2011年3月1日火曜日

入試問題投稿、ヤフーに接続記録提出を要請

京都大や早稲田大など4大学の入試問題が試験時間中、「YAHOO!JAPAN(ヤフージャパン)」が運営するインターネット掲示板「ヤフー知恵袋」に投稿された問題で、警視庁と京都府警は1日、ヤフーに対し、掲示板への接続記録などの提出を求めた。

 ヤフー側は捜査に協力する意向を示しており、警視庁などの捜査当局は入手した接続記録などをもとに、入試問題を投稿した人物の特定を進める。

 問題の人物は「aicezuki」のハンドルネームで、昨年12月22日~今年2月26日、同志社大、立教大、早稲田大、京都大の試験問題など27件の質問を投稿。投稿には携帯電話が使われ、入試問題については試験時間中に送信が行われていた。

 捜査関係者やヤフーによると、こうした投稿の際には、ヤフー側にアクセス履歴が残り、接続日時などのほか、接続した携帯電話のIPアドレス(ネット上の住所)や、一台一台に割り振られた識別番号などが記録される。

2011年3月1日付 (読売新聞)

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