2009年7月20日月曜日

衆院解散目前 臨戦モード 滋賀、立候補予定者ら相次ぎ集会

 衆院解散を目前に控え、滋賀県内4小選挙区の立候補予定者たちが相次いで決起集会を開き、選挙戦への態勢づくりを着々と進めている。活動の拠点となる選挙事務所の準備も急ピッチになってきた。
 滋賀4区に立つ予定の自民新人は19日、近江八幡市内で党4区支部女性部主催の集いを開いた。国会議員や地元市長、県議ら約400人が集まり、さながら決起集会の様相となった。イメージカラーの青シャツ姿の新人は「自民党に逆風は吹いているが、若者に未来を託そうという流れに乗りたい。すべてをかけて、衆院選に体当たりする」と訴えた。
 3区から立つ民主現職は16日に栗東市内で千人規模の大集会を開いた。「待ちに待った選挙。日本を変えていく」と気勢を上げ、県議や国会議員からも「政権交代の歴史的な場にいる」と、勢いのある言葉が次々に飛び出した。「投票日まで1カ月半もあり、何が起こるかわからない」と、混乱する自民党の出方を警戒する声も上がった。
 20日には、1区の自民現職も大津市内で決起大会を開く。党の著名な国会議員が応援に駆けつけ、支援者ら約1300人で必勝を誓う。同じく1区の民主現職も30日に同じ会場で決起集会を開く。
 一方、選挙事務所の準備も着々と進む。
 大津市内にある1区の共産新人の事務所は党地区委員会のガレージに設置され、机や電話、パソコンなどを備え付けた。「今は扇風機で頑張ってます。エアコンさえ付ければ万全」と話す。
 長浜、彦根両市の2カ所に選挙事務所を構える2区の自民現職。長浜市の事務所には机など物品の搬入をほぼ完了し、彦根でも月内開設へ準備を急ぐ。スタッフは「気を引き締めている。準備を万全に整えたい」と言う。  同じく2区の民主現職も彦根市で選挙事務所の準備を進めており、電話の回線工事や看板設置を残すのみとなっている。事務所では「いよいよ選挙。やるしかない」と気合を入れた。
2009年7月20日付(京都新聞)
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