2009年10月29日木曜日

新型インフルワクチン接種、16日から 妊婦と基礎疾患ある人を優先

 新型インフルエンザのワクチン接種について県は28日、感染すると重症化する可能性の高い糖尿病やぜんそくなど基礎疾患のある人、妊婦への優先接種を11月16日から始めると発表した。
 健康危機管理室によると、対象者数は基礎疾患のある人が14万4000人、妊婦が8000人。かかりつけの医療機関に相談して任意で接種してもらう。費用は1回3600円。
 11月上旬に入荷予定のワクチン5万7400回分を、県内約1300の医療機関に必要数や規模に応じて配分。国は妊婦らへの接種を原則2回としているが、2回換算だと5分の1ほどの人しか接種できない。多くの人が接種できるよう、県は当面、1回接種で対応していく。
 12月17日には、1歳から小学3年生までの接種を開始。1歳未満の乳児の保護者、小学4年生以上と中高生、65歳以上は1月以降に順次、接種を始める。
 ただ、11月下旬以降も毎月2回、県に供給されるワクチン量は未定。同室は「供給量や接種回数の変更によって、各対象者の接種時期が変わることもある」と話している。
 県内の患者数が急増しているのを受け県は28日、各部局長らの新型インフルエンザ対策本部会議を開き、さらなる感染拡大に備えた態勢づくりを確認。野呂昭彦知事は「医療機関や市町などと連携し、県民への情報提供などに迅速、的確に対応せよ」と指示した。
 (平井一敏)
2009年10月29日付(中日新聞)
続きは・・・http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20091029/CK2009102902000003.html

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