2010年11月28日日曜日

ナイナイ岡村爆笑“生還”矢部と抱擁

7月から体調不良で休養していたお笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史(40)が27日放送のフジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!」(土曜、後7・57)でテレビ復帰を果たした。134日ぶりに同番組に出演した岡村は、涙を浮かべる相方の矢部浩之(38)と「悪かったな…」と熱い抱擁。ハイテンションな笑いで完全復活を見せつけた一方で、最後は視聴者からの直筆応援メッセージ・ボードに「ホンマ、ありがとうございます」と自身も涙ぐんだ。

  ◇  ◇

 岡村は南米チリの鉱山落盤事故をモチーフにした野外コントのオチとして、34人目の救出者として登場した。

 24日に収録したもので、134日ぶりの番組復帰に矢部や「よゐこ」、加藤浩次(41)らレギュラーメンバーの感嘆の声をよそに、メンバーそっちのけでエキストラの外国人と歓喜の声を上げるというボケを披露。

 “準備運動”を終えると加藤のもとに歩み寄り、ガッチリと握手と抱擁を交わすと、最後は矢部と熱く抱き合った。

 「留守にして悪かったな」(岡村)

 「大丈夫、大丈夫…」(矢部)

 と短い会話ながら、矢部の目には光るものもあった。

 しかし、感動的な雰囲気もつかの間。矢部とTBS・青木裕子アナウンサー(27)との熱愛を報じるデイリースポーツを手に「お前、やったな!!『岡村復帰後ゴールインある』と書いてあるけど、ホンマか!?」とブランクを逆手にとった笑いで問いつめ、矢部も「あんた、治ったな」と満足そうな笑みを見せた。

 さらに小倉優子の“結婚”記事を手に元カレのよゐこ・濱口に向かって「ええんか、これ!?」「行け、今から」と突っこむなど、完全復活を印象づけた。

 番組の最後は、視聴者からの応援メッセージが書かれたボードを見て、「いや~、ヤバイ。ありがとうございます」「ホンマありがたいね」と涙を見せていた。

 岡村は6月24日深夜のニッポン放送「オールナイトニッポン」の生放送を欠席し、7月1日の同番組には出演したが、本調子には戻らず7月9日から休養に入っていた。今後は12月2日放送の日本テレビ系「ぐるナイ」に出演、「オールナイト‐」には生出演する。

2010年11月28日付(デイリースポーツオンライン)

続きは・・・http://www.daily.co.jp/gossip/article/2010/11/28/0003639346.shtml

米韓が合同軍事演習=緊張の中、空母黄海へ-北朝鮮砲撃に対抗

【ソウル時事】
 北朝鮮による延坪島砲撃事件を受け、米韓両軍は28日、黄海で合同軍事演習を開始した。米原子力空母「ジョージ・ワシントン」も参加し、12月1日までの日程で大規模な演習を行う。北朝鮮は軍事的対応の可能性をちらつかせており、朝鮮半島は緊張に包まれている。
 ただ、米韓は演習水域を韓国が黄海の軍事境界線と定める北方限界線(NLL)から離れた韓国南西沖に設定。北朝鮮や中国を過度に刺激し、事態がエスカレートするのを避ける配慮を見せている。一方、北朝鮮も27日になり「民間人の死傷者が出たのは極めて遺憾」(朝鮮中央通信)と表明し、軟化の可能性を示唆した。
 ジョージ・ワシントンは、米海軍横須賀基地(神奈川県)に配備されている第7艦隊のイージス巡洋艦「カウペンス」や駆逐艦「ステザム」などとともに演習に加わる。韓国軍からは哨戒艦や護衛艦などが参加する。
 演習は、北朝鮮による空や海上からの攻撃を想定しており、強力な軍事力と米韓の連携をアピールし、挑発を抑止するのが目的。朝鮮中央通信は「空母を黄海に進入させる場合、その結果は誰も予測できない」と警告している。
2010年11月28日付(時事ドットコム)

2010年11月25日木曜日

ノロウイルス猛威…感染性胃腸炎、昨年の3倍に

 下痢や嘔吐(おうと)を繰り返す感染性胃腸炎の患者が急増し、流行期を迎えたことが、国立感染症研究所の調査でわかった。

 ノロウイルスが主な原因とみて、手洗いなどの徹底を呼びかけている。

 全国約3000の小児科から報告された感染性胃腸炎の患者数(今月8~14日)は、1医療機関当たり7・7人。前週の5・31人から約1・5倍に増え、4週連続の増加となった。昨年同時期の3倍以上で、過去10年では大流行した2006年に次いで多い。患者は、7歳以下が7割以上を占めている。都道府県別では、大分、山形、新潟の順に多く、佐賀を除く46都道府県で前週より増えた。

 ノロウイルスは例年12月に感染のピークを迎える。同研究所感染症情報センターの安井良則主任研究官によると、感染予防で最も重要なのは、せっけんによる手洗いだという。「吐いた物や下痢便には大量のウイルスが含まれ、子どもの間で簡単に感染が広がる。症状が出たら保育園や学校を休んでほしい」と話している。

2010年11月25日付(読売新聞)

続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20101125-OYT8T00643.htm

2010年11月23日火曜日

北朝鮮と韓国 砲撃戦に

23日午後、朝鮮半島西側の韓国のヨンピョン島に北朝鮮が海岸から数十発の砲弾を撃ち、これに対して韓国側も砲弾を撃ち返し、南北の間で砲撃戦となりました。韓国の国防省によりますと、この銃撃戦で韓国軍の兵士1人が重傷、3人が軽いけがをしているということです。

23日午後2時半ごろ、朝鮮半島西側の黄海に浮かぶ韓国のヨンピョン島に向かって、北朝鮮が海岸から数十発の砲弾を撃ち、韓国軍も砲弾を撃ち返し、南北の間で砲撃戦になりました。住民によりますと、この砲撃で、島の一部の住宅が燃えるなどの被害が出ているほか、島には退避命令が出され、およそ1200人の住民が現場から避難をしているということです。また、国防省によりますと、この銃撃戦で韓国軍の兵士1人が重傷、3人が軽いけがをしているということです。韓国の大統領府によりますと、韓国軍は23日には黄海で通常の軍事演習を行っており、これに反発して北朝鮮が砲弾を撃ち込んだ可能性もあるとみて、北朝鮮の動向を注視しているということです。また、砲撃について、韓国のキム・テヨン国防相は、国会で「北朝鮮側から50発余りの砲弾が撃ち込まれ、これに対して韓国側は自衛権を行使するため80発の砲弾を撃った」と証言しました。南北間では、双方の警備艇が海上で銃撃戦になったことはありますが、北朝鮮が陸上に向かって攻撃したのはきわめて異例のことです。

2010年11月23日付(NHK)

続きは・・・http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101123/t10015404181000.html

2010年11月21日日曜日

介護保険改革 利用者の視点に欠ける

保険料の伸びを抑えるには、利用者の負担増とサービスの抑制に踏み切るほかない-。厚生労働省はこう言いたいのだろうか。

 2012年度の介護保険制度の見直しに向け、厚労省が財源確保のため、負担増の検討を求める素案を社会保障審議会の介護保険部会に示した。

 所得の高い利用者の自己負担を現行の1割から2割へ引き上げることを求めている。介護の必要度の軽い利用者に対し、調理や掃除などの生活援助サービスの縮小を検討することも盛り込んだ。

 介護保険の費用は年々膨らんでいる。負担増は避けられない。だが、それを一部の利用者にかぶせるのは邪道である。

 介護を必要とする人が、金銭面からサービスの利用を控えるおそれがある。介護の負担を社会で支えるという制度の理念もゆがむ。

 厚労省は目先の財源確保に気を取られ、肝心の利用者の視点が抜け落ちている。再考を求める。

 誰しも介護が必要になる可能性がある。そのリスクを健康な人も含めてみんなで支え合う-。それが介護保険の考え方である。負担増は、税や保険料のかたちで広く分かちあうのが望ましい。

 自己負担の引き上げを高所得者に限るのは、説得力に欠ける。介護が必要な人は、介護保険以外にもさまざまな出費が要る。病院にかかっている人も多い。安易に負担増を求めてはならない。

 生活援助サービスも、縮小すべきではない。認知症で一人暮らしをしている高齢者や、ともに要介護状態にある老夫婦が少なくない。こうした家庭にとって、調理や掃除、洗濯といった生活に密着した支援は命の綱だ。これを失えば、重度化が進むおそれがある。

 厚労省内には「家政婦代わりに使っているのでは」との批判があるという。利用の仕方に問題があるなら、個々に改めればよい。

 素案は大事な論点を避けている。介護保険部会では、現行5割の公費負担を6割に引き上げる意見が出ていた。

 高齢化が進むなか、介護保険の給付はこの先も増え続ける。持続可能な制度とするには、安定財源の確保が欠かせない。公費投入の拡大は有力な選択肢の一つだ。

 公費投入のあり方、保険料との兼ね合い。将来を見越して負担の論議に切り込まねばならない。

 介護保険がスタートして10年、介護施設は不足し、在宅サービスも十分ではない。制度の充実が急がれる。「利用者本位」の原点を忘れないでもらいたい。
2010年11月21日付(信濃毎日新聞)

ほしのあき腸炎で2日間点滴療養していた

 タレントほしのあき(33)が20日、ブログでウイルス性胃腸炎で2日間仕事を休んでいたことを発表した。2日間、点滴をして療養しこの日に復帰したという。「お仕事を休んでしまい、関係者の皆さまにご迷惑をおかけしました。この2日間でどのぐらい寝たんだろ~って位、眠りました」とつづっている。くしくもこの日、恋人の三浦皇成騎手(20)は東京6R新馬戦で落馬し負傷。今日21日マイルCSでの騎乗も不可能となった。
2010年11月21日付(日刊スポーツ)

2010年11月19日金曜日

介護保険料、12年度試算で月5200円

厚生労働省は19日、2012年度の介護保険制度見直しで、65歳以上の全国平均の保険料が最高で月5200円程度(現行4160円)に上がるとの試算結果を公表した。

 1000円を超える上げ幅は過去最大。保険料上昇を抑えるため、厚労省は利用者負担の引き上げなどを検討中で、来年の通常国会に介護保険法改正案を提出する予定だ。

 厚労省が同日、民主党介護保険制度改革ワーキングチームに、制度見直しに伴う財政試算を提示した。

 試算によると、高齢化の進展や介護施設の増設で介護給付費が膨らむため、保険料が「負担の限界」とされる5000円を突破する。

 さらに、11年度末で終了する介護職員の賃金を引き上げる交付金制度(月1万5000円)を介護報酬でまかなう費用として、100円程度の保険料アップが必要になる。特別養護老人ホームの個室の居住費補助や在宅介護サービスなどの拡充に必要な費用を含め、保険料は5200円程度になると算定した。

2010年11月19日付(読売新聞)

続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101119-OYT1T00659.htm

2010年11月18日木曜日

腹部大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術について

通常は、腹部大動脈瘤は直径4~5cm以上になると破裂の危険性が高くなるため外科的治療(手術)が行われます。手術方法は従来の開腹による人工血管置換術と腹部を切開せずにカテーテルを使用するステントグラフト内挿術に大別されます。

ステントグラフト内挿術は比較的新しい治療法です。よってこの治療を安全に実施するため技術、経験などの面から10学会から構成されるステントグラフト実施基準管理委員会により施設や術者が認定されています。当院は平成21年2月10日に佐世保市では初めて腹部大動脈瘤ステントグラフト内挿術実施可能施設に承認され、この腹部大動脈瘤に対する新しい治療法であるステントグラフト治療を本格的に開始いたしました(図-2)。
これにより治療の選択肢が増え、より安全で低侵襲な医療を提供できると考えております。

2010年11月17日水曜日

子ども手当所得制限見送り、3歳未満は2万円に

 政府・民主党は、2011年度~12年度の子ども手当の支給額について、3歳未満の子どもを持つ世帯に限り、月額1万3000円から2万円に引き上げる方針を固めた。


 3~15歳までの子どもを持つ世帯への支給額は現行の1万3000円のまま据え置く。

 政府の一部から出ている、受給対象の世帯に一定の所得制限を設ける案は導入を見送る。

 内閣と財務、厚生労働、総務の関係副大臣は16日午前、内閣府で子ども手当について協議し、19日の会合で基本方針を取りまとめることを確認した。22日以降の関係閣僚会合で詳細を詰め、月内に政府案を最終決定する。

2010年11月17日付(読売新聞)

続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101116-OYT1T01131.htm?from=yoltop

2010年11月15日月曜日

ノートPCの上でスヤスヤ…危険 ほおに低温やけど

電源の入ったノートパソコンの上に突っ伏して4~5時間寝てしまった長野県内の男性が、右のほおに全治30日以上の低温やけどを負ったと、消費者庁が12日発表した。

 同庁によると、この男性は今年7月5日夜から翌日朝にかけて自宅でパソコンを使用中、キーボード手前の手首を乗せる平らな部分に顔をつけて寝てしまったという。低温やけどは44度で3~4時間、46度で30分~1時間、50度では2~3分で負うとされ、パソコンの取り扱い説明書には注意書きがあったという。

 同庁には他にも、携帯電話やゆたんぽ、電気あんか、電気毛布、カイロなどでの事故が報告されている。

2010年11月12日付(朝日新聞)

続きは・・・http://www.asahi.com/national/update/1112/TKY201011120467.html

【スウェーデンの福祉用具】(2)歩くときは歩行車を

日本で普及していないもう一つの福祉用具が「四輪歩行車」です。日本では「四輪歩行車」よりも「シルバーカー」を使う高齢者が圧倒的に多い。

 四輪歩行車はハンドルが体の両脇に来る。ハンドルの中に入る形で歩くから、高齢者は上半身が起き、腰が曲がりません。安定感があり、ブレーキもかかります。

 シルバーカーは買い物カート型で、持ち手が歩く人の正面に来る。だから、歩くときに腰が曲がり、体が安定しない。あれは危ない。歩行を助ける道具ではありません。

 福祉用具には使う目的があります。四輪歩行車の目的は車いすを使わないようにすることです。車いすになると、生活が一変する。食事、起床、入浴、すべての面で必要な介護が増える。

 例えば、車いすだとトイレまで時間がかかるから、オムツを外すのも難しくなる。床ずれもしやすい。町中でゴロンゴロンと走る戦車みたいな車いすに1日座ってみてください。痛いです。少しずつ床ずれが生じる。排泄(はいせつ)ケアに悪影響が出るのは当然です。

 日本は世界最高の車を作る国なのに、世界最悪の車いすが使われている。とても不思議です。

 介護が必要になると、受動的になるのは身体だけではない。精神も受動的になり、日常生活が変わります。日常生活を守るために、福祉用具を使いましょう。福祉用具は介護度を悪化させない、すごく大きな役目を担います。(舞浜倶楽部総支配人 グスタフ・ストランデル談)

2010年9月3日付(産経ニュース)

続きは・・・http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/100910/sty1009100827001-n1.htm

【スウェーデンの福祉用具】(1)リフトで楽になる介護

 私は剣道をきっかけに日本に関心を持ち、日本の高校に留学。スウェーデンに戻って、ストックホルム大学東アジア学科で学び、再び訪日。京都大学の故外山義(とやまただし)先生の指導で日本の介護現場を調査しました。今は妻と2人の子供と日本で暮らし、介護付き有料老人ホーム認知症デイサービス、小規模多機能型施設などを運営しながら、ライフワークである高齢者福祉の向上に取り組んでいます。

 日本には日本製の良い福祉用具があるのに、あまり普及していないものがあり、とても残念に思っています。まず、リフト。起きたり座ったりが難しい高齢者の移動に、スウェーデンではリフトを使います。施設だけでなく、家庭では天井据え付けのリフトがあり、ベッドから車いすなどへの移乗に使われます。

 日本では、施設にリフトを導入しても使われていないケースがある。介護職が「ヨイショッ」と、高齢者を持ち上げて介護をしています。「急いでいる」とか、「しようがない」という理由で。

 スウェーデンでは、介護職が1人で高齢者を持ち上げてはいけないことになっています。それをすると、介護職が体を壊しても保険の対象になりません。だから、介護現場では「絶対にしてはいけない」と徹底します。

 リフトを上手に使えば、介護職の腰の痛みは軽減されます。介護される高齢者の方にも安定感や安心感がある。

 福祉用具を使うには、用具の質も大切ですが、何のために使うのかを明確にしないとうまくいきません。だから、スタッフへの教育はとても大切です。(舞浜倶楽部総支配人 グスタフ・ストランデル談)

2010年9月3日付(産経ニュース)

続きは・・・http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/100903/sty1009030806002-n1.htm

2010年11月14日日曜日

世界バレー:日本はブラジルに惜敗…3位決定戦へ

 バレーボール世界選手権の第16回女子大会第10日は13日、東京・代々木第1体育館など2会場で決勝ラウンド6試合を行い、準優勝した1978年の第8回大会以来32年ぶりのメダル獲得を目指す日本(世界ランキング5位)は、準決勝で08年北京五輪金メダルのブラジル(同1位)に2-3で逆転負けした。準決勝のもう1試合は前回大会覇者のロシア(同7位)が米国(同2位)を3-1で降した。14日に行われる決勝はブラジル-ロシア、3位決定戦は日本-米国の顔合わせとなった。

 日本はサーブと粘り強いレシーブで主導権を握り、2セットを連取。しかし第3セットをカストロのスパイクなどで奪い返されると、第4、5セットはブラジルの高いブロックに江畑幸子(日立)や木村沙織(東レ)のスパイクがはね返され、流れを取り戻せなかった。

2010年11月14日付(毎日新聞)

続きは・・・http://mainichi.jp/enta/sports/news/20101114k0000m050050000c.html

2010年11月12日金曜日

車いす目線で福祉改革


大館出身の東京・葛飾区議が自伝出版

 「産み育ててくれた母への感謝とハンデがあっても努力すれば夢はかなうという思いを込めた」。小児まひが原因で下半身不随になり、車いすで生活しながら東京都葛飾区議を務める大館市出身の村松勝康さん(66)が、自伝「80センチに咲く花」(池田書店、1200円税別)を出版した。(松本健太朗)

 1歳の誕生日を過ぎた頃だった。母ミヨさんは高熱で真っ赤な顔をした村松さんをみて、「風邪だろう」と思い込み自宅で看病していた。数日後、熱が下がらず病院に連れて行くと医師から「小児まひ」だと告げられ、愕然(がくぜん)とする。

「自分のせいで、この子が一生歩けないなんて…」。責任を感じたミヨさんは、リンゴの行商をして治療代を稼ぎ、様々な病院に連れて行くが、治らない。村松さんが1年遅れで小学校に入学すると、ミヨさんは毎日、おぶって連れて行き、空き教室で内職をしながら授業が終わるのを待った。

 そんなミヨさんの献身的な姿に、村松さんも努力でこたえた。中学は特別支援学校だったが、健常者の行く高校に行きたいと睡眠時間を削り、猛勉強して県立鷹巣農林高校(北秋田市)に入学。その後、日本大学(東京都)に進学した。

 しかし、社会に出ると試練が待っていた。印刷会社に就職するも半年で、解雇。その後、職探しに奔走したが、雇用してくれる会社はなかなか見つからない。雇ってもらえても、「君の体では無理だよ。ウチは慈善事業をしているんじゃないよ」と告げられ、また解雇。

 「自分は世の中に必要のない人間。生きていても仕方がない」と自殺を考えたこともあったが、「どんな人でも世の中の役に立てる道が必ずある」という母の言葉を思い出し、職業安定所や企業まわりを続けた。

 採用と解雇の繰り返しで10社以上の会社を転々とした末、ようやく別の印刷会社に就職できた。その間、結婚し、子供も生まれた。気がつけば10年以上も、この会社にいる。安定した生活の中で、今度は不満が芽生えた。周囲が昇進する中、障害者の自分が平社員のままだったのだ。

 そんな中、村松さんが目にしたのが、ある地方市議が障害者の地方議員連盟の結成を呼びかける新聞記事だった。この市議と連絡を取り、やりがいを求めて出馬を決め、翌1991年、住んでいた葛飾区の区議選に立候補。毎朝6時、葛飾区内の駅前などの街頭で演説した。

 初出馬は落選したが、浪人中、障害者の雇用促進を訴えながら新潟から東京まで360キロを車いすで横断するなど精力的に活動し、2年後に初当選した。しかし、真っ先に報告したかった、ミヨさんは、その2か月前に亡くなっていた。

 以降、5期連続当選を果たし今や、議員生活17年目のベテラン区議だが、今でも毎朝、駅前などの街頭に出て、誰にでも住みよい町の実現を訴えている。また議会ではスロープや障害者用トイレなどの設置を求める発言を繰り返し、障害者の福祉向上に努めている。

 村松さんは半生を振り返り、こう言った。

 「立って歩くことができない自分の目線は、子供と同じ、地上から80センチくらい。どうしてこんな体になったと悔やんだこともある。しかし、その目線で見える世の中の生きづらさを見つけ、住みよい社会を築くことこそ、私の生きる意味だと悟った」

2010年11月12日付(読売新聞)

続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20101111-OYT8T01053.htm

「自宅パソコンで映像削除」=船内からUSBで持ち帰る-漁船衝突ビデオ流出

沖縄・尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突のビデオ映像流出事件で、第5管区海上保安本部神戸海上保安部の海上保安官(43)が警視庁捜査1課などの事情聴取に「映像データを巡視艇のパソコンからUSBメモリーに移して持ち帰った。投稿の翌朝に自宅パソコンで削除した」と供述していることが12日、捜査関係者の話で分かった。「USBは壊して捨てた」とも話しているという。
 捜査1課は発覚を恐れ、処分した疑いがあるとみて、パソコンを解析。捜査当局は船内で誰でもデータを入手できる状況だったとの見方を強め、当面、在宅のままの任意捜査継続も検討している。
 捜査関係者によると、海上保安官は巡視艇「うらなみ」に乗務。事情聴取に「船内のパソコンで映像を見て、USBメモリーに移して自宅に持ち帰った。管理が厳しくなるまでにUSBで保存し、漫画喫茶に持ち込んだ」と説明したという。
 同課が11日に自宅を捜索した際には、USBはなかった。海上保安官は「投稿直後に壊して捨てた」と述べた。
 映像は4日夜に動画サイトに公開され、5日朝に投稿者によって削除されており、「投稿した翌朝、自宅パソコンから削除した」と話しているという。
2010年11月12日付(時事ドットコム)

2010年11月11日木曜日

たばこの箱に死や病気を連想させる写真、米で義務化案

 【ワシントン=勝田敏彦】米厚生省は10日、瀕死(ひんし)の病人や死体などの過激な写真やイラストを、たばこの箱や広告に表示するよう義務づける新しい規制案を発表した。禁煙の呼びかけのためで、特に未成年が喫煙を始めないよう強く訴えるのが狙いだ。

 より明確な警告の表示を義務づける新法に基づき、厚生省が36種類の画像の候補を発表した。病変した肺や、たばこの煙に巻かれそうになっている子どもの写真なども含まれている。

 米国では年間約44万人が喫煙が原因で死亡しているとみられ、未成年の喫煙も問題になっている。厚生省のシベリウス長官は「毎日、4千人の若者がたばこを口にしようとし、千人が毎日吸うようになっている。新政策は子どもや一般大衆を守る重要な一歩だ」との声明を発表した。

 厚生省は一般から意見を募集し来年6月までに画像を9種類に絞り込む。そのうえで再来年10月から規制を実施する。その後、米国内では画像なしでたばこは販売できなくなる。

2010年11月11日付(朝日新聞)

続きは・・・http://www.asahi.com/international/update/1111/TKY201011110252.html

2010年11月7日日曜日

日本、連勝し決勝へ 世界身体障害者野球 

 第2回世界身体障害者野球日本大会(神戸新聞社後援)は6日、神戸市須磨区のスカイマークスタジアムで開幕し、前回王者の日本は1回戦で米国を4‐2、準決勝で台湾を2‐0で下し、決勝進出を決めた。7日、敗者復活戦を勝ち上がったチームと対戦する。

 日本は米国戦、四回に白藤の左前適時打など打者9人の攻撃で一挙4点を奪って逆転。香野‐斉藤の継投で逃げ切った。

 台湾戦は佐々木、黒塚が完封リレー。打線は一回、敵失に乗じて先制し、四回に荻野の右前打を起点に2点目を挙げた。

 決勝は午後1時に試合開始予定。

■新戦力活躍、連覇に王手 日本

 4年間で各国とも力をつけ、前回は全試合コールドゲーム勝ちした日本も厳しい試合を強いられた。それでも、日本は新戦力が存在感を見せ、2大会連続で決勝に駒を進めた。

 米国戦では世界大会初出場の松元が決勝点を呼び込んだ。同点とした直後の四回1死満塁。前の打席は三振だったが、「転がせ」というベンチの指示通りに食らいつき、三塁手の失策を誘って2者を迎え入れた。松元は「最低限の仕事ができてよかった」と声を弾ませた。

 小学生から社会人まで野球を続けたが、10年前に事故で片腕を切断した。前回大会の模様をテレビで見て「衝撃を受け、おれも出たいと思った」と一念発起。晴れ舞台を目指し、汗を流した4年間の成果を見事に発揮してみせた。

(永見将人)

2010年11月7日付(神戸新聞)

続きは・・・http://www.kobe-np.co.jp/news/sports/0003589045.shtml

中国が不快感 『漁船進行の妨害が原因』

 【北京=安藤淳】中国漁船衝突事件を撮影したとみられる映像がネット上に流出したことについて、中国の崔天凱外務次官は五日、「日本側に誠意があるなら(日中関係を)妨害する事態が起きないよう努力すべきだ」と不快感を示すとともに、日本側の対応を注視する姿勢を示した。香港・鳳凰(ほうおう)テレビのウェブサイトが伝えた。中国外務省は同日夜「漁船の進行を妨害し追跡、遮り、取り囲んだことが衝突を引き起こした。それ自体が違法であり、真相を変えることも、日本側の行為の違法性を覆い隠すこともできない」との談話を発表した。

 反日デモの高まりを警戒する中国当局は、衝突の映像が流出し中国国内でも出回る事態になったことを受け、横浜で十三日から開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議への胡錦濤国家主席の出席や、日中首脳会談の実現をめぐり態度を硬化させることも予想される。

 一方で、崔次官は「中日の間で直面した困難を克服する必要がある」とした上、「戦略的互恵関係の推進を継続する必要がある」とも述べ、反日世論とのバランスを考慮しながら関係改善を模索していくとみられる。

2010年11月7日付(r東京新聞)

続きは・・・http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010110602000028.html

2010年11月6日土曜日

“3歳未満に2万円”軸に調整へ

 来年度以降の子ども手当の支給について、扶養控除の廃止に伴って、3歳未満の子どもがいる多くの世帯で負担が増えることを踏まえ、政府内では、3歳未満の子どもにかぎり、今の1万3000円から7000円を上積みして2万円を支給する案を軸に、調整が進められる見通しです。

 政府は、来年度以降の子ども手当について、中学生以下の子ども1人当たり月額1万3000円としている今の支給額から上積みする方針ですが、現物給付も含めた上積みの金額や内容は、来年度予算案の決定までに結論を出すことにしています。このうち、手当の上積みをめぐっては、扶養控除が来年1月から廃止されることに伴って、3歳未満の子どもがいる多くの世帯で負担が増え、年収によっては最大で月額6000円余りの負担増となることから、政府内では、上積みの対象を3歳未満の子どもにかぎり、金額は7000円上積みして2万円とする案が出ています。一方、社会全体で幅広く子育てを支援するという子ども手当の趣旨を踏まえ、中学生以下の子ども全員に2000円から3000円を上積みする案も出ていますが、政府内では、財源の確保が難しいとして消極的な意見が広がっています。このため、政府内では、今後、民主党側の意見も踏まえ、3歳未満の子どもにかぎり7000円を上積みする案を軸に、調整が進められる見通しです。

2010年11月6日付(NHK)

続きは・・・http://www.nhk.or.jp/news/html/20101106/t10015068601000.html

2010年11月5日金曜日

海保、午前3時の登庁 検察「時期まずい」 衝突ビデオ

 「国民に非公開」だったはずのビデオとみられる映像が、インターネットに流出した。沖縄・尖閣諸島沖で9月に起きた中国漁船と海上保安庁巡視船の衝突事件。映像からは、漁船があからさまに巡視船にぶつかって来る様子がみてとれる。警視庁などの国際テロ関連の文書流出に続く捜査機密の漏出の疑い。危機管理の甘さは、深刻な事態だ。

 ビデオ映像の「流出元」と疑いがかけられている海上保安庁。

 鈴木久泰長官ら幹部は5日午前1時ごろ、報道機関からの問い合わせで映像の流出を知った。

 午前3時ごろ、同庁の広報担当者らは次々と東京・霞が関の同庁本庁に駆けつけた。庁内のパソコンではユーチューブなどの動画投稿サイトへのアクセスは制限されており、登庁前に自宅で映像を見た職員も多かった。

 映像に寄せられたコメントのほとんどは「よくやった」などと投稿者や海保を称賛する書き込み。それを見た海保の職員たちは、複雑な表情を浮かべた。

 当日、巡視船から撮影された映像は、合計で10時間近くになる。海保はこれまで、映像について「厳重に管理している」「鍵のかかる金庫に入れてある」などと説明してきた。9月の事件後に前原誠司国土交通相(当時)や海保幹部らが視聴した映像も、しばらくは本庁で管理していたが、10月に処分したという。

 すると現在、映像は、捜査をした石垣海上保安部(沖縄県石垣市)と、証拠として渡した検察にしか残っていないことになる。同保安部で映像を見たのは幹部や捜査担当の警備救難課の一部で、中村峯夫管理課長は「厳正に保管してきた」と話す。だが「流出の危惧(きぐ)もある」と同保安部でも調査を始めた。

 一方の検察。中国人船長を起訴するかどうかの判断のため、那覇地検が石垣海保から証拠として提出されたテープの原本を持っているという。

2010年11月2日付(朝日新聞)

続きは・・・http://www.asahi.com/national/update/1105/TKY201011050263.html

尖閣ビデオが流出か 中国漁船が衝突の映像

2010年9月、尖閣諸島沖で中国の漁船と海上保安庁の巡視船が衝突した問題で、全面公開は日中関係を考えると難しいと言われていた事件のオリジナル映像らしきものがYouTube上に登場しました。

映像は全部で6本、うち2本に漁船と巡視船との接触が収められています。本来の長さは2時間分ぐらいあるはずなので、どうやらその重要な箇所だけを抜き出してきたもののようです。

続きは・・・http://www.youtube.com/watch?v=sVVM2AmvD5U&feature=player_embedded

2010年11月3日水曜日

ハローワーク改革案、国と自治体が運営

 厚生労働省は、ハローワークについて都道府県など自治体と一体的に運営する改革案を発表しました。
2010年11月2日付(TBSテレビ)


2010年11月2日火曜日

幼稚園・保育園を「こども園」に統合…内閣府案

 内閣府は1日、幼稚園と保育園を約10年の経過措置後に「こども園(仮称)」に統合する制度案をまとめ、同日の「子ども・子育て新システム検討会議」のワーキングチームの会合で提示した。

 2013年度から新制度に移行するため、年内にも最終案をまとめて来年の通常国会への法案提出を目指す。

 幼稚園は文部科学省、保育園は厚生労働省に所管が分かれている。ただ、幼稚園と保育園では職員の資格制度や施設の条件などが異なり、統合に向けた政府内の調整は難航が予想される。

2010年11月2日付

続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20101102-OYT8T00378.htm

三宅雪子衆院議員、4階ベランダから転落…重傷

日午前2時15分頃、東京都港区白金2の7階建てマンションで、民主党の三宅雪子衆院議員(45)が、4階の自宅ベランダから転落した。

 三宅議員は病院に搬送されたが、腰の骨を折っており、全治1か月の重傷。警視庁高輪署は誤って転落したとみている。

 同議員の事務所によると、三宅議員は1日夜、東京・赤坂で開かれた秘書の誕生会で酒を飲み、午後9時30分過ぎに帰宅した。その後、ベランダに出て転落したとみられる。三宅議員は「ご迷惑をおかけして申し訳ない。一日も早く復帰したい」とコメントしている。

 三宅議員は2009年8月の衆院選に群馬4区から出馬。福田元首相に敗れたが、比例選で復活当選した。今年5月の衆院内閣委員会の採決では、自民党の甘利明衆院議員に突き飛ばされて右ひざにけがをしたとして、甘利議員への懲罰動議が提出される騒ぎがあった。

2010年11月2日(読売新聞)

続きは…http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101102-OYT1T00619.htm?from=area6