2008年11月22日土曜日

障害者施設職員確保へ合同説明会 丹波地域、人材掘り起こし狙う

 丹波地域の障害者施設が参加する合同事業所説明会「なんたん福祉職場フェア」が12月6日、亀岡市役所で開かれる。府福祉人材・研修センター(京都市中京区)によると、福祉の現場で職員不足が深刻な中、障害者福祉の事業所が圏域単位で合同の職場説明会を開くのは府内初の試みという。
 障害者施設で近年、非正規採用の増加や障害者自立支援法施行に伴う報酬額減少の影響を受け、職員確保が難しいとの声が上がっている。障害者を支えるマンパワー不足への懸念から、南丹圏域障害者総合相談支援センター「結丹(ゆに)」の主催で、丹波の施設が連携して圏域単位で求人活動に乗り出すことを決めた。新卒者、転職者、Uターン組、子育てを終えた主婦など、丹波の圏域内外を問わず人材を掘り起こす狙いだ。
 亀岡市と南丹市の9事業者がブースを設けて来場者に説明する。募集職種は、支援員、介護職員、介助員、看護師、グループホーム世話人、ホームヘルパーなど。「福祉職を志したきっかけと今」をテーマに、華頂短大の武田康晴准教授と丹波の障害者施設で働く5人が座談会を開く。
 事務局を務める「みずのき」(亀岡市河原林町)の和田誠司さん(39)は「福祉の職場に気軽に触れることができる場にしたい。最近は『3K』のイメージで見られることが多いが、障害がある人の生を支え、共に生きる、人間味あふれる仕事だと知ってほしい」と話している。  午後1時-4時。無料。事前申し込みや履歴書は要らない。問い合わせはみずのきTEL0771(23)2101。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008112200068&genre=C4&area=K40
2008年11月22日付(京都新聞)

0 件のコメント: