2009年2月19日木曜日

まごころ1杯召し上がれ 京滋の17店、作業所みそで創作ラーメン

京都市右京区の共同作業所を応援しようと、京滋の17のラーメン店が2月1日から1カ月間、同作業所製のみそを使った独自メニューを販売するイベントを開く。各店は「社会貢献だけでなく、このみそを使って新しい味を提供したい」と張り切っている。
 使われるみそは、右京区西院高田町のみやこ西院作業所が作る「まごころ」。塩分を控え、国産の材料にこだわった仕上がりにファンも多いが、販路の拡大が課題となっていた。
 イベントは、みその存在を知ったラーメン愛好者の奥田篤志さん(35)=上京区=が、知人のラーメン店主らに持ちかけたのがきっかけ。地域に貢献し、新メニューで各店競演する試みに、京都府内の10店、滋賀県内の7店が参加を申し出た。
 上京区丸太町通千本西入ルのラーメン店が、みそを使った焼きそば状の「焼きラーメン」を考案したのをはじめ、2月28日までの期間中、各店オリジナルのみそラーメン、みそ空揚げなど趣向を凝らしたメニューを出すという。
 奥田さんは「不況でラーメン店も厳しいと聞き、ファンとして大好きな京都ラーメンの活性化にも協力したかった」といい、「各店がどんなアイデアを見せてくれるか今から楽しみ」と期待を寄せる。
 みやこ西院作業所の羽根田晴美施設長は「みその品質に自信はあったが、これまで宣伝が難しかった。ラーメン店の協力を得られてうれしい」と喜んでいる。  参加するラーメン店や、みその問い合わせは同作業所TEL075(321)8880。
2009年1月29日付(京都新聞)
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009012900121&genre=K1&area=K00

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