2009年4月4日土曜日

北朝鮮「衛星まもなく発射」 日米韓、ミサイル厳戒

 北朝鮮が「人工衛星」を搭載していると主張する長距離弾道ミサイルの打ち上げ予告期間が4日、始まった。北朝鮮の朝鮮中央通信は同日午前「まもなく発射するようになる」と準備作業の完了を伝えた。日本政府は同日午後零時16分、北朝鮮からの「飛翔(ひしょう)体発射」をいったん発表したが、5分後に訂正するなど情報が混乱。日米韓など関係国は警戒を強めている。
 【ソウル=山口真典】北朝鮮の準備完了情報は北朝鮮の宇宙空間技術委員会の発表を朝鮮中央通信が伝えた。同委は「試験通信衛星『光明星2号』を運搬ロケット『銀河2号』に載せる準備が完了した」と説明。国際機関への通報どおりだとした。
 ミサイル発射基地がある北朝鮮北東部、舞水端里(ムスダンリ)周辺の天候は良好と伝えられる。日本の気象庁によると、発射基地がある舞水端里の南西40―50キロメートルの金策(キムチェク)市の4日正午現在の天気は晴れで、強風や降雨は認められない。朝鮮半島北東部沿岸は気圧の谷が通過し、打ち上げの障害となる雷や強風の可能性は小さいとみられる。
2009年四月4日付(日刊ネット)
続きは・・・http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090404AT3F0400P04042009.html

0 件のコメント: