2009年12月30日水曜日

心臓病の悠里ちゃん、米国に無事到着

コロンビア大病院入院
 重い心臓疾患で、米・コロンビア大での心臓移植を希望していた富山市の池田悠里ちゃん(6)が29日未明、米・ニューヨークのケネディ国際空港に到着した。状態は良好で、来年、同大の移植待機リストに登録され、臓器提供者を待つ。
 日本での担当医の市田蕗子・富山大付属病院教授によると、28日午前に成田空港を出発した悠里ちゃんは、29日午前0時(現地時間28日午前10時)にケネディ国際空港に到着した。その後、待機していた救急車でコロンビア大に向かい、同大の小児科棟に入院した。
 機内の悠里ちゃんは、気圧や酸素濃度の低下で一時心機能が大幅に低下したが、富山大付属病院の医療チームが強心剤を投与して対応し、安定した状態で乗り切った。現地では父親の健史さん(32)、祖母の裕子さん(60)に見守られ、手術の日を待つ。
 市田教授は、搬送直前の悠里ちゃんは心機能が通常の20%まで落ちていたと明かし、「あと2週間遅かったら搬送が難しかった。募金にご協力いただいた皆さんに深謝いたします」とコメントした。
2009年12月30日付(読売新聞)
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20091230-OYT8T00068.htm

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