2010年9月4日土曜日

家族承諾のみ6例目の脳死、待機患者に臓器移植へ

日本臓器移植ネットワーク(東京・港)は4日、東北地方の病院に入院していた成人の男性患者が家族の承諾で脳死判定され、臓器が提供されることを明らかにした。患者本人の書面による意思表示はなかったが、7月施行の改正臓器移植法を適用した。親族優先提供ではなく、臓器が摘出され、各地で待機患者に移植される見込み。
 改正法を適用して家族の承諾のみで脳死となったのは8月9日以降6例目。脳死移植は1997年の法施行以降93例目。
 同ネットワークによると、男性は頭部外傷で治療を受けていたが、重篤な状態となり、家族の希望を受けて同ネットワークの移植コーディネーターの説明を受けた男性の妻や両親などが脳死移植に承諾したという。
 摘出された臓器は心臓が東京女子医大病院の20代男性など計8人に移植され、5日午前までにすべて終了する見通し。
2010年9月4日付(日本経済新聞)
続きは・・・http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E2E6E2E2888DE2E6E2EBE0E2E3E29191E2E2E2E2;at=ALL

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