2010年8月24日火曜日

遺族年金 不正受給容疑で告訴

 東京・足立区で111歳とされていた男性とみられる遺体が見つかった事件で、男性がすでに死亡していたのに妻の遺族年金900万円余りを家族が不正に受給していたとして、年金を支給していた共済組合が詐欺の疑いで告訴状を提出したことが警視庁への取材でわかりました。
この事件は、先月28日、東京・足立区の住宅で、111歳で東京都内の男性では最高齢とされていた加藤宗現さんとみられる遺体が、一部白骨化した状態で見つかったものです。加藤さんは30年ほど前に死亡したとみられていますが、それ以降も本人名義の年金が支給されていたほか、6年前の平成16年に小学校の教師をしていた加藤さんの妻が死亡したあと、配偶者が対象の妻の遺族年金あわせて900万円余りが支給されていたことがわかっています。これについて、妻の遺族年金を支給していた公立学校共済組合が、平成16年には加藤さんは、すでに死亡していたのに家族が不正に年金を受給していたとして、詐欺の疑いで告訴状を提出したことが警視庁への取材でわかりました。警視庁は、すでに家族から当時のいきさつについて話を聴いていて、告訴状の提出を受けて年金が不正に受給された詐欺の疑いで本格的な捜査を進める方針です。
2010年8月24日(NHK)
続きは・・・http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100824/t10013530241000.html

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