2008年5月4日日曜日

半数超で高齢者身体拘束 滋賀県内の介護保険300施設

 滋賀県内の介護保険施設の半数以上で、高齢者に対する身体拘束が行われていることが2日、県の実態調査で分かった。身体拘束が介護保険法で原則禁止とされてから8年が過ぎた現在でも、県内で続いている現状が浮き彫りになった。
 調査は特別養護老人ホームや短期入所生活介護施設など計308カ所を対象に昨年8月に実施し、293カ所から回答を得た。
 2006年8月から昨年7月までの1年間、ベッドや車いすなどに体を縛ったり、部屋を施錠する、つなぎ服を着せるなど「身体拘束を行ったことがある」と回答したのは150カ所で、全体の51・2%を占めた。
 昨年7月の1カ月間で身体拘束を受けた利用者は486人で、施設の利用者全体の5・2%。拘束期間は「毎日」が337人と69・3%を占めた。1日当たりの時間数では「1日中」が213人で43・8%、「夜間のみ」は124人で25・5%だった。
続きは・・・http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008050300027&genre=O1&area=S00
2008年5月4日付(京都新聞)

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