2010年12月18日土曜日

JR南草津 便利に

3月から新快速停車

JR西日本は17日、来年3月のダイヤ改正で東海道線南草津駅(草津市)に、新快速電車を停車させることを正式に発表した。大阪までは9分短い47分、京都へは3分短縮の17分で行けるようになり、停車を要望してきた地元では歓迎の声が相次いだ。

 同駅は1994年、立命館大びわこ・くさつキャンパス開設に伴い新設。1日平均の乗降客数は4万4200人で、県内では草津駅(5万5200人)、石山駅(4万8000人)に次いで3番目に多い。

 正式決定を受け、草津市の橋川渉市長は17日夕、駅前で停車周知のチラシを配り、「利用客がさらに増え、地域の活性化につながる。草津、南草津の両駅を核に街づくりを進めたい」と話した。停車を訴えてきた「新快速停車促進期成同盟会」会長の川瀬善行・市自治連合会長も「長年の夢が実った」と喜び、立命館大の川口清史総長は「大学も地域発展にさらに貢献する」との談話を発表した。

 また、嘉田知事は「京都、大阪からの到着時間が短縮でき、利便性が高まったことは大変良かった」と高く評価。立命館大が一部の学部移転を検討していることについて「理由の一つだった駅の混雑が緩和される。大学が(こうした好条件を検討の際に)考慮してくれると期待する」と語った。

2010年12月18日付(読売新聞)

続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20101217-OYT8T01175.htm

0 件のコメント: