2008年2月5日火曜日

盲導犬が交通事故死 運転手らに損害賠償求めて提訴

 視覚障害の男性と盲導犬がトラックにはねられた事故が静岡県であり、即死した盲導犬を無償貸与していた財団法人「中部盲導犬協会」(名古屋市)が、高知県のトラック運転手と運送会社を相手取り、計約540万円の損害賠償を求めて名古屋地裁に提訴していたことが分かった。協会は「盲導犬は育成や訓練に多くの費用と時間がかかり、特殊性と希少性がある」としている。

 訴状などによると、2005年9月26日午前10時ごろ、静岡県吉田町の交差点で、横断歩道を歩いていた視覚障害の70代男性と、ラブラドルレトリバーの盲導犬「サフィー」(当時6歳)が、右折してきたトラックにはねられた。男性は頭などに2カ月の重傷を負い、サフィーは即死したという。

 運転手は2006年4月、業務上過失致傷罪で罰金50万円の略式命令を受けた。同協会は、運転手や運送会社側と補償をめぐり示談交渉をしたがまとまらず、提訴したという。

続きは・・・http://www.asahi.com/national/update/0205/NGY200802050002.html

2008年2月5日付(朝日新聞)

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