2008年11月25日火曜日

薬害肝炎訴訟終結へ、来月にも日本製薬と基本合意

 薬害C型肝炎訴訟の全国原告・弁護団は24日、大阪市内で会合を開き、被告企業である日本製薬との訴訟終結に向けた基本合意書案を了承した。
 同社側もほぼ同意しているという。来月にも基本合意が交わされる見通しで、国、製薬3社の全被告との訴訟が終結することになる。
 弁護団によると、日本製薬との基本合意は、9月に田辺三菱製薬や子会社ベネシスと締結したものと同様で、被告企業側が薬害を起こした責任を認めて謝罪し、再発防止に取り組むことが主な内容となる。この基本合意を結んだ上で、裁判上の和解はせず、各地の地裁・高裁で国と和解した原告が、日本製薬への請求を放棄し、訴訟を終結させる形をとる。
 日本製薬が製造・販売した血液製剤「PPSB―ニチヤク」を投与された原告は全国で約30人。来月14日をめどに合意書の調印式を行う方向で調整が進められている。
続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20081125-OYT8T00214.htm
2008年11月25日付(読売新聞)

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