2009年3月14日土曜日

金賢姫元死刑囚とは?

北朝鮮の元工作員(ほかの国にもぐりこんで秘密を探るなどする人)で、1987年11月、ミャンマー(ビルマ)沖で起きた大韓航空機爆破事件の犯人です。韓国で死刑判決を受けましたが、90年に、特赦という制度で刑をまぬがれました。いま47歳です。
 金元死刑囚は、爆破事件のとき日本人になりすましていました。78年に行方不明になった拉致被害者の田口八重子さんに、北朝鮮で日本語を教わったとみられます。
 金元死刑囚と田口さんの家族が11日、韓国の釜山市で面会しました。田口さんの息子の飯塚耕一郎さんを抱きしめた金元死刑囚は、日本語で「お母さん、生きていますよ」とはげましました。田口さんの兄、飯塚繁雄さんは記者会見で「田口八重子の存在をはっきり証言してもらった。日本と韓国の拉致問題に向けた取り組みをより進めてほしい」と語りました。
2009年3月13日付(アサヒ・コラム)
参考・・・http://www.asahi.com/kids/kotoba/TKY200903130090.html

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