2009年10月3日土曜日

ワクチン接種、幼児・低学年は12月後半 新型インフル

 厚生労働省は2日、都道府県の担当者会議で、来年3月までの新型インフルワクチン接種をめぐる詳しい計画を発表した。19日の週から医療従事者への接種が始まるが、当面は出荷ペースが遅く、優先接種の対象となる幼児の接種が始まるのは12月後半にずれ込みそうだ。
 厚労省によると、最初の出荷は今月9日で59万人分(2回接種で118万回分)。各都道府県の医療従事者の数に応じて配分する。
 優先対象者の接種時期の目安は、ぜんそくや重い腎臓病などの持病がある人や妊婦(11月前半)▽その他の持病のある人(12月前半)▽1~6歳の幼児や小学1~3年生(12月後半)▽1歳未満の乳児の保護者など(1月)。続いて小学4年生から中学生。いずれも国内産ワクチンを接種する。高校生、高齢者は順次、輸入ワクチンを打つ予定。持病のある人はかかりつけ医で打つことになる。
 計画は対象者全員が接種することが前提だが、接種するかどうかは個人が決める任意のものだ。接種する人が少なくワクチンが余れば、各都道府県が予定を前倒しするかを判断する。ただ、実施中の臨床試験などで1回の接種で効果があるとわかれば、計画している国内産ワクチンの接種対象は増えることになる。
 接種は、本人の意思確認が必要。厚労省は16歳未満は原則、保護者同伴にする。
2009年10月3日付(朝日新聞)
続きは・・・http://www.asahi.com/national/update/1003/TKY200910030005.html

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