2010年5月5日水曜日

子供の推計人口:15歳未満、29年連続で減少 全体の13.3%、過去最低

 総務省は4日、「こどもの日」に合わせ、4月1日現在の15歳未満の子供の推計人口を発表した。前年比19万人減の1694万人で、82年以来29年連続で減少。総人口に占める割合も前年より0.1ポイント低い13.3%と75年から36年連続で低下し、いずれも過去最低を更新した。
 男女別では、男子868万人(前年比9万人減)、女子826万人(同)。3歳ごとの年齢別では、12~14歳356万人▽9~11歳355万人▽6~8歳338万人▽3~5歳320万人--と年齢が下がるほど減少傾向にある。0~2歳は325万人と3~5歳より多かったが、05~06年にかけて「団塊ジュニア」にあたる20~30代の初婚率が増加したことに伴い、出生数が増えたことなどの影響とみられる。
 都道府県別(09年10月1日現在)では、前年比で増えたのは東京都のみ。子供の割合は沖縄が17.7%と最も高く▽滋賀15%▽愛知14.6%と続いた。一方、最も低かったのは秋田の11.2%で東京11.9%▽北海道12%の順だった。子供の割合は世界最低水準となっている。
2010年5月5日付(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100505ddm041040002000c.html

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