聞)

福祉医療費助成削減など盛り込む 滋賀県、収支改善案で歳出抑制へ

 滋賀県は15日、財源不足額の拡大見通しに伴ってまとめた2009年度と10年度の収支改善案を明らかにした。福祉医療費助成事業の削減や小学1年での複数指導廃止、県立病院への繰り出し金縮減などで歳出を抑制する。
 福祉医療費助成では、乳幼児分で保護者の所得制限額を年570万円から339万円に引き下げ、助成対象世帯を絞り込む。
 また65歳から69歳で住民税が非課税になっている低所得の高齢者や1人暮らしの高齢女性などの自己負担額を医療費の1割から2割に拡大。これらの見直しで、09年度に約1億円、10年度に約5億円の事業費を減らす。
 教育関連では、小学1年での複数指導廃止(09年度)と中学校での習熟度別など少人数指導の縮小(10年度から順次)により、県が単独負担で配置している教員を減らして、2年間で人件費を約5億8000万円削減する。
 このほか、県立病院への県からの繰り出し金を減らしたり、市町への一部補助金を減額。携帯電話のワンセグ放送向けに本年度から始めたばかりの県政情報の発信も休止する。
 造林公社の債務肩代わり確定などによって生じた収支改善の必要額は2年間で80億円に上るが、歳出削減でまかなえるのは29億3000万円余り。残りは県土地開発公社への貸付金償還など一時的な歳入確保で埋める。  県は収支改善案以外にも財政再建に向けた中長期的な取り組みとして、滋賀会館や厚生会館、武徳殿など県庁周辺施設の処分検討や県下水道公社など外郭団体の存廃や見直しなどを示した。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008101500162&genre=A2&area=S00
2008年10月15日付(京都新聞)

2008年10月15日水曜日

Windows 7を正式名称に決定、マイクロソフト

 米マイクロソフトは10月13日、Windows Vistaの後継となる次期バージョンのクライアント向けWindows製品の名称を、これまでコードネームとして使ってきた「Windows 7」に決定したことを明らかにした。公式ブログでWindows製品担当のバイスプレジデント、マイク・ナッシュ氏が明かしたところによれば、それぞれ10月末、11月頭に開催予定のPDC 2008やWinHEC 2008で開発者向けのプレ・ベータ版を配布予定という。
 これまで同社ではコードネームをそのまま製品名とすることはあったが、Windows製品では初めて。Windowsの製品名として同社は、これまでWindows 3.11、Windows 98、Windows XPなど、バージョン番号、年号、略称のような名称など、さまざまな命名方法を切り替えてきた。例えば、開発コード名Chicagoと呼ばれたバージョンはWindows 4に相当するが、Windows 95と命名された。その後はWindows 95、98、Me、2000と進んだ後に、今度はXPとなるなど、一貫性に欠けた。Whistlerと呼ばれたOSは、クライアント版がWINDOWS XP、サーバ版がWindows Server 2003の製品名になった。
 今回のWINDOWS 7という製品名の決定は「シンプルさ」を重視したものだという。「単純にいって、今度のものが7番目のWindowsのリリースとなる、だから“Windows 7”。いたって合理的だ」(マイク・ナッシュ氏)。

振り込め詐欺「集中警戒日」、ATM周辺に警察官5万人超

 年金振込日の15日、警察庁は振り込め詐欺の「集中警戒日」として、全国で約5万6000人の警察官を動員し、現金自動預け払い機(ATM)周辺の警戒を強化している。
 東京都杉並区のみずほ銀行阿佐ヶ谷支店では、午前9時ごろから制服姿の警視庁の警察官が入り口付近に張り付き、利用客に注意を呼びかけた。
 全国約8万1000か所のATM周辺でも同様に警戒が強化されており、警察庁は「被害ゼロを目指したい」としている。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081015-OYT1T00280.htm?from=main2
2008年10月15日付(読売新聞)

【中国製インゲン】ギョーザ事件もまだ未解決

 中国製冷凍インゲンから殺虫剤ジクロルボスが検出されたが、中国製の冷凍食品では、今年1月末に発覚したギョーザ中毒事件が未解決になっている。ギョーザ事件でも有機リン系殺虫剤のメタミドホスのほか、ジクロルボスも検出されている。
 ギョーザ中毒事件のメタミドホスは、千葉県と兵庫県で中毒被害を出した冷凍ギョーザから検出。ジクロルボスは、福島県の盛況が仕入れた冷凍ギョーザから検出されている。いずれも中国の「天洋食品」が製造したギョーザからの検出だ。
続きは・・・http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081015/crm0810151032007-n1.htm
2008年10月15日付(産経新聞)

【三浦元社長自殺】訴追を取り下げ、終結 近く検視結果を公表

 【ロサンゼルス=松尾理也米ロサンゼルス銃撃事件で、ロス郡地裁は14日、三浦和義元社長(61)の留置場内での自殺を受け、検察側の訴追取り下げ請求を認めた。日本での無罪確定後、米当局による逮捕という異例の展開をたどった同事件は、訴追手続きとしては完全に終結した。
 この日は本来、三浦元社長が罪状認否のための初出廷が予定されていた。
 検視を行ったロス郡検視局は、近く司法解剖の結果を公表するとしている。検視局によると、元社長は二段ベッドの上部に自らのシャツをくくりつけ、首をつったという。
 二段ベッドが設置されていたものの、当時は独房として使用されており、房内部は監視カメラの範囲外だった。
 また、ロス市警は同日、事件の捜査にあたったリック・ジャクソン捜査官が、現在ロスに滞在中の遺族との面会を求めたが、遺族側は日本総領事館を通じて断ってきたことを明らかにした。
続きは・・・http://sankei.jp.msn.com/world/america/081015/amr0810151000004-n1.htm
2008年10月15日付(産経新聞)

きょう年金天引き669万人 後期高齢者医療

 75歳以上が加入する後期高齢者医療制度で15日、約669万人が年金からの保険料を天引きされた。天引きは、4月の制度開始から4回目。
 これまで会社員の子どもらに扶養されて保険料を納めなくてもよかった約200万人が今回、初めて保険料を負担。国民健康保険(国保)に加入する65-74歳の約188万人と合わせ、計約857万人が天引き対象になる。
 政府・与党の運用見直しで、天引きの停止や、条件を満たした人に対する口座振替への変更が可能になった。だが市町村の手続きミスなどで、誤って天引きされる高齢者は多数に上り、4月に続いて混乱が予想される。
続きは・・・http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008101501000093.html
2008年10月15日付(共同通信)

中国産インゲンから農薬、1人体調不良 東京・八王子

 厚生労働省は15日、東京都八王子市内のスーパーで販売された中国産冷凍インゲンを食べた同市の女性(56)が体調不良を訴えたと発表した。インゲンからは基準値を最大で約3万4500倍上回る高濃度の有機リン系農薬ジクロルボスが検出されたという。同省は「残留ではなく、混入の疑いが高い」として注意を呼びかけるとともに、自治体を通じて商品の販売中止と回収を指示した。
 八王子市保健所は警視庁八王子署に通報。同署は、何者かが混入した疑いもあるとみて捜査を始めた。
 同省によると、女性は11日に八王子市のイトーヨーカドー南大沢店で購入し、12日夜に調理。味見したところ味に異変を感じ、石油のようなにおいを感じたという。女性は舌のしびれやむかつきを感じ、東京都町田市内の病院を受診。一晩入院したが退院し、回復したという。
続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20081014AS1G1403S14102008.html
2008年10月15日付(日刊新聞)

2008年10月14日火曜日

後期高齢者医療制度、未納が続出 督促で混乱

 4月に始まった後期高齢者医療制度を巡り、高齢者が行政への不信感を強めている。年金からの保険料天引きを15日から始める5都道県の一部自治体で半年分の保険料未納者が続出。突然「督促状」を受け取った高齢者が役所の窓口に殺到する騒ぎが各地で起きた。「制度が難解で分からない」という高齢者に対し行政は「きちんと周知している」。両者の溝は深まるばかりだ。
 後期高齢者医療制度導入に伴い、全国の大半の自治体は4月、保険料徴収を年金からの天引きで始めたが、東京都や神奈川県などの29市区町村は「準備が間に合わない」などの理由で10月15日に延期。この間の保険料は7月意降、高齢者が金融機関などで直接納める必要がある。
続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20081014AT1G1101E14102008.html
2008年10月14日付(日刊新聞)

2008年10月12日日曜日

キヨは永遠のヒーロー…兵庫・姫路の山本さん

事故で意識不明、激励受け回復
 オリックス・清原和博内野手(41)=写真=の引退セレモニーが1日、本拠地・京セラドーム大阪での今季最終試合、ソフトバンク戦後に行われる。その式を、特別な思いで待つ男性がいる。
 兵庫県姫路市の山本一真(かずま)さん(18)。6年前に交通事故で意識不明となったが、巨人時代の清原選手からユニホームを贈られるなど励まされ、つえを使ってゆっくりと歩けるまでに回復した。山本さんは「(引退は)とても寂しいけど、いつまでも僕のヒーローです」と、“最後”の雄姿を目に焼き付けるつもりだ。
続きは・・・http://osaka.yomiuri.co.jp/sp_baseball/20081001ks05.htm
2008年10月1日付(読売新聞)

臓器移植で感謝状 ローソンへ

 厚生労働省は、臓器提供意思表示カードの普及に協力した大手コンビニエンスストアチェーンのローソン(本社・東京)に、舛添厚労相の感謝状を贈ることを決めた。
 ローソンは1999年1月から全国約7000店のレジ脇などに意思表示カードを置き、今年3月までに計680万枚を配布した。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20081012-OYT8T00259.htm
2008年10月12日付(読売新聞)

【三浦元社長自殺】遺書なし、10分ごとの見回りで防げず…ロス市警会見詳報

 三浦和義元社長(61)が拘置中に自殺したことを受け、ロス市警のチャーリー・ベック刑事部長が11日午前、同市警本部で会見し、「もし、自殺の可能性があれば、ロス市警本部内の留置施設ではなく、常時監視できる適当な施設に収容されていただろう」などと語った。三浦元社長の逮捕を指揮したリック・ジャクソン捜査官も同席したが、質問には答えなかった。市警が配布した説明資料の要旨と、ベック刑事部長と報道陣との主なやりとりは次の通り。(ロサンゼルス 松尾理也
続きは・・・http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081012/crm0810121021009-n1.htm
2008年10月12日付(日経ニュース)

2008年10月9日木曜日

ピアノパラリンピック

 こんにちは!はじめまして。

 私たちは、特定非営利活動法人(NPO法人)日本障害者ピアノ指導者研究会です。
I.P.D(アイ・ピーディー)と呼んで下さい。
手や身体が不自由だということで、ピアノが弾けないとあきらめていませんか?ハンディーがあっても、実際に立派に活躍しているピアニストはいます。それぞれのハンディーを工夫して楽しくピアノを学んでいる人たちもいます。

 私たちは、2005年1月に、横浜で、世界15カ国から集まった、約120名にもおよぶ参加者とともに、“第1回ピアノパラリンピックin JAPAN”を開催しました。

 2006年にはNPO法人として認証、法人格を取得し、さらに第2回ピアノパラリンピック開催をめざして、 開催地の交渉、支援コンサートの開催、定期的な研究会や情報発信を中心に活動しています。

 このホームページを通して、私たちの活動や理念、これからの予定と目標を、多くの方々に知っていただき、応援していただきたいと考えます。
続きは・・・http://ipd-piano.sakura.ne.jp/

2008年10月7日火曜日

高齢者虐待、家庭内6%増…施設内は15%増

 2007年度の高齢者への虐待件数は、家庭内で1万3273件(前年度比6%増)、介護施設内で62件(同15%増)あったことが、6日公表された厚生労働省の調査でわかった。
 いずれの場合も被害者の8割が女性。家庭内虐待では、4割が息子による虐待だった。
 調査は、高齢者虐待を見つけた人に通報を義務付けた高齢者虐待防止法(06年度施行)に基づくもの。全区市町村、都道府県に、虐待件数や対応状況を聞いた。
 それによると、家庭内虐待の被害者は77%が女性で、40%が80歳代。認知症の症状が認められた人が少なくとも4割いた。加害者は息子(41%)が最も多く、次いで夫(16%)、娘(15%)の順だった。
 虐待の種類では、暴力を加えるなどの「身体的虐待」(64%)、暴言を吐くなどの「心理的虐待」(38%)、「介護放棄」(28%)、財産を奪うなどの「経済的虐待」(26%)の順で多かった。
 一方、施設での虐待は、グループホーム、特別養護老人ホームで発生した事例がそれぞれ3割を占め、虐待者の84%が介護職員だった。
 区市町村が把握した虐待による死亡例は、前年度より4件減って27件に。13件が介護者による殺人で、7件が介護放棄による死亡、4件が心中によるものだった。
 自治体での取り組み状況では、ほぼすべての区市町村で、窓口の設置が完了した。この結果、通報件数が増え、家庭内虐待の通報は1万9971件(前年度比9%増)、施設内虐待は379件(同39%増)となった。
 虐待件数の増加について、厚労省認知症・虐待防止対策推進室は、「法施行から2年が過ぎ、高齢者虐待防止法への理解が進んだため」としている。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kaigo_news/20081007-OYT8T00227.htm
2008年10月7日付(読売新聞)

2008年10月6日月曜日

東国原知事、衆院選不出馬を表明

 次期衆院選の宮崎1区で、中山成彬・前国土交通相(65)の後継候補として自民党からの立候補が取りざたされている東国原英夫・宮崎県知事(51)は6日、自民党県連の候補者公募に応じるつもりはない考えを示した。
 さらに「解散されても、公示になっても、『今のところ(出馬は)ありません』と、ずっと言っていこうと思う」と語り、事実上の不出馬を表明した。
 同党県連は7~15日に候補者を募り、18日にも選ぶ方針だった。知事は、公募に否定的な見解を示したうえで、「いつかは(国政に転身することは)ある」と付け加えた。 知事は、国会議員を通じて先週、自民党側から後援会に、出馬についての考えを尋ねる申し出があったことも説明。地元紙が有権者100人を対象に行った知事の出馬についての調査で、約8割が反対と報じたことを問われ、「(反対の声を)真摯(しんし)に受け止めたい」と語った。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081006-OYT1T00377.htm
2008年10月6日付(読売新聞)

宮崎県民101人にきいた東国原知事の「進路」 「国政」派は…

 <テレビウォッチ>失言で国交相をやめた中山成彬議員が、次の選挙にも出ないといったことから、宮崎1区が生臭いことになった。後釜に名前があがったのが、東国原知事だが、これが何とも煮え切らないからだ。
きのう(10月5日)の日曜日、東京から宮崎と飛び回った知事は、いたるところでカメラの放列と同じ質問、「選挙にでるんですか?」にさらされた。なぜかといえば、「(出馬は)ありません」という一方で、「宮崎を代表して、国で汗をかけという、県民のみなさまの意向が把握された時点で」と、妙ないい方をしたからだ。
アホか、先にいっちゃってどうする?
いじわる「朝ズバッ!」は、早速県民101人にアンケート。知事にのぞむのは「県政」か「国政」かをきいた。結果は、101人全員が「県政」で、「国政」はゼロ。
当然だろう。「どげんかせんといかん」で当選した一期目がまだ終わっていないのだから。「あれはウソだったのか」となるのは必定。
だが、周囲はまことに騒々しい。自民党の菅義偉・選対副委員長は「知事が自民党から立候補していただければ、大歓迎」といい、これに民主党の鳩山幹事長は「福田さんも中山さんも途中で投げ出した。あなたも投げ出すのか?」と牽制する。ん? 東国原知事はいつから自民党になったんだ?
末吉竹二郎は、「県民に推されれば、といったのは、下心が見え見え。出る意志がなければはっきりいえばいい。やっぱり動揺してるなぁと思う」
杉尾秀哉も、「まだ1年半でしょう。1期4年くらいはやってというのが県民の思いなんでしょう」。
みのもんたは、「ここまで存在感を大きくするのは大変なものですね」と何やら他人事みたいないい方。「ただ、どげんかせんと……の『せ』までもまだいってないかな」
杉尾は、「タネをまいて、4年間で刈り取らないといけないから、タネまいただけで国政というのもちょっとね」という。
末吉も、「結果責任が問われるまでは踏みとどまるべきです」
みのは、「いずれにしても県民が選ぶことでしょうが」
分かってるのかな。知事は一国一城の主。衆院議員は480分の1。どげんもこげんもできるものか。だいいち、もう宮崎にテレビ取材はこなくなる。
続きは・・・http://www.j-cast.com/tv/2008/10/06028049.html
2008年10月6日付(テレビウォッチ)

2008年10月5日日曜日

愛と勇気」レーナ・マリアコンサート

 世界中の人に生きる勇気と希望を与え続けるスウェーデンの歌姫レーナ・マリアが、今、神戸の地で、温かくて深い魂を、澄み渡る歌声に乗せて、あなたに贈ります。両腕が無いことを「神の恵み」と受け止め、音楽だけでなく、絵画やスポーツにも挑戦し続けてきたレーナ・マリア。「どんな時も笑顔を絶やさない」レーナ・マリア。チャレンジド~挑戦する使命やチャンスを与えられた人~レーナマリアの歌声から、あなたも愛と勇気を受け取って下さい。
続きは・・・http://www.prop.or.jp/lena/index.हटमल
2008年10月5日付(プロップステーション)

「宮崎は非常事態」 東国原知事、国政転身か

 東国原知事は4日夜、都内のホテルで記者団の取材に応じ、次期衆院選で宮崎1区からの出馬について「今この瞬間は考えていない」とする一方で、「宮崎は今、非常事態だ。自民党の中山成彬氏が国交相を辞任し選挙に出ない。2年前、前知事が逮捕され辞職したときと同じような危機的状況」と話した。
 知事はこれまで「非常事態になれば県民の声を聞きながら行動を決める。現在は非常事態ではない」と繰り返していただけに、国政転身へ一歩踏み込んだ発言とみられる。 知事は「現職大臣が失言を謝罪し辞職したことで、宮崎のイメージが失墜している。宮崎を一度立て直さねばならないと思うのは当然だ」と語り「九州の中でも社会資本整備や経済面で遅れている宮崎から国政、大臣などを担う人材が出ないことは宮崎にとってマイナス」と主張。
続きは・・・http://www.47news.jp/news/2008/10/post_3278.html
2008年10月5日付(共同通信)

2008年10月4日土曜日

悪性リンパ腫も労災対象に 厚労省検討会が方針

 厚生労働省の検討会は4日までに、原子力発電所や使用済み核燃料再処理工場での業務に従事し悪性リンパ腫を発症した労働者について、業務との因果関係が認められれば、肺がんや白血病などと同様に放射線業務の労災対象疾患とする方針を固めた。近く正式に報告書をまとめる。
 放射線医学の専門家らでつくる検討会は、放射線業務に従事し、3年半前に悪性リンパ腫で亡くなった沖縄県うるま市の喜友名正さん=当時(53)=の遺族や支援者らの訴えを機に、昨年秋から検討を重ねていた。
 喜友名さんの遺族は大阪市の淀川労働基準監督署に労災申請したが、同労基署は2006年9月、「対象疾患ではない」として労災補償を不支給とする決定をした。
 大阪労働局は喜友名さんの件についてあらためて判断する。労災と認められれば、原発労働者が悪性リンパ腫で労災認定される初のケースとなる。
続きは・・・http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008100401000242.html
2008年10月4日付(共同通信)

2008年10月3日金曜日

元小結・板井氏が証言へ 大相撲の八百長疑惑訴訟

 週刊現代の八百長疑惑記事をめぐり、日本相撲協会と横綱朝青龍ら力士が名誉を傷つけられたとして、発行元の講談社や当時の編集長らに損害賠償と謝罪広告を求めた訴訟の口頭弁論が3日、東京地裁(中村也寸志裁判長)で開かれた。
 被告の1人で記事を執筆したノンフィクションライター武田頼政氏と、過去に八百長問題を同誌などで告発した元小結板井圭介氏が出廷。午後には、記事で八百長の中心人物とされた原告の朝青龍関も現役横綱では異例の出廷をして証言。
 大麻所持容疑で逮捕され、協会を解雇された元幕内若ノ鵬のガグロエフ・ソスラン元力士も9月の記者会見で「アンフェアな取組を強いられた」と、講談社側に立ち証言する意向を示している。
 板井氏は1991年に現役を引退。2000年、週刊現代や日本外国特派員協会での会見で「(当時の横綱)曙に40万円で白星を買ってもらった」などと力士約20人の名前を挙げ八百長を告発していた。
続きは・・・http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008100301000025.html
2008年10月3日付(共同通信)

栗東市がプラン策定へ 新駅土地利用 県進展なく

 新幹線新駅建設が中止になった問題で滋賀県栗東市は2日、新駅予定地周辺で進めてきた土地区画整理事業区域の今後の利用について、滋賀県によるプラン策定が進まないため、市が代わってプランづくりに着手する方針を明らかにした。市は県に策定費用の負担を求めていく。
 国松正一市長が同日の定例記者会見で「県の取り組みが遅く、施工者(市)の責任ある対応として、まずは市が出資してプラン作りをすることにした」と述べた。
 県と市は今年3月以降、新駅建設中止後の土地利用について対応策を協議してきた。市は県に対し「中止の責任は県にある」としてプラン提示を求めてきた。市によると、県は「まちづくりは地域と市が行うこと」とする姿勢を崩さないため、市が独自にプラン策定に当たることにしたという。  近くプロジェクトチームを発足させ、来年度中に構想をまとめたい、としている。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008100200130&genre=A2&area=S00
2008年10月2日付(京都新聞)

2008年10月1日水曜日

麻生・小沢両党首が全面対決、代表質問は所信表明合戦に

国会は1日午後の衆院本会議で、麻生太郎首相の所信表明演説に対する各党代表質問が行われた。しかし、トップバッターにたった民主党の小沢一郎代表は、麻生首相が民主党に逆質問を展開した所信表明演説を批判。
 「明白な理念も具体なビジョンや政策も全く示されていない。唯一、具体的なものは民主党に対する誹謗(ひぼう)中傷だけだ」とした上で「(自身の)所信を申し上げることにより総理への答弁としたい」と述べ、政治理念と政権構想を語る異例の所信表明合戦となった。
 <小沢「速やかに総選挙を」 VS 麻生「解散は私が決める」>
 小沢代表は質問の冒頭から、安倍・福田両政権が1年足らずで政権を投げ出したとし「与党が政権を担う能力を失ったならば、直ちに野党に政権を渡し、総選挙を行うのが議会制民主主義の道筋だ」として衆院解散・総選挙を迫った。
 自公政権による政策で「格差大国」になったと糾弾し「小泉(純一郎)政権以来の市場万能と、弱肉強食の政治で生じたこの格差と不公正を放置すれば、日本の経済・社会は根底から崩れ、国民生活が崩壊する。だからこそ、今、日本を変えなければならない」と強調。そのための新しい仕組み作りの核心は「税金の無駄使いを際限なく再生産している官僚任せの財政運営構造を大転換し、国の予算の総組み替えを断行すること」と語った。
 その上で小沢代表は総選挙の最大の争点は「無駄遣いを続ける今の税金の使い方を許すのか、民主党を中心とする政権に代え税金の使い方を根本的に変えるのか。その選択だ」と主張した。
 これに対して麻生首相は、首相が短期間で交代したことで国民に迷惑をかけたと陳謝しながらも「そのことと自民党が政権担当能力を失ったがどうかは全く別の話だ。日本の未来に責任を持てるのは自民党であると固く信じている」と反論。
 所信表明演説で喫緊の課題として質した「補正予算案、消費者庁法案、インド洋での補給支援活動継続」への賛否に対して、小沢代表が立場を明確にしないことを批判。「いたずらに審議を長引かせ、結論を先送りするのは国民に対する責任の不履行だ」と語った。
 小沢代表が「速やかに総選挙を実施し主権者たる国民の審判を仰ぐのが常道だ」と迫ったのに対し、麻生首相は「解散は、私が決める」とはねつけた。
 <民主の政権公約実現には20.5兆円の財源要>
 小沢代表はこの日の代表質問の中で、民主党の政権構想の実行手順(工程表)と財源を説明し、財源の裏付けがないとの批判に対抗した。
 小沢代表によると、政権構想実現に必要な経費は、初年度の2009年度が8.4兆円、4年後の2012年度には20.5兆円になるとし、その財源は税金の無駄の排除や「埋蔵金」も活用し、一般会計と特別会計をあわせた国の予算212兆円の組み換えでねん出するとした。
 政策実現は3段階に分け、第1段階の2009年度にはガソリン税などの暫定税率を廃止し、2.6兆円の減税を実施。さらに高速道路の無料化や子供手当ての創設、医療改革などは2009年度から一部実施し、第2段階(2010年度─2011年度)に完全実施するとした。
 農業の個別所得補償は2009年度に法律を制定し2012年度に完全実施することや、消費税の税収全額を年金財源とする最低保障年金制度は、制度設計、法案化、法律制定を行い、2012年度に実施することなども明らかにした。
続きは・・・http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-34039020081001
2008年10月1日付(REUTERS)

後継者選び難航必至 自民支部、岩永氏引退で公募へ

 元農相の岩永峯一衆院議員(滋賀4区)の突然の引退表明から一夜明けた30日、焦点は後継者選びに移った。早期の解散、総選挙が予想される中、自民党支部は、地区内の27支部を通じて後継者を公募することを決めた。支部が定めたタイムリミットは10月5日。国会議員経験者や岩永氏の三男らの名前が挙がるが、「逆風かつ時間不足」(地方議員)という厳しい状況で、擁立は難航しそうだ。
 岩永氏が次期衆院選への不出馬を伝えた会合は29日夜、近江八幡市内のホテルであった。体調不良と不出馬の理由を説明する岩永氏に対し、出席者からは「命がけで倒れるまでやってほしい」「政治家なら後継指名をすべき」などの厳しい意見も出た。
続きは・・・http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20081001/CK2008100102000025.html
2008年10月1日付(中日新聞)

国保交付金68億円を過大受給 437市町村、返還準備

 国から市区町村に渡される国民健康保険の財政調整交付金について、会計検査院が全市区町村の02年度からの5年分を調べ、437市町村に対し、総額68億円の過大受給を指摘していたことが分かった。各市町村は過大受給分の返還を進めているが、突然の財政負担は大きく、県が設けた無利子貸付制度を利用するなど、対応に追われている。
 会計検査院は同交付金について、毎年調査しているが、総額約68億円もの過大受給が見つかったのは過去最大。市町村は国に返還を求められるが、新たに発生する住民負担はないという。
 厚生労働省や各自治体の担当者の話によると、老人保健法改正に伴って02年10月から交付金の算定基準に一部変更があり、各医療保険者が診療報酬支払基金に納めた老人医療費の負担金を、本来は5カ月分積算して交付金を申請するべきなのに、399市町村は12カ月分積算して申請していた。負担金が多いほど交付額も多くなるため、市町村が受け取った交付額が過大になったという。
続きは・・・http://www.asahi.com/politics/update/1001/TKY200809300408.html
2008年10月1日付(朝日新聞)

さよなら ナショナル…「昭和の記憶そのもの」「経営哲学不変」

 親しまれてきた家電ブランド「ナショナル」が30日、松下電器産業の社名とともに姿を消した。1日から社名、ブランドは「パナソニック」に統一される。創業者・松下幸之助氏が「国民の必需品にしたい」と願い、名付けたナショナル。高度経済成長期、庶民のあこがれだった冷蔵庫や洗濯機は全国で飛ぶように売れた。当時の思い出と重なるブランドだけに、惜しむ声は多い。耳になじんだCMソング「あ・か・るーいナショナール」はもう、聞けない。
続きは・・・http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20081001ke05.htm
2008年10月1日付(読売新聞)
 

2008年9月30日火曜日

障害者が裁判員制度検証 条件整備などが重要

 来年5月に導入される裁判員制度に向け、裁判員を選ぶ手順を検証する模擬手続きが29日、京都地裁であり、聴覚に障害のある男性が参加した。手話通訳を介して事件内容の説明を受け、裁判長の質問に応じた。男性は「専門用語にどこまでついて行けるか不安がある」と話した。
 模擬手続きは、地裁が企業や団体などの協力で作成した模擬裁判用の「裁判員候補者名簿」の中から20人を呼び出し、実施した。全員を対象に事件概要を説明した後、個別に裁判長から急用などで辞退を希望するかどうかを確認する質問を受けた。
 男性は終了後の会見で「スムーズに進めるためには、事前に資料などで内容を確認できる方が望ましい」と話し、手話通訳士も「手話は結論を先に伝えるので、事前に内容が分からないと訳しにくい」と指摘した。  また、男性は審理への参加について「内容が理解できないと公平な裁判ができない。聴覚障害者は目で理解するので、見やすい場所に通訳者を配置するなど、参加しやすい雰囲気づくりを期待したい」と話した。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008092900179&genre=D1&area=K00
2008年9月29日付(京都新聞)

高校生が車いすの電動装置製作 自由自在に動き回れる

 香川県立三豊工業高校(観音寺市)の生徒が、車いすの前輪を載せると、ボタン操作で自由自在に動き回れるようになる電動のけん引装置を製作、県立香川西部養護学校に贈り、喜ばれている。
 2年前、「車いすの子供たちが、押してもらうのを待っているのではなく、主体的に動けるようにしてあげたい」(三井一良教頭)と三豊工業高校に依頼。昨年、1号機の「すすむ君」が誕生し、全日本学生児童発明くふう展で発明協会会長賞を受賞するほど高い評価を受けた。
続きは・・・http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008092701000525.html
2008年9月27日付(共同通信)

2008年9月29日月曜日

両手で4本指のピアニスト イ・ヒア(李喜芽)さん。

 「四本指のピアニスト」イ・ヒア(18)さんがソウル市教育庁が授与するソウル学生賞を受賞。 生まれつき手に指が二本ずつしかなく、両足のないイさんは、このような障害を克服し、 四本指でピアノを習い始めた。 1日10時間以上もピアノを弾いて練習を重ねたイさんは、7歳だった1992年、 初めて出場したピアノ大会で最優秀賞を受賞したほか、1999年には障害克服大統領賞を受賞した。 その後も、国内外で多数の演奏会を開くなど、立派に障害を乗り越え、多くの人に感銘を与えた。

 人は努力すればどんな逆境にあっても、道がそなえられる。調べてみましたら彼女は膝下の足も無いそうです。母親は看護士をされているようです、神さまが愛している親子を知ることができました。       私は映像を観ていて天使が一緒にピアノを弾いているように感じた。        
続きは・・・http://blogs.yahoo.co.jp/tenzinkuoshi/46622468.html
2008年9月29日付(ヤフーブログより)
他に・・・http://www.kntv.co.jp/knet/knet_nrr/2007/ik_nrr070114.php

中山国交相が辞任、就任5日目…後任に金子・元行革相

 中山成彬国土交通相(65)は28日、麻生首相と首相官邸で会い、成田空港拡張への反対を「ごね得」などと発言した問題の責任を取って辞表を提出し、受理された。後任には、金子一義・元行政改革相(65)の就任が決まった。組閣からわずか5日目の閣僚辞任は、麻生政権には大きな打撃となった。ただ、首相は、中山氏の早期辞任で衆院選への影響は最小限に抑えられると見て、10月上旬に衆院解散する方針は維持し、「10月21日公示―11月2日投開票」の日程で衆院選を実施する意向だ。
 中山氏は首相に「職責を全うすることができなくなり、申し訳ない」と謝罪した。首相は「極めて残念だ」と述べた。この後、中山氏は国土交通省で記者会見し、「国会審議にいささかでも支障があるとすれば、私の本意とすることではない」と辞任の理由を説明した。就任5日目の閣僚辞任は、竹下改造内閣の長谷川峻法相の4日目に次ぎ、現行憲法下では2番目の早さだ。
2008年9月29日(読売新聞)

2008年9月27日土曜日

「松下電器」、大看板にお別れ 社名変更で取り外し

 「松下」の名前といよいよ決別――。27日午前、松下電器産業の大阪府門真市にある本社で、屋上の看板から「松下電器」の文字を消す作業が始まった。10月1日の「パナソニック」への社名変更に向けて、準備が本格化している。
 本社屋上には足場が組まれた。青地に白抜きの「Panasonic」の文字の真下にある「松下電器」の約1メートル四方の文字を、作業員が一つずつ取り外していった。
続きは・・・http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200809270025.html
2008年9月27日付(朝日新聞)

工事、点字ブロック遮断 京都国道事務所 確認不足認める

 京都市南区九条通西小路西入ルの歩道に設けられた視覚障害者用の点字ブロックが、建設工事の板囲いで約30メートルにわたり遮断されていたことが、26日に分かった。施工する「大林組」(本社・大阪市)に歩道の占用許可を出した国土交通省京都国道事務所は「確認不足」を認め、是正を指示した。大林組は急きょ、板囲いを迂回(うかい)する点字ブロックを設けた。
 大林組によると、自動車販売店の増改築工事の足場を組むため、7月中旬に歩道に約90センチはみ出す形で板囲いを設けた際、点字ブロックが約12メートルにわたり覆い隠された。9月に板囲いを拡張し、遮断は約30メートルに及んだ。誘導の警備員は配していなかった。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008092700041&genre=C4&area=K00
2008年9月27日付(京都新聞)

2008年9月26日金曜日

後期高齢者医療制度 見直し発言に驚き 嘉田知事 「あまりにも一方的」

 舛添要一厚生労働相が後期高齢者医療制度の抜本的な見直し方針を打ち出していることについて、滋賀県の嘉田由紀子知事は25日、「制度を創設した国の責任者からのあまりにも一方的な発言に驚いている」と述べた。
 県議会一般質問の答弁で、嘉田知事は「制度は超高齢社会という国家的課題に対し、国民皆保険制度を将来にわたって維持するために創設された」としたうえで、「現行制度で見直すべき点があれば見直し、よりよい制度に改善していただくことが重要」と述べた。  舛添厚労相は再任される前の19日、同制度の対象を「75歳以上」という年齢だけで区分しないなど、根幹から見直す意向を表明。再任後の24日も「1年ぐらいの議論が必要」と見直しに言及している。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008092500184&genre=A2&area=S00
2008年9月25日付(京都新聞)

2008年9月25日木曜日

麻生新内閣発足

 麻生太郎首相(68)は24日、国会での首相指名を経て、直ちに組閣作業に入った。財務相兼金融相に中川昭一元政調会長(55)、外相に中曽根弘文元文相(62)を起用。総裁選で戦った与謝野馨経済財政担当相(70)は留任、石破茂元防衛相(51)を農相として入閣した。
 小渕優子氏が少子化担当相として戦後最年少の34歳で初入閣した。このほかの初入閣組は、法相に森英介元副厚生労働相(60)、防衛相に浜田靖一元防衛副長官(52)、文部科学相に塩谷立前官房副長官(58)、国家公安委員長に佐藤勉元副総務相(56)の各氏。
 ◇麻生内閣の顔ぶれ(敬称略)
 ▽総理 麻生太郎(衆)
 ▽総務 鳩山邦夫(衆)
 ▽法務 森英介(衆)
 ▽外務 中曽根弘文(参)
 ▽財務・金融 中川昭一(衆)
 ▽文部科学 塩谷立(衆)
 ▽厚生労働 舛添要一(参)
 ▽農水 石破茂(衆)
 ▽経済産業 二階俊博(衆)
 ▽国土交通 中山成彬(衆)
 ▽環境 斉藤鉄夫(衆)
 ▽防衛 浜田靖一(衆)
 ▽内閣官房 河村建夫(衆)
 ▽国家公安 佐藤勉(衆)
 ▽経済財政 与謝野馨(衆)
 ▽行政改革 甘利明(衆)
 ▽消費者行政 野田聖子(衆)
 ▽少子化 小渕優子(衆)
続きは・・・http://mainichi.jp/select/seiji/graph/asonaikaku/
2008年9月25日付(毎日新聞)

2008年9月23日火曜日

後期高齢者医療、自公が見直し協議へ 連立合意に盛る方針

 自民党の保利耕輔、公明党の山口那津男両政調会長と舛添要一厚生労働相は22日午前、国会内で会談し、75歳以上を対象にした後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の見直しにむけて政府・与党で協議を進めることで合意した。
 自民党新総裁選出を受け自公両党は23日に党首会談を開く。後期高齢者医療制度の見直しはこの時まとめる連立政権合意に盛り込む。
 22日の会談では(1)75歳での年齢区分(2)年金からの保険料天引きの強制(3)現役世代の負担のあり方――などを検討課題にすることで合意。1年後をメドに結論を出すとしている。
続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080923AT3S2200M22092008.html
2008年9月23日付(日刊スポーツ)

麻生新総裁 「信頼」を取り戻せるか

 自民党の新総裁に麻生太郎氏が選出された。
 総裁選で七割近い票を獲得し、与謝野馨氏ら四候補に大差をつけた。
 24日には国会の首相指名選挙を経て福田康夫首相の後継の座に就くことになる。
 自民党が麻生氏に期待したのは、目前に迫る衆院選で先頭に立つ「選挙の顔」としての人気だ。地方票の9割以上が雪崩を打ったのは、面目躍如と言うところだろう。
 都道府県連の中には、党員・党友による「予備選」の投票率が前回を下回ったところもあった。
 当初から麻生氏優勢が伝えられ、「消化試合」という冷めた空気が漂ったためだろうか。
 それでも、圧倒的な支持を得て当選を決めた麻生氏の発言からは高揚感が伝わってきた。
 次期衆院選は小沢一郎代表の民主党と政権をかけた戦いになる。
 麻生氏は「勝って初めて天命を果たしたことになる」と固い決意を披露した。
 記者会見では「老後の不安、景気の不安、それを解決できない政治への不満」を解消していくことが自分の使命だと強調した。
 全国をくまなく歩き、地方の声にじっくり耳を傾けた。国民の暮らしの実情は理解している。自民党政治に対する冷ややかな視線も、十分感じ取っている。
 そう言いたいのかもしれない。
 それにしては総裁選期間中の発言は心もとない。
 基礎年金を全額税方式に改め、財源として消費税を10%に引き上げる-。二月にこう提言していたのに「こだわらない」と封印した。
 公約にはなかった後期高齢者医療制度の「抜本的な見直し」を突然表明したことにも驚かされる。
 重要な政策で発言がぶれるのは信念に欠けると言わざるを得ない。
 記者会見でも、消費税の引き上げ時期について質問されながら、あいまいな答えに終始した。
 麻生氏の持ち味は、ざっくばらんな語り口と親しみやすさだろう。街頭演説の巧みさは、国民との対話能力を示しているとも言える。
 政権政党を率いる立場になったからには、耳障りなことでも国民に率直に語るべきではないか。
 首相就任後はただちに組閣し、総選挙に向けた政権構想づくりに着手することになる。
 求められるのは、その場しのぎの政策を並べ立てることではない。
 言うべき事は言い、責任を持って具体化していく実行力だ。
 それなしには、二度の政権投げ出しで国民をあきれさせた自民党政治への信頼は取り戻せない。
続きは・・・http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/119317.html
2008年9月23日(北海道新聞)

2008年9月22日月曜日

自民総裁選:麻生総裁、午後選出へ 幹事長に細田氏

 自民党総裁選は22日午後、両院議員総会を党本部で開き、党所属国会議員と各都道府県連の代表による投開票が行われる。麻生太郎幹事長(68)が議員票、地方票とも1回目の投票で過半数を得て第23代総裁に選出される。任期は福田康夫首相の残り任期で来年9月までの1年間となる。これを受け、麻生氏は後任の幹事長に細田博之幹事長代理(64)を起用する意向を固めた。同日夜、新執行部を決定するが、党四役体制は維持し、古賀誠選対委員長、笹川尭総務会長、保利耕輔政調会長は再任する考え。
続きは・・・http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080922k0000e010018000c.html
2008年9月22日付(毎日新聞)

肝機能障害などの4人認定 道原爆症訴訟 札幌地裁

 原爆症認定申請を認めなかった国の行政処分は違法として、札幌市北区の安井晃一さん(84)ら道内在住の被爆者7人が処分取り消しなどを求めた集団訴訟で、札幌地裁(竹田光広裁判長)は22日、肝機能障害や甲状腺機能障害などを持つ四人を原爆症と認め、国の処分を取り消す判決を言い渡した。国家賠償請求と、4月に始まった新しい基準で既に原爆症と認定された3人の請求は却下した。
 原爆症認定をめぐる集団訴訟で道内の判決は初めて。全国十七地裁で起こされた集団訴訟で国は11連敗となり、新基準導入後でも、国の敗訴が確定した仙台、大阪高裁などに続き5連敗となった。
 新基準で一定条件を満たせば自動的に認定する「積極認定」の対象としていない肝機能障害などが原爆症と認められたことで、基準の再改訂を求める声が高まりそうだ。
 判決は4人の疾病が原爆の放射線に起因したと認めた上で、「放射線被ばくの影響の可能性が認められる疾患なども発症していることを総合的に考慮すれば、相当量の放射線に被ばくしたものと推認される」と指摘した。
続きは・・・http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/119153.html
2008年9月22日付(北海道新聞)

自民幹事長に細田氏固まる 午後に麻生新総裁選出へ

 自民党の新総裁選出が確実となった麻生太郎幹事長は22日、後任の幹事長に細田博之幹事長代理を起用する方針を固めた。麻生氏周辺が同日、明かした。笹川尭総務会長、保利耕輔政調会長、古賀誠選挙対策委員長は留任する見通しだ。
 同党は午後の党両院議員総会で、国会議員と都道府県連代表による総裁選投票を実施する。麻生氏は議員票、地方票ともにほかの4候補を引き離しており、新総裁選出は確実だ。麻生氏は24日召集の臨時国会で首相に指名され、新内閣を発足させる予定。
続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080922AT3S2200722092008.html
2008年9月22日付(日刊スポーツ)

2008年9月19日金曜日

民主、国民新の合併断念も 提案の会談中止

民主、国民新両党の合併問題で、19日午前に予定されていた民主党の小沢一郎代表と国民新党の綿貫民輔代表の合併提案をめぐる党首会談が、急遽(きゅうきょ)中止された。国民新党側の要請によるもので、両党合併は、断念または先送りとなる公算が大きくなってきた。
 これは合併の方式で合意が困難となったためだ。
 民主党側は、規模の小さい国民新党が解党して合流する「吸収合併」を想定している。ところが、この方式では国会法の規定で、比例代表選出の長谷川憲正参院議員が合流できずに取り残されてしまう。
続きは・・・http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080919/stt0809191102003-n1.htm
2008年9月19日付(産経ニュース)

太田農水相辞任へ 汚染米問題で引責

 太田農水相は19日、農薬などで汚染された事故米の不正転用問題をめぐる一連の農林水産省の対応の責任をとり、同日の閣議後、福田首相と会談して、辞任する意向を伝えた。首相も同日中に辞任させる方針だ。
 太田農水相は同日の閣議後の記者会見で、「事故米が社会的に大きな問題となり、責任を取ることにした。再発防止策もほぼ固まり、一つの節目だと思った」と辞任する理由を説明した。
 5日に発覚した事故米不正転用をめぐっては、11日の記者会見で「私どもに責任があると今の段階では考えていない」と発言した白須敏朗事務次官が19日付で辞任。一方、太田農水相も12日の民放の収録番組で「人体に影響がないことは自信をもって申し上げられる。だからあんまりじたばた騒いでいない」などと発言し、野党側は「こんな発言を続けられたら国民はたまったもんじゃない。即刻やめるか、総理が罷免すべきだ」(民主党の鳩山由紀夫幹事長)と責任を追及する構えを見せていた。
 農水相と事務次官がこの時期に辞任の意向を示した背景には、こうした同省首脳の発言に加え、不正転用拡大の実態や、不正転売業者による接待問題などが次々と明るみに出るなかで、同省としてけじめをつけないことには、野党側の攻撃にさらされ、10月末に実施される見通しの総選挙にも影響しかねないとの首相官邸の意向も働いたとみられる。
 太田農水相は衆院福岡3区選出で当選8回。03年には早大サークルの強姦(ごうかん)事件をめぐり、「集団レイプする人はまだ元気があるからいい」と発言。農水相就任後も中国製冷凍ギョーザ事件などに関する食の安全にについて、「社会主義の国と日本のような民主主義の国は違っていて、消費者としての国民がですね、やかましくいろいろというと、それに答えざるを得ない」などと発言し、野党側から批判を浴びた。
続きは・・・http://www.asahi.com/politics/update/0919/TKY200809190113.html
2008年9月19日付(朝日新聞)

2008年9月18日木曜日

自民総裁選、もはや“消化試合”で終戦?

 自民党総裁選(22日投開票)は17日、米証券大手リーマン・ブラザーズの経営破たんを受けた「リーマン・ショック」の沈静化に追われ、候補者のアピール合戦はすっかり影を潜めた。与謝野馨経済財政担当相(70)は会議出席のため、途中で帰京。10日の告示後、汚染米を含めて国民の生活に直結する問題が次々浮上する中、麻生太郎幹事長(67)の独走で「消化試合」となった総裁レースを続ける自民党への風当たりは、日ごと強まっている。
 石原伸晃元政調会長(51)、小池百合子元防衛相(56)、麻生氏、石破茂前防衛相(51)、与謝野氏の5人は17日、島根県出雲市と岡山市で演説予定だった。しかし、与謝野氏は午前中の出雲で切り上げ帰京、官邸で経済財政諮問会議に出席した。担当大臣としてリーマン・ショックなど経済政策に対処するため。総裁選どころではなくなった。
 国内経済対策や環境、格差など得意分野で競ってきた各候補の演説スタイルに、この日変化が生じた。通常演説の順番は最後の与謝野氏が最初にマイクを握り、現職の経済閣僚としてリーマン問題を説明。「日本経済にもハチが刺した程度の影響はあるが、日本の金融機関が傷むことは絶対にない」「信用不安が起きないように、政府も日銀も力の限り努力しなければならない」と強調した。
 負債総額約64兆円というリーマン問題は世界中を経済不安に巻き込み、国民も注視する問題。各候補とも、持論の展開だけではもうすまない。麻生氏も「日本が急におたおたしなければならない状況では全くない」「景気対策が今の政策順位の一番だ」と訴え、防衛オタクの石破氏も「国民の生活の安定が第一。それを約束した上で、国家の安全を語っていきたい」と、歩調を合わせた。
 一方、小池氏は汚染米の問題に触れ「やるべき調査もせず、責任をたらい回しにしている行政に税金を払う意味はない」と、農水省を批判した。与謝野氏は18日に秋田、岩手両県で行われる街頭演説も、リーマン対策で見送る。
 「5候補による政策論争」を掲げて告示した総裁選だが、汚染米、リーマン問題が次々に直撃。政権政党としての対応が迫られる中「身内の祭りに興じるだけ」(民主党議員)の自民党の危機感のなさ。麻生氏独走で消化試合となった今、自民党内からも「長すぎる」(若手)との声が。それでもずるずる続く総裁選。「総裁選で国民にアピール→一気に解散総選挙」を描いた自民党の思惑に、狂いが生じる可能性もある。
続きは・・・http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20080918-409821.html
2008年9月18日付(日刊スポーツ)

4年後さらに強く パラ五輪閉幕

 【北京=松石健治】第13回夏季パラリンピック北京大会は17日夜、北京市の国家体育場(鳥の巣)で閉会式を行い、12日間にわたった障害者スポーツの祭典の幕を閉じた。次回は2012年のロンドンで、五輪に合わせて開かれる。
 史上最多の147の国と地域から約4000人の選手が20競技に出場した。クラスは前回アテネより1割減の472になったが世界新記録は前回に続いて300を超え、競技性の高まりを裏付けた。
 メダルは中国が金89個など211個を獲得し、2大会連続で最多。日本は目標の39に届かず、金5を含む27個にとどまった。
 会見した国際パラリンピック委員会(IPC)と北京五輪組織委は、ドーピング違反が3件と少なく「選手教育の成果」と強調。チケットは129万枚が売れた。
 IPCのフィリップ・クレイバン会長は五輪組織委との連携強化を歓迎する一方、「パラリンピックスポーツの価値を見失わずにいたい」と語った。
 閉会式は選手団入場の後、午後8時(日本時間午後9時)から開始。日本はほとんどの選手が参加した。18日に解団式を開いて帰国する。
続きは・・・http://www.chunichi.co.jp/article/feature/paralympic/list/CK2008091802000235.html
2008年9月18日付(中日新聞)

長浜豪雨災害は典型的都市型水害

 200戸以上が浸水した7月の滋賀県長浜市の集中豪雨災害は、市街地開発を背景にした典型的な都市型水害だったことが県や市の検証で分かった。県内では今後も局所的な豪雨の恐れがあり、都市部では警戒が求められる。
 長浜市では7月17日午前7時から1時間で84ミリの激しい降雨を記録した。市中心部を流れる米川がはんらん、市街地で雨水が川に流れ込まなくなり、広い範囲で冠水した。
 県や市によると、1970年代には市街地のある国道8号の西側に水田があったが、近年は国道を越えて宅地化が進んだ。市域がアスファルトやコンクリートで覆われたため、田畑がためたり、吸収していた雨水が米川に集中。処理しきれず市街地にたまった雨水が行き場を失い、浸水被害を引き起こした-などと指摘している。
 県は、今回の水害は都市化による土地利用の変化が一因とみており、家庭で雨水をためる浸透ますの設置、公園での雨水貯留などが必要としている。
 県下水道課によると、大津市や草津市は雨水を流す下水道整備が比較的進んでいるが、「対応できるのは10年に1度、時間雨量50ミリ程度で、今回のような雨が降ればどこでもあふれる」という。  彦根地方気象台によると、今後は台風とそれに伴う秋雨前線の活発化で局地的な豪雨が懸念される。気象台や県は▽川や地下空間、地盤の低い所に近づかない▽2階など高いところに逃げる-と自衛策を呼び掛けている。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008091800039&genre=C4&area=S00
2008年9月18日付(京都新聞)

2008年9月17日水曜日

「三笠フーズ」汚染米の流通先一覧

 農林水産省は16日、米粉加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市)による汚染米の流通先が、延べ379業者に拡大したと発表し、同省などはこの日、流通先を明らかにした。九州、東海、近畿など計24都府県に及び、同省によると、九州関係は焼酎メーカーや菓子メーカー、外食産業、米穀店など延べ141業者に上る。県別では、福岡9業者、佐賀2業者、熊本41業者、宮崎66業者、鹿児島23業者。 また、流通先リストには熊本、宮崎、鹿児島3県の和菓子製造計107社の名前が入っていたが、名指しされた業者の多くは中小企業で、「商品全部に事故米が混入していると誤解されかねず、非常に無責任。三笠フーズより農水省が憎い」などと、風評被害を憂えると同時に突然の社名公表に踏み切った農水省への怒りもあらわにした。

公表された流通先リストは以下の通り。(かっこ内は、業者から納入を受けた施設の所在地と名称) 【福岡県】食材卸・浮羽物産▽肥料製造・山本商店▽食材卸・河商▽同・サン商事▽米穀販売・山川食糧▽食材卸・馬場物産▽酒造・光酒造▽食材卸・Jアグリ 【佐賀県】米穀仲介・マルモ商事▽米穀販売・村岡商店 【熊本県】和菓子製造・田野製菓▽同・田崎製菓▽酒造・美少年酒造▽米穀加工・塚本製粉▽酒造・六調子酒造▽同・抜群酒造▽和菓子製造・霜上製菓▽米穀販売・森本商店▽米穀加工・久保商事熊本支店▽和菓子製造・熊本菓房▽同・司屋菓舗▽同・招美堂菓舗▽同・菓舗梅園▽米穀加工・大西商事熊本営業所▽和菓子製造・阿部永和堂▽同・梅田屋製菓▽同・田口製菓▽同・菓舗木村屋▽米穀販売・天草食糧▽和菓子製造・深田製菓▽同・橋本製菓▽同・野村製菓▽同・園田製菓舗▽同・上野商店製餡部▽同・おざや製菓▽同・菓子の末広▽同・菓心梅山▽同・園田菓子舗▽同・彦一製菓▽同・松永製菓▽同・橋本製菓▽同・伊藤製菓店▽同・肥後ふるさと万十▽同・菓子工房MOMO太郎▽同・お菓子のふくさや▽同・内田福寿製菓▽同・山本商店▽同・豊田宝月堂▽同・岩田商店▽同・園田製菓店▽同・宮本菓子店 【宮崎県】和菓子製造・香菊▽同・岩切▽同・ベルグレフィン▽同・水野屋▽同・井上松味堂▽同・石淵屋▽同・ハタ花月堂▽同・服部巷製菓▽米穀加工・井之上製粉▽和菓子製造・ささりん堂本舗▽食材卸・西岡商店▽和菓子製造・深水▽同・上野静花堂▽同・サトウ▽同・岩崎▽同・309▽同・日向庵▽同・つるや▽同・弁天堂▽同・大福堂菓子舗▽同・工藤菓子店▽同・わにつか堂▽同・石川菓子店▽同・しょうき庵市場店▽同・浩屋▽同・中武菓子店▽同・かしわ樹▽同・田園▽同・よし田菓子舗▽同・川崎菓子店▽同・あかり茶屋▽同・香久堂▽同・まるや菓子店▽同・いなはる菓子舗▽外食・天ケ城茶屋▽和菓子製造・きくや菓子舗▽同・谷口菓子舗▽同・黒木製菓▽同・斉藤菓子店▽同・深町▽同・雀おどり▽同・天竜庵▽同・ことぶきや▽同・松月堂▽同・さくら庵▽同・南国屋今門▽同・山ろく路▽同・まきひら▽同・河野製菓▽同・奈良屋菓子店▽外食・のじり茶屋▽和菓子製造・おぐらや▽同・川村製菓▽同・大黒屋菓子店▽同・おかし花月▽同・長倉菓子舗▽同・三原菓子舗▽同・伊井菓子店▽同・紅葉堂▽同・亮栄▽同・柚木崎菓子舗▽同・秋田屋▽同・桃乃屋▽同・志津屋▽同・はとや▽同・くろき菓子店 【鹿児島県】酒造・西平本家▽同・喜界島酒造▽食材卸・馬場園商店▽同・しのはら食品▽和菓子製造・味覚屋▽酒造・鹿児島酒造▽食材卸・若松産業▽和菓子製造・富士屋▽同・富久屋▽同・長崎屋▽同・東京屋▽同・吉川菓子店▽同・桃太郎屋菓子店▽同・佐伯菓子店▽同・田代製菓▽同・ぎんじ堂▽同・中鶴菓子店▽同・末野菓子店▽米穀仲介・ウエストコーポレーション▽酒造・西酒造 【茨城県】菓子製造・藤永製菓 【千葉県】米穀販売・織戸 【東京都】酒造・アサヒビール▽同・福徳長酒類 【富山県】食材卸・麻生圓兵衛商店 【福井県】米穀販売・幸池商店▽食材卸・福井物産▽同・福穀食糧▽同・前田充商店 【静岡県】米穀販売・西田米穀 【岐阜県】米穀販売・岐阜米穀卸▽食材卸・タナカ商店▽米穀販売・毛利米穀 【愛知県】和菓子製造・きよめ餅総本家▽食材卸・きくや▽同・福田商事 【三重県】食材卸・ミルズカトウ 【滋賀県】和菓子製造・親玉商店▽菓子製造・粉卯商店▽和菓子製造・大菅製菓▽給食・日清医療食品(近江八幡市、特別養護老人ホーム水茎の里)▽同(近江八幡市、八幡青樹会病院)▽同(大津市、琵琶湖養育院病院)▽同(大津市、老人保健施設サンビューしが)▽同(草津市、老人保健施設草津ケアセンター)▽同(草津市、医療法人よつば会ケアタウン南草津)▽同(湖南市、ケアハウス ピスガこうせい)▽同(東近江市、介護老人福祉施設もみじ)▽同(彦根市、特養 近江第二ふるさと園)▽同(米原市、地域包括ケアセンターいぶき) 【京都府】社会福祉法人上賀茂福祉会上賀茂保育園▽米穀仲介・関西米穀市場▽米穀販売・京山▽給食・日清医療食品▽同(宇治市、笠取ふれあい福祉センター)▽同(京都市、医療法人財団浜田会浜田病院)▽同(京都市、医療法人親友会島原病院)▽同(京都市、医療法人社団行陵会京都大原記念病院)▽同(京都市、ケアハウスやまびこ)▽同(京都市、介護老人保健施設おおはら雅の郷)▽同(京都市、洛和ビィラ大山崎)▽同(京都市、社会福祉法人京都ライトハウス)▽同(京都市、ライフピア八瀬大原1番館)▽同(京都市、特別養護老人ホーム長楽園)▽同(京都市、特別養護老人ホーム亀岡園)▽同(木津川市、社団法人京都南山城会山城ぬくもりの里)▽同(城陽市、社団法人城陽福祉会ひだまり久世)▽同(城陽市、あそかビハーラクリニック)▽同(井手町、特別養護老人ホームいでの里)▽同(福知山市、渡辺病院)▽同(福知山市、介護老人保健施設さくら苑)▽同(舞鶴市、社会福祉法人大樹会やすらぎ苑)▽同(舞鶴市、社会福祉法人大樹会舞鶴市南デイサービスセンター)▽同(京都市、洛和ビィライリオス)▽同(井手町、社会福祉法人弥勒会井手町デイサービスセンター)▽同(京都市、社会福祉法人行風会介護老人福祉施設大原ホーム)▽同(行陵会介護老人保健施設博寿苑)▽同(井手町、社会福祉法人弥勒会井手町高齢者総合福祉センターいでの里ケアハウスいでの里) 【大阪府】米穀販売・大阪ランド(紺谷米穀)▽同・サガン商会▽同・大豆油糧▽食材卸・アワジヤ▽同・上野忠▽同・タンバヤ▽米穀仲介・辰之巳▽米穀販売・ツジヒサ▽食材卸・藤原穀粉▽同・マツウラ▽同・大和商会大阪北営業所▽米穀販売・ウメダ商事▽同・大東米穀▽和菓子製造・播彦▽食材卸・モリモト▽給食・日清医療食品(池田市、特別養護老人ホーム伏尾荘)▽同(泉大津市、特別養護老人ホームオズ)▽同(泉佐野市、医療法人仙寿会西田病院)▽同(和泉市、医療法人育生会奥村病院)▽同(茨木市、財団法人北大阪警察病院)▽同(茨木市、医療法人恒昭会藍野病院)▽同(茨木市、医療法人恒昭会藍野花園病院)▽同(大阪市、医療法人浩治会大今里ケアホーム)▽同(大阪市、互恵会大阪回生病院)▽同(大阪市、医療法人山紀会山本第三病院)▽同(大阪市、中山報恩会カルチェ住吉川)▽同(大阪市、中山製鋼所附属病院)▽同(大阪市、金城外科脳神経外科)▽同(大阪市、大阪府立急性期・総合医療センター内外来・職員食堂)▽同(大阪市、東住吉森本リハビリテーション病院)▽同(大阪市、社団法人森の宮福祉会ハミングベル中道)▽同(大阪市、多根第二病院)▽同(大阪市、山本第一病院)▽同(大阪市、介護老人保健施設ユーアイ)▽同(大阪市、成仁会病院)▽同(貝塚市、医療法人河崎病院)▽同(柏原市、特養大阪好意の庭)▽同(柏原市、特養第二好意の庭)▽同(門真市、特養ナーシングホーム智鳥)▽同(門真市、特養美野の里)▽同(堺市、社会福祉法人マーヤ マーヤの家)▽同(堺市、特別養護老人ホームやすらぎの園)▽同(堺市、やすらぎの園津久野)▽同(堺市、特別養護老人ホーム槙塚荘)▽同(吹田市、介護老人福祉施設あすーる吹田)▽同(吹田市、特別養護老人ホーム青藍荘)▽同(豊中市、介護老人福祉施設豊中あいわ苑)▽同(寝屋川市、老人保健施設ハーモニィー)▽同(東大阪市、老人保健施設ベルフラワー)▽同(枚方市、老健ふじさか)▽同(枚方市、社団法人大潤会特養御殿山カーム)▽同(枚方市、香里ケ丘有恵会病院)▽同(藤井寺市、特別養護老人ホーム第2ひかり)▽同(藤井寺市、特別養護老人ホームひかり)▽同(松原市、社団法人聖徳会まつばら駅前おおぞら保育園)▽同(箕面市、清順道ためなが温泉病院)▽同(八尾市、特養ホーム太子堂)▽同(八尾市、医療法人厚生医学会厚生会第一病院)▽同(大阪市、医療法人きつこう会多根老人保健施設てんぽーざん)▽同(堺市、社会福祉法人上神谷福祉会ケアハウス逆瀬川)▽同(豊中市、社会福祉法人豊中愛和会ケアハウス花みずき)▽同(東大阪市、社会福祉法人サンタマリア会特別養護老人ホーム恵の里)▽同(池田市、社会福祉法人大協会ハートフル神田) 【兵庫県】菓子製造・明植堂▽同・播磨屋▽同・三島製菓▽同・かん川本舗▽同・総本家かん川▽同・宮崎蜜月堂▽同・巴屋▽同・春光堂▽米穀仲介・大穀▽米穀加工・コムズジャパン▽同・高田穀粉▽食材卸・大阪屋商事▽同・延命寺商店▽外食・栄和飯店▽同・香港点心菜館▽菓子製造・松永製餡▽同・広島屋菓子舗▽小売り・朝日屋商店▽菓子製造・御菓子司京香堂▽同・日乃出庵▽同・ミツヤ本舗▽同・恵記商行▽同・中和堂製菓▽食材卸・小谷商店▽外食・力餅▽食材卸・カネトミ商店▽菓子製造・桔梗堂▽米穀加工・五百城ニュートリイ▽菓子製造・白鷺陣屋▽同・杵屋▽食材卸・アワジヤ商店▽菓子製造・村井製菓▽同・小川堂安芸国▽同・福壽堂▽同・ゑびす屋▽同・泉屋菓子店▽同・松岡月見堂▽同・栃泉(本社工場)▽同・谷常製菓▽給食・日清医療食品(明石市、養護老人ホーム高岡園)▽同(明石市、西江井島デイサービスセンター)▽同(朝来市、重度身体障害者授産施設恵生園)▽同(芦屋市、芦屋市立養護老人ホーム和風園)▽同(淡路市、ナーブNARVサザンクロス)▽同(小野市、介護施設シルバーランド)▽同(加古川市、特別養護老人ホーム万亀園)▽同(加古川市、社会福祉法人鶴林園)▽同(加古川市、社会福祉法人鶴林園デイ・センター)▽同(神戸市、エリーネス須磨)▽同(神戸市、白鷺サナトリューム)▽同(神戸市、医療法人老人保健施設いきいきの郷)▽同(神戸市、特別養護老人ホーム萬寿園)▽同(神戸市、介護老人保健施設風と緑)▽同(神戸市、社団法人神戸自興会ケアハウスかんで)▽同(神戸市、医療法人倫生会みどり病院)▽同(神戸市、知的障害者更生施設ひふみ園)▽同(姫路市、特養香照苑)▽同(新温泉町、浜坂町老人保健施設ささゆり)▽同(新温泉町、公立浜坂病院)▽同(南あわじ市、南あわじ市養護老人ホームさくら苑)▽同(養父市、公立八鹿病院老人保健施設)▽同(佐用町、医療社団法人一葉会佐用共立病院)▽同(神戸市、特定医療法人慈恵会新須磨リハビリテーション病院) 【和歌山県】農事組合法人・遊農▽給食・天巳大神神本部▽米穀販売・米定商店▽菓子製造・きたの▽給食・日清医療食品(那智勝浦町、介護老人保健施設ルピナス)▽同(和歌山市、浜之宮病院)▽同(和歌山市、医療法人福慈会福外科病院) 【奈良県】和菓子製造・御菓子司いろは▽同・おのえ製菓▽同・寿堂▽同・小原製菓▽同・指月堂▽同・西尾菓舗▽同・金時堂▽米穀加工・葛城食品産業▽和菓子製造・たかまつ▽米菓製造・小川一歩堂▽食材卸・前田商店▽和菓子製造・白井梅花堂▽米穀販売・ナカガワ▽給食・日清医療食品(生駒市、近畿大学医学部奈良病院)▽同(香芝市、介護老人保健施設オークピア鹿芝)▽同(橿原市、介護老人保健施設ケアステージみみなし)▽同(河合町、介護老人保健施設奈良ベテルホーム)▽同(大淀町、総合施設 美吉野園)▽同(大淀町、大淀授産所)▽同(吉野町、老人福祉施設ホームさくら苑) 【鳥取県】和菓子製造・お菓子のかわしま▽食材卸・田口彦商店▽和菓子製造・つるだや 【島根県】和菓子製造・山根甘泉堂▽同・かめや菓子店 【岡山県】和菓子製造・和菓子 たむら▽食材卸・コウリョー▽同・大月▽和菓子製造・菊花堂▽同・みづゑ菓子店▽同・白十字ファクトリー▽同・栄太楼菓子司▽同・西楽庵▽同・御菓子処清邦庵▽同・昭和堂▽同・天龍庵▽同・甘月堂▽同・風美堂▽同・おふく▽同・平川本店 雪舟庵▽同・西平光月堂▽同・ファリーヌ▽同・頌山堂 【広島県】和菓子製造・多津美家▽同・小田風美堂▽同・協業組合 浜だんな製菓                              以上
続きは・・・http://www.nishinippon.co.jp/nnp/feature/toku-news/20080916/20080916_0001.shtml
2008年9月17日付(西日本新聞)

汚染米、流通先公表…業者「つぶれてしまう」

 米穀加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市北区)による「事故米」の不正転売問題で、国が事故米の流れた375の業者・施設を公表した16日、消費者からは後手に回る政府の対応を批判する声が相次いだ。流通先の中には、商品の回収を急きょ決めた店も。ただ、農林水産省の調査に対し、最終的な販売先を明らかにしていない業者もあり、今後、影響がさらに広がる可能性もある。
続きは・・・http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20080917-OYO1T00221.htm?from=main2
2008年9月17日付(読売新聞)

2008年9月16日火曜日

65歳以上の人口 過去最高の63万人 高齢化率は21・4%

県は、15日の「敬老の日」時点での県内高齢者人口の推計値を発表した。65歳以上の高齢者人口は634,445人、県総人口に占める高齢者の割合(高齢化率)は21・4%で、いずれも過去最高となった。 (伊東浩一)
 男女別では、女性が355,511人、男性が278,934人で、女性が男性を76,577人上回った。前年同期比では、高齢者人口は19,113人増加し、県総人口に占める高齢者割合も0・7ポイント上昇した。
続きは・・・http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20080915/CK2008091502000162.html
2008年9月15日付(東京新聞)

2008年9月13日土曜日

国立病院の診療明細無料に

 国立病院機構は今月12日、所管する146病院で、検査や投薬など診療点数の全項目を記した明細書をすべての患者に無料で発行することを決めた。今月19日から西多賀病院(仙台市)と九州がんセンター(福岡市)で試行実施、来年1月以降順次実施病院を増やす。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080913-OYT8T00192.htm
2008年9月13日付(読売新聞)

民主1次公認 政権交代へ臨戦態勢

 民主党は9月12日、次期衆院選の第一次公認を発表し、総裁選真っ最中の自民党に先行する形で、臨戦態勢をアピールした。ただ現職や公認内定者の約60人をリストから外す荒療治も。政権交代の実現へ背水の決意を示すことで、勝敗を左右する都市部などでの引き締めを図った。 (民主党取材班)
続きは・・・http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008091390071103.html
2008年9月12日付(中日新聞)

金総書記、昨春に心臓手術 韓国政府関係者明かす

 【ソウル=箱田哲也】韓国政府関係者は12日、北朝鮮の金正日総書記が昨年春、ドイツ人医師から心臓の手術を受けていたことを明らかにした。金総書記が今回起こしたとされる脳疾患との関係は不明という。
 心臓の血管を広げる手術を昨年4月末に受け、2週間程度で回復したという。執刀したドイツ人医師らから韓国側が病状を聞き、ごく一部に報告されたという。昨年6月の国会委員会で、情報機関の国家情報院は「独医師が訪朝したが、手術が事実かどうかは把握していない」と報告していた。
 一方、別の韓国政府幹部は12日、金総書記の病状について「病に伏しているのは確かだが、歯磨きが(自分で)できる程度だと把握している」と語った。ただ、韓国政府の判断に対しては外交筋からは「未確認情報はたくさんあるが、病名や容体など断定できる段階ではない」との声も出ている。
続きは・・・http://www.asahi.com/international/update/0912/TKY200809120251.html
2008年9月13日付(朝日新聞)

オバマ、マケイン両候補が追悼で同席 9・11

 【ニューヨーク=真鍋弘樹、梅原季哉】米同時多発テロ7周年の11日午後、民主党オバマ、共和党マケインの両大統領候補がニューヨークの現場跡地を共に訪れ、犠牲者を悼んだ。市内のコロンビア大学でこの夜開かれた、社会奉仕をテーマとする討論会にも相次いで参加。この日ばかりは、党派の違いを超え、テロとの戦いに臨む「米国人」としての一致点を強調した。
 午後4時過ぎ、世界貿易センタービルの跡地「グラウンド・ゼロ」にオバマ氏が最初に到着した。マケイン氏はシンディ夫人と連れだって数分遅れで到着。ブルームバーグ・ニューヨーク市長に迎え入れられ、握手を交わした。民主、共和両党の大統領候補としてそれぞれ指名された後、初めての直接対面は、拍子抜けするほどあっさりとしたものだった。
 その後、跡地中心部へ通じる100メートルほどのスロープを、4人で談笑しながら、ゆっくりと歩いて下った。
 グラウンド・ゼロの中心部では、両候補は犠牲者遺族や救助関係者とみられる数人と握手し、数分間、ていねいに言葉をかけた。その後、この日の午前中の追悼式典で遺族らがささげた花でいっぱいになった円形の池に、それぞれが一輪の花を投げ入れ、黙祷(もくとう)した。
 追悼が終わった2人は、別れ際に再び握手。「では、また」と声をかけあい、30分足らずの「両大統領候補による追悼」が終わった。
 両候補は、お互いの会話よりも、遺族や警備関係者らとの会話にはるかに長い時間を費やした。周囲は交通規制のために一般市民の姿はまばらで、警備関係者の姿だけが目立った。互いに選挙運動を控えることで合意した「政治休戦」のさなかだけに、一般向けの演説やあいさつはなかった。大きな身ぶりも控え、追悼行為の政治利用という印象を極力与えないよう気遣っていた。
続きは・・・http://www.asahi.com/international/update/0912/TKY200809120034.html
2008年9月12日付(朝日新聞)

2008年9月12日金曜日

「三笠フーズ」騙しのテクニック 酒メーカー「事故米」10倍以上で購入

 米粉加工会社「三笠フーズ」(大阪市北区)と関連会社が、残留農薬やカビ毒で汚染された「事故米」を食用として販売していた事件で、その「事故米」を酒造メーカーに対して仕入れ値の10倍以上の値段で販売し、巨額な利益を得ていたことがわかった。ある日本酒メーカーは「国産の酒米を注文したのに、とんでもないことだ」と詐欺まがいの手口に憤る。こうした「三笠フーズ」の販売手口はどんなものだったのか。
「国産の酒米」を注文したらタイ産の「事故米」が来た
農林水産省によれば、「事故米」は工業用糊、建設資材などの材料に限定して販売を許可。価格は購入業者の入札によって上下するが、1キロ10円以下で、通常のコメの15分の1ほどの価格という。「三笠フーズ」が食用として不正に販売したことが発覚したのは2008年9月5日。過去10年にわたりタイ、ベトナムなどから輸入された発がん性のあるカビ毒や、残留農薬が検出された「事故米」を正規のコメに混ぜ、食用の袋に詰め替え販売していた。農林水産省は08年9月9日、この汚染米を購入した酒造メーカー数社を発表した。
これらの酒造メーカーはなぜ、「事故米」を購入することになったのか。値段が安いため、製造コストを下げるのが目的か、とも思われるが、実態は全く違っていた。
「国産の酒米(さかまい)を注文したんです。かれこれ『辰之巳』(三笠フーズのグループ会社)とは30年の付き合いになります。100%国産米である、との証明書も出させていました。それが、外国産が混ざっているだけで大問題なのに、まさか事故米が含まれていたとは」
と、九州の名酒として名高い「美少年」を製造する美少年酒造(熊本県城南町)はJ-CASTニュースにこう答えた。
「辰之巳」とは長い付き合いだけに信用し、酒米の購入額も通常価格だっただけに二重にも三重にも裏切られた格好だ。同社は清酒1.8リットル瓶3万本の自主回収を発表。同約38万本分が在庫で残っていて、被害総額は1億円になりそうだという。それにしても、国産米と外国産米の見分けは付かなかったのか。
「酒米を破砕したものを仕入れています。そうなりますと国産と外国産の区別はつきません」
「辰之巳」は、酒造メーカーの信頼を裏切り、盲点を突いて「事故米」を販売したことになる。
続きは・・・http://www.j-cast.com/2008/09/10026673.html
2008年9月12日付(J-CASTニュース)

三笠フーズなど2社告発=事故米転売で農水省-ベトナム産米を国産米と虚偽

米粉加工会社「三笠フーズ」(大阪市北区)が工業用の「事故米」を食用に不正転売していた問題で、農水省は11日、清酒製造会社「美少年酒造」(熊本県城南町)にベトナム産うるち米を国産と偽って販売したとして、三笠と同社の関連会社で米穀加工販売会社「辰之巳」(大阪市)の2社を不正競争防止法違反(虚偽表示)の疑いで、熊本県警に告発した。 基準値を超える有機リン系殺虫剤メタミドホスが検出されたり、カビが発生したりして汚染された事故米が食用に転売されたこの問題は、食の安全を揺るがすとして、農水省トップが「衝撃を受けている」(太田誠一農水相)と懸念を表明していたが、発覚から約1週間で刑事告発する事態に発展した。 三笠が2003年度から今年度までに同省から購入した1779トンの事故米の転売先をめぐっては、焼酎・清酒製造や菓子製造業者など実数で数十社を超えるとみられる。このうち、美少年酒造が辰之巳から仕入れた事故米32.4トンは「鬼ころし」など清酒7種8品目の計約3万本に製造、出荷していた可能性があり、美少年側は流通分の自主回収に入っている。
2008年9月12日付(時通信社)

三笠フーズ「汚染米」転売、10年前から…元責任者認める

米穀加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市北区)が、発がん性のあるカビ毒や残留農薬に汚染された工業用の「事故米」を食用と偽り転売していた問題で、同社の非常勤顧問(76)が6日、読売新聞の取材に応じ、同社が約10年前から不正転売をしていたことを明らかにした。
 さらに「事故米転売は他の複数の業者も行っていた」と話し、業界で不正が横行していた疑いも指摘した。一方、農林水産省が、事故米の加工・流通状況を確認する検査に際し、日程を業者に事前連絡していたこともわかった。同社は、事前に用意した「裏帳簿」を見せるなどして不正発覚を免れており、農水省は「チェック体制が甘かった」と不備を認めた。
 この顧問は、福岡県で米穀飼料を製造販売する個人商店を経営していた。1997年に三笠フーズに買収され、顧問は98年ごろから2006、07年ごろまで三笠フーズ九州工場の責任者を務めた。冬木三男社長が6日の記者会見で、不正転売の提案者と指摘した人物の一人。冬木社長は会見で、不正が始まった時期を「5~6年前から」と説明。顧問の証言とは食い違っており、事故米の取り扱いを始めた当初から、転売が行われていた疑いが強まった。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080906-OYT1T00812.htm
2008年9月7日付(読売新聞)

2008年9月11日木曜日

自民総裁選告示 大きな「構想力」が問われる(9月11日付・読売社説)

 「結党以来の危機」を脱する契機になるのか。自民党総裁選が9月10日、告示された。
 石原伸晃・元政調会長、小池百合子・元防衛相、麻生太郎幹事長、石破茂・前防衛相、与謝野馨経済財政相の5氏が立候補を届け出た。
 麻生氏を除く候補は、派閥の領袖(りょうしゅう)ではない。小池氏は女性として初の出馬だ。各派の議員個々の横断的な支持と、党員票の争奪が勝敗のカギを握る。
 現時点では、立候補4回目の麻生氏が議員票固めで優位に立っており、選挙戦は麻生氏を軸に展開される見通しだ。
 自民党は現在、過去に例をみないような挑戦を受けている。
 昨夏の参院選で自民党は、民主党に第1党の座を奪われた。先に3選された小沢民主党代表は、次期衆院選の小選挙区選で「何としても過半数を獲得する」と表明、「自民党中心の政権に終止符を打つ」と強調した。
 麻生氏は、今回の総裁選について、小沢代表を相手に「戦う人」を選ぶ選挙と位置づけている。総裁選は、近づく衆院選の前哨戦の色合いを深めつつある。
 5氏の公約や討論の内容は、自民党の衆院選の政権公約に反映されることになろう。
 各候補とも発言に責任を負わねばならない。といっても臆(おく)することはない。「何を実現したいのか」を明確に語るべきである。
 経済政策が争点とされるが、それにとどまってはなるまい。インド洋での海上自衛隊による給油活動の延長、北朝鮮の核廃棄や拉致問題の解決などは焦眉(しょうび)の急だ。
 衆院選で自民党が勝利しても、衆参ねじれ状況は解消しない。国会機能を回復させるためにどうすべきか。それも問われる。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080910-OYT1T00784.htm
2008年9月11日付(読売新聞)

大津の観光地、路上喫煙NO 市、12月議会に条例案提案

 大津市の目片信市長は10日、市内の観光地などで、路上喫煙を禁止する条例を制定する方針を明らかにした。来年4月の施行を目指し、12月定例議会にも条例案を提案する。目片市長は「歩行喫煙の規制は、観光都市・大津にとってふさわしい施策」としている。
 愛煙家として知られる目片市長は「わたし自身はヘビースモーカーだ」としながらも、「条例は観光客へのもてなしの姿勢を示すと同時に、喫煙者のマナー向上や、子どもなどへの受動喫煙防止にも役立つ」との考えを示した。
 市は今後、歩きたばこの規制エリアの設定や、罰則の有無などについて検討する。具体的には、石山寺や坂本など、観光地周辺が中心になるとみられ、他都市での先行事例も参考に庁内で協議する。  同様の条例は、県内では草津市が4月から導入しているほか、彦根市でも市議会で審議している。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008091100038&genre=A2&area=S00
2008年9月11日付(京都新聞)

2008年9月10日水曜日

自転車・石井、パラリンピック「金」1号

北京パラリンピック4日目の9日、自転車の男子千メートルタイムトライアル(脳性まひ4)で石井雅史(35)が自らの世界記録を更新する1分8秒771で優勝、今大会の日本勢に初の金メダルをもたらした。
 元競輪選手の石井は、2001年夏、交通事故に遭い、記憶が整理できない高次脳機能障害を負った。1周250メートルのバンクを4周するレースで、石井は出場8選手中、最後に登場。周回ごとに2位の選手との差を広げ、最後は2秒余の差をつける圧勝だった。
 9日は自転車の男子三千メートル個人追い抜き(運動機能障害3)の藤田征樹(23)が銀、競泳男子百メートルバタフライ(視覚障害1)の河合純一(33)は銅メダル。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2008/news/paralympics/news/20080910-OYT1T00117.htm
2008年9月10日付(読売新聞)

自律訓練で緊張を解く

 5年前から腹部に不快感があり、下痢を繰り返した青森県の50歳代の男性会社員は一昨年、下痢が一日何度も起こるようになり、受診した弘前大学病院(青森県弘前市)で過敏性腸症候群と診断された。
 職場の人間関係でストレスを抱えて不安感が強く、食欲不振や不眠もあったため、腸の運動機能を調整する薬に加え、少量の抗不安薬が処方された。痛みなどを引き起こす腸の知覚過敏を和らげるため、少量の抗うつ薬も服用した。
 これら薬物療法と共に、ストレス対策として行われたのが自律訓練法だった。自己暗示の一種で、体を弛緩(しかん)させて心の緊張を解く。ストレスが体に影響する心身症などの治療のほか、宇宙飛行士やスポーツ選手のトレーニングにも取り入れられている。
 まず、背もたれのないイスに楽な姿勢で座る。「両手両脚が重たい」「両手両足が温かい」「額が気持ちよく涼しい」などの言葉を心の中でつぶやき、その状態を頭で描き、感じようとする=イラスト参照=。
 10分ほどの訓練を1日2、3回行うのが基本。一通り習得するには時間がかかるが、横浜薬科大学教授の佐々木雄二さんは「手足の重さを感じる最も初歩的な訓練を続けるだけでも、ストレスが和らぐ」と話す。
 訓練を続けて2か月、この会社員は下痢が治まった。「気持ちが穏やかになり、多少のことには動じなくなった」という。1人でも始められるが、最初は大学病院の心療内科などで指導を受けることが望ましい。
 薬物療法や自律訓練法などでも治らない場合、東北大学病院(仙台市)では、絶食療法を行うことがある。パソコン、携帯電話、本などの持ち込みを一切禁じられ、医師、看護師だけとしか会えない個室で10日間絶食する。水は1日1リットル以上飲むが、栄養補給は1日500ccの点滴だけ。腸を休める効果と「医師の管理下で安全に行う“修行”」の側面がある。
 絶食して3、4日たつと、9割の人が「悟りに似た境地」になるという。同病院総合診療部部長の本郷道夫さんは「ストレスや空腹の苦しみから解放され、身の回りが静かで光に満ちて見えると話す人が多い」と話す。
 絶食期間の後半は、今までの人生をノートに克明に記してもらう。「両親や知人への感謝の気持ちを深める人が多く、人との接し方や物事の受け止め方が劇的に変わる」。考え方が前向きになり、ストレスをため込みにくくなるという。
 ほぼ半数の患者で症状が改善する。治療を受けるには、絶食に耐える体力があることに加え、精神的に耐えられるかどうかをみるため、医師の面接を何度か受ける必要がある。
2008年9月3日付(読売新聞)

年金改ざん、来年中2500万人に記録通知

 厚生年金の記録改ざん問題で、社会保険庁は、約2500万人の全受給者に対して、標準報酬月額などの記録を来年中に郵送で通知する。
 連情報をインターネットで確認できる仕組みも、今年度中にスタートする予定。社保庁職員の記録改ざんへの関与が判明したため、受給者に改めてチェックを呼びかけることにした。
 記録が改ざんされていると、老後の年金が本来の額よりも少なくなる。このため、保険料算定の基準となる標準報酬月額や、加入時期などの記録に間違いが見つかった場合は、社会保険事務所側の処理や事業主の対応について、社保庁が調査を行う。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kaigo_news/20080910-OYT8T00256.htm
2008年9月10日付(読売新聞)

自民総裁選告示へ、麻生氏が議員票4割固める

 次期衆院選に向け、与党の「選挙の顔」を選ぶ自民党総裁選が10日告示され、22日の投開票に向けて選挙戦がスタートする。
 読売新聞が同党所属国会議員を対象に投票動向を調べたところ、麻生太郎幹事長(67)(麻生派)が議員票(386票)の4割強をすでに固め、優勢に立っていることがわかった。
 麻生氏のほか、小池百合子・元防衛相(56)(町村派)、与謝野馨経済財政相(70)(無派閥)、石原伸晃・元政調会長(51)(山崎派)、石破茂・前防衛相(51)(津島派)が立候補する総裁選では、経済政策に加え、安全保障政策をめぐり政策論争が展開される見通しだ。
 読売新聞が行った議員の投票動向調査によると、9日深夜現在、麻生氏を支持することが明確な議員が163人に達した。これは党所属議員の42%にのぼる。
 派閥別にみると、麻生派(20人)と二階派(16人)をほぼ固めた。さらに、伊吹派(28人)の約7割、高村派(15人)の約半数の支持も取りつけたほか、町村派(88人)、古賀派(62人)の約4割も麻生氏支持となっている。津島派(70人)、山崎派(41人)の一部も支持に回った。
 小池、石原、石破、与謝野各氏の支持は9日夜現在、いずれも1割に届いていない。小池氏は、町村派の一部や自民党山崎派の武部勤・元幹事長が率いる政策研究グループ「新しい風」のメンバーからも支持を得た。石原氏は所属する山崎派のほか、古賀、町村両派の一部も取り込んだ。
 石破氏への支持は所属する津島派が大半で、広がりに欠けている。
 与謝野氏は古賀、町村両派、無派閥などから支持を集めている。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080909-OYT1T00893.htm
2008年9月10日付(読売新聞)

2008年9月9日火曜日

土田、転倒で病院へ=陸上女子〔パラリンピック〕

 北京パラリンピックで8日、陸上女子5000メートル(車いす)で前回優勝の土田和歌子(東京)が残り約500メートルで多重転倒に巻き込まれた。トラックに倒れていた土田は会場内の救急室に運ばれ、応急処置を受けた後、病院に搬送された。日本代表の陸上コーチによると、体幹部分の痛みを訴えている。 出場11人中、土田を含め6人がゴールせず、完走5人のレースはいったん結果も出たが、その後取り消され、12日に再レースを行うことが決定。土田が再レースと前回アテネ大会で銀メダルを獲得した女子マラソン(車いす)に出場できるかは、現時点で未定となっている。
続きは・・・http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2008090900002
2008年9月9日付(時事通信)

後期医療、「1割負担」据え置きへ

8月負担増の1万数千人
 政府・与党は8日、75歳以上の後期高齢者医療制度で8月から所得判定方法が変更されたのに伴い、医療費の窓口負担割合が3割に上がった高齢者について、負担を1割に据え置く方針を固めた。
 2009年1月から実施する予定で、対象は1万数千人、必要な予算は数億円と見込んでいる。
 負担が増えるのは、夫婦の一方が75歳以上で後期高齢者医療制度に移行し、もう一方が70~74歳で従来の国民健康保険(国保)などに残るようなケースだ。夫婦の所得は従来、世帯年収で判定していたが、8月からは加入する各保険制度で単身世帯として個別に判定されているため、一方が「現役並み所得者」と見なされる場合に負担が増える。

続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kaigo_news/20080909-OYT8T00231.htm
2008年9月9日付(読売新聞)

2008年9月8日月曜日

メダル第1号は自転車の藤田征樹、日本勢「銀」3個

【北京=読売取材団】北京パラリンピックは7日、11日間にわたる競技をスタートさせた。
 初日は、競泳や車いすバスケットボールなど11競技が行われ、日本勢は銀メダル3個を獲得した。
 日本人選手のメダル第1号は自転車の男子千メートルタイムトライアル(運動機能障害3)の藤田征樹(23)。自転車では石井雅史(35)も個人追い抜き(脳性まひ4)で銀メダルを獲得した。
 視覚障害者で争う柔道男子66キロ級では、アトランタ大会以来3連覇中の藤本聡(33)が決勝に進んだが、2006年のフランス世界選手権で敗れたアルジェリア人選手に再び惜敗、4連覇を逃した。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2008/news/paralympics/news/20080907-OYT1T00441.htm
2008年9月7日付(読売新聞)

2008年9月7日日曜日

テレビなどで政策主張 総裁選出馬予定者

 自民党総裁選に出馬予定の5候補は7日午前、総裁選に臨む政治姿勢、政策をテレビ番組などで訴えた。
 石破茂前防衛相はフジテレビ番組に出演、官僚組織に依存した政治を見直すとした上で「それが『ポスト福田』の最大の使命だ」と強調。「困っている人、一人一人に『政治は分かっている』と心に染み渡るような政策を発信したい」と述べた。
 与謝野馨経済財政担当相は都内で記者団に、自身が消費税率引き上げ論者と位置付けられていることを念頭に「法人税、所得税、消費税などを全部まとめてバランスよくしていく」と述べ、「増税派」というレッテルに反論した。
 唯一の女性候補、小池百合子元防衛相はテレビ朝日番組で、政治経済情勢について「日本は危機にある」と強調。地元の福岡県飯塚市に入った麻生太郎幹事長は同市内で行われた体育祭に出席。午後からは講演を行い、支持を訴える。
 一方、立候補に必要な推薦人20人の確保を急ぐ棚橋泰文元科学技術担当相、山本一太前外務副大臣はテレビ朝日番組で出馬への意欲を強調した。
続きは・・・http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008090701000144.html
2008年9月7日付(共同通信)

きのう、パラリンピック開幕!

 障害のある人たちのスポーツの祭典「北京パラリンピック」が、6日夜、開幕しました。北京パラリンピックは、史上最多の140を超える国と地域からおよそ4000人の選手が参加して今月17日まで12日間の日程で行われます。
北京パラリンピックの開会式は、日本時間の6日午後9時から、オリンピックでもメイン会場だった国家スタジアム、通称「鳥の巣」で始まりました。入場行進は、国や地域の名前を漢字で表記した場合、最初の文字の画数が少ない順に、ギニアを先頭に始まりました。日本は、旗手を務める陸上走り高跳びの鈴木徹選手を先頭に14番目に入場し、選手たちは笑顔で手を振りながら行進しました。行進の最後には、過去最多の332人の大選手団を組んだ開催国・中国が登場し、スタンドからはひときわ大きな歓声がわき起こりました。このあと、音楽とダンスなども盛り込み、障害のある人たちの生き方、夢や希望を描いた3部構成のショーが披露され、会場に詰めかけた満員の観客とともに選手たちからも大きな歓声が送られました。そして、中国の胡錦涛国家主席が大会の開会を宣言しました。開会式では、最後に、先月29日から中国国内の11都市をリレーしてきた聖火がスタジアムの聖火台にともされ、フィナーレを迎えました。北京パラリンピックは、史上最多の140を超える国と地域からおよそ4000人の選手が参加して今月17日まで12日間の日程で行われます。
続きは・・・http://www3.nhk.or.jp/news/k10013959141000.html
9月7日付(NHK)

競泳など競技を開始 北京パラリンピック第2日

 【7日北京共同】北京パラリンピック第2日は7日、国家水泳センターなどで競技がスタートし、競泳女子100メートル自由形(運動機能障害)には前回アテネ大会で7個の金メダルを獲得した成田真由美(神奈川県)が登場。ボッチャの個人(脳性まひ)は木谷隆行(大分県)らが参加する1次リーグが始まった。
 射撃女子エアライフル立射(運動機能障害)には武樋いづみ(高知県)、自転車男子個人追い抜き(脳性まひ)には石井雅史(神奈川県)が出場。午後からは、日本のメダルが期待される柔道が実施される。
続きは・・・http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008090701000133.html
2008年9月7日付(共同通信)

14歳「船出」の熱唱 大津の知的障害少年、バンドデビュー

 知的障害のある滋賀大付属特別支援学校(大津市)中学部3年の盛本一平君(14)=同市あかね町=がこのほど、父親や音楽教室の講師とバンドを組み、滋賀会館のロビーコンサートでデビューした。歌詞や曲は講師と作り、歌う喜びを全身で表現している。
 盛本君は10歳のころ、自閉症、精神発達遅滞と診断された。子どものころから音楽が好きで、音楽講師岩坂富美子さん(46)=同市際川4丁目=の教室でピアノを習っている。2、3年前から岩坂さんとオリジナル曲を作り始めた。盛本君が声にした言葉や刻んだリズムを岩坂さんが歌詞に仕上げ曲をつけている。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008090700033&genre=K1&area=S00
2008年9月7日付(京都新聞)

2008年9月6日土曜日

大衆薬、競争激化へ

「登録販売者」スーパーもサービス強化
これまで薬剤師のいるドラッグストアや薬局などでしか買えなかった大衆薬の多くが来年度からスーパーなどの量販店で買えるようになりそうだ。
 薬事法の改正で、副作用の危険性の低い大衆薬は、薬剤師だけでなく、新たな「登録販売者」の資格を持つ店員が販売できるようになるためだ。スーパーだけでなく、家電量販店、コンビニなどでも販売できる店舗を増やす動きもある。競争激化で、消費者にとっては大衆薬の価格低下というメリットが期待できそうだ。(浜中昭彦)
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080906-OYT8T00236.htm
2008年9月6日付(読売新聞)

長時間パソコン…むくみ、冷え性

女性アンケート 自律神経に絡む不調
 パソコンを使う時間が長い女性ほど足のむくみや冷え症、肉体疲労など自律神経に関係する体の不調が表れやすいことが、花王(東京都中央区)がインターネットを通じて行ったアンケートで分かった。
 調査は2007年11月、20~59歳の女性を対象に行い、OLを中心に2万1425人が回答。1日あたりのパソコンの使用時間を「1・5時間未満」「7時間以上」など4グループに分けた上で、16種類の症状から1年間に経験したものを選んでもらい、関係を調べた。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080905-OYT8T00355.htm
2008年9月5日付(読売新聞)

都連、地元3氏に熱視線 自民総裁選

 福田康夫首相の突然の辞任表明に伴う自民党総裁選。出馬の意向を固めた五人のうち三人が東京都選出とあって、同党都連の地方議員には、党再生に向けたアピールに期待感が広がり、週明けに実施する独自の予備選を盛り上げようという機運が出ている。ただ、麻生太郎幹事長が本命視される争いに「勝敗はみえている」と冷めた声もある。
 「三人とも見識は申し分なく、十分にリーダーの資質がある。党員が賢明な判断ができるような場づくりをしたい」。都議会自民党の高島直樹幹事長は笑顔をみせた。
続きは・・・http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008090690070918.html
2008年9月6日付(中日新聞)

2008年9月4日木曜日

政管健保 保険料率引き上げ 

来年度見通し8.3~8.5% 高齢者拠出増で
厚生労働省は3日、中小企業サラリーマンらが加入する政府管掌健康保険(政管健保)の2009年度の保険料率(医療分)について、現行の8・2%を0・1~0・3ポイント引き上げ、8・3~8・5%とする必要があるとの見通しを明らかにした。保険料率は2003年度から据え置かれたままだったが、医療給付費や高齢者医療への拠出金の増加が影響した。
 同省によると、政管健保の09年度の支出は、医療費や高齢者医療への拠出金などを含め、前年度比2・3%増の7兆5900億円となる見込み。これを賄うには、国庫補助(9700億円)などに加え、積立金にあたる「事業運営安定資金」1800億円をすべて取り崩しても、保険料収入として6兆3900億円が必要。
 保険料を確保するためには、従業員の給与水準が現状のままと仮定した場合、保険料率を8・3%にする必要があると試算。さらに、積立金に手を付けないケースでは引き上げ幅が拡大し、保険料率は8・5%になる。

続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kaigo_news/20080904-OYT8T00262.htm
2008年9月4日付(読売新聞)

石原氏が出馬表明

 自民党の石原伸晃元政調会長は4日午前、都内で記者団に対し、立候補に必要な20人の推薦人が確保できれば10日告示の党総裁選に出馬する意向を表明した。党内では、最有力となっている麻生太郎幹事長の対立候補擁立を目指す調整が続行。小池百合子元防衛相とその支持議員が推薦人確保と支持拡大に全力を挙げ、与謝野馨経済財政担当相の擁立を模索する動きも強まっている。
 石原氏は4日朝の都内での街頭演説でも「この難局に不退転の決意で取り組んでいきたい。これまで20年間活動してきた政治家として、覚悟をもって事態に対処したい」と述べ、立候補に強い意欲を示した。
 石原氏は同日中に、塩崎恭久元官房長官や茂木敏充行政改革担当相ら各派の中堅議員10人で確認した「派閥単位ではない選挙運動」などの提言を総裁選挙管理委員会に申し入れる方向。  小池氏に関しては、猪口邦子衆院議員ら女性議員が支援を強めている。与謝野氏には、園田博之政調会長代理や後藤田正純衆院議員らが出馬を働き掛けている。 
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008090400034&genre=A1&area=Z10
2008年9月4日付(共同通信)

総選挙へ態勢づくり 福田首相辞任で滋賀県内の各政党

 福田康夫首相の辞任表明で、滋賀県内の各政党にも「衆院解散・総選挙が早まるのでは」との見方が広まっている。各党の関係者は2日、選挙準備を急ぎ、態勢を強化する考えを相次いで示した。
 「こんな事態になり驚きだが、党組織の選挙に向けた動きをつくっていかなければ」と、自民党県連の辻村克幹事長は気を引き締めた。総選挙の時期は「来年度当初予算が通ってから」と来春を予測し、各市町単位の支部や婦人部、青年部の組織固めを急ぐとした。
 公明党県本部の高橋健二幹事長は「年末年始の解散総選挙を想定していたが、早まることも考えないといけない」と語り、「態勢づくりを検討する。緊張感を持ってやっていく」と話した。
 一方、早期解散を求める民主党。朝倉克己県連幹事長は3選が確実視される小沢一郎代表を招く28日の県連主催パーティーが「決起集会の様相になる」と意気込む。自民党支持の経済界や農業系団体への働き掛けも強め、政権交代に向け支持層拡大を目指す。
 共産党県委の奥谷和美委員長は、比例議席の拡大を最大目標に「街頭や自治会別の演説会などで広範な支持を呼び掛ける」として、候補者擁立の方針が未定の4区についても検討を急ぐとした。
 社民党県連の鎌田明彦幹事長は「解散が早まるかは、次の首相次第」と見て、民主党との選挙協力を視野に準備を進め「いつでも対応できる態勢をつくる」としている。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008090200149&genre=A2&area=S00
2008年9月4日(京都新聞)

2008年9月3日水曜日

障害者の歯 守ろう 

 障害者の歯の健康を守ろうと、湖南4市(滋賀県草津、守山、栗東、野洲)の障害者通所施設でつくる連絡会が、通所者を対象にした歯科検診事業に本年度から取り組んでいる。県内では初めての試みで、関係者は「これからも続けていきたい」と手応えを感じている。
 草津保健所によると、障害者は虫歯などで歯を失うペースが平均より10年ほど速いという。保健所が管内各施設で歯科検診を行っていたが、予算確保の難しさなどから、昨年度でいったん終了した。
 保護者や施設関係者から「必要性の高い事業であり、続けたい」との声が上がったため、昨年10月に湖南地域の31施設が「湖南地域障害者通所施設歯科保健連絡会」を結成。独立行政法人「福祉医療機構」の助成金や、県歯科医師会湖南支部などの協力を得て、新たに事業を行うことになった。
 第1弾として、歯科医師ら6人が8月21日、草津市山寺町の通所授産施設「むつみ園」を訪れ、通所者42人を検診した。今後は各施設で順次検診を行い、保護者や施設職員向けに歯科衛生指導なども実施する。  連絡会会長の後藤清隆むつみ園長(52)は「通所者が歯の痛みをうまく伝えられずに悪化するケースもあり、事業を通じた周囲の支援は欠かせない」と話している。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008090300034&genre=O1&area=S10
2008年9月3日付(京都新聞)

総選挙へ態勢づくり

 福田康夫首相の辞任表明で、滋賀県内の各政党にも「衆院解散・総選挙が早まるのでは」との見方が広まっている。各党の関係者は2日、選挙準備を急ぎ、態勢を強化する考えを相次いで示した。
 「こんな事態になり驚きだが、党組織の選挙に向けた動きをつくっていかなければ」と、自民党県連の辻村克幹事長は気を引き締めた。総選挙の時期は「来年度当初予算が通ってから」と来春を予測し、各市町単位の支部や婦人部、青年部の組織固めを急ぐとした。
 公明党県本部の高橋健二幹事長は「年末年始の解散総選挙を想定していたが、早まることも考えないといけない」と語り、「態勢づくりを検討する。緊張感を持ってやっていく」と話した。
 一方、早期解散を求める民主党。朝倉克己県連幹事長は3選が確実視される小沢一郎代表を招く28日の県連主催パーティーが「決起集会の様相になる」と意気込む。自民党支持の経済界や農業系団体への働き掛けも強め、政権交代に向け支持層拡大を目指す。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008090200149&genre=A2&area=S00
2008年9月2日付(京都新聞)

なぜ今 市民あぜん

 「まだ何もしていない」「政治課題が山積しているのに…」。就任からわずか1年足らずで辞意を表明した福田康夫首相に対し、京都や滋賀の市民からは驚きとともに批判の声が相次いだ。昨年9月の安倍晋三前首相に続く任期途中の辞任に、政治そのものへの不信の声も上がった。
 京都市中京区の烏丸御池交差点を通り掛かった歯科衛生士伴温子さん(23)=右京区=は「なぜこのタイミングで辞めるのか分からない。安倍さんに続いて不可解だ。国民への説明責任があるはず」と首をかしげ、「次の首相には、国民にも国際社会にも日本の進むべき道を主張できる人になってもらいたい」と注文を付けた。
 下京区の阪急烏丸駅に向かっていた主婦川端知恵子さん(67)=西京区=は「政策の説明が消極的で、首相は務まらない、辞めるのは時間の問題だと思っていた。激動の時代にふさわしい若い年代に首相になってほしい」と話した。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008090100177&genre=A1&area=K00
2008年9月1日付(京都新聞)

2008年9月2日火曜日

今春入学者は定員の46% 介護福祉士の養成校

 高齢者や障害者を介護するための国家資格「介護福祉士」取得を目指す学生を養成する全国の大学や専修学校などで入学者の定員割れが深刻化し、2008年度の定員全体に占める実際の入学者の割合(充足率)は45・8%と半分を下回ったことが1日、厚生労働省の調査で分かった。
 背景には、仕事の肉体的なきつさや労働実態に見合わない「低収入」などで就職先として魅力がなくなり、保護者らの反対で進学を敬遠する動きが指摘されている。介護専門職の人材を育てる養成校で大幅な定員割れが続けば、将来の労働力不足が懸念され、介護サービスの質の維持にも影響が出そうだ。
続きは・・・http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008090101000827.html
2008年9月2日付(共同通信)

福田首相が退陣表明 支持低迷、公明と摩擦

 福田康夫首相(72)は1日夜、首相官邸で記者会見し「この際、新しい体制の下、政策実現を図らなければならない」と述べ、退陣を表明した。就任後、約11カ月、臨時国会召集を目前にした突然の表明。安倍晋三前首相に続き約1年で退陣に追い込まれる異常事態だ。内閣支持率の長期低迷に加え、衆参両院の与野党勢力が逆転する「ねじれ国会」で国政の停滞を招いたためとみられる。衆院解散に向けた戦略をめぐる公明党との摩擦も深刻化し、政権運営が行き詰まった。
続きは・・・http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008090101000736.html
2008年9月2日付(共同通信)

2008年9月1日月曜日

道順の記憶 脳細胞新生が必要・・・京大教授ら解明

 道順などの記憶には脳細胞の一部が新しく作られ続ける必要があることを、京都大ウイルス研究所の影山龍一郎教授(分子生物学)らがマウスの実験で突き止めた。ある種の記憶障害の仕組み解明にもつながる成果で、1日、科学誌ネイチャー・ニューロサイエンス電子版で発表する。
続きは・・・http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20080901ke01.htm?from=sub
2008年9月1日付(読売新聞)

2008年8月30日土曜日

不要な救急搬送 窓口で判断

 緊急性のない病気やけがによる救急車の出動を減らすため、総務省消防庁は医師や看護師が電話で症状を聞き取って、搬送が必要かどうかを判断する窓口を、全国の3か所に試験的に設けることになりました。
続きは・・・http://www3.nhk.or.jp/news/k10013802421000.html
2008年8月28日付(NHK)

24時間テレビ

 24時間テレビ」は全国31社の民間放送局の共同主催として実施されています。「愛は地球を救う」をキャッチフレーズとする各地のチャリティーキャンペーン活動は、共同主催各社がそれぞれのサービスエリア内で、自主的に独立して行っており、「24時間テレビ」チャリティー委員会は、この全国31社の民間放送局により、寄せられた募金の管理および適切な行使を目的として、1978年に非営利の任意団体として組織されました。「24時間テレビ」の募金活動は、社会福祉事業法第73条に基づき、厚生労働大臣の許可制となっており、募金活動の実施に際しては、募金従事証(社会福祉事業寄附金募集従事証)の所持が義務付けられています。

▼「24時間テレビ」チャリティー委員会の趣旨「24時間テレビ」は1978年、テレビの開局25周年を記念し、テレビの特性を最大限に活用し、日本の未来の幸せにつながる契機となることを願い、国内外の福祉の現状や支援の必要性を伝えるため、特別番組として放送されたのが始まりです。番組に共感した視聴者の方々から寄せられた募金の管理及び適切な行使に関する一切の業務を行うことを目的に、非営利の任意団体として「24時間テレビ」チャリティー委員会が組織されました。番組の開始から30年が経過、その間日本を含め世界の状況も大きく変化してきました。こうした時代の変遷に伴い、私たちに何ができるか改めて問い直した結果、4年前より新たに環境という視点を加えることになりました。「24時間テレビ」はテレビの持つ社会的使命の一翼を担うため「愛は地球を救う」という連帯の理念をテーマに支援をする側・される側という従来の関係を離れ「共生」という視点から自立を支援するため、「福  祉」… お年寄りや身体の不自由な方への支援「環  境」… 地球環境保護の支援「災害援助」… 災害緊急支援の3つの分野で活動しています。
24時間テレビのホームページ・・・http://www.ntv.co.jp/24h/

2008年8月29日金曜日

人工心臓の管理に資格

学会が創設へ「埋め込み型」普及で
日本人工臓器学会など3学会は、重い心臓病患者の体内に埋め込まれた補助人工心臓のメンテナンスなどを行う新たな資格「人工心臓管理技術士(仮称)」を創設することで合意した。
 早ければ来年、研修を受けた臨床工学技士や看護師らを資格認定する。
 日本では心臓移植が伸び悩み、補助人工心臓を装着する患者が増えている。従来の補助人工心臓は、冷蔵庫のような大型装置で入院が必要だったが、近年、血液を送り出すポンプの小型化で、埋め込み型の補助人工心臓が普及。自宅で過ごすことも可能になり、許俊鋭・東京大特任教授によると、将来は年間500人が新たに埋め込み型補助人工心臓を装着すると見られる。
 そのため、装置の管理を行う人材が必要となり、同学会と日本胸部外科学会、日本心臓血管外科学会で、人工心臓管理技術士を育成することにした。有資格者は、人工心肺装置などの経験を持つ臨床工学技士や看護師らを想定。在宅管理に移行する患者や家族に装置の取り扱いを指導したりする。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080829-OYT8T00256.htm
2008年8月29日付(読売新聞)

2008年8月28日木曜日

マイカー改造 生活に幅

 茨城県郊外の一軒家。体重25キロのA君(10)を乗せ、人工呼吸器や吸引器を積んだ特製バギーが、ウッドデッキに顔を出した。横付けされた乗用車は、助手席を外した日本初の福祉用改造車。バギーは母親(36)の手に押されて板のスロープを渡り、空いたスペースにすっぽりと納まった。
 「今年はこれで養護学校にも通いました」と、母親が笑顔を見せる。主治医の「生きいき診療所」(結城市)所長の冨山宗徳さん(34)も「順調ですね」と声をかけた。
 A君は、出生約10万人に1人の先天性ミオパチーという難病で、呼吸や食事などにかかわる筋肉を収縮させる力が弱い。生後すぐに自治医大病院(栃木県下野市)に入院し、1歳で人工呼吸器をつけた。栄養も鼻から胃に入れたチューブで補給する。起きている間は5分に1回、唾液(だえき)の吸引が必要だ。
 状態が安定したため、2000年に退院して、自宅に戻った。月2回往診を受けるようになった。昨年1月、母親は何気なしに冨山さんに相談した。
 「息子と2人だけで乗れる車があればなあ」
 養護学校に通い同世代の子供たちとふれあう時間が増えれば、息子も喜ぶはずだ。一緒に買い物にも行きたい。しかし、頻繁に唾液を吸引するので、車で移動するには、運転手と吸引係の2人が必要だ。
 「助手席が外せればいいのだけれど……」。母親の言葉を受けて、冨山さんは全国の福祉車両改造会社と連絡をとったが、助手席を外した「前例」はなく、誰もが首を横に振った。
 ただ一社、北海道・帯広市の「福祉車両のイフ」が応じてくれた。自動車検査独立行政法人(本部・東京都)とやり取りの上、「助手席の位置にバギーを乗せることは問題ない」という許可を得て、同年5月に改造車が完成。改造費はわずか16万円だった。
 母親は左脇のA君の状態を観察しながら車を走らせ、必要になれば路肩などに車を止める。鼻と口に順にチューブを入れ、慣れた手つきで唾液を取る。母親の顔が見える安心感からか、A君の表情は明るい。
 「閉じこもりがちだった生活の幅が大きく広がりました。生活上の問題を相談できる主治医のおかげです」と母親は話す。超重度障害の子供を自宅で支えていくには、関係する人のちょっとした工夫と努力が大きな助けになるようだ。
続きは・・・ http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/renai/20080821-OYT8T00214.htm
2008年8月21日付(読売新聞)

パラリンピック 視覚障害27人の侍

 世界中の障害者アスリートが集う北京パラリンピック開幕まであと13日。これまでに日本代表161人が発表され、選手たちは最終調整に余念がない。今回は目の不自由な選手27人が陸上、水泳、柔道、ゴールボール、自転車の5競技にエントリー。様々な工夫を凝らし、ほとんど見えないライバルやコースに挑む。健常者のサポートを受けながら障害を乗り越えてメダル獲得を目指す。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2008/feature/tobeijing/fe_to_20080616.htm
2008年6月16日付(読売新聞)

2008年8月27日水曜日

京都の医療機関ががん細胞免疫療法の治療開始

 京都の医療法人社団・医聖会(理事長・真鍋克次郎)は、タカラバイオの技術支援の下に医聖会百万遍クリニック(京都市左京区)で9月下旬からがん細胞免疫療法の治療を開始する。がん細胞免疫療法は、患者自身のリンパ球を自分のがんを攻撃するように体外で活性化させ、細胞数を増やしてから患者の体内に戻してがん細胞を破壊するもの。一般的にはインターロイキン2と抗CD3モノクローナル抗体で活性化させる。タカラバイオは、種々の先進的なリンパ球活性化法を開発、三重大学医学部とは共同でレトロネクチン活性化法に基づいたがん細胞免疫療法の臨床研究を開始していた。
続きは・・・http://www.chemicaldaily.co.jp/news/200808/27/02802_2121.html
2008年8月27日付(医療/ライフ)

前川清痛みなく笑顔、手術から復帰

 今月5日に変形性股(こ)関節症の手術を受けた歌手前川清(59)が26日、都内で藤山直美(49)とのデュエット曲「Love Songが聴こえない」の公開レコーディングを行った。手術から3週間。人工股関節を埋め込んだ右足をやや引きずるように歩くが「手術のおかげで、夜中に痛みで起きることがなくなった」と満面の笑み。約50年悩み続けた痛みを吹っ切るきっかけは、11月に大阪松竹座で行う藤山との初共演舞台だった。「激しい動きのある舞台はこのままでは無理だから」。現在、歩行の際につえを使うこともあるが「舞台までには取れていると思う」とキッパリ。10月10日には東京・中野サンプラザホールで芸能40周年記念コンサートを行う。
続きは・・・http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20080827-401687.html
2008年8月27日付(日刊スポーツ)

ガソリンの卸売価格 値下げへ

 世界的な景気減速への懸念から原油価格が下落傾向にあることから、石油元売り最大手の「新日本石油」は、来月からのガソリンなど石油製品の卸売価格を1年10か月ぶりに値下げする方針です。
続きは・・・http://www3.nhk.or.jp/news/t10013725751000.html
2008年8月27日付(NHK)

2008年8月26日火曜日

五輪日本選手団 帰国会見

 8月24日に閉幕した北京オリンピックに出場した日本選手団が8月25日帰国し、代表して9人のメダリストが都内で記者会見を行いました。
続きは・・・http://www3.nhk.or.jp/news/t10013700731000.html
2008年8月24日付(NHK)

2008年8月25日月曜日

北京オリンピックが閉幕

 史上最多の204の国と地域が参加した北京オリンピックは24日夜閉会式が行われ、17日間の大会の幕を閉じました。閉会式で、日本の旗手は北島康介選手が務めました。
続きは・・・http://www9r.nhk.or.jp/olympic2/r/dnews/10013676871/10013676871_wmv.html
2008年8月25日付(NHK)

2008年8月24日日曜日

薬害の再発防止を訴え、厚労相に要望書

 8月24日の「薬害根絶デー」を前にした8月22日、東京・霞が関の厚生労働省の敷地内で集会が開かれ、主催の「全国薬害被害者団体連絡協議会」が薬害の再発防止を求める要望書を舛添厚生労働相に手渡した。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080823-OYT8T00262.htm
2008年8月23日付(読売新聞)

2008年8月23日土曜日

「二本指のピアニスト」大津公演 韓国のイ・ヒアさん

半生に感動 主婦が奔走 来月びわ湖ホール
 生まれつき両手の指が2本ずつしかない韓国人ピアニスト、イ・ヒアさん【クリップ】(22)のコンサートを、大津市の主婦速水啓子さん(53)らが企画、9月に同市で開かれる。母親と二人三脚で過酷な練習を積み、国際的に活躍するようになった半生に感動し、実現に向けて奔走した。自身も3人の子どもを持つ速水さんは「厳しい愛情を注ぐイさんの母親は私の理想像。この親子の姿を、コンサートを通じて知ってもらえれば」と期待している。
 「二本指のピアニスト」。速水さんは今年3月、買い物帰りに立ち寄った書店で偶然、1冊の本を手に取った。両手の指が2本ずつしかない少女が、国際的に活躍するピアニストになるまでが記されていた。
 イさんの生の演奏が聴きたいと、速水さんは、日本担当のマネジャーに連絡をとった。「千葉や名古屋で公演がある」と告げられ、速水さんが「都合がつかない」と残念がると、電話口から思いがけない返事が。「そちらに行きましょうか」。受け皿さえあれば、大津市でも演奏するという。
 速水さんは、さっそく行動に移った。同じマンションに住む友人ら4人で「イ・ヒア ソフィアプラン実行委員会」を結成。琵琶湖に臨み、国内でも定評のあるびわ湖ホール(大津市)こそ会場にふさわしいと、演奏会の開催と後援を打診したところ、イさんのCDを聞いて了承した。
 さらに速水さんらは、コンサートを地域で盛り上げようと、働きかけた。県立膳所高書道班は、イさんが母にあてた手紙の抜粋文を縦横約4メートルの紙に書き、公演当日はホールに飾る。滋賀医科大学のアカペラサークルは、コンサートの最後にイさんや聴衆とともに日本の民謡を合唱する予定だ。
 速水さんは「イさんのお母さんは、どんなことがあっても子どもと一緒に前向きに生きている。一歩でも近づきたい目標」と話す。イさんのマネジャーは「親子関係が希薄な日本の親子にも、障害を乗り越えて頑張るイ・ヒアと、その母の子育てを知ってほしいと活動してきた。その思いに共感してくれた速水さんの熱意に心を打たれた」という。
 コンサートはびわ湖ホールで9月23日午後2時から。一般3500円、高校生以下と車いす席は2500円。問い合わせは実行委(090・4498・8922)。
 【クリップ】イ・ヒア(李喜芽)さん 韓国・ソウル出身。先天性の障害で両手に指が2本ずつしかなく、両ひざ下も切断。それでも、指を鍛えようと5歳からピアノを始めた。最初は音を出すことすら難しかったが、1日10時間の練習を重ね、7歳で学生音楽コンクールの最優秀賞を受賞。2000年シドニーパラリンピックで祝賀演奏をするなど活躍し、「奇跡のピアニスト」と呼ばれる。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20080821-OYT8T00852.htm
2008年8月22日付(読売新聞)