2008年10月27日月曜日

円、一時93円台後半 財務相、円高の動きけん制

 27日の東京外国為替市場で、円相場は1ドル=93円台後半で取引されている。前週末の東京市場の終値に比べ1円以上円高・ドル安だが、一時1ドル=90円台まで進んだ海外市場に比べると下落しており、94円台半ばを付ける場面もあった。日経平均株価の動向をにらんで値動きはやや不安定だが、最近の急激な円高進行を受けて、ひとまずドルを買い戻す動きが優勢となった。
 中川昭一財務・金融担当相が同日午前に、円相場の動きについて「過度の動きが見られる」と指摘したうえで、「重大な関心を持って引き続き注目していきたい」との考えを強調。「この無秩序な動きが経済や金融の安定に悪影響を与えるという認識を持っている」などと円高進行をけん制したことも、円売りの背景とみられる。市場では「取引参加者の様子見ムードが強い」(三菱東京UFJ銀行)との声も出ている。
 円は対ユーロで一ユーロ=117円台で推移している。
続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081027AT2C2700B27102008.html
2008年10月27日付(日刊NET)

0 件のコメント: