2010年6月15日火曜日

2010 FIFAワールドカップ

1面本田なら日本は危ない!?オシム氏勝利喜び熱弁
14日に行われたサッカーW杯南アフリカ大会、日本―カメルーンの試合後、前日本代表監督のイビチャ・オシム氏が自宅のあるオーストリア・グラーツから衛星回線を通じて取材に応じ「新聞の1面がすべて本田だったら、日本は危ない」などと、監督時代と変わらぬ独特の言い回しで日本の戦いを批評した。
 オシム氏は身ぶり手ぶりを交えながら、約20分間熱弁を振るった。まずは「日本にもサッカーがあることをW杯の舞台で示した。日本サッカー界にとってポジティブな日だ」と初戦の勝利を評価した。
 決勝ゴールの本田を「港の水先案内人のようだった。船の大きさによって道案内するように、彼の位置によって前線にどんなボールが必要かチーム全体に示した」と称賛。「得点したからほめるのではない。専門外の役割を勇気を持って受け入れ、そのご褒美でゴールが生まれた」と語った。
 さらにオシム氏は「カメルーンは巨人ゴリアテで、日本は小人ダビデだった」と旧約聖書の物語を引き合いに出し「本田が(うぬぼれて)ゴリアテになってしまったら、彼と日本の未来にとって悲しいこと」と警鐘を鳴らした。
 カメルーンについては「個人プレーにとらわれていた。エトーは万能なスーパーマンではなく、彼だけで勝てるわけではない」と連係不足を敗因に挙げた。
 最後は日本の今後の戦いを展望。「オランダとデンマークは、日本が我慢強くプレーしたことを警戒する」と指摘した。これから対戦する2チームの個々の能力はカメルーンと同等だと分析。「同じような力の国に勝てたのだから、劣等感を持つ必要はない。陶酔状態にならず、冷静に反省点を分析してほしい」とエールを送った。(共同)
2010年6月15日付(報知新聞)
続きは・・・http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/japan/news/20100615-OHT1T00075.htm
グループ・日程結果表・・・http://www.yomiuri.co.jp/wcup/2010/schedule/

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