2011年2月25日金曜日

NZ地震、死者113人に 日本人1人の無事確認

 【クライストチャーチ=柳迫勇人】

 ニュージーランド・クライストチャーチ市で起きた地震で、地元の警察当局者らは25日午前10時30分(日本時間同6時30分)から記者会見し、全体の死者数が同日早朝時点から11人増え113人になったと発表した。遺体の身元特定作業は難航しており、新たに身元が判明した人はいない。

 日本人の行方不明者について、日本の外務省は同日午前、個人留学生1人の無事が確認されたと発表、安否不明の日本人は26人となった。日本政府は25日、ニュージーランド地震の復興支援のため、同国に50万ドルの緊急無償資金協力を実施することを決めた。

 ニュージーランドのマカリー外相は同日午後1時30分(日本時間同午前9時30分)に被災地クライストチャーチ市内で記者会見し、「厳しい結論を示さなければいけない時期がきている」と述べ、行方不明者の生存可能性について悲観的な見方を示した。

 被災地では依然200人前後が行方不明。現地には日本など海外から不明者の家族が相次いで到着しており、地元当局は連絡窓口を設けた。パーカー市長は「あなた方の家族はわたしたちの家族だ」と呼び掛け、支援を約束した。

 日本人多数が研修していた語学学校「キングス・エデュケーション」の入ったCTVビルについては、捜索救助の当局者が「捜索を続けている」と述べた。

2011年2月25日付(日本経済新聞)

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http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E0E7E2E2868DE0E7E2E0E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;at=DGXZZO0195570008122009000000;av=ALL

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