2009年3月25日水曜日

インフルエンザ流行再燃 B型ウイルスが拡大

全国の医療機関から国へのインフルエンザ患者の報告数が、今月15日まで3週連続で増加し、流行が再燃していることが、国立感染症研究所が24日発表した速報値で分かった。B型ウイルスが拡大しているとみられる。
 例年流行するウイルスのうちB型は、A型より遅れて広がるが、今回のように、全体の流行の再燃につながるのは1987年の調査開始以来、初めてという。
 感染研感染症情報センターの安井良則主任研究官は「春休みで旅行も増えるため、これまで流行していない地域にも広がる可能性がある」と注意を呼び掛けている。
 感染研によると、今シーズンの流行は1月下旬をピークに患者報告が減少したが、2月下旬から再び増加。2月22日までの1週間では定点当たりの患者報告は12・05人だったが、翌週(3月1日まで)は13・49人、翌々週(同8日まで)は14・85人と増加。最新の15日までの1週間は16・50人と3週連続で増加した。
 都道府県別で15日までの1週間の定点当たり報告数は、山形の46・25人がトップ。宮城(37・48人)、新潟(28・94人)、千葉(28・85人)、静岡(26・29人)などが続き、東北地方での流行が目立っている。
2009年3月24日付(共同通信)
続きは・・・http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009032401000729.html

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