2009年10月20日火曜日

新型インフルエンザ:県内でも予防接種開始 1200医療機関で順次 /宮城

 秋冬の本格的流行に備え、医療従事者への新型インフルエンザワクチン接種が19日に県内でも始まった。県によると、20日までに県内約1200の医療機関に計1万7000人分のワクチンが納入され、各機関で順次接種を完了する。一般のワクチン接種は11月初旬から重症化の可能性がある人を優先対象に行われる見通し。
 仙台市立病院(同市若林区)には19日正午ごろ、消防分を含め約850人分のワクチンが届けられた。同病院は全医師と救急、小児科、産婦人科、外来の看護師を対象にワクチン接種を進める。高橋芳郎総務課長は「医療現場は感染源にならないことが大事。万全の態勢で臨みたい」と述べた。
 国からのワクチン配布第2弾は今月末になる見込みで、11月初旬から糖尿病やぜんそくなどの基礎疾患を持つ患者のうち症状の重い人が優先的に接種を受けられる。妊婦専用のワクチンは11月中旬にも納入され、接種が開始される見通し。12月から来年1月にかけて、基礎疾患を持つ症状の軽い患者、幼児、小学生、中高生、高齢者らの順に接種が可能になる。
 県はワクチン接種を受けられる医療機関を取りまとめ、ホームページや広報誌で公表する方針。【高橋宗男】
2009年10月20日付(毎日新聞)
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