2008年11月22日土曜日

障害者の初雇用に奨励金支給 中小企業対象、100万円

障害者を雇った経験のない中小企業に第一歩を踏み出してもらおうと、厚生労働省は障害者を初めて雇った中小企業に100万円を支給する「ファースト・ステップ奨励金」を創設することを決めた。早ければ本年度内に導入する。
 障害者雇用促進法では、従業員56人以上の企業は1・8%以上、障害者を雇うことが義務付けられている。厚労省によると、昨年6月時点で法定率に達していない中小企業は約3万3000社。そのうち、障害者を1人も雇っていない企業が約2万5000社と、4分の3を占める。奨励金の創設で雇用のすそ野を広げる狙いだ。
 奨励金の対象は56人以上300人以下の企業。人数にかかわらず一律100万円で、支給は1回限り。車いす用のスロープ設置や援助者の配置など、使途は限定していない。厚労省は事業費として約7億5000万円を見込んでいる。
 厚労省はこのほか、障害者雇用に特別の配慮をした「特例子会社」や「重度障害者多数雇用事業所」を設立した企業に、新たに助成金を支給する方針。今後3年間限定で、10人以上の障害者を雇って特例子会社などを設立した場合に、4000万円を助成する。
続きは・・・http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008111301000509.html
2008年11月13日付(共同通信)

0 件のコメント: