2010年11月25日木曜日

ノロウイルス猛威…感染性胃腸炎、昨年の3倍に

 下痢や嘔吐(おうと)を繰り返す感染性胃腸炎の患者が急増し、流行期を迎えたことが、国立感染症研究所の調査でわかった。

 ノロウイルスが主な原因とみて、手洗いなどの徹底を呼びかけている。

 全国約3000の小児科から報告された感染性胃腸炎の患者数(今月8~14日)は、1医療機関当たり7・7人。前週の5・31人から約1・5倍に増え、4週連続の増加となった。昨年同時期の3倍以上で、過去10年では大流行した2006年に次いで多い。患者は、7歳以下が7割以上を占めている。都道府県別では、大分、山形、新潟の順に多く、佐賀を除く46都道府県で前週より増えた。

 ノロウイルスは例年12月に感染のピークを迎える。同研究所感染症情報センターの安井良則主任研究官によると、感染予防で最も重要なのは、せっけんによる手洗いだという。「吐いた物や下痢便には大量のウイルスが含まれ、子どもの間で簡単に感染が広がる。症状が出たら保育園や学校を休んでほしい」と話している。

2010年11月25日付(読売新聞)

続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20101125-OYT8T00643.htm

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