2009年5月23日土曜日

新型インフル:休校・休園を解除…大阪・兵庫

 新型インフルエンザの感染が多発した兵庫県で23日、休所措置が続いていた保育所、福祉施設などが再開した。兵庫県の小中学校や大阪府の学校施設なども25日に授業が始まる予定だ。突然の新型インフルエンザの“まん延”で混乱した都市機能がようやく回復に向けて動き出した。
 神戸市や兵庫県では、22日の解除決定を受け、保育所やデイサービスなどが再開。学校施設は公立小中学・高校の県内全校が休校となっているが、大半は25日から授業を再開する。私立学校もこの動きに準ずる方針で、一部の私立高校は23日から再開されている。また、イベントなどの自粛要請も22日で解除されている。
 ただし、多くの感染者が確認された県立神戸高校など10人以上の感染者がいる学校は学校単位で休校措置を続ける。また、修学旅行などは29日まで中止を継続。土、日曜のクラブ活動も今週は行わない。
 神戸市中央区の私立「めぐみ愛児園」では、園児約30人が保護者と一緒に自転車や徒歩で元気に登園、園内は1週間ぶりに笑顔があふれた。大半の園児はマスク姿で、靴箱に置かれていた消毒剤を手に吹きかけた後、絵を描いたりして遊んだ。
 休園中、育児のため仕事を休み、自宅で過ごしたという同区の飲食店パート、大土居英子さん(39)は「収入も減ってしまった。改めて保育所のありがたさを感じた」と安心した様子だった。
2009年5月23日付(毎日新聞)
続きは・・・http://mainichi.jp/select/today/news/20090523k0000e040036000c.html

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