2008年6月21日土曜日

ガソリン:7月は180円台も 卸値10円近く値上げ

 石油元売り各社は18日、原油価格の高騰に伴う調達コストの増加で、7月のガソリンの卸値を10円近く値上げする見通しを明らかにした。6月のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は1リットル=170円台前半で推移しており、7月には87年の統計開始以来初めて180円台に達する公算が大きくなっている。
 原油価格は6月に入り、米国の先物相場で1バレル=140ドル台に迫るなど、史上最高値の更新が続いている。現在の水準が6月下旬まで続いた場合、最大手の新日本石油は卸値を8円以上、昭和シェル石油は9円以上引き上げる見通し。6月後半の卸値を1.7円値上げした出光興産も7月に7円程度の値上げを検討している。
 石油情報センターが18日発表したガソリンの小売価格調査(16日現在)によると、レギュラーガソリンの全国平均小売価格は前週の9日比0.1円安の172.3円。価格高騰による販売減の懸念から一部のガソリンスタンドで値下げしたとみられるが、7月には再び過去最高を大幅に更新する見通しだ。
続きは・・・http://mainichi.jp/select/biz/news/20080619k0000m020170000c.html?inb=yt
2008年6月19日付(毎日新聞)

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