2010年5月27日木曜日

ウイルス28タイプが国内侵入 新型インフル

 昨年春に発生が確認された新型インフルエンザのウイルスは、遺伝子レベルで少なくとも28のタイプが同年9月下旬までに国内に侵入していたとの解析結果を、国立感染症研究所感染症情報センターの椎野禎一郎主任研究官らが26日まとめた。
 これら28タイプは、それぞれ独立して海外から国内に侵入したらしい。また、国内発生初期の昨年5月に神戸や大阪で広がったタイプはその後、根絶されたもようで、発生当初に実施された大規模な学校閉鎖の効果とみられるという。
 椎野さんらは、国内各地で昨年5月8日~9月20日までに採取された新型インフルエンザウイルス75検体と、世界各地で採取された163検体の計238検体について、遺伝子の塩基配列を分析した。
 その結果、世界中で広がっているウイルスは、4タイプに大きく分類された。
 その上で、国内で検出されたウイルスを遺伝子のわずかな違いによってさらに細かく分類したところ、各地で集団発生を起こした12のタイプと、単発で検出された16のタイプの計28タイプに分けることができた。
2010年5月27日付(47NEWS)
続きは・・・http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010052601000673.html

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