2011年1月16日日曜日

「全力でやる」与謝野氏、税制改革の与野党協議に意欲 「基本は党」の枝野氏と隔たり

与謝野馨経済財政担当相は16日、NHKの討論番組に出席し、税と社会保障の一体改革について、「社会保障と税制改革の与野党のコンセンサス作りは、最も難しい。しかし、難しい道のりを打開する努力を政権と与党で全力でやるのが誠実な態度だ」と述べ、与野党協議の実現に強い意欲を示した。

 また、「税を将来上げるなら(使途は)社会保障にというのは、各党の共通認識だ」とも述べ、消費税率を引き上げた場合の社会保障目的税化で一致できるとの考えを示した。

 これに対し。枝野幸男幹事長は「基本は政党の側でやる。窓口という意味では、岡田幹事長や玄葉政調会長のところでお願いすると思っている」と述べ、党主導で与野党協議を進める考えを示し、認識の違いが浮き彫りになった。

 また、年金制度をめぐって、民主党が全額税方式を主張する一方で、与謝野氏は現行の社会保険料方式を主張しているが、与謝野氏は「対立というか、どの案にも一長一短ある」と指摘。その上で、「全額税方式には膨大なお金もかかる。それをどうするのか。ただ、徴収の手間もかからず未納入問題も解決する」と述べ、理解を示した。

2011年1月16日付(産経ニュース)

続きは・・・http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/110116/fnc1101161400002-n1.htm

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