2010年9月12日日曜日

同時テロから9年 NYなどで追悼式典

 ニューヨーク(CNN) 米同時多発テロから9年を迎えた11日、ニューヨークの世界貿易センタービル跡地などで追悼式典が開かれた。同センター跡地付近では、モスク(イスラム教礼拝所)建設計画をめぐって激しい論争が起きている。跡地近くの公園で行われた式典では、例年通り犠牲者2752人の名前が読み上げられ、ブルームバーグ・ニューヨーク市長が「私たちの街をこれほど深く傷つけた悲劇はなく、これほど思いやりと愛、連帯感に満ちた場所はない」と述べた。世界貿易センターの北棟、南棟にハイジャック機が突入した時刻にそれぞれ黙とうが捧げられ、バイデン副大統領による詩の朗読に続き、遺族代表が犠牲者らの思い出を語った。式典後には、警察が警戒態勢を強化するなか、モスク建設への賛成派と反対派がそれぞれデモを展開した。もうひとつの突入現場となったワシントンの国防総省でも、オバマ大統領らが出席して追悼式典が開催された。大統領は、テロ犯の狙いに反して「われわれが米国人らしさを守り、共通の目標を掲げ続けること」が、犠牲者らに払える最高の敬意となり、対テロ戦での最強の武器となると強調した。さらに別のハイジャック機が墜落したペンシルベニア州シャンクスビルの現場では、ミシェル・オバマ大統領夫人とローラ・ブッシュ前大統領夫人が式典に出席し、機内でテロを阻止しようとした乗客らの勇気をたたえた。
2010年9月12日付(CNN)
続きは・・・http://www.cnn.co.jp/usa/30000181.html

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