2008年8月5日火曜日

福田改造内閣:副厚労相に鴨下氏、副経産相は高市氏起用

 政府は5日午前の閣議で、福田改造内閣の発足に伴う副大臣22人を決定した。同日午後皇居での認証式を経て、正式に任命される。医師不足対策など社会保障分野の「五つの安心プラン」の早期実行や年金問題に対応するため、副厚生労働相に鴨下一郎前環境相を起用。原油高による物価高騰対策を担当する副経済産業相には高市早苗元少子化担当相をあてる。重要課題に積極的に取り組む姿勢をアピールしたい福田康夫首相の意向を反映しているとみられる。
 副大臣制度導入後、閣僚経験者が副大臣に起用されるのは異例だが、同制度が導入される以前の橋本、小渕両内閣では、閣僚経験者が当時の政務次官に相次いで起用されたことがある。その際の顔ぶれが福田改造内閣の中核を形成している。橋本内閣では経済企画庁長官経験後の高村正彦現外相が外務政務次官、文相経験者の保利耕輔現自民党政調会長が農林水産政務次官を務めた。小渕内閣でも科学技術庁長官経験のある谷垣禎一現国土交通相が大蔵政務次官、文相経験者の町村信孝現官房長官が外務政務次官を務めた。
 今回、公明党は改造前の3人から2人に減った。政務官は6日に決定する。【坂口裕彦】
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2008年8月5日付(毎日新聞)

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