2008年10月4日土曜日

悪性リンパ腫も労災対象に 厚労省検討会が方針

 厚生労働省の検討会は4日までに、原子力発電所や使用済み核燃料再処理工場での業務に従事し悪性リンパ腫を発症した労働者について、業務との因果関係が認められれば、肺がんや白血病などと同様に放射線業務の労災対象疾患とする方針を固めた。近く正式に報告書をまとめる。
 放射線医学の専門家らでつくる検討会は、放射線業務に従事し、3年半前に悪性リンパ腫で亡くなった沖縄県うるま市の喜友名正さん=当時(53)=の遺族や支援者らの訴えを機に、昨年秋から検討を重ねていた。
 喜友名さんの遺族は大阪市の淀川労働基準監督署に労災申請したが、同労基署は2006年9月、「対象疾患ではない」として労災補償を不支給とする決定をした。
 大阪労働局は喜友名さんの件についてあらためて判断する。労災と認められれば、原発労働者が悪性リンパ腫で労災認定される初のケースとなる。
続きは・・・http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008100401000242.html
2008年10月4日付(共同通信)

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