2008年10月18日土曜日

振り込め詐欺:被害7億1331万円、有人ATM盲点に--今月中間集計

10月を振り込め詐欺「撲滅強化推進月間」として被害防止に取り組んでいる警察庁は17日、1~14日の被害状況の中間集計を発表した。認知件数は621件、被害総額は約7億1331万円。被害が集中するとみられた無人のATM(現金自動受払機)やコンビニに比べ、行員らがいる有人ATMでの被害が全体の40・4%を占め、盲点になっていた。警察庁は金融機関へさらに協力要請するなど対策を強化する。
 このままのペースで推移すれば、昨年10月(1760件、約25億9638万円)や、今年に入って最も被害が大きかった4月(2218件、約33億2661万円)に比べ、被害は減少する見込み。警察庁は「まだ予断を許さない状況」と結果を深刻に受け止めている。
 警察庁は今年1~8月の被害状況(1万5301件、約213億9626万円)と中間集計を比較分析した。手口別ではATMが事件の舞台となる還付金詐欺の割合が25・9%から9・0%と減った。送金手段別にみるとATM利用の割合が71・2%から60・5%に減少。さらに中間集計を有人、無人、コンビニ別に分析したところ、有人が最も多く全体の40・4%を占めていることが分かった。【河嶋浩司】
続きは・・・http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081018ddm012040039000c.html
2008年10月18日付(毎日新聞)

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