2011年2月11日金曜日

近畿中四国で雪、交通混乱 大阪市内では3年ぶり3センチ

強い冬型の気圧配置となった11日、大阪市内で2008年以来の積雪を観測するなど近畿、中四国各地で雪が降り、阪神高速が大阪府内の全線で通行止めとなるなど、交通機関に混乱が出た。

 気象庁によると、低気圧が発達しながら四国沖を東へ通過したため、中国大陸から寒気が流入。近畿地方は10日夜から平野部でも降雪が続き、11日午前9時現在で大阪市内で3センチ、奈良市内で5センチの積雪。高松市内でも5センチを観測した。

 高速道路各社によると、大阪府内では11日朝から阪神高速の全線や阪和道の一部が通行止めになったほか、京都府や兵庫県、和歌山県でも一部が規制。四国4県では10日夜以降、高松自動車道などの各高速道路が通行止めとなった。

 鉄道では、11日午前6時50分ごろ、奈良県大和高田市のJR高田駅で雪の影響でポイント故障が発生、和歌山線が一時運行を見合わせた。広島県と島根県を結ぶ木次線なども運休。一部私鉄でもダイヤに遅れが出た。

 気象庁によると、西日本では12日も降雪が見込まれ、同午前6時までに予想される積雪は、近畿地方の多いところで15センチ、同じく四国地方で10センチ、中国地方で20センチ。強い風も伴うとみられ、気象庁は「路面の凍結や激しい突風などに注意してほしい」としている。

2011年2月11日付(産経ニュース)

続きは・・・http://sankei.jp.msn.com/life/news/110211/trd11021111060014-n1.htm

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