2008年6月23日月曜日

無差別の通り魔 大阪駅では女性犯?

 〔南日本新聞のコラムから〕 …鹿児島いのちの電話(099・250・7000)には昨年、過去最多の1万9596件の相談があった。「生きたい」証拠だろう。人とうまくコミュニケーションがとれない、話ができないという内容が目立つという。「話を聞いてあげるだけでも楽になるみたい。東京の犯人も、話を聞いてくれる人がいれば…」とある相談員は話す。いのちの電話の悩みは相談員不足だ。2台の電話を使い年中24時間無休で相談を受け付けているが、フル回転の状態。犯罪の抑止力となる社会の受け皿もまだ不足している。(6月10日付「南風録」)全文
 〔西日本新聞のコラムから〕 「怒る」と、近年増えた「キレる」は、似て非なるものだ。怒りには言葉がある。キレると言葉があまりない。潤滑油不足でギスギスした社会は人と人をつなぐ回線が方々で寸断され、キレる人を増やす。国語辞典に逆ギレという単語も収録される時代である。一方では「怒りを忘れた日本人」が学者らに考察テーマを与えている。…(6月12日付「春秋」)全文
 …紛争は貧富の差の激しさによって起こると言ったのは緒方貞子元国連難民高等弁務官だが、貧者の核爆弾の自爆テロは、深い絶望から生まれるとも言っていた。世界の過酷な紛争地と飽食の国日本とは比較にならない。社会に出たばかりの若者が人生に疲れたとはおこがましいと怒りは募るが、裸の王様のたとえもある。飽食の中にこそ深い絶望的な飢えがないとは言えない。(伊勢新聞のコラム) 6月11日付「大観小観」全文
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2008年6月23日付(京都新聞)

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