2010年10月16日土曜日

退院の作業員31人に=残り2人は別施設へ-チリ落盤事故

 【コピアポ(チリ)時事】チリ北部サンホセ鉱山の落盤事故で、地下から救出された作業員33人のうち28人が15日、精密検査のため入院していたコピアポ市内の病院を新たに退院した。14日には、フアン・イジャネスさん(52)ら3人が退院しており、退院はこれで計31人。病院内には2人を残すのみとなった。 病院関係者によると、残る2人はそれぞれめまい、歯の疾患を抱えている。ただ、「病院で治療が必要なほどの複雑な問題ではない」として、現在の病院から別の施設に今後移送されるという。 病院の周りには15日も、作業員の肉声を聞こうと多くの市民や報道陣が詰めかけた。しかし、退院した28人の名前や動静は病院側からは非公表。奇跡的な救出劇の後、静かな環境下での生活復帰を後押しするため、心身への影響に最大限配慮しているとみられる。 ただ、地元報道ではこの日も退院や帰宅の様子が続々と伝えられた。肺の疾患が心配された最年長のマリオ・ゴメスさん(63)は妻と祝杯を挙げ、アリエル・ティコナさん(29)は地下にいる間に誕生した女児エスペランサちゃんを抱きしめた。
2010年10月16日付(時事ドットコム)
続きは・・・http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010101600069

0 件のコメント: