2008年8月12日火曜日

日航機事故23年…祈りにつつまれる御巣鷹の尾根

520人が犠牲となった昭和60年の日航ジャンボ機墜落事故から23年を迎えた12日、墜落現場となった群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」では、遺族らが早朝から慰霊登山に訪れ、御霊(みたま)の眠る尾根を目指した。
 尾根に通じる村道や迂回(うかい)路の林道が土砂崩れで通行止めとなったため、仮設歩道を整備し、バスを乗り継ぐ方法で実施された。遺族らは、崩落現場の手前でシャトルバスをいったん下車し、仮設歩道を歩いて尾根に向かった。
 長女の山岡知美さん=当時(17)=と二女の薫さん=当時(14)=を亡くした主婦の清子さん(61)=堺市=は「土砂崩れで今年は慰霊登山ができるか不安だったが、何とか登れることになって安心した」と話していた。
 尾根に着いた遺族は「安全の鐘」を鳴らし、「昇魂之碑」で手を合わせた。線香のにおいが立ちこめる墜落現場の墓標の前には、犠牲者が好きだった酒や果物を供えていた。
 同日夕には、御巣鷹山のふもとにある「慰霊の園」で、追悼慰霊式とろうそく供養が営まれる。
続きは・・・http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080812/trd0808121115009-n1.htm
2008年8月12日付(産経新聞)

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