2009年9月29日火曜日

病院への出産一時金支払い、導入を半年猶予

 長妻厚生労働相は29日午前の閣議後の記者会見で、10月から開始予定だった出産費用を公的負担で病院に直接支払う新制度について、全国一斉の開始を見送り、病院側に半年間の導入猶予を設けると発表した。
 現行制度では、親が退院時に出産費用を医療機関に支払い、その後、健康保険組合などの公的医療保険から公的負担の出産育児一時金(38万円)を受け取る仕組みとなっている。
 新制度では、一時金を42万円に増額したうえで、医療保険から病院に直接一時金を支払い、妊婦は手元に現金がなくても出産ができるようになる。
 ただ、新制度では医療保険からの支払いに時間がかかるため、医療機関側から、資金繰りが悪くなるとの懸念が出されていた。
2009年9月29日付(読売新聞)
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090929-OYT1T00628.htm

2009年9月27日日曜日

新型インフル、ピーク時も病床に余裕…厚労省調査

 新型インフルエンザ対策で、厚生労働省が全国の医療機関の稼働状況を調査したところ、病床数で約14万床、人工呼吸器も約1万6000台の余裕があり、いずれも流行のピーク時に必要と想定される数を上回っていることがわかった。
 重症例の増加など状況次第で不足する可能性もあり、同省は都道府県に対し、地域に即した医療体制の整備を求めている。
 新型インフルエンザ患者の入院診療を行う医療機関について、今月初め時点で調査し、鹿児島県を除く46都道府県が回答した。
 一般病床、感染症病床などを合わせた病床数は72万2091床。57万9756床が使用され、14万2335床が空いていた。同省は、ピーク時の入院患者を4万6400人と想定しており、「病床数の面からは対応できる」と見ている。
2009年9月27日付(読売新聞)
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090926-OYT1T00766.htm

2009年9月26日土曜日

酒井被告が思い出の部屋から夫の荷物整理

 覚せい剤取締法違反(所持、使用)で起訴された女優酒井法子被告(38)が25日、結婚前に購入した東京都世田谷区のマンションから、夫で自称プロサーファー高相祐一被告(41)の荷物を運び出させた。新婚生活を送った思い出の部屋から、夫の持ち物を追い出すことで、離婚へ向けての準備が始まったようだ。高相被告の荷物は、サーフボードなど、レジャー関連のものがほとんどだった。
 午後1時半ごろ、レンタカーの2トントラックがマンションの裏口に到着した。約2時間半後、運び出された荷物は大量だった。段ボールは20箱以上で、油性ペンで「男クツ」「男服」などと書いてあり、酒井被告の関係者は「(誰の荷物かは)見て判断してくださいよ」。高相被告の荷物であることは明らかだった。
 さらに、ボードと名が付くものが次々と出てきた。サーフボード28枚をはじめ、スケートボードは20枚以上、ボディーボード約10枚、スノーボード、キックスケーター。ほかにもダイビング用品や筋トレ用のベンチ、バーベルなどがあった。
 ほかにニューカレドニア、フィジー、グアムなどのガイドブック、育児雑誌や子育て本など数百冊の書籍、漫画などが積み込まれた。正午すぎにも別の2トントラックが出発しており、2台分が運び出されたことになる。荷物は高相被告の両親の関係先に運ばれたという。
 酒井被告の関係者が立ち会いのもと、搬出作業は、高相被告の父親が経営するスキーショップのスタッフらが行った。酒井被告が高相被告に引き取りを要請し、三くだり半を突きつけたようにも見えた。
 世田谷区のマンションは酒井被告が結婚前に購入、99年に結婚した高相被告と数年間暮らした。04年に南青山に引っ越してからは、出入りはなかった。
2009年9月26日付(ニッカンスポーツ)
続きは・・・http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20090926-548038.html

2009年9月24日木曜日

全精社協元次長を横領容疑で聴取 政治家に数百万円?

 全国の障害者施設で組織する社会福祉法人「全国精神障害者社会復帰施設協会」(全精社協、事務局・東京)が国の補助金を流用するなど不正な経理をしていた問題で、大阪地検特捜部は24日、協会の資金を着服したとする業務上横領容疑で逮捕状を取った会計担当の元事務局次長(58)=さいたま市北区=に任意同行を求め、事情聴取に踏み切った。自宅の家宅捜索に入り、午後にも逮捕する方針。
 特捜部は、元次長が国の補助金や加盟する施設の年会費を死亡した元職員の口座にプールするなどして協会の裏金をつくり、一部を着服したとみている。特捜部は協会が政治家のパーティー券を購入した領収書なども入手しており、裏金から少なくとも数百万円が政治家らに流れたとみて追及する。
 特捜部の調べによると、元次長は05年から昨年までの間、全精社協の口座から複数回にわたって現金を引き出し、計約1千万円を着服した疑いがある。馬券の購入など私的流用が確認されているという。横領総額は1千数百万円にのぼるとされる。
 特捜部の調べでは、元次長は昨年11月に退職するまでの約6年間、国の補助金や加盟する障害者施設の年会費などが入金される複数の口座を管理していた。05年ごろからは、03年に亡くなった元女性職員の口座を経て、元次長の個人口座に資金が移動されていたという。
 また特捜部は、厚生労働行政に詳しいとされる前自民衆院議員のパーティー券を07年度に協会の資金で120万円分購入したとされる領収書を、すでに全精社協側から入手している。特捜部は協会の現金が引き出された形跡などから、元次長が捻出(ねん・しゅつ)した裏金の少なくとも数百万円がこうした資金に使われた可能性があるとみて調べる。
 これまでの特捜部の調べでは、全精社協が障害者自立支援の調査・研究目的で厚労省から受け取った07、08年度の補助金計5千万円余りの大半が、運営する精神障害者支援施設「ハートピアきつれ川」(栃木県さくら市)の人件費などに流用された疑いも判明。特捜部はこの点についても立件の方針を固めている。
2009年9月24日付(朝日新聞)
続きは・・・http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200909240072.html

全国一斉、巨人Vセールでフィーバー

 プロ野球・読売巨人軍のセントラル・リーグ3連覇から一夜明けた24日、全国の三越やプランタン銀座などで優勝セールが始まり、大勢の買い物客が詰めかけた。
 東京の日本橋三越本店前では午前10時の開店前から300人を超える客が列を作った。原辰徳監督の背番号「88」にちなんだ割引価格でネックレスや腕時計などが販売されたほか、全国で先着10万人に配られる原監督のイラスト入りミニタオルを受け取った客らが、優勝までの軌跡を紹介する写真展に足を止めていた。母親と訪れた東京都新宿区の高校1年椎名裕城君(15)は「僕はグッズやパネル展示が、母はセールが楽しみ」と喜んでいた。
 東京・有楽町のプランタン銀座では店内商品の1割引きセールなどが行われた。千葉県四街道市の主婦、渡辺未央さん(21)は「こういう景気の悪いときだからこそ、優勝セールはうれしい」と声を弾ませた。
 このほか、イトーヨーカドーや伊勢丹なども、各種優勝セールを行っている。
          
 よみうりランド(東京都稲城市、川崎市多摩区)でも24日、巨人軍のセ・リーグ3連覇を祝う特別イベントが始まった。
 帽子やメガホンなど巨人軍の公式グッズを入り口で見せると、入園料(大人1600円、子ども800円)が30日まで無料になる。
 巨人の帽子をかぶった子ども2人と訪れた神奈川県厚木市愛甲の主婦、星山恵さん(39)は「日本シリーズも制覇し、V9時代の強い巨人を超えてほしい」と話していた。
2009年9月24日付(読売新聞)
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/news/20090924-OYT1T00521.htm?from=navlp

新型インフルエンザ:大阪の70代女性死亡

 大阪府は23日、新型インフルエンザに感染した同府岸和田市内の70代の女性が死亡したと発表した。府によると、女性の死因はインフルエンザ肺炎で、国内の新型インフルエンザ感染者の死亡は疑い例を含めて計19人になった。女性は白血病などを患っていたという。
2009年9月24日付(毎日新聞)
続きは・・・http://mainichi.jp/select/science/news/20090924ddm041040036000c.html

のりピー退院後の準備着々?

 覚せい剤取締法違反の罪で起訴され、現在都内の病院に入院中の女優・酒井法子被告(38)が、東京・南青山の自宅マンションから荷物を出していると、テレビ朝日の「スーパーJチャンネル」が21日、報じた。
 退院後は、保釈時の身元引受人となった継母が所有するとみられる東京・世田谷区内のマンションに身を寄せるといわれており、その準備を着々と進めているようだ。
 また、酒井被告は17日の保釈後、入院先の病院で息子と対面を果たしているが、同番組によると同じ罪で起訴された夫の高相祐一被告(41)は、警視庁渋谷署に拘置されている時から、何度も息子に手紙を出しているが、16日に保釈されたものの、いまだ息子と対面できていないという。
2009年9月22日付(デイリースポーツ)
続きは・・・http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090922-00000002-dal-ent

2009年9月23日水曜日

前原国交相、政策変更について謝罪

 群馬県の八ッ場ダムを視察に訪れた前原国土交通大臣は、政策の変更について謝罪した上で、地元自治体に意見交換会への参加を求めました。 前原大臣はダム建設現場を視察後、群馬県知事や地元・長野原町の町長らにあいさつを行いました。 「住民の皆様方のご心労をわずらわせて、そしてご迷惑をおかけしていることに、担当大臣として率直に心からおわびを申し上げたいと思います。申し訳ございません。皆様方からのお言葉については、100%うかがって帰ろうというふうに思っております」(前原誠司国交相) 前原国土交通大臣はこう述べ、地元が望む新たな生活再建策などを聞かせてくれるよう求めました。 しかし、建設中止の白紙撤回を訴えていた町長らは、これまでの国との約束を守って欲しいと要望し、意見交換会には参加しないとして、地元としての要望書を手渡しました。このあと前原大臣は、今後の方針などについて記者会見を行う予定です。
2009年9月23日付(TBS NEWS)
続きは・・・http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4241348.html

臓器移植:優先提供「配偶者と親子」に限定へ 厚労省方針

 厚生労働省は、改正臓器移植法に盛り込まれた脳死者の臓器を優先提供する親族の範囲について「配偶者と親子」に限定する方針を固めた。改正法は10年7月に全面施行されるが、親族への優先提供は1月に施行されるため、厚労省は年内に省令とガイドラインを改正する。
 改正法では脳死した場合、臓器提供者(ドナー)の書面での意思表示により親族に優先提供できることになった。この親族について厚労省は、法改正を巡る国会の審議で改正案を提出した議員が答弁した範囲を尊重した。
 改正法では、ドナー本人が生前に拒否していないか意思が不明な場合、家族の同意だけでも脳死下で臓器提供できる。この家族の範囲については、現行制度と同様に「両親や祖父母など2親等以内か同居の家族」とする方針を固めた。
 今後、脳死臓器提供への本人の意思確認や臓器別の移植者選定などの手続き、普及啓発などについて検討する九つの作業班を設置。小児の脳死判定基準などについても研究班で検討する。【河内敏康】
2009年9月23日付(毎日新聞)
続きは・・・http://mainichi.jp/enta/shougi/news/20090917k0000m040023000c.html

インフルエンザ脳症で7歳死亡…滋賀県

 滋賀県は22日、新型インフルエンザに感染した同県守山市の小学1年の男児(7)が死亡したと発表した。死因はインフルエンザ脳症。
 疑い例を含めた新型インフルエンザ感染患者の死者は18人目で、男児は最年少となる。
 男児は以前から、数か月に1度、原因不明の発熱を起こす周期性発熱症候群の疑いがあると診断されていた。
 県によると、男児は19日朝、38度台の発熱とせきの症状を訴え、夕方、県内の病院で解熱剤「アセトアミノフェン」などを処方された。20日になっても40度台の高熱が続き、自宅近くの診療所で、新型インフルエンザ陽性と判明した。
 別の病院に入院し、タミフルの投与を受け、集中治療室(ICU)で人工呼吸器を付けて治療が行われたが、意識障害などの症状が出るなど容体が悪化。その後、大津市の滋賀医科大付属病院に転院し治療を受けたが、21日夜、死亡した。

インフル脳症 小児発症注意
 滋賀県の男児(7)の死因となったインフルエンザ脳症は、季節性インフルエンザでも幼児を中心に発症し、死亡率は1割に上る。今後、新型インフルエンザに感染した幼児が増えれば、脳症による死亡者も増加する恐れがある。
 インフルエンザ脳症は、ウイルスによって免疫系が過剰反応し、脳が腫れた状態になる病気。日本人など東アジア人に多く、1~6歳の小児が発症しやすい。
 厚生労働省によると、今月15日までに新型インフルエンザでインフルエンザ脳症などの急性脳症と診断され、入院した人は20人。日本小児科学会は、発熱などインフルエンザの症状に加え、〈1〉呼びかけに答えないなど意識の低下〈2〉30分以上のけいれん発作〈3〉意味不明の言動――などが見られたら、速やかに医療機関を受診するよう呼びかけている。
 同学会の横田俊平会長(横浜市立大教授)は「当面、対処法は早期のインフルエンザ治療薬投与しかない」と言う。効果の強い一部の解熱剤は症状を悪化させるため、解熱剤の使用は医師との相談が必要だ。
2009年9月23日付(読売新聞)