天皇陛下は、新年を迎えるにあたっての感想を、宮内庁を通じて1日付で発表された。昨年の猛暑や、厳しい経済情勢に触れ、「国民皆が支え合ってこれらの困難を克服するとともに、世界の人々とも相携え、その安寧のために力を尽くすことを切に願っています」などと記された。
天皇、皇后両陛下は昨年、海外訪問の機会はなかったが、各種行事で国内各地を訪問された。今年も5月に和歌山県で開かれる全国植樹祭など、さまさまな地方ご訪問の機会がある。
元日、陛下は午前5時すぎから、五穀豊穣(ほうじょう)や国民の安寧を祈って皇居で行われる「四方拝の儀」に臨み、その後も午後までさまざまな行事にご出席。2日は皇族方と一般参賀に臨まれる。
「日独交流150周年」の名誉総裁を務める皇太子さまは、春以降のドイツご訪問が検討されている。皇太子妃雅子さまは、通常の通学ができなくなられている長女、敬宮(としのみや)愛子さまの付き添いを続けられてきた。今年もご通学状況とご自身の体調を勘案しながら公務に臨まれる。
秋篠宮ご夫妻は1月に中米コスタリカを公式訪問される。長女の眞子さまは10月の誕生日で、成年皇族となられる。
2011年1月1日付(産経ニュース)
続きは…http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/110101/imp1101011024003-n1.htm
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