2009年4月4日土曜日

政府、北朝鮮ミサイル警戒継続 5日発射も、失態に万全期す

 政府は5日午前、北朝鮮が「人工衛星」として発射準備を進めている長距離弾道ミサイルについて、同日中の発射の可能性もあるとみて、日本領域に落下する場合に備えた警戒態勢を引き続き取っている。
 北朝鮮は5日間の予告発射期間の初日に当たる4日の発射を見送ったが、政府は「発射の姿勢に変わりはない」(河村建夫官房長官)としている。4日に発射の誤発表をする失態を演じた直後だけに、航空自衛隊レーダーなどによる監視態勢に万全を期す構えだ。
 麻生太郎首相は、発射の情報が入れば直ちに官邸入りし、10-30分後をめどに記者団の質問に答える方針。河村長官や浜田靖一防衛相、中曽根弘文外相ら安全保障会議メンバーも5日、引き続き都内で待機する。
 航空自衛隊は地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を秋田、岩手両県に配備。海上配備型の迎撃ミサイル(SM3)を搭載した海上自衛隊のイージス艦2隻が日本海、弾道を追うイージス艦1隻が太平洋にそれぞれ展開している。
2009年4月5日付(共同通信)
続きは・・・http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009040501000035.html

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