2008年11月30日日曜日

裁判員候補者から戸惑いの声

 来年、裁判員になる可能性がある候補者に29日から通知が届き始め、受け取った人からは戸惑いの声も聞かれました。
裁判員制度が来年の5月に始まるのを前に、有権者から無作為に選ばれた全国のおよそ29万5000人の候補者にはきのうから通知が届き始めました。このうち、東京・江東区に住む40代の会社員の男性は通知が来たことを夕方、外出先で妻からのメールで知りました。帰宅した男性は封筒を開けると、一つ一つの書類に真剣な様子で目を通していました。男性は「自信はありません。自分は人を裁けるような人間じゃないと思いますが、やるしかありませんね」と不安そうな様子で話していました。通知の発送にあわせて最高裁判所が東京・赤坂に設けたコールセンターには初日の29日、全国の候補者からおよそ870件の問い合わせや相談がありました。寄せられた中では辞退についてのものがおよそ半数と最も多く、中には「裁判員なんかやりたくない」といった苦情も40件ほどあったということです。コールセンターではこれから2か月間、日曜日と祝日を除く午前9時から午後6時まで候補者からの問い合わせや相談に応じます。
続きは・・・http://www3.nhk.or.jp/news/t10015692451000.html
2008年11月30日(NHK)

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