2010年5月2日日曜日

徳之島3町長、首相と会談へ=拒否一転、連休明けに東京で-普天間

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で、鹿児島県・徳之島の伊仙、天城、徳之島の3町長は1日、鳩山由紀夫首相との会談に応じる方針を決め、県を通じ政府に伝えた。連休明けの6日から9日のいずれかに東京で会談する方向で調整しており、2日に日程が決まる見通しだ。 
 3町長は当初、会談を拒否する方針だった。しかし、首相が徳之島に影響力を持つ徳田虎雄元衆院議員と4月28日に会談し、同島への一部ヘリ部隊や訓練の移転案を説明し、協力要請したことを考慮。3町長は1日「直接反対の意思を伝える必要がある」との認識で一致した。
 また、首相との会談に伊藤祐一郎鹿児島県知事と地元選出で自民党の徳田毅衆院議員の同席を求めることを決めた。  
 首相は1日夕、徳之島3町長が会談に応じることについて、熊本県八代市で記者団に「大変ありがたい。できるだけ早い時期に会いたい」と述べたほか、会談場所にはこだわらない考えを示した。首相は3町長にヘリ部隊移転などへの理解を求める考えだが、3町長の反対姿勢は強く、会談は物別れに終わるとみられる。 
 一方、首相は4日の沖縄訪問に関し、「住民と対話をしたいと思っている。県民の気持ちをしっかり受け止めるのが政治だ。その機会を持ちたい」と述べ、住民との対話集会を開くことを明らかにした。
2010年5月2日付(時事ドットコム)
続きは・・・http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&rel=j7&k=2010050100272

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