2008年6月30日月曜日

視覚障害詐欺事件 全盲を装った男が福祉サービスの詐欺も否認

330万円相当の日用生活用具や介護サービスなどを不正に提供させたとして、初公判後に追起訴。
 全盲の視覚障害者を装い、札幌市から生活保護費の障害者加算分などをだまし取ったとして、詐欺の罪に問われている丸山伸一被告(50)の第2回公判が30日午前10時から札幌地裁(嶋原文雄裁判長)で開かれた。 丸山被告は、1999年4月に「視神経炎、全盲」と診断され、市から視力障害1級の認定を受け、03年10月から生活保護を受給した。保護費には、障害者加算(月額2万6,850円)と1級認定者に加算される重度障害者加算(同1万4,380円)も上乗せされていた。 ところが今年1月、全盲であるはずの丸山被告が昨年10月に運転免許を更新し、視力検査で両眼あわせて「0।7」以上であったことが判明した。丸山被告は2月25日、札幌南署に詐欺容疑で逮捕された。 起訴状によると、丸山被告は札幌市の白石区役所保健福祉部(移転後は南区)で、視力障害1級にあたる身体障害者を装って申請手続きをし、03年11月14日から08年2月1日までに生活保護費の障害者加算分計約210万円を不正に受給した。 4月25日に開かれた初公判で、丸山被告は「(全盲を)装ったということはございません」と起訴事実を否認。検察官は冒頭陳述で、被告は目が見えるのにもかかわらず、目が全く見えないふりをして、02年9月30日と07年11月11日に運転免許を更新していたことを明らかにしたが、弁護人は(事前に行った被告人との話し合いの段階では)「起訴事実を認定する前提だったため、準備ができない」と主張したため、この段階で公判は閉廷した。 30日の公判で、上下グレーの作業着を着て入廷した丸山被告は、右手で左胸を抑え、看守に支えられながら、苦しそうに身体をくの字にさせて被告人席に座った。 嶋原裁判長から「大丈夫ですか」と尋ねられると「苦しい。出生時からの心臓奇形で、いま発作が起きている。心臓弁膜症です」と説明し、「審理に耐え得るのか、苦しいのならば少し休むか」と聞かれると「ここまで来たのだからやりましょう」と答えた。 札幌地検は5月20日、丸山被告が障害者に限って給付される日用生活用具やホームヘルパーが家事などを行う介護サービスなど合せて約330万円相当を視覚障害者を装って不正に提供させたとして詐欺罪で追起訴した。 公判では追起訴状の朗読と罪状認否が行われ、丸山被告は検察官の朗読を証言台に座って聞いていたが、「座っていると内臓が圧迫されているので辛い」と話し、被告人席に横になった。追起訴状朗読後、検察官に「書面を確認するか」と尋ねられると、「僕はいま視力が全くダメなので(読めない)。自分で分かっていますので大丈夫です」と答えた。 罪状認否では被告人席に横になりながら顔を上げ、「正規に申請の手順を踏んで正直に申し込んでいるので(全盲を)装っているということはしていません」とはっきりとした口調で、前回と同様に詐欺罪を否認した。 7月30日の次回公判では、検察官、弁護人双方の被告人質問が行われる予定。

続きは・・・http://www.bnn-s.com/news/08/06/080630131444.html
2008年6月30日付(北海道新聞)

2008年6月29日日曜日

浜崎あゆみ襲ったダブル「悲劇」 難聴に加えて「姉」と慕う人物が亡くなっていた

歌手の浜崎あゆみさんは、左耳が聞こえないことを告白したのと同時期に姉が亡くなっていたことを、2008年6月28日のファンクラブ専用ブログで明かした。

姉の死、スタッフの判断で知らされなかった

 「まず。これは迷った。うん、今も迷ってる。けれど、伝えようと思う」
4月に始まった全国ツアーは6月28日と29日に東京・代々木の国立代々木競技場でのファイナルを迎える。スッキリとした気持ちで最終日を迎えたいという思いから、浜崎さんを襲った不幸について告白することを決めたという。
ブログには、撮影やレコーディングのために米ロサンゼルスに長期滞在していた07年秋に、浜崎さんの姉が亡くなったと書かれている。その知らせは浜崎さんの母親からスタッフに届いたが、スタッフらは仕事が続行できなくなるだろうと判断し、浜崎さんには知らせなかった。
「私は何も知らずに、のんきにも、『なんか急に(姉から)メールが来ないんだよねぇ~』なんて言っていた。事実を伏せていた彼らは相当辛かっただろうと思う」
帰国して姉の訃報を聞き、その時の自身の様子をこう書いている。
「私は、ひとりで家を飛び出した。タクシーに乗り込んで、姉貴の家へ向かった。何故だか解らないけれど、携帯の電源を切って」

何時間も、黙ったまま、ただしゃがみ込んでいた

「そして、灰になった姉貴に会った。私は何時間も、黙ったまま、ただそこにしゃがみ込んでいた。現実なのだと受けとめるまでには、かなりの時間がかかった」
しかし、すぐに慌ただしい年末がやってきて、虚無感に襲われたまま、いくつもの大きなイベントをこなしていった。そこで、更なる壁にぶつかることとなる。07年12月30日と31日に行ったカウントダウンライブで、浜崎さんは左耳が聞こえないことに気がついたという。いつだって「何とかなるぜ!!!」と思い、ひたすら走り続けて来たが、
「ものすごく大きな、これまでに感じた事のない程の不安に心を支配されていた」
「自分がボーカリストとしても、また、チームを引っ張っていくべき立場にある人間としても、その役割を全く果たせていないと感じていた」

「姉貴、しっかり見守っててくれよ!!!!!」

その時ばかりはふさぎ込んだ。さらに、1曲、また1曲と歌っていくたびに耳の状態は悪化し続け、気持ちは焦るばかりだ。
「思うように歌えない、聞こえない。。。」
ぶつけようのない、怒りや悲しみ、悔しさで、泣いてばかりのライブになってしまったと振り返る。
「自分はもう二度と、これまでのようには歌えないんじゃないか。あれが、最後のステージになってしまうんだろうか」
悩み、考え続けたが、出した答えは
「歌い続ける」
というものだった。自ら出した結論だが、精神的にも肉体的にも毎日が戦いとなり、今回の全国ツアーを迎えるにあたっても堂々とした姿でステージに立とうと、リハーサルも入念にした。浜崎さんの強い思いはファンに通じ、浜崎さんもこれまで以上にファンの気持ちを実感できて、ツアー中は感激しっぱなしだった。
そして迎えるファイナルを前に、「姉貴、しっかり見守っててくれよ!!!!!」
と締めくくっている。
浜崎さんは2008年1月4日のブログで、「左耳はもう完全に機能しておらず、治療の術はないと診断されたんだ」と告白していた。
続きは・・・http://www.excite.co.jp/News/entertainment/20080629111600/JCast_22614.html
2008年6月29日付

2008年6月26日木曜日

「福祉ガソリン」で燃料代補助へ 原油高騰で政府・与党

 政府・与党が新たに取りまとめた原油価格高騰対策が6月25日わかった。福祉事業者の燃料代を補助する「福祉ガソリン」導入や中小企業向けに高速道路料金を引き下げる夜間の時間帯拡大などが柱だ。26日に福田首相が出席する「原油高騰に関する緊急対策関係閣僚会議」で正式決定する。
続きは・・・ http://www.asahi.com/politics/update/0626/TKY200806250358.html
2008年6月26日付(朝日新聞)

生活保護の老齢加算廃止は適法 東京地裁判決

 70歳以上の生活保護受給者への老齢加算を廃止したのは憲法で最低限の生活を保障した生存権を侵害するとして、東京都内の高齢者12人が足立区など10市区に廃止取り消しを求めた訴訟の判決で、東京地裁は6月26日、政府による老齢加算廃止は行政の裁量の範囲内と判断し、原告側請求を棄却した。
 同種訴訟は全国7地裁で争われ、判決は東京地裁が初めて。ほかに母子加算の減額を巡る訴訟も各地で係争中。
続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080626AT1G2601R26062008.html
2008年6月26日付(日刊NET)

2008年6月25日水曜日

「バス運賃半額に」 県精神障害者福祉会連合会 家族ら署名活動 福岡市

 県精神障害者福祉会連合会は6月24日、精神障害者のバス運賃を半額にするよう求める、署名活動を福岡市の繁華街で行った。精神障害者の家族や通所授産施設の職員ら約30人が参加し、約400人分を集めた。
 同連合会は、事前に集めた約4万人分を合わせて来月、県内最多のバスを運行する西鉄に要望書を添えて提出する。
 同連合会によると、身体障害者と知的障害者は県内のバスを半額で利用できる。国土交通省は精神障害者にも同様の対応をするよう日本バス協会に通達しているが、県内では精神障害者は「精神障害者保健福祉手帳に顔写真がなく、本人確認ができない」などの理由で通常運賃を支払っている。22都県で割引きが実施されているという。
 同連合会の一木猛会長(64)は「精神障害者の作業所での収入は1日400円ほどで、交通費もままならない。障害者がもっと外に出られるよう配慮してほしい」と訴えた。
続きは・・・http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/30647
2008年6月25日付 (西日本新聞)

介護福祉士の復職支援 来月から研修会

結婚、定年で離職
 高齢者や障害者の介護を行う「介護福祉士」の資格をもつ人で、結婚や育児、定年などを理由に現場を離れた「潜在介護福祉士」の復帰を促そうと、県介護福祉士会は、研修などの支援事業に乗り出す。7月に初の研修会を開く予定で、県内介護福祉施設の人材不足解消を図る。
 社会福祉振興・試験センターによると、今年3月末現在で、全国の介護福祉士の登録者数は65万5796人。県内では1万3729人で、2004年3月末の7994人と比べて1・7倍になっている。しかし、実際に介護現場で働いているのは6~7割といわれ、結婚や定年、激務による疲労などを理由に現場を離れている人が多いとみられる。
 県介護福祉士会の会員数(今年3月末現在)は、県内登録者の2割にあたる2636人。会員数は横ばい状態で、ここ数年の退会者は100人前後で推移している。会員の間からは、介護福祉施設などでの人材不足を訴える声も寄せられており、県介護福祉士会では、潜在介護福祉士の現場復帰を支援することになった。7月16日には、長野市内で現場復帰に向けた研修会を初めて開く。
 県介護福祉士会の地域福祉部会長を務める鈴木よし子さんは「十分活躍できる経験を持った方は多く、現場復帰への意欲を持ってもらえる研修にしたい」と話す。
 県福祉人材研修センターによると、県内の介護・福祉施設の有効求人数は、05年3月末で801人、今年3月末で1286人と、1・5倍になっているが、有効求職者数は05年が388人、今年が381人と、横ばい状態だ。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20080624-OYT8T00674.htm
2008年6月25日付 (読売新聞)

2008年6月24日火曜日

JR大阪駅通り魔、38歳女性を傷害容疑で逮捕

 JR大阪駅で22日、女性3人が相次いで刃物で襲われた通り魔事件で、大阪府警捜査1課は6月23日、神戸市西区、無職大山和歌(かずか)容疑者(38)を傷害容疑で逮捕した。被害者の背後で大山容疑者に似た女が左腕を上下に動かす不審な様子が駅の防犯カメラに写っており、府警が画像を公開していた。大山容疑者は「やっていない」「考えさせてください」などと話しているという。
 発表によると、大山容疑者は6月22日午後1時30分ごろからの約3分間に、同駅構内のエスカレーターやホームなどで、兵庫県西宮市の女子大生(20)、奈良県香芝市の女性会社役員(52)、大阪市の女子大生(20)の3人に対し、左腕を刃物で切りつけるなどして軽傷を負わせた疑い。
 報道で防犯カメラ映像を見た大山容疑者の知人が、23日午後になって「知り合いの女性に似ている」と府警に通報。府警は同夕、大山容疑者に任意同行を求め、取り調べていた。
 事件の約20分後、大山容疑者は弁天町駅で「電車の扉に体を挟まれた」と駅員に抗議したことが確認されており、府警は、大阪駅から環状線内回り電車に乗って逃走したとみている。
 事件は日曜の白昼、乗降客らが行き交う雑踏で起き、府警は傷害事件では異例の捜査本部を設置して犯人の特定を急いでいた。
続きは・・・http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20080624-OYO1T00223.htm?from=main1
2008年6月24日付 (読売新聞)

薬害肝炎訴訟全面解決へ、原告と田辺三菱が近く和解

 薬害C型肝炎集団訴訟で、全国原告・弁護団は23日、感染原因となった血液製剤を製造した被告の田辺三菱製薬(大阪市、旧ミドリ十字)に対し、和解に向けた最終の基本合意書案を提示した。
 同社は「大きな隔たりはない。来週初めに回答する」と原告案の受け入れに前向きな姿勢を示し、原告側と同社との和解が近く合意に達する見通しとなった。国とは各地で和解が成立しており、訴訟は全面解決に向かうとみられる。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080624-OYT1T00143.htm?from=top
2008年6月23日付(読売新聞)

福田首相、医師不足対策など「五つの安心プラン」策定指示

 福田首相は23日夜、舛添厚生労働相を首相官邸に呼び、同日の記者会見で策定を表明した、社会保障に関する「五つの安心プラン」の具体的内容を7月中にまとめるよう指示した。
 同プランは、〈1〉救急医療の強化や勤務医の負担軽減など医師不足対策〈2〉日雇い派遣の原則禁止など非正規雇用者対策〈3〉厚労省の組織見直し――などが柱となる。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080623-OYT1T00629.htm
2008年6月23日付(読売新聞)

2008年6月23日月曜日

たばこ1000円なら税収減? 京大教授が試算

 たばこが1箱1000円に値上がりすると、税収増どころか最大で1・9兆円税収が減るとの試算結果を6月23日までに、京都大大学院の依田高典教授(応用経済学)がまとめた。
 1箱1000円になれば単純計算で9・5兆円の税収増とされ、超党派の国会議員連盟がたばこ税引き上げを目指しているが、依田教授は「価格が上がるほど禁煙の成功率も上昇する可能性が高い。大幅値上げによる税収増は疑問」と話している。
 試算によると、1箱1000円では、これまでの研究から喫煙者の97%が禁煙しようと思うと考えられ、全員禁煙に成功した場合、税収が1・9兆円減少する。1箱300円の場合と同じ54%の禁煙成功率で試算しても、税収増は3兆円だった。
 1箱500円の場合は、禁煙しようと思う人の割合は40%にとどまるとみられ、0・6兆-1・5兆円の税収増が見込める。
続きは・・・http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008062301000015.html
2008年6月23日付(共同通信)

無差別の通り魔 大阪駅では女性犯?

 〔南日本新聞のコラムから〕 …鹿児島いのちの電話(099・250・7000)には昨年、過去最多の1万9596件の相談があった。「生きたい」証拠だろう。人とうまくコミュニケーションがとれない、話ができないという内容が目立つという。「話を聞いてあげるだけでも楽になるみたい。東京の犯人も、話を聞いてくれる人がいれば…」とある相談員は話す。いのちの電話の悩みは相談員不足だ。2台の電話を使い年中24時間無休で相談を受け付けているが、フル回転の状態。犯罪の抑止力となる社会の受け皿もまだ不足している。(6月10日付「南風録」)全文
 〔西日本新聞のコラムから〕 「怒る」と、近年増えた「キレる」は、似て非なるものだ。怒りには言葉がある。キレると言葉があまりない。潤滑油不足でギスギスした社会は人と人をつなぐ回線が方々で寸断され、キレる人を増やす。国語辞典に逆ギレという単語も収録される時代である。一方では「怒りを忘れた日本人」が学者らに考察テーマを与えている。…(6月12日付「春秋」)全文
 …紛争は貧富の差の激しさによって起こると言ったのは緒方貞子元国連難民高等弁務官だが、貧者の核爆弾の自爆テロは、深い絶望から生まれるとも言っていた。世界の過酷な紛争地と飽食の国日本とは比較にならない。社会に出たばかりの若者が人生に疲れたとはおこがましいと怒りは募るが、裸の王様のたとえもある。飽食の中にこそ深い絶望的な飢えがないとは言えない。(伊勢新聞のコラム) 6月11日付「大観小観」全文
続きは・・・http://www.47news.jp/47topics/2008/06/post_37.php
2008年6月23日付(京都新聞)

医療福祉の現状など話し合う

 超高齢化社会の到来や医師不足問題を見据え、滋賀県の総合的な医療福祉の在り方を検討する第1回懇話会(座長・辻哲夫田園調布学園大学教授)が6月22日、大津市の県公館であり、学識経験者や医療関係者が、医療福祉の現状と方向性について意見を交わした。
 国の医療制度改革を受け、予防から医療、介護まで一貫した政策を打ち出す目的。嘉田由紀子知事は「産科医の少なさや乳幼児死亡率の高さなど県の弱みを共有し、忌憚(きたん)のない意見を出してほしい」とあいさつした。
 県側は全国的に出生率が高く平均寿命が長いといった県の強みと、検診率の低さや病院の機能分化が進んでいないなどの弱みを説明。前滋賀医科大学長の吉川隆一県参与が、同大卒業生の県内定着率の低さと患者の県外流出の多さを挙げ、「医療機関、住民とも近隣府県に依存する体質がある」と指摘した。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008062200102&genre=O1&area=S00
2008年6月22日付(京都新聞)

2008年6月21日土曜日

ガソリン:7月は180円台も 卸値10円近く値上げ

 石油元売り各社は18日、原油価格の高騰に伴う調達コストの増加で、7月のガソリンの卸値を10円近く値上げする見通しを明らかにした。6月のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は1リットル=170円台前半で推移しており、7月には87年の統計開始以来初めて180円台に達する公算が大きくなっている。
 原油価格は6月に入り、米国の先物相場で1バレル=140ドル台に迫るなど、史上最高値の更新が続いている。現在の水準が6月下旬まで続いた場合、最大手の新日本石油は卸値を8円以上、昭和シェル石油は9円以上引き上げる見通し。6月後半の卸値を1.7円値上げした出光興産も7月に7円程度の値上げを検討している。
 石油情報センターが18日発表したガソリンの小売価格調査(16日現在)によると、レギュラーガソリンの全国平均小売価格は前週の9日比0.1円安の172.3円。価格高騰による販売減の懸念から一部のガソリンスタンドで値下げしたとみられるが、7月には再び過去最高を大幅に更新する見通しだ。
続きは・・・http://mainichi.jp/select/biz/news/20080619k0000m020170000c.html?inb=yt
2008年6月19日付(毎日新聞)

府:橋下・財政再建に共産が申し入れ 「福祉後退、本末転倒」 /大阪

 大阪府の財政再建案について、大阪府議会の共産府議団は2008年6月20日、抜本的に見直すよう橋下徹知事に申し入れた。「財政再建のために福祉や医療、教育などの施策を後退させるのは本末転倒」としている。
 320万円の精神障害者の支援事業が廃止されることにも抗議。人件費削減についても「一般職員に罪はなく、歴代知事や幹部、議会多数会派などに責任がある」と反対した。
 財政再建案を反映した本格予算案は7月臨時議会で審議される。
続きは・・・http://mainichi.jp/area/osaka/news/20080621ddlk27010407000c.html
2008年6月21日付(毎日新聞)

橋下知事、労組と徹夜バトル 怒号も 人件費削減案巡り

 大阪府の総額345億円の人件費削減案をめぐり、橋下徹知事は2008年6月20日夜から2008年6月21日午前にかけての約12時間、府労働組合連合会(府労連、約1万8千人)と府関連労働組合連合会(府労組連、約2万1千人)との団体交渉に臨んだ。交渉は決裂し、人件費を含む財政再建の議論は7月臨時議会に移ることになった。
 交渉決裂は府労連は1950年、府労組連は1989年の結成以来初めて。ただ、地方公務員法上、労組側はストライキなどの手法はとれず、府は議会に人件費を削減する条例改正案を提案する。府では通常、総務部長が最終交渉にあたり、知事が正面に出るのは極めて異例という。府労連とは2008年6月20日午後10時から21日午前5時すぎまで約7時間、府労組連とは同6時半から同10時半まで約4時間に及んだ。
続きは・・・http://www.asahi.com/politics/update/0621/OSK200806210069.html
2008年6月21日(朝日新聞)

無料乗車券「敬老・福祉パス」 市営、西肥バスで共通化 佐世保市 利便性向上へ刷新

 佐世保市は今月から、75歳以上と障害者手帳を持つ市民に交付している市営バスの無料乗車券「敬老・福祉パス」を西肥バス(西肥自動車・同市)にも利用できる共通無料パスに刷新した。西肥バスのみが運行する合併旧町の不公平感解消などが背景にある。今年末にはパスをICカード化し、さらなる利便性の向上を図りたい考えだ。
 同市によると、これまで敬老・福祉パスは旧市内を運行する市営バスに限り乗降が無料。西肥バスが「地域の足」となっている吉井、世知原、小佐々の合併旧町の高齢市民などは年間1万円分を上限に交付される同バスの回数券を利用してきた。旧市内でも両バスの競合路線では「西肥バスが来ても市営バスを待ち続けなければならない」など、不公平さ、不便さが指摘されていた。
続きは・・・http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/29885
2008年6月21日付(西日本新聞)

2008年6月20日金曜日

【正論】精神科医・国際医療福祉大学教授 和田秀樹

 ■精神鑑定の「基準」づくりを急げ
 ≪ともに、「責任能力なし」≫
 東京・渋谷のセレブ妻による夫のバラバラ殺人事件は、弁護側だけでなく、検察側の精神鑑定医までが、「(被告に)責任能力なし」の鑑定を下す異例のケースだった。東京地裁の判決は、被告に完全な責任能力を認め、懲役15年の判決を言い渡した。この判決について、司法と医学が異なる判断をしたと論じた新聞もあったが、私は医学の側にきちんとしたスタンダードやコンセンサスがないために、司法が、その判断を採用しなかったと考える。
 実際には、判決文でも、被告が短期の精神病性障害にあったことも、幻聴や幻視があり、相当強い情動もあったことも認めており、「鑑定結果の信用性に疑いを差し挟む事情はない」と断じている。要するに、精神鑑定医の症状の診断結果は妥当なものであるが、責任能力なしという判断を採用することはできないということである。私は裁判官のこの考え方を支持する。
続きは・・・http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080620/crm0806200328004-n1.htm
2008年6月20日付(日経新聞)

2008年6月19日木曜日

福祉施設の木材製品、共通ブランドで販促 大阪のNPO

 国産木材を使った住宅づくりの支援事業を手掛ける特定非営利活動法人(NPO法人)が、全国の福祉施設が作った木材製品のブランド化に乗り出す。各施設で製作された製品に共通のブランド名を冠し、小売店を通じて個人に販売。ノベルティーグッズ用として一般企業に売る。企業への販売にはオフィス家具大手の内田洋行も協力する。
続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080618AT1J1700A18062008.html
2008年6月18日付(日経新聞)

エド・はるみさん、日テレ・マラソンに「グゥーッ」と挑戦

 31回目を迎える日本テレビ系のチャリティー番組「24時間テレビ 愛は地球を救う」で、お笑いタレントのエド・はるみさんが番組恒例の「チャリティー・マラソン」に挑戦することが6月19日、今日、発表された。
 8月30~31日に放送される。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20080619-OYT1T00265.htm?from=main5
2008年6月19日付(読売新聞)
福祉車両 25団体に贈る 「24時間テレビ」募金で購入
毎年8月に中京テレビで放映される「24時間テレビ」への募金で購入された福祉車両の贈呈式が2008年2月21日、名古屋市昭和区の中京テレビ放送本社で行われ、東海3県の25福祉団体に目録などが贈られた。
 贈呈式では、小野憲生・同社事業局長が、2006年10月からの1年間に全国で10億1544万2574円が寄せられたと報告し、「大切に使ってください」とあいさつ。福祉団体を代表して、豊田市栄生町の社会福祉法人「輪音(わおん)」の城多加志理事にリフト付きバスの特大ゴールデンキーが贈られた。
続きは・・・http://chubu.yomiuri.co.jp/news_kan/kan080222_6.htm?from=nwlb
24時間テレビ公式サイト・・・http://www.ntv.co.jp/24h/

2008年6月18日水曜日

「太田シンガポール航空搭乗拒否事件」

 2003年7月30日、関西国際空港シンガポール航空チェックインカウンターにて搭乗拒否を受けてから4年後の2007年8月9日(木)13時15分、神戸地方裁判所尼崎支部にて、太田、シンガポール航空搭乗拒否事件に判決が下りました。「原告(太田・重度障害者)の請求をいずれも棄却する。」私たち重度障害者の移動の権利、私たちの自由な、そして責任ある自立生活をこの社会は認めていないようです。私たちは控訴し、太田君と戦い続けようと思います。重度障害者の人権のために。大阪高裁行くぞ!
参考・・・http://www.cilmsa.com/otasq.html
 あれから10ヶ月の2008年5月の大阪高裁判決が「1人でも搭乗できた」と指摘したのを受け、同社が対応を見直した。「制限されてきた障害者の行動範囲を広げたい」。太田さんの思いが航空会社を動かした。

2008年6月17日火曜日

<医師増員>医学部の定員削減見直し 政府が方針転換

 政府は6月17日、医学部の定員削減を定めた1997年の閣議決定を見直すことを決めた。
 閣議後に舛添要一厚生労働相が提案し、福田康夫首相が了承した。来年度予算編成に向けた「骨太の方針」に反映させる。
 政府は「22年度には医師不足は解消する」として、削減方針を変えてこなかったが、医師不足の深刻化を受け、政策を全面転換する。具体的な増員数は未定だが、削減分を戻したうえ、さらなる上積みができないか検討するとみられる。 
 舛添厚労相は福田首相との会談後の会見で「偏在ではなく、不足しているとの認識に立って医師を増やす」と述べた。具体的な増員目標は「財源の問題もある」と明示しなかった。 
 医療費抑制を念頭に置いた医学部定員の削減は80年代後半に始まり、2007年度の定員はピーク時(1984年度)より8%少ない7625人。日本の人口1000人当たりの医師数は2.0人(2004年度)で、経済協力開発機構(OECD)加盟国中で最低レベルだ。 これに対し、舛添厚労相は自身もメンバーに加わる同省の「安心と希望の医療確保ビジョン会議」で、医学部の定員増を主張。提言に方針を明記し、政府として数値目標を打ち出すのが望ましいとの見解を示していた。【清水健二、佐藤丈一】
続きは・・・http://mainichi.jp/select/science/news/20080617k0000e010050000c.html
2008年6月17日付(毎日新聞)

2008年6月15日日曜日

【滋賀】福祉事業所の開所祝う 草津でNPO法人「きらら」

 障害者が働く障害福祉サービス事業所「ワークパートナーきらら」の開所式が6月14日、草津市の草津アミカホールで開かれ、約100人の出席者が開所を祝った。
 事業所は、草津市北山田町にあり、木造2階建ての建物2棟からなる。広さは延べ275平方メートル。すでに5月から作業が始まっている。
 特定非営利活動法人(NPO法人)「きらら」が国や市、日本財団の補助を得て約6,600万円で設立。定員は30人で、車いすの洗浄や公園の維持管理業務などを手掛けている。
 開所式では、NPO法人の高谷清理事長が「障害のある人が『独りぼっちじゃない』と感じられる場所として発展させていきたい」とあいさつ。その後、新事業所の概要が説明された。
 (中村禎一郎)
続きは・・・http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20080615/CK2008061502000031.html
2008年6月15日付(中日新聞)

2008年6月14日土曜日

後期高齢者医療制度/4市村で74件 誤徴収

 後期高齢者医療制度(長寿医療制度)保険料の2回目の年金天引きが行われた6月13日、県内4市村で誤って徴収されるケースが計74件あった。いずれも対象となったのは、今年10月までは保険料徴収を免除される元社会保険の被扶養者。
 宮古島市は、事務処理上の入力ミスが原因で4月に続き今月も誤って天引きされたケースが2件あった。
 石垣市はデータ手続き中にエラーが発生。10件の天引き停止手続きが間に合わなかったという。
 いずれもすでに停止手続きを完了し、8月の3回目の天引きでは誤徴収が解消される見込み。
続きは・・・http://www.okinawatimes.co.jp/day/200806141300_07.html
2008年6月14日付(沖縄タイムス)

岩手・宮城で震度6強 マグニチュード7.2

 6月14日午前8時43分ごろ、岩手県南部を震源とする強い地震があり、東北地方を中心に北海道から中部地方の広い範囲で揺れた。同県奥州市、宮城県栗原市で震度6強を観測。気象庁によると、震源の深さは約8キロ、地震の規模はマグニチュード(M)7.2とすい定される。
 気象庁はこの地震を「2008年岩手・宮城内陸地震」と命名すると発表した。午前11時までに余震とみられる震度1以上の地震を70回観測、最大は午前9時20分に宮城県北部を震源に起きた震度5弱。1週間程度は活発な余震が続くとみられ、場所によっては震度6弱を観測する可能性もあるという。同庁は土砂崩れや家屋の倒壊などに注意を呼びかけている。
続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080614NT000Y91914062008.html
2008年6月14日付(日経NET)

ガソリン価格高騰:福祉事業者、悲鳴 福祉有償運送、料金値上げの動きも /栃木

◇「人件費残らず完全なボランティア」
 「これ以上の値上げはもう限界」--。原油高騰に伴うガソリン価格の値上げが、訪問介護やデイサービスなどで車を使う福祉事業者の経営を圧迫している。移動が困難な高齢者や障害者のために、国から「福祉有償運送」の許可を受けて、病院や買い物の送り迎えのサービスを手掛けるNPO法人の中には、料金の値上げに踏み切る動きも出てきた。【戸上文恵】
続きは・・・http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20080614ddlk09040064000c.html
2008年6月14日付(毎日新聞)

後期高齢者医療  「問責」より党首討論を

 「国民をミスリードした」。あるいは「うそをついていた」と言われても仕方がない。
厚生労働省が公表した75歳以上を対象とした後期高齢者医療制度の保険料実態調査の結果のことだ。
 国民健康保険から新医療制度に移れば、保険料は増えるのか、それとも減るのか-。
全体では69%の世帯が負担減になるというものの、所得の低い層ほど負担増になることが分かった。      これまで厚労省は、一般的には「低所得層は負担が軽くなり、高所得層は負担が増える」と説明してきた。  
 ところが、負担が増えた割合を年金収入別に比べると、年177万円未満の「低所得層」は39%だったのに対し292万円以上の「高所得層」は22%にとどまった。
 つまり、説明とはまったく逆で、制度の根幹をも揺るがしかねない結果といえる。  比較の際に採用した健康保険料の算定方式などに問題があり、実態を正確に伝えていないとの指摘もある。  
 与党は低所得層の保険料を九割軽減するなどの見直し案をまとめたが、実態があいまいな中では、どれだけ救済効果があるのか、はっきりしない。  
 小手先の修正では、お年寄りや国民の間に広がった不信感をぬぐいさることはできない。ここは、いったん立ち止まって考えるべきだ。  
 ねじれ国会の下、野党は廃止法案を参院でスピード可決させ、衆院に送ったが成立する可能性はまずない。  
 法案自体も、来年三月末に新医療制度を廃止し、4月から元の老人保健制度に戻すのが趣旨で、廃案にした後の対案は示していない。  
 解せないのは民主党の動きだ。新医療制度廃止に応じないことを理由に、来週にも福田康夫首相への問責決議案を参院に提出する方針という。  
 待ってほしい。11日には小沢一郎代表と福田首相の党首討論が予定されていたではないか。  
 確かに、衆院の内閣不信任決議と違い、問責決議に法的拘束力はない。会期末(十五日)までの残り日数もわずかとはいえ、野党は審議拒否に入ることになり、党首討論は流れる。  
 福田政権との対決姿勢を強めるというのなら、問責決議ではなく、党首討論で、国会の場で堂々と渡り合ってもらいたい。小沢代表が不得手な討論を避けたとの声もあがっている。  
 高齢者医療について、どちらの考え方や施策に説得力があるのか、国民の判断を仰ぐべきだ。それでこそ、民主党が目指す責任政党といえよう。  
 一方で、与党は8日の沖縄県議選をにらんで見直しを急いだとされ、民主党も問責決議で党内の引き締めを図ったとの見方がもっぱらだ。何度でもいう。高齢者医療を政争の具にしてはならない。
続きは・・・http://kyoto-np.jp/info/syasetsu/20080607.html
2008年6月7日付(京都新聞)

高齢者の怒り集め、制度廃止を

 後期高齢者医療制度(長寿医療制度)はお年寄りを差別しているなどとして、滋賀県内の高齢者らが6月13日、大津市の県庁前広場で座り込み集会を開き、「怒」「長生きは罪ですか」などと書かれた紙を掲げながら制度の廃止を訴えた。
 県年金者組合など3団体が主催し、約100人の高齢者らが参加。県年金者組合の古株助次郎委員長(79)が「(国は)高齢者を区別して、差別医療を行っている。県民の怒りを結集し、制度を中止させよう」と呼びかけると、参加者から「そうだ」と声が上がった。  この後、参加者たちは県後期高齢者医療審査会に対し、制度の廃止を求めて不服審査請求を行った。

続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008061300124&genre=C4&area=S00

2008年6月13日付(京都新聞)

岩手で震度6強、2人死亡

 6月14日午前8時43分ごろ、東北地方で強い地震があり、岩手県の奥州衣川と宮城県栗原一迫で震度6強を記録した。町村信孝官房長官は2人が死亡したと発表。地元消防などによると、岩手、宮城県で少なくとも50人がけが。また橋が落下、民家が倒壊するなど深刻な被害も出ている。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008061400041&genre=C4&area=Z10
2008年6月14日付(京都新聞)

2008年6月13日金曜日

生活保護辞退の男性孤独死、前福祉事務所長を不起訴

 北九州市小倉北区の男性(当時52歳)が市の就労指導を受けて生活保護を辞退した後に孤独死した問題で、公務員職権乱用と保護責任者遺棄致死容疑で告発されていた同市の前小倉北福祉事務所長(59)について、福岡地検小倉支部は12日、不起訴処分(嫌疑不十分)とした。
 男性は2006年12月から生活保護を受けていたが、福祉事務所職員から仕事を見つけるよう促され、昨年4月に受給を辞退。7月に自宅で死亡しているのが見つかった。生活保護問題に取り組む弁護士や司法書士らが8月に当時の小倉北福祉事務所長を告発していた。
続きは・・・http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20080613-OYS1T00175.htm
2008年6月13日付(読売新聞)

2008年6月12日木曜日

全盲・全ろうの福島氏に博士号、11日に東大で授与式

目と耳がともに不自由な東京大学先端科学技術研究センターの福島智・准教授(45)に、博士号が授与されることが決まった。
 全盲ろう者の博士号取得は日本で初めてといい、11日に東大駒場キャンパスで授与式が行われる。
 福島准教授は9歳で失明、18歳の時に聴力も失ったが、母親の令子さん(74)が点六つを組み合わせる点字を応用して、両手の指6本で福島さんの手をとんとんとたたく「指点字」を考案。盲ろう者として、国内で初めて大学(東京都立大)に進学した。
 障害者と社会のあり方を研究している福島准教授は、6年ほど前から博士論文の準備を始めた。言葉のない世界に陥った状況から、指点字で他人との意思疎通が再び可能になる過程を、日記や作文、録音テープなどの資料や、親や友人といった関係者の証言を基に分析。コミュニケーションでは口調や声の強弱といった話しぶりや間の取り方など、言葉の内容以外の感覚的な情報がいかに重要かを考察している。
 「人生をかけて、自分しかできない実験を続けているようなもの」と話す福島准教授は「コミュニケーションは空気や水や食べ物と同じぐらい重要だ」として、盲ろう者などへの支援の重要性を強調している。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080607-OYT1T00402.htm?from=navr
2008年6月7日付(読売新聞)

2008年6月9日月曜日

ろうあ柔道で山田さん世界一

 フランス・トゥールーズで5月24、25日に開かれた「第13回世界ろうあ武道選手権大会」に、滋賀県警警務課職員の山田光穂(こうすい)さん(26)=彦根市金沢町=が初出場し、柔道100キロ級で優勝を果たした。日本人の個人優勝は第1回大会以来29年ぶり。「自分が結果を出すことで、すべての障害者が何事にも挑戦してくれたら」と話している。
 大会は隔年開催で、柔道、空手、テコンドーの3競技に分かれ、17カ国から約130人が出場した。山田さんは、対戦相手4人にすべて一本勝ちして優勝。続く各級優勝者で戦う無差別級でも3位に輝いた。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008060800022&genre=L1&area=S00
2008年6月8日付(京都新聞)

医師ら懸命の治療「許し難い犯行」 秋葉原の無差別殺傷事件

 秋葉原の無差別殺傷事件で、加藤智大容疑者(25)に襲われた被害者らは東京都内の病院に次々と搬送された。突然の事件に巻き込まれた犠牲者に対し、医師らは懸命の治療にあたった。
 東京医科歯科大付属病院(東京・文京)には死亡した東京都北区の武藤舞さん(21)ら3人が運ばれた。大友康裕・ERセンター長によると、武藤さんは搬送されてきた時点で脈がなかったという。右脇腹に刺し傷があり、傷は肝臓まで達していた。大友センター長は「許し難い犯行だ」と唇をかみしめた。
続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080609AT1G0800L08062008.html
2008年6月9日付(日刊NET)

おっ!大変だ!秋葉原の通り魔事件で7人死亡、25歳の男を逮捕

 警察によると、東京都千代田区のJR秋葉原駅近くで6月8日午後に発生した通り魔事件で7人が死亡し、10人以上が重軽傷を負った。トラックで歩行者天国に突っ込み、さらに刃物で歩行者を次々と刺した男は現行犯で逮捕された。
 国内メディア報道によると、逮捕された男は静岡県裾野市富沢の派遣社員、加藤智大容疑者(25)で、調べに対し「人を殺すために秋葉原に来た。生活に疲れ、世の中が嫌になった。誰でもよかった」と供述しているという。
 共同通信によると、通り魔事件としては過去30年で最悪の被害とみられている。無差別殺傷事件としては、2001年6月8日に起きた大阪の校内児童殺傷事件の8人に次ぐ死者数となった。
続きは・・・http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-32151720080609
2008年6月9日付(REUTERS)
事件当日早朝「秋葉原で殺す」 携帯サイトに書き込み

PS,「僕の福祉情報」を閲覧してくださった方々、不審者にはくれぐれも気をつけてください。

 似たような事件が2001年6月8日に起きています。その事件の内容は、
付属池田小で「祈りと誓いの集い」 事件から7年
 大阪教育大学付属池田小学校(大阪府池田市)で2001年6月に児童8人が死亡し、教員を含む15人が負傷した殺傷事件から2008年6月8日で7年となり、同小の校庭で「祈りと誓いの集い」があった。遺族をはじめ、全校児童や教職員ら約1600人が列席し、学校、子どもたちの安全を守っていく決意を確かめ、行動していくことを誓い合った。
続きは・・http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200806080005.html

沖縄県議選、与党過半数割れ 後期高齢者医療批判で与野党逆転

 任期満了に伴う沖縄県議選は6月8日、投開票され、仲井真弘多知事の与党である自民、公明両党などが過半数を割り込んだ。野党は後期高齢者医療制度に対する批判で有権者の支持を得た。
 与野党逆転で、同知事が推進する米軍普天間飛行場の県内移設に影響が出る可能性も出てきた。
 県議会の定数は48で、獲得議席は中立を含む野党側が26、与党は22だった。内訳は民主党4、共産党5、社民党5、沖縄社会大衆党2、中立と野党系無所属などが10。与党側は自民党16、公明党3、与党系無所属3。投票率は過去最低だった前回の58.72%を下回り、57.82%だった。
 選挙結果を受け、仲井真知事は同日夜、那覇市内で記者会見し、「基本的には私の政策運営に対する批判だろう。昨年の参院選からの流れやガソリン税、後期高齢者医療制度などの問題が沖縄でも出た」と述べた。普天間飛行場の県内移設については「私の政策は貫きたいが、野党とよく意見調整したい」と語った。
続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080609AT3K0800Q08062008.html
2008年6月9日付(日刊NET)

2008年6月7日土曜日

大阪府と滋賀県の違い

大阪府は・・・
大阪府財政再建案、経済界は改革姿勢を評価
 大阪府の橋下徹知事が発表した「大阪維新プログラム」について経済界は「将来の成長を見すえた重要政策案や府庁改革案を短期でまとめた」(下妻博・関西経済連合会会長)などと一様に評価している。だが、産業振興に関連する事業は限られた財源が足かせとなり、「中小企業の販路開拓支援」など限定的な内容にとどまった。今後は踏み込んだ経済活性化策の実施を要望する声が強まりそうだ。  今回盛り込まれた産業振興策は2つ。中小企業の大規模展示会の出展など販路開拓を支援する事業と、大阪府北部のバイオ産業集積・発展の支援だ。  中小企業施策では技術力に優れた地元企業・製品を先頭に立ってPRするほか、国内外からの引き合いや情報提供の要望に一括対応する窓口整備など府が「総合商社機能」を担う。
2008年6月6日付(日刊スポーツ)
続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080605c6b0502y05.html
大阪府庁・・・http://www.pref.osaka.jp/web/index.html#W01
『大阪維新』プログラム(案)・・・http://www.pref.osaka.jp/kikaku/ishin/ishin_index.html

 果たして、滋賀県は、どうでしょうか?
年度末 黒字転換は5年後か
 滋賀県が最大出資者の株式会社「滋賀食肉市場」(近江八幡市)が、昨年四月に開業した滋賀食肉センターの業務を担ってから初年度となる本年度末の決算で、約1億円の赤字になることが分かった。当初は約六百万円の赤字としていたが、解体の受け入れ家畜頭数が不足して赤字幅が拡大している。 滋賀県議会の環境・農水常任委員会で、参考人招致された同社の太田剛社長が明らかにした。 同社は解体処理の手数料などが収入の柱。県や同社によると、本年度はウシ10,200頭、ブタ12,000頭を受け入れる計画だったが思うように集まらず、ウシで8,300頭、ブタで8,150頭にとどまる見込みだ。 当初計画では新年度から黒字に転換することになっているが、太田社長は「まだ赤字が出る」と説明。「5年後(2011年度)には黒字にしたい」と述べた。同社が四月から12月に手掛けたブタ解体では、解体したブタ6073頭のうち1,014頭は研修用として処理した。県は研修の補助として千四百万円を支出するが、県議からは「損失補償ではないのか」と指摘されている。
【2008年3月15日掲載】
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/info/seiji/dousuru_shiga/080315.html

福祉施設を緊急査察 大分市消防局 神奈川の火災受け

 3人が死亡した神奈川県綾瀬市の知的障害者福祉施設の火災を受けて、大分市消防局は6月6日、市内の福祉施設を対象に緊急査察を開始した。今月中旬までに市内の35施設を調査する。
 査察対象は老人や知的障害者の福祉施設。中央消防署など市内3署の予防係が、消防設備の維持管理状況、喫煙管理態勢、従業員の防火教育状況などを調べ、不備があった場合は是正指導する。
 大分市希望ケ丘の福祉施設「ふれあいの郷 桜坂」では、中央消防署の署員らが査察を実施。職員の説明を受けながら、避難経路の確認や自動火災報知機の点検などを約1時間かけて行った。
 市消防局予防課は「各施設には防火管理を徹底してもらいたい。消火設備があるからと安心せず、引き続き注意してほしい」と話している。
続きは・・・http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/27197
2008年6月7日付 (西日本新聞)

2008年6月4日水曜日

Tシャツ:通所者デザイン、発売--城里の障害者福祉作業所 /茨城

 城里町の障害者福祉作業所「つくし」は、通所者がデザインしたTシャツの販売を始めた。
売り上げは経費を除き、すべて通所者の給与となる。施設を運営する町社会福祉協議会は「町内外の人に広く着てほしい」と呼びかけている。
 「つくし」には町内の10~30代の知的障害者ら10人が通う。
通所者が施設のカレンダー用に描いた絵をプリントしたTシャツを職員用に作ったところ、町民から予想外の反響があり「通所者の創作活動の励みになる」と100枚を作成した。
 ライオンをモチーフに、色彩豊かなモザイク調に仕上げた作品などデザインは12種類あり、各1800円。問い合わせは同協議会(029・288・7013)へ。【八田浩輔】
2008年6月3日付(毎日新聞))

2008年6月3日火曜日

後期高齢者医療の保険料、「所得割」も軽減…与党合意

「均等割9割減」新設
 75歳以上を対象とした後期高齢者医療制度(長寿医療制度)に関する与党の作業チームは2日、幹部会を開き、修正案について大筋で合意した。
 保険料の負担軽減に関し、加入者が定額で負担する「均等割」部分に新設する「9割」減額の対象は、年間収入が国民年金モデル額(約80万円)以下の低所得者に限定し、来年度から全面実施する。今年度については、10月以降の保険料を免除する方向だ。比較的所得の多い加入者には、所得に比例する「所得割」部分について何らかの軽減措置を講じることで一致した。
 与党は3日にも、作業チームの会合で最終案をまとめる。来週中に、必要な財源額も含めた政府・与党案を正式決定する運びだ。
 保険料の「均等割」減額は現在、所得に応じて3段階となっている。新たに80万円以下の人を「9割」減額とすることで減額措置は4段階となる。
 「9割」減額を新設するには市町村のシステム改修に時間がかかり、10月の徴収分からしか間に合わず、10月から来年3月までは保険料を免除し、差額を相殺することにした。これにより今年度の実際の減額割合は「8割5分」となる計算だ。
 また、年間の年金収入が153万円超の人からかかる「所得割」部分の軽減措置については、同153万超~208万円以下の加入者に対し、東京都が実施している年収に応じ段階的に軽減する方式を採用する案があった。しかし異論もあり、各都道府県が軽減措置の必要性を独自に判断する案も検討することにした。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kaigo_news/20080603-OYT8T00293.htm
2008年6月3日付(読売新聞)

教育ルネサンス シリーズ

特別支援
(10)[読者の声]「理解されない」嘆き

 読者から連載に共感する声が相次いだ。
 学習障害を自ら公表した教師の記事(24日付)に、「同じようなことを思う人がいたんだと心に響いた。子供たちに勇気を与える告白」と兵庫県の村上愛さん(24)。人と同じことができずにコンプレックスを感じ、中学まで不登校だったが、自分が発達障害の可能性が高いと分かり、記事と同様、頭の中のもやが晴れたという。療育の現場でそうした子を支えたいと、臨床心理士を目指して勉強中だ。
 大阪府内の中学校で特別支援教育コーディネーターを務める志村克己さん(55)は、現場では人も金も足りないと指摘する。専門図書の購入費、研修会の参加費など、この5年の持ち出しは100万円近く。「生徒のために特別支援教育を進めようとすればするほど、教師の物心両面の負担が増える仕組みになっている」
 発達障害の子を持つ奈良県の母親(40)は、教師や保護者の理解の低さを嘆いた。学童保育の指導員から障害に関する個人情報をほかの保護者に漏らされるなど、つらい体験を重ねてきた。「障害を理解せず、差別的言動をする教師や保護者に傷つけられた親は少なくない」
 このほか「特別支援教育に意欲的に取り組む学校はまだ一部」との不満が、多くの親から寄せられた。
 誰もが発達障害を正しく理解し、子供の個性として尊重できるような教育が必要とされている。
就労へ「まず長所ほめて」
 「卒業後の就労を見据えた支援を」。「LD親の会けやき」副会長の新堀和子さん(56)(東京都八王子市)が強調するのは、このことだ。
 集団生活になじめず、席に座っていられない--長男(31)は小学4年生になる直前、学習障害(LD)と診断された。ショックだったが、どこかほっとした部分もあった。「1歳を過ぎたころから抱き続けてきた悩みに答えが出た。『これからは社会性の勉強だ』という主人の言葉が胸に響いた」
 6年生から2年間、福島に山村留学させた。本人も希望したが、寮生活でいじめに遭う。どんなに努力しても漢字が書けずに悩む姿を見かね、学習障害だと伝えたのは中学2年。「障害だからできないんだよ」とふてくされ、しばらくは荒れた日々が続いた。
 専修学校を出て、自動車整備士として小さな会社に就職。発達障害は隠していたが、相手の表情を読めず、約1年で退社した。肩を落とす姿を見て、「障害者手帳を取ろうよ」と声をかけた。
 長男は今、一人暮らしをしながら派遣会社で働く。趣味のカメラを楽しみ、手話サークルにも参加する。「自分を障害者だと思っているわけじゃない。でも、手帳を持つことで助かっている。こんな生き方でもいいんじゃないかな」。そう話す長男を頼もしく感じる。
 発達障害の子の就労問題については、まだ手が着いていないのが現状。企業がもっと積極的に支援にかかわるべきと要望する。「特別支援教育という形はできあがったが、中身を充実させていくのはこれから。まずは子供のよい所を見つけてほめ、自己肯定感を高めてあげてほしい。そうすれば子供は自信をつけていくから」聞き手・保井隆之
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20080531-OYT8T00206.htm
2008年5月31日付(読売新聞)

特別支援
(9)共感生む 学び合いゼミ

星槎大学のスクーリングでは学生の自己紹介が延々と続いた(横浜市で)
 ハンデのある学生も、ハンデのある子の親も一緒に学ぶ大学がある。
 自己紹介が、昼休みをはさんで延々と続いた。今月11日の日曜、通信制の星槎(せいさ)大学の横浜市内にあるスクーリング(面接授業)会場に21人の学生が集まった。丸1日続くプロゼミと呼ばれる授業だった。
 自己紹介の目的は、各自の経歴や抱負を聞いた上で、7月に提出するリポートのテーマを決めることだ。21人中16人までが女性で、年齢層は10代から60代までと幅広い。自己紹介で明かされる個々の複雑な事情に、担当の高津茂・准教授(58)が丁寧にコメントしていく。
 中でも目立つのは、発達障害の子供を育てた母親と、不登校など、紆余曲折(うよきょくせつ)を経て入った大学の系列校、星槎国際高校出身の若者だ。
 「小学生の子供の発達障害のことを、実はよくわからないで育ててきました」と元看護師の女性が体験談を交えて告白、別の母親が共感の涙を流した。
 鈴木達也さん(19)は、星槎国際高校に入る前、別の高校に入学して数日でいじめを受け、うつ病に苦しんだ経験を持つ。「僕は星槎に救われた人間です。カウンセラーか星槎の教師になりたい」。今度は高校の校長を兼ねる高津准教授が「うれしいねえ」と涙ぐんだ。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20080530-OYT8T00225.htm
2008年5月30日付(読売新聞)

特別支援
(8)弱視教育 LD児に光明


 弱視教育の指導法を、学習障害(LD)児に応用している盲学校がある。
 たくさんの図形が描かれた絵の中から、三角やひし形などを見つけ出し、色鉛筆で塗っていく。北海道旭川盲学校(旭川市)の教室で、小学2年生の陸君(仮名)は、黙々とドリルをこなしていた。
 陸君が取り組んでいたのは視覚認知のトレーニング。漢字の部首など、細部の形に注意が向くようにするのが目的だ。元々は弱視教育のために考案された指導法だが、読み書きが苦手なLDの子にも有効だ。
 近くの小学校の通常の学級に在籍する陸君は算数は得意だが、国語が大の苦手。ひらがなの「あ」など、線がたくさん交差した字が上手に書けない。昨年末から月1回のペースで放課後、旭川盲学校の教育相談へ通っている。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20080529-OYT8T00244.htm
2008年5月29日付(読売新聞)


特別支援
(7)入学前に園児個別指導

 円滑な就学のため、幼児を通級指導する小学校がある。
 エアコンがよくきいた個別指導の教室。体温調節が苦手な幼稚園年長の太陽君(仮名)はひんやりした空気が流れる中、ピンセットで同じ色の小さい玉をつまみ、ビニール袋に詰める作業に没頭していた。
 課題を上手にやり終えるたび「イェーイ」と声を上げながら、相川陽子教諭(52)とハイタッチを交わす太陽君。ごほうびのゲームをねだると、「負けることもあるんだから、勝てなくても怒らないんだよ」と相川教諭がやんわりとくぎを刺した。
 群馬県館林市立第二小学校で行われる情緒障害学級通級指導教室の幼児部の授業。相川教諭はその専任だ。集団行動が苦手で、ゲームには勝たないと気がすまない太陽君は週に1回、幼稚園が終わった後、ここに通っている。
 指導は遊びも上手に取り入れながら、集団生活でのルールを身に着けられるようにしているのが特徴だ。様々なおもちゃに目移りする太陽君に、「時間は限られているから、やりたいものを考えて決めるんだよ」と、黒板に掲げた時計の絵を指す相川教諭。「約束や時間を守れるようになり、集団生活にも適応できるようになってきた」と、同席する母親に笑顔で報告した。

続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20080528-OYT8T00204.htm
2008年5月28日付(読売新聞)

特別支援
(6)席の隣で苦手サポート

 
 発達障害の子供を教室で支える仕組みが広がる。
 机に置かれたキュウリの苗に、真剣なまなざしが注がれる。葉っぱを裏返したり、においをかいだりしながら、気づいた点をノートに記していく子供たち。「発表したい子はいますか」との担任の言葉に、真っ先に手を挙げたのは拓也君(仮名)だった。
 「葉が緑。ざらざらしている……」とノートを読み上げていく拓也君。「葉がアリに食べられやすい」との発言に、「アリは葉っぱを食べるんですか」と質問が出た。なかなか答えられないのを見かね、拓也君の横についていた特別支援教育支援員の女性(45)が「ギザギザした形が、アリが食べたように見えたんだよね」と助け舟を出した。
 長野市立三本柳小学校の2年生の国語の授業。広汎(こうはん)性発達障害がある拓也君は対人関係を築くのが苦手で、漢字の勉強が不得意だ。4月から支援員がサポート役として授業に入る「入り込み指導」が行われている。
 「授業が分からないと教室から出ていってしまうこともあった。隣について指示を出してもらうと、集中して意欲的に取り組む」と担任。支援員も「気づいた点がたくさん書けたので満足していた。集団の中での支援なので、トラブルが起きた時の、ものの言い方も教えられる」と話す。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20080527-OYT8T00199.htm
2008年5月27日付 (読売新聞)

後部座席ベルト、もみじマーク…6月1日から義務化

 改正道路交通法が6月1日から施行され、75歳以上のドライバーの「もみじマーク」表示や後部座席のシートベルトの装着が義務化される。
 このうち、もみじマークを巡っては、75歳以上が対象となる後期高齢者医療制度と同様、「高齢者いじめだ」と批判が噴出し、警察庁は来年6月まで摘発しないとの方針を発表した。デザインにも「枯れ葉を連想させる」と不満が出ており、法改正通りに普及が進むかどうかは不透明だ。
 現行の道交法では、もみじマークの表示は70歳以上のドライバーの努力義務で、マークなしで運転しても摘発されなかった。改正道交法では75歳以上が表示を怠った場合、違反点数1点と反則金4000円。一般車には、もみじマークを表示した車への保護義務が課せられ、幅寄せなどをした時は違反点数1点と6000円の反則金が科される。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080531-OYT1T00407.htm?from=nwlb
2008年5月31日付( 読売新聞)

2008年6月2日月曜日

神奈川の障害者施設全焼、3人死亡 50~60代、1人は重傷

 6月2日午前2時25分ごろ、神奈川県綾瀬市寺尾北1、自立支援施設「ハイムひまわり」から出火、木造2階建て共同住宅約320平方メートルを全焼、隣接する2階建て住宅1棟も全焼し、3棟の一部を焼いた。焼け跡から男女3人が遺体で見つかったほか、男性(51)が肺などをやけどする重傷を負った。
 大和署などの調べでは、同施設2階に住む磯崎昭さん(57)、角田和之さん(60)、松本幸子さん(69)の3人が行方不明。遺体はこの3人とみて、身元確認を急いでいる。
 同施設は社会福祉法人聖音会(同県鎌倉市)が運営。もともとアパートだった建物を2階6部屋、1階2部屋の自立支援施設に改造し、死傷した4人を含む50-60代の知的障害者の男女7人が共同生活していた。残る女性3人は避難し無事。大家の家族も居住しているが、出火当時は留守だった。
 7人は同施設で生活しながら、聖音会が綾瀬市で運営する知的障害者施設「綾瀬ホーム」に通うなどしていた。
続きは・・・http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008060202014515.html
2008年6月2日付(中日新聞)

福祉車両「タントスローパー」をフルモデルチェンジ

 頭上や足元が窮屈にならないよう、車いす用の空間を拡大。車いす乗降部の開口高さを広げたほか、ガイド付きスロープを採用し、乗降時の利便性を高めた。660cc3気筒NAエンジン。リヤシート付き仕様(本体価格153万円)、とリヤシートレス仕様(同149万5000円)を用意。販売中。
ダイハツ工業TEL0070・800・874040
2008年6月2日付(産経新聞)

2008年6月1日日曜日

後部座席のベルト義務化 改正道交法1日施行

 後部座席のシートベルトや75歳以上のドライバーに高齢者マーク(もみじマーク)の表示などを義務付ける改正道交法が6月1日、施行された。
 ともに違反者に行政処分などが科されるが、着用率や表示率が低いことなどから、警察庁は当面摘発を見送るよう全国の警察本部に指示している。後部座席のシートベルトは、高速道路での違反者に対し行政処分の1点を科す。
 観光バスやタクシーで乗客が未装着の場合、運転者が処分対象になる。一般道での違反者には処分はなく、(妊婦なども免除される。)今秋の全国交通安全運動終了時までは、悪質なケースを除いて摘発されない。
 75歳以上の普通自動車の運転者に義務付けるもみじマークは、表示をしていない違反者に行政処分の1点と反則金4,000円が科されるが、後期高齢者医療制度(長寿医療制度)と同様の批判を与党が懸念した影響などで、1年間は指導だけにとどめた。
続きは・・・http://www.47news.jp/CN/200805/CN2008053101000437.html
2008年6月1日付( 共同通信)