2010年9月16日木曜日

草津駅前駐車場、リニューアルで稼働率アップ

 草津市は、今年6月から平面駐車できる自走式に改修したJR草津駅前地下駐車場(渋川1丁目)のリニューアルオープンに伴い、3カ月間試験的に実施した24時間営業の利用状況をまとめた。期間中の1区画あたりの1日平均使用時間は約2時間49分と、リフトで上下させて駐車していた機械式の前年同期に比べて約1時間延びた。収容台数が減ったこともあり、駐車場の稼働率は高くなっている。
 市は、駐車方法の利便性や管理コスト削減などを目的に、同駐車場を2〜3層構造の機会式から平面に止める自走式に改修した。駅東口、西口の全区域が利用可能となったため社会実験として24時間営業をしていた。
 改修後の収容台数は228台で機械式に比べて334台減った。市交通政策課によると、期間中の合計利用台数は1万9872台と前年同期比で29・5%減。午前0〜6時までの深夜時間帯の合計利用台数は183台で1日平均利用台数が約2台だった。
 しかし、改修後の修正回転率をみると、6月が2時間32分(前年同期1時間52分)、7月が2時間54分(同1時間31分)、8月が2時間56分(同1時間33分)と前年同期を上回り、月ごとに平均使用時間も延びていることが分かった。
 同課は、自走式でこれまで利用できなかった3ナンバー車やミニバン車が対応できるようになったうえ、入庫が最も多い時間帯が午前9〜11時に集中していることから、「買い物目的の女性の利用が増えたのではないか」とみている。
 9月から営業時間は午前6時から午前0時となっている。市は今後の利用状況も見極めて営業時間を延長するかどうかを決める。
2010年9月16日付(京都新聞
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/shigatop/article/20100915000114

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