2009年5月16日土曜日

新代表、午後に決定=優位保つ鳩山氏、追う岡田氏-民主

 民主党は16日午前、辞任する小沢一郎代表の後継を決める代表選を告示し、岡田克也副代表(55)と鳩山由紀夫幹事長(62)の2人が立候補を届け出た。同日午後に都内のホテルで両院議員総会を開き、所属国会議員221人による投票で新代表を選出する。鳩山氏が依然優位を保っているのに対し、岡田氏は態度を固めていない議員を中心に支持を働き掛け、追い上げを図っている。 岡田氏は届け出後、選対幹部との会合で「しがらみやグループから解き放たれて、この国の政治を変えるためにどういう行動をすべきなのか1人ひとりが問われている選挙だ」と強調。鳩山氏は決起集会で「苦労が報われる時を迎えられると信じている。代表選、必ず勝つ」と語った。両氏はそれぞれの陣営で、電話を通じてぎりぎりまで協力要請を行った。鳩山氏は自身を支持するグループ(約30人)に加えて、最大勢力の小沢氏系(約50人)と、羽田孜最高顧問系(約15人)の両グループをほぼ固めた。旧社会党系(約20人)の大半と、旧民社党系(約20人)の半数以上も鳩山氏を支持する見通し。ただ、鳩山陣営は切り崩しも警戒している。 これに対し岡田氏は、前原誠司副代表、野田佳彦広報委員長をそれぞれ支援するグループ(計約45人)を中心に支持を拡大。自主投票を決めた菅直人代表代行のグループ(約30人)にも浸透している。両院議員総会は午後零時半に始まり、まず鳩山、岡田両氏の推薦人2人ずつが応援演説。候補者本人による政見演説とディベートの後、国会議員(衆院112人、参院109人)による無記名投票を行う。直ちに開票され、同3時前には結果が判明する。新代表の任期は、小沢氏の残任期間の2010年9月まで。 両院総会後、新代表は就任記者会見で党運営の基本方針などを明らかにするとともに、新たな執行部人事に着手する。 
続きは・・・http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2009051600057&j1

0 件のコメント: